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トップ整形外科疾患アプローチ
筋膜マニピュレーション 筋骨格系疼痛治療 実践編

筋膜マニピュレーション 筋骨格系疼痛治療 実践編発行年月2011年09月Luigi Stecco/著 
【内容】
●筋膜とは,骨格筋やその群を包む結合組織性の薄い膜のことで,全身をくまなく連結し,第2の骨格ともいわれる.筋膜は運動器官の構造のすべてに連結されているので,運動器官の機能障害を左右する可能性がある.
●外傷,廃用,循環不全による運動不足,長期間にわたる不良姿勢などは,コラーゲン束のねじれによって最終的には脱水が生じ,収縮して基質がゲル状になる原因となる.これは腱・筋・筋膜の短縮と機能障害を引き起こす.
●筋膜機能異常に対する筋膜マニピュレーションとは,摩擦法によって熱を生み出し,基質に正常な流動性を回復し(ゲル状態からゾル状態への移行),筋膜の順応性を活用することによって,コラーゲン線維間の癒着を除去することを目的とした徒手療法である.
●本書「実践編」では,筋膜マニピュレーションと筋膜モビライゼーションの詳細がオールカラーで解説されている.徒手療法や筋膜に興味のある理学療法士・作業療法士・マッサージ師・柔道整復師などの方々には,ぜひ手にとっていただきたい一冊.

【目次】

 訳者序文
 まえがき
 序文
 謝辞
 略記号
序論
基本原理
 組織
  浅筋膜
  深筋膜
 体幹の深筋膜
 四肢の深筋膜
  筋外膜
 筋膜の生理学
第1部 協調中心
第1章 筋膜マニピュレーション
 A. 筋膜の分節運動制御
  筋膜単位
   筋膜単位の生理学
   筋膜単位の解剖学
   身体分節
   身体運動
  関連痛と認知中心
 B. 筋膜の姿勢制御
  筋膜配列
   筋膜配列の生理学
   筋膜配列の解剖学
第2章 協調中心の治療
 A. 分節性治療のための評価チャート編集
  データ
  仮説
  検証
  治療
  結果
  治療後に生じる問題
 B. 全節性治療のための評価チャート編集
  データ
   疼痛部位
   随伴性疼痛
   疼痛を伴う運動
  以前の疼痛
  感覚異常
  仮説
  検証
  筋膜配列の治療
  1つの面上の協調中心の治療
  筋膜マニピュレーション:適応と禁忌
第3章 前方運動の筋膜配列
 頭部の前方運動の協調中心
 体幹の前方運動の協調中心
 頭部と体幹の前方運動配列の認知中心と疼痛部位
 体幹の筋膜単位
 下肢の前方運動の協調中心
 下肢の前方運動配列の認知中心と疼痛部位
 下肢の筋膜単位
 上肢の前方運動の協調中心
 上肢の前方運動配列の認知中心と疼痛部位
 上肢の筋膜単位
 前方運動配列のインバランスの治療例
第4章 後方運動の筋膜配列
 頭頸部の後方運動の協調中心
 体幹の後方運動の協調中心
 頭部と体幹の後方運動配列の認知中心と疼痛部位
 体幹の筋膜単位
 下肢の後方運動の協調中心
 下肢の後方運動配列の認知中心と疼痛部位
 下肢の筋膜単位
 上肢の後方運動の協調中心
 上肢の後方運動配列の認知中心と疼痛部位
 上肢の筋膜単位
 矢状面での治療例
第5章 内方運動の筋膜配列
 頭頸部の内方運動の協調中心
 体幹の内方運動の協調中心
 頭部と体幹の内方運動配列の認知中心と疼痛部位
 体幹の筋膜単位
 下肢の内方運動の協調中心
 下肢の内方運動配列の認知中心と疼痛部位
 下肢の筋膜単位
 上肢の内方運動の協調中心
 上肢の内方運動配列の認知中心と疼痛部位
 上肢の筋膜単位
 前額面のインバランスに対する治療例
第6章 外方運動の筋膜配列
 頭部の外方運動の協調中心
 体幹の外方運動の協調中心
 頭部と体幹の外方運動配列の認知中心と疼痛部位
 体幹の筋膜単位
 下肢の外方運動の協調中心
 下肢の外方運動配列の認知中心と疼痛部位
 下肢の筋膜単位
 上肢の外方運動の協調中心
 上肢の外方運動配列の認知中心と疼痛部位
 上肢の筋膜単位
 前額面のインバランスに対する治療例
第7章 内旋運動の筋膜配列
 頭部の内旋運動の協調中心
 体幹の内旋運動の協調中心
 頭部と体幹の内旋運動配列の認知中心と疼痛部位
 体幹の筋膜単位
 下肢の内旋運動の協調中心
 下肢の内旋運動配列の認知中心と疼痛部位
 下肢の筋膜単位
 上肢の内旋運動の協調中心
 上肢の内旋運動配列の認知中心と疼痛部位
 上肢の筋膜単位
 水平面のインバランスに対する治療例
第8章 外旋運動の筋膜配列
 頭頸部の外旋運動の協調中心
 体幹の外旋運動の協調中心
 頭部と体幹の外旋運動配列の認知中心と疼痛部位
 体幹の筋膜単位
 下肢の外旋運動の協調中心
 下肢の外旋運動配列の認知中心と疼痛部位
 下肢の筋膜単位
 上肢の外旋運動の協調中心
 上肢の外旋運動配列の認知中心と疼痛部位
 上肢の筋膜単位
 水平面のインバランスに対する治療例
第2部 融合中心
第9章 筋膜モビライゼーション
 A. 分節性運動方式の筋膜制御
  支帯
  融合中心
  融合中心の名称
 B. 全節性複合運動の筋膜制御
  筋膜対角線
  筋膜螺旋
  前方-外方螺旋
  前方-内方螺旋
  後方-外方螺旋
  後方-内方螺旋
第10章 融合中心の治療
 A. 融合中心を含む分節性治療のための評価チャート編集
  データ
  仮説
  検証
  治療
  結果
  要約
 B. 融合中心を含む全節性治療のための評価チャート編集
  データ
  仮説
  検証
  治療
  結果
   以下の章を読むにあったての指針
第11章 後方-外方の融合中心
 後方-外方対角線の運動検証
 上肢の後方-外方の融合中心
 頭頸部の後方-外方の融合中心
 体幹の後方-外方の融合中心
 下肢の後方-外方の融合中心
 融合中心と関連する協調中心の治療例
第12章 後方-内方の融合中心
 後方-内方対角線の運動検証
 上肢の後方-内方の融合中心
 胸郭の後方-内方の融合中心
 体幹の後方-内方の融合中心
 下肢の後方-内方の融合中心
 螺旋立体配座で融合中心を伴う治療例
第13章 前方-外方の融合中心
 前方-外方対角線の運動検証
 上肢の前方-外方の融合中心
 体幹の前方-外方の融合中心
 下肢の前方-外方の融合中心
 螺旋と対角線が関与するインバランスの治療例
第14章 前方-内方の融合中心
 前方-内方対角線の運動検証
 上肢の前方-内方の融合中心
 胸郭の前方-内方の融合中心
 腰部・骨盤の前方-内方の融合中心
 下肢の前方-内方の融合中心
 全節性インバランスの治療例
第15章 まとめの図表
 筋膜マニピュレーションの進化
 治療情報の概要
 上肢の協調中心と融合中心
 体幹の協調中心と融合中心
 下肢の協調中心と融合中心
 3つの平面での運動検証
 対角線のための運動検証
 協調中心・融合中心と経穴との類似性
 各機能障害に対する有用な治療点の提示
結論

 文献
 索引:協調中心と融合中心
 索引:解剖写真

索引


筋膜マニピュレーション 筋骨格系疼痛治療 理論編
筋膜マニピュレーション 筋骨格系疼痛治療 理論編発行年月2011年09月Luigi Stecco/著
【内容】
●筋膜とは,骨格筋やその群を包む結合組織性の薄い膜のことで,全身をくまなく連結し,第2の骨格ともいわれる.筋膜は運動器官の構造のすべてに連結されているので,運動器官の機能障害を左右する可能性がある.
●外傷,廃用,循環不全による運動不足,長期間にわたる不良姿勢などは,コラーゲン束のねじれによって最終的には脱水が生じ,収縮して基質がゲル状になる原因となる.これは腱・筋・筋膜の短縮と機能障害を引き起こす.
●筋膜機能異常に対する筋膜マニピュレーションとは,摩擦法によって熱を生み出し,基質に正常な流動性を回復し(ゲル状態からゾル状態への移行),筋膜の順応性を活用することによって,コラーゲン線維間の癒着を除去することを目的とした徒手療法である.
●本書「理論編」では,筋膜の解剖学的な構造,全身の筋膜の連結,および連結と機能異常との関係などについて解説されている.徒手療法や筋膜に興味のある理学療法士・作業療法士・マッサージ師・柔道整復師などの方々には,ぜひ手にとっていただきたい一冊.

【目次】

訳者序文
  序文
  謝辞
  略記号
 序論
 基本原理
  筋膜の肉眼的構造
   1)浅筋膜
   2)深筋膜
   3)筋外膜
  筋膜の顕微鏡的構造
第1部 筋膜単位
 第1章 筋膜単位の解剖学
  筋膜単位の構造
   単関節筋線維および二関節筋線維
   筋内膜と筋周膜と筋外膜
  筋膜単位の用語
  筋膜単位:動筋(アゴニスト)と拮抗筋(アンタゴニスト)
 第2章 筋膜単位の進化
  3面における運動の進化
  分節の独立の進化
  筋節中隔から筋膜単位まで
 第3章 筋膜単位の生理学
  協調中心と認知中心
   協調中心と関連痛
  筋膜単位の回路
  動筋と拮抗筋:筋膜の役割
   単関節筋線維の直接抑制
   能動的伸張による抑制
   受動的伸張による抑制
 第4章 上肢の筋膜単位
  協調中心の局在
  ほかの手技における点と協調中心との比較
  上肢の前方運動の筋膜単位
  上肢の後方運動の筋膜単位
  上肢の内方運動の筋膜単位
  上肢の外方運動の筋膜単位
  上肢の内旋運動の筋膜単位
  上肢の外旋運動の筋膜単位
 第5章 体幹の筋膜単位
   矢状面
   前額面
   水平面
   頭部の筋膜単位
  体幹の前方運動の筋膜単位
  体幹の後方運動の筋膜単位
  体幹の内方運動の筋膜単位
  体幹の外方運動の筋膜単位
  体幹の内旋(内方回旋)運動の筋膜単位
  体幹の外旋(外方回旋)運動の筋膜単位
 第6章 下肢の筋膜単位
  運動用語の違い
   鍼経脈による違い
  下肢の前方運動の筋膜単位
  下肢の後方運動の筋膜単位
  下肢の内方運動の筋膜単位
  下肢の外方運動の筋膜単位
  下肢の内旋運動の筋膜単位
  下肢の外旋運動の筋膜単位
 第7章 筋膜単位のマニピュレーション
  筋膜の可塑性と順応性
  評価チャートの編集
  データ
  仮説
  検証
  治療
  治療後起こりうる反応
  結果と予後
  臨床的症例研究
第2部 筋膜配列
 第8章 筋膜配列の解剖学
  筋膜配列の構造
   体幹の配列の外部構造
  配列と空間平面
   姿勢の配列と管理
   空間平面上の配列と代償
  四肢の配列終端
   上肢の終端
   下肢の終端
   頭部の終端
 第9章 筋膜配列の進化
  肢節の深層筋の進化
  肢節の浅層筋の進化
  空間定位と認知の進化
 第10章 筋膜配列の生理学
  筋膜配列の張力
  筋膜区画と運動の方向
   体幹の筋膜区画
   上肢の筋膜区画
   下肢の筋膜区画
  筋膜配列と静的姿勢
  筋膜配列と姿勢代償
 第11章 上肢の筋膜配列
  上肢の前方運動配列
  上肢の後方運動配列
  上肢の内方運動配列
  上肢の外方運動配列
  上肢の内旋運動配列
  上肢の外旋運動配列
 第12章 体幹の筋膜配列
  体幹の前方運動配列
  体幹の後方運動配列
  体幹の内方運動配列
  体幹の外方運動配列
  体幹の内旋(内方回旋)運動配列
  体幹の外旋(外方回旋)運動配列
 第13章 下肢の筋膜配列
  下肢の前方運動配列
  下肢の後方運動配列
  下肢の内方運動配列
  下肢の外方運動配列
  下肢の内旋運動配列
  下肢の外旋運動配列
 第14章 筋膜配列のマニピュレーション
  総合評価チャートの編集
   データ
   代償と反対平衡(カウンター・バランシング)
   随伴する以前の疼痛
   仮説
   検証
   治療
  筋膜マニピュレーションがどこにどのように作用するか
   症例研究
第3部 筋膜螺旋
 第15章 筋膜螺旋の解剖学
  分節性運動方式
  対角線
  螺旋
  分節性協調中心と融合協調中心との違い
 第16章 筋膜螺旋の進化
  運動方式の形成
  筋膜対角線の進化
  筋膜螺旋の進化
 第17章 筋膜螺旋の生理学
  筋膜対角線と運動方式
  筋膜螺旋と反射的活動
  筋膜視点からの歩行分析
  筋膜螺旋と運動活性
  筋膜螺旋と経筋
 第18章 上肢の筋膜螺旋
  母指-後方-外方螺旋
  母指-後方-外方螺旋の筋膜単位
  手指-後方-内方螺旋
  手指-後方-内方螺旋の筋膜単位
  母指-前方-内方螺旋
  母指-前方-内方螺旋の筋膜単位
  手指-前方-外方螺旋
  手指-前方-外方螺旋の筋膜単位
 第19章 体幹の筋膜螺旋
  体幹の融合協調中心
  螺旋間の連続性を保証する筋群
  頭部-前方-外方螺旋
  頭部-前方-外方螺旋の筋膜単位
  頭部-後方-外方螺旋
  頭部-後方-外方螺旋の筋膜単位
 第20章 下肢の筋膜螺旋
  足趾-後方-外方螺旋
  足趾-後方-外方螺旋の筋膜単位
  足趾-後方-内方螺旋
  足趾-後方-内方螺旋の筋膜単位
  足趾-前方-外方螺旋
  足趾-前方-外方螺旋の筋膜単位
  足趾-前方-内方螺旋
  足趾-前方-内方螺旋の筋膜単位
 第21章 筋膜螺旋のマニピュレーション
  データ
  筋膜マニピュレーションの臨床適応
   筋膜マニピュレーションの禁忌
  仮説
  検証
  治療
  患者からの質問
  臨床症例
   螺旋インバランス
   全節性インバランス

 結論
 付録
  まとめの図表
  用語集
  文献

索引

クラニオセイクラル・リズム わかりやすい頭蓋仙骨療法の実践ガイド決定版

クラニオセイクラル・リズム わかりやすい頭蓋仙骨療法の実践ガイド決定版
発行年月2011年06月

【内容】
クラニオセイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)を総合的かつ詳細に紹介した、マニュアル・セラピストのための入門書。写真とともにクラニオセイクラル・トリートメントのステップを解説している。解剖学や生理学の観点からもクラニオセイクラル・システムを説明。クラニオセイクラル・リズムやほかの呼吸、テクニックのバリエーション、トリートメント例、ショートトリートメントのリストも掲載。また、意識のエクササイズでもあるセルフトリートメントも解説。巻末にはクラニオセイクラル・セラピーを適応できる症状一覧も収録。ショック症やトラウマに悩む方への効果も紹介している。ベーシック・トリートメントポスター付き。
【目次】
監修者序文
はじめに
本書発行にあたり
神聖な命の律動、クラニオセイクラル・リズム
第1章 それでも頭蓋は動く ─―概要、理論、入門─―
 1.1 クラニオセイクラルの治療の概要/1.2 起源と歴史/1.3 頭蓋仙骨系/1.4 頭蓋仙骨系と体の他の系との関連/1.5 クラニオセイクラル・リズム -─第1次呼吸の現れ─―/1.6 静止点/1.7 頭、骨盤、大腿で体のリズムを自己触診する/1.8 症状と禁忌/1.9 クラニオセイクラルの治療の効力 ─―セッションはどれくらいの間隔で、何回行うか─―/1.10 治療を始める前の基本ポイント/1.11 リソース指向アプローチ/1.12 治療前の対話/1.13 治療の記録/1.14 姿位/1.15 セラピー上の対話 Ⅰ/1.16 プロセスの仲間としての相互的ワーク
第2章 頭蓋仙骨系の治療とバランス調整
 2.1 優しいタッチの技術/2.2 始める前のゴールデン・ルール/2.3 全身の評価/2.4 結合組織の横断的な層の解放/2.5 静止点の誘導と誘発/2.6 頭への自己治療テクニック/2.7 頭の治療/2.8 顎関節の解放/2.9 頭蓋冠ホールド:「頭蓋のオーケストラを傾聴する」/2.10 頭と胴の調和と統合/2.11 補助的な治療の要素/2.12 短い治療・セッションの提案/2.13 初心者のための基本治療
第3章 クラニオセイクラル・セラピーの実践から得る経験
 3.1 実践と経験/3.2 クラニオセイクラル・セラピーの実践ストーリー/3.3 よくある質問
第4章 内なる治癒力の目覚め ──体、心、精神の統合──
 4.1 ニュートラルと静止/4.2 3ステップの治癒プロセス/4.3 支点/4.4 セッション中の感覚と感情/4.5 どのように受診者はセッションをサポートできるか ──自身の内なるプロセスへの献身──/4.6 細胞記憶、治療パルス、拘束されたエネルギー/4.7 アンワインディング(巻き戻し)/4.8 複数の施術者(複数手)が関与する治療/4.9 意志と思考の力/4.10 直観/4.11 セラピー上の対話Ⅱ ──対話、想像力、心的表象/4.12 セッション後も継続する治療の効果/4.13 再構成による症状の強まり/4.14 CSFの流れを増すための瞑想ガイド/4.15 胴に対する自己治療
第5章 上級治療
 5.1 上級施術者のための基本治療/5.2 さらなる治療の実践/5.3 上級自己治療テクニック
第6章 さらなる応用
 6.1 妊娠と出産/6.2 子供の治療/6.3 歯と顎の問題/6.4 事故と病気/6.5 ショック、トラウマ、心的外傷後ストレス症候群/6.6 通常医療とエネルギー医療のメソッドのコンビネーション/6.7 動物の治療/6.8 終わりに
付録
 クラニオセイクラルの治療記録シート/症状一覧/用語解説/推薦図書/関連情報

索引


実践押圧マッサージ療法 指先からの健康法

実践押圧マッサージ療法 指先からの健康法発行年月2011年05月
【内容】
押圧療法とは、鍼灸などの器具を使用せずに直接手技で皮膚に刺激を加える治療方法。押圧療法の歴史や基本手技に加え、経穴の概要とその適応症に焦点を当てた実践書。難しい経穴の取り方について、名称、意味、効果に加え、実際の人体写真を用いて位置をわかりやすく解説。1ページ1経穴を費やし、写真や図版をふんだんに起用して読みやすさを実現している。また、病名別の施術推奨経穴と施術方法も収録。明快かつ体系的に押圧療法の秘訣を披露した、すぐに活用できる決定版。
【目次】
監修者序文 本書執筆に寄せて 本書を活用するにあたって 第1部 基礎 1 押圧療法の歴史  1.1 東洋における「人」 2 押圧マッサージ療法とは 3 押圧療法の効果  3.1 身体への効果/3.2 伝達系への効果/3.3 神経系への効果 4 押圧療法における治療形態  4.1 治療パラメータ   4.1.1 診断/4.1.2 基本手技とその効果/4.1.3 患者の把握  4.2 押圧マッサージにおける手技、およびその強さと長さ   4.2.1 圧迫/4.2.2 触圧/4.2.3 つかみ/4.2.4 転伸/4.2.5 回圧/4.2.6 揉み/4.2.7 振動/4.2.8 摩擦/4.2.9 按撫  4.3 施術の指針  4.4 効果と副作用 5 施術の際の注意点 6 中国医学における病の原因 7 五行思想に基づく体質の分類  7.1 火/7.2 土/7.3 金/7.4 水/7.5 木 8 経穴を探る方法 9 治療の準備と進め方  9.1 準備と心構え/9.2 手の浄化と気の充填/9.3 本山式経路体操法/9.4 一般的な治療の進め方 10 用語・略語一覧 11 経穴の種類  11.1 募穴(ぼけつ)/11.2 兪穴(ゆけつ)/11.3 穴(げきけつ)/11.4 原穴(げんけつ)/11.5 五行穴(ごぎょうけつ)/11.6 会穴(えけつ)/11.7 天穴(てんけつ)/11.8 強壮穴と鎮静穴 第2部 身体各部の経穴 12 各経穴の詳細  12.1 頭部/12.2 首・肩/12.3 腕・手/12.4 胸部・腹部/12.5 背中/12.6 腰・骨盤/12.7 もも・足 第3部 病状別対応経穴と施術方法  13 各病状における施術推奨経穴   13.1 施術の開始/13.2 呼吸気道/13.3 心循環系/13.4 消化器官/13.5 頭痛と睡眠障害/13.6 運動器官/13.7 尿道および膀胱/13.8 皮膚/13.9 子宮/13.10 感覚器官/13.11 感情/13.12 一般的症状 付録 14 自己治療・セルフマッサージ 経脈一覧  身体前面の経脈/身体背面の経脈 参考文献 索引 経穴索引(略語) 経穴索引(名称)

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索引


神経筋療法トリガーポイントマニュアル

神経筋療法トリガーポイントマニュアル発行年月2011年6月
【内容】
神経筋療法とは軟組織の疼痛や損傷の治療を専門に扱う理学療法。多くの手技や身体活動と関連の基礎科学や仮説を十分に理解するのに必要な解剖学や生理学に重点を置いている。本書は、オステオパシー、物理療法、理学療法、カイロプラクティック、スポーツマッサージや他の手技療法に神経筋療法を組み入れたいと考える施術者や学生を対象とした理想的な参考書である。難しい学術的なトピックを、理解しやすく面白く、なおかつ科学的事実に基づいた形式で提示している。
【目次】
本書を推せんします 日本語版出版に寄せて この本について ヨーロッパにおける神経筋療法の歴史、影響、起源  神経筋療法とトリガーポイント/鶏が先か卵が先かというジレンマ/運動療法との併用 第1章 統合機能解剖学:構成要素  神経筋の統合的展望/解剖学を理解する/解剖学における位置の表し方/一般的な解剖学の用語とその他の用語/人体各部位の名称/細胞:人体の構成/骨格系の概要/重要な骨標識/神経系の概要/心血管系の概要 第2章 筋肉、筋膜、運動連鎖  筋膜について/タイチンと滑走フィラメント説/筋の解剖学:人体の筋は1つだけ 第3章 トリガーポイント:評価と治療  トリガーポイント(TrP)について/トリガーポイント形成理論/肩の解剖学、関節運動学、TrP考察点/固有受容性感覚とは何か?/学習段階 第4章 運動連鎖、解剖学、患者評価  主動作筋、安定筋、運動連鎖/運動連鎖の解剖学/筋の機能を調べる/患者評価/トレーニングの原則/ヨーロッパ神経筋療法の法則/神経筋テクニック/筋エネルギーテクニック 第5章 主な骨格筋の概要  顔面、頭部、頸部の筋/体幹の筋/肩、腕、手の筋/臀部と大腿の筋/脚と足の筋 参考文献 索引 筋名索引

索引


上肢運動器疾患の診かた・考えかた 関節機能解剖学的リハビリテーション・アプローチ

上肢運動器疾患の診かた・考えかた 関節機能解剖学的リハビリテーション・アプローチ
発行年月2011年5月
【内容】
PT/OT向けに機能解剖学・生理学の知識をもとに治療技術をわかりやすく解説
理学療法士・作業療法士をはじめセラピストが治療を行ううえで、機能解剖学および生理学の知識は必須といえる。本書では、頚椎-手指関節(頚椎/肩/肘/前腕/手/指関節)の上肢部位について、関節機能解剖学の観点から取り上げた。各疾患により生じる症状に応じた疼痛解釈や可動域改善を得るためのアプローチ方法など、適切な時期に適切な治療を行うための知識をわかりやすく解説する。

【序文】

早いもので,私が臨床の場に携わって12年が過ぎました。多くの整形外科疾患に携わるなかで,挫折・失敗を繰り返しながらではありましたが,2つの答えを導きだすことができました。
 まずひとつは「適切な時期に適切な治療を行う」ことです。当たり前のように思えますが,実践するのは意外と難しいものです。
 術後や受傷後,障害された組織の修復過程に応じて生じるであろう病態をなるべく回避し,機能を再獲得していく治療がわれわれの理想とするものではないでしょうか? その意味で,術後の固定肢位・無駄な腫れを長期化させない術後管理が何より重要であると思います。しかし,早期運動療法は非常に高いリスク下での治療となりますので,医師との信頼関係もしっかりと築いておく必要があります。では,(1)信頼関係の基盤となるもの,(2)病態を的確に把握し治療していくのに必要なものは何でしょうか? これらの答えは同じだと思います。それは,機能解剖学・生理学の知識を基とした治療技術だと私は確信しています。
 われわれセラピスト(療法士)は,外科医と違い,手術や注射による直視下での治療は行えません。体表から患者さんの状態を把握し,腫れ・痛み・可動域制限の原因を探っていかなければいけません。それを可能にしてくれるのは,機能解剖学・生理学の知識でしょうし,その知識があれば,今ある病態像だけでなく,今後生じるであろう病態像を予測したうえでの治療が可能になることでしょう。つまり,幅広く応用が効くということになりますし,医師からの信頼を得るには十分な材料であると思います。
 もうひとつは「セラピストの質は日々の臨床努力により向上する」ということです。これも当たり前に聞こえますが,読者の皆様はどう考えますか? センスがある人のみが伸びていくと思いますか? 答えは完全に“No”です。
 たとえば先輩の行っている臨床場面で,「なぜ次にそこの可動性をみるのか?」「なぜ次にその所見をとるのか?」などの疑問を持ったことがないでしょうか? それは日々症例を診ていくなかで,最短で患者さんの状態を把握し,治療へ繋げていくプロセスが頭のなかででき上がっているからだといえます。それはセンスだけでは絶対に真似できないことです。日々,真剣に患者さんと向き合っているからこそ可能な技術だといえます。日々の臨床で「自分はなぜ,次にこの所見を取りたいのか?」「なぜそうだと考えたのか?」といったことを常に自問自答していれば,年数を重ねながら自分だけのプロセスができ上がってくると思います。
 したがって,日々の臨床を大切に,一例一例ごとに頭を悩ませながら治療していくことが,セラピストとしての質を向上させる一番の近道なのではないでしょうか。
 以上2点が,私が導きだした答えです。基本的なことですが,基本ほど大切なことはないと思いながら本書を臨床に生かして頂ければ幸いです。
 最後になりましたが,お忙しいなか本書の制作に携わっていただいた医学書院編集担当 北條立人様,制作担当 吉冨俊平様,そして,私よりもはるかに忙しい仕事をしながら,支えてくれた最愛の妻 香陽子,息子 拓未に感謝します。
2011年3月
中図 健
【目次】
I.頚椎
 A.基本構造
  1.脊柱の骨格
  2.頚椎を構成する骨格の特徴
  3.頚椎の構造
  4.頚椎のバイオメカニズム
  5.頚椎に生じる変性変化
  6.脊髄神経
 B.おさえておくべき疾患
  1.頚椎症性脊髄症
  2.頚椎症性神経根症
  3.胸郭出口症候群
 C.臨床症状の診かた・考えかた
  1.初診による臨床症状の捉えかた
  2.椎間関節由来の痛みの解釈
  3.軸性疼痛
  4.椎間関節にストレスを与える要因
 D.治療方法とそのポイント
  1.頚椎症状へのアプローチ方法
 E.ケーススタディ
  1.頚椎椎間板ヘルニアにより頚椎症性神経根症を呈した症例
  2.椎間孔拡大術後,過外転症候群を呈した症例
II.肩関節
 A.基本構造
  1.肩関節の骨格
  2.肩関節を連結する関節構造
  3.肩関節を構成する筋群
  4.肩関節のバイオメカニズム
 B.おさえておくべき疾患
  1.インピンジメント症候群
  2.脳血管障害後に生じる肩関節痛
  3.上腕骨頚部骨折
  4.肩関節脱臼
  5.上腕骨骨幹部骨折
 C.臨床症状の診かた・考えかた
  1.疼痛・可動域制限の解釈
  2.経過から診る問題点の違い
  3.通過障害の解釈
 D.治療方法とそのポイント
  1.肩関節障害へのアプローチ方法
 E.ケーススタディ
  1.交通事故により肩関節脱臼を呈した症例
  2.事故により鎖骨骨折を呈した症例
III.肘関節
 A.基本構造
  1.肘関節の骨格
  2.肘関節を連結する関節構造
  3.肘関節を構成する筋群
  4.肘関節のバイオメカニズム
  5.加齢に伴う変性変化
 B.おさえておくべき疾患
  1.肘頭骨折
  2.肘関節脱臼
  3.上腕骨外側上顆炎
  4.肘関節後外側部痛
  5.上腕骨顆上骨折(成人)
 C.臨床症状の診かた・考えかた
  1.肘関節浮腫の解釈
  2.可動域拡大を考える際の留意点
  3.肘関節横断面からみた可動域制限因子
 D.治療方法とそのポイント
  1.肘関節可動域制限へのアプローチ方法
  2.スプリント療法
 E.ケーススタディ
  1.事故により上腕骨顆上骨折を呈した症例
  2.スノーボードにより鉤状突起骨折を呈した症例
IV.前腕
 A.基本構造
  1.前腕の骨格
  2.前腕を連結する関節構造
  3.回旋運動に関与する筋群
  4.回旋運動
  5.前腕骨骨折の分類
 B.おさえておくべき疾患
  1.橈尺骨骨幹部骨折
  2.橈骨頭骨折
 C.臨床症状の診かた・考えかた
  1.回旋障害を生じる要因
  2.回旋軸・治療軸と筋横断面との関係
 D.治療方法とそのポイント
  1.回旋障害へのアプローチ方法
  2.スプリント療法
 E.ケーススタディ
  1.橈尺骨骨幹部開放骨折に橈骨神経麻痺を合併した症例
  2.転倒により橈骨頭骨折を呈した症例
V.手関節
 A.基本構造
  1.手関節の骨格
  2.手関節を連結する関節構造
  3.手関節を構成する筋群
  4.手関節のバイオメカニズム
 B.おさえておくべき疾患
  1.橈骨遠位端骨折
  2.TFCC損傷
  3.キーンベック病
  4.舟状骨骨折
 C.臨床症状の診かた・考えかた
  1.浮腫の解釈
  2.手関節可動域制限を生じる要因
  3.手関節横断面からみた障害発生要因
 D.治療方法とそのポイント
  1.手関節障害へのアプローチ方法
 E.ケーススタディ
  1.橈骨遠位端骨折後,創外固定が行われた症例
  2.手関節捻挫により手関節回旋時痛を呈した症例
VI.指関節
 A.基本構造
  1.指関節の骨格
  2.指関節を連結する関節構造
  3.指関節を構成する筋群
  4.指関節運動
 B.おさえておくべき疾患
  1.中手骨骨折
  2.基節骨骨折
  3.ド・ケルヴァン病
  4.Guyon管症候群
  5.手根管症候群
  6.バネ指
  7.母指CM関節症
 C.臨床症状の診かた・考えかた
  1.浮腫の解釈
  2.手のアーチ構造に関与する組織の解釈
  3.手指拘縮原因の分別方法
 D.治療方法とそのポイント
  1.指関節可動域制限へのアプローチ方法
 E.ケーススタディ
  1.中手骨骨折後,伸筋腱癒着を呈した症例
  2.手根管症候群により母指対立再建術が行われた症例

索引



運動連鎖~リンクする身体

運動連鎖~リンクする身体発行年月2011年5月
【内容】
骨関節疾患やスポーツ障害のみならず,脳卒中や慢性呼吸器疾患,後期高齢者の生活,小児発達障害など様々な疾患や場面における評価・治療サイクルやアイデアが提示されている.実践編において全ての執筆者に共通するのは,全身の姿勢・運動制御が合目的的に行われるように治療を展開・統合しているという点である.しかし,診方や切り口には臨床家の色があり,様々な色を閲覧できるのも本書の魅力の一つである.
【本シリーズの特色】
実践MOOK・理学療法プラクティスは,卒後間もない新人・若手理学療法士が臨床現場で知るべき臨床思考,知識,技術,手技,ノウハウを若い人向けに工夫された紙面,目次構成でわかりやすく伝達するシリーズ.有益なテーマと多彩なアプローチのシリーズ全12冊.
【目次】
パート1:運動連鎖をどう捉えるか?
 1.運動連鎖とは?
   ミニレクチャー:四肢運動と力発揮
 2.運動連鎖不全とは?
パート2:運動連鎖実践編~評価から治療へ
 1.スポーツ障害
  ①スポーツ障害の評価と治療の基本的な考え方
  ②投球障害(肩・肘障害)
  ③腰痛症
  ④ジャンパー膝
  ⑤足関節捻挫後遺症
   ミニレクチャー:イメージと連鎖
 2.上肢の障害
  ①非外傷性腱板断裂保存療法
  ②頸肩腕症候群
   ミニレクチャー:環境設定と運動連鎖
 3.下肢の障害
  ①変形性膝関節症
  ②変形性股関節症
   ミニレクチャー:hip-spine syndrome
 4.脊柱障害
  ①腰椎分離すべり症
  ②脊椎後弯疾患
   ミニレクチャー:インソールの話
 5.慢性閉塞性肺疾患ー換気運動の連鎖ー
 6.脳卒中片麻痺
   ミニレクチャー:皮膚刺激と連鎖
 7.後期高齢者
  ①在宅における日常生活動作不全
  ②寝たきりの高齢者に対して
 8.小児の発達障害
パート3:運動連鎖のメカニズム
 1.体は一つにパックされている
   ミニレクチャー:分節の動きはどこが作る?
 2.外力に影響をうける身体
 3.姿勢調節メカニズム
   ミニレクチャー:眼球運動と運動連鎖
 4.こころに影響される身体
   ミニレクチャー:身体運動の右ネジの法則
索引


PNFマニュアル

PNFマニュアル
【内容】
PNFの理論と基本手技,特殊テクニック,疾患への応用を,我が国のPNF指導の第一人者によるきめ細かい記載と写真でわかりやすく解説.今改訂では基本手技のほぼ全てを網羅した音声付の動画DVDを添付したことで,より視覚的・具体的に理解しやすい内容となった.日本PNF研究会主催の講習会テキストをはじめ,PNF習得の教科書として幅広く採用されている.


牽引


テーピングテクニック ファンクショナル・テーピング携帯ハンドブック

テーピングテクニック ファンクショナル・テーピング携帯ハンドブック発行年月2011年4月
【内容】
テーピングは、けがの治療とリハビリテーションに携わるすべての人にとって欠かせない技術。本書は、スポーツ傷害をはじめ、筋肉アンバランス、関節の不安定性、神経制御など、多くの疾患の治療とリハビリテーションに役立つファンクショナル・テーピングの技術を豊富なイラストとともに詳解。適切で確実なテーピングテクニックが網羅されているだけでなく、エビデンスに基づいた筋活動および固有受容感覚を変化させる新しい手法に関して専門家が執筆した章も収録している。適応通りの利用ばかりでなく、患者の症状に合わせて応用できる多くの新しい方法も提示。コンパクトサイズで臨床現場で即、活用できる。 スポーツドクター、理学療法士、作業療法士、スポーツトレーナー、運動コーチ、看護師、介護士等、必携! すべての事故・救急損傷のサポートに役立つ! 本書のおもな特徴 ◆ 適切で確実なテーピングテクニックを網羅。 ◆ エビデンスに基づいた筋活動および固有受容感覚を変化させる新しい手法に関する記述も充実。 ◆ 適応通りの利用は具体的に詳解。 ◆ 患者の症状に合わせて応用できる多くの新しい方法も提示。
【目次】
日本におけるテーピングの歴史と本書の意義/寄稿者一覧/序文 第1部  1. はじめに  2. テーピングに関する文献の最新情報  3. 痛みを軽減するためのテーピング  4. 筋活動および固有受容感覚を変化させるための最近のテーピングテクニック 第2部  5. 足部/タフ・トゥーストラップ/外反母趾/抗回内テーピング/足底腱膜炎/ロー・ダイ・テーピング/足底腱膜炎の場合の支持/内側アーチの支持/ダンサーの立方骨亜脱臼/踵痛/踵の挫傷  6. 足首と下肢/急性足関節捻挫─現場でのラップ/急性足関節捻挫─オープン・バスケットウィーブ/急性足関節捻挫/脛腓靱帯結合/足首背屈および後足部の動きの抑制/アキレス腱傷害/アキレス腱傷害/アキレス腱サポート─2つの方法/足関節の外側面に対する傷害予防テーピング/足関節のクローズド・バスケットウィーブテーピング/クローズド・バスケットウィーブのためのヒールロック/踵骨の動きの抑制/脛腓関節内側脛骨ストレス症候群(MTSS)および抗回内テーピング  7. 膝/膝蓋腱症/脂肪体の負荷の軽減/膝サポート─クリスタルパレス・ラップ/外側側副靱帯の捻挫/前十字テーピング/膝の連続フィギュアエイトラップ/外側広筋の抑制  8. 腰椎/腰椎テーピング/骨盤前面の安定性/仙腸関節/慢性の腰痛および下肢痛  9. 胸椎/胸椎テーピング/胸椎の負荷の軽減/翼状肩甲/肩甲骨の調整─ワトソンストラップ/肩甲骨内転/前鋸筋テーピング  10. 肩甲帯/肩のテーピング技術─はじめに/肩甲帯挙上/肩鎖関節の適合性/肩鎖関節亜脱臼/肩鎖関節ストラップ/肩鎖関節テーピング/伸縮性テープを用いた.スポーツのための肩鎖関節テーピング/肩甲骨の上方回旋/上腕骨頭の整復/多方向不安定症/上部僧帽筋の抑制/肩甲骨の外旋/肩甲骨の後傾  11. 肘、手首、手/テニス肘(外側上顆炎)/簡単な上顆炎技術/肘過伸展による捻挫/予防的な手首テーピング/手首テーピング/手首テーピング 手首テーピング/下橈尺関節テーピング/手の挫傷/手掌保護テーピング(ラッセル網)/ボクサーのための中手指節関節の保護  12. 手指/手指の捻挫─バディーシステム/1本の指のテーピング/指関節の支持/クライマーの指の傷害/予防的な母指のテーピング/母指の簡単なチェックレインフィギュアエイト法/母指スパイカテーピング 13. スパイカおよび三角巾 用語集/索引



Tsuji式PNFテクニック入門 神経・筋・関節の機能を最大化する Proprioceptive Neuromuscular Facilitation

Tsuji式PNFテクニック入門 神経・筋・関節の機能を最大化する
発行年月2011年3月辻亮/著
【内容】
神経・筋・関節の機能を最大化、
体の潜在能力を活かす施術で、様々な舞台で活躍する。
いま、大注目のPNFの「超」入門書!
神経と筋肉の仕組みを使って、楽に、的確に、そして効率よく施術できる……、それが“PNF”。PNFは、リハビリテーションの手法として考案され、アスリートやダンサーのトレーニング、身体調整法として発達した施術メソッドです。整体やマッサージ、トレーニングなどとも相性がよいうえに、受ける側に無理をさせず、施術する側にも力を必要としない技術と理論があります。
【目次】
導入編 日本一分かりやすいPNF入門
PNFとは何か
(リハビリテーションから発展した、神経に働きかけるPNF)
(遠心性神経と求心性神経から見るPNF理論)
(人間が本来もつ対角・らせんの動き)
(身体に備わる姿勢反射)
(すべての人には潜在能力がある)
(からだに与える効果と影響)
PNFの効果
(どのような人たちが実践しているか)
(レバレッジ(てこ)を使って女性でもかんたんにアプローチ)
(柔軟性があがる理由)
(神経が促通することで肩こり、腰痛などを改善)
(身体が動かしやすくなるから、ダイエット効果と部分痩せも期待できる!)
(コンディションを高めてQOLの向上)
(柔軟性と可動域をチェックしてみよう)
(ファースト&アフターストレッチ)
(抵抗の方向性と進め方)
(初動負荷が大切)

実践編1 上肢パターン
上肢のファースト&アフターストレッチ
小顔引き締め・首のこり ~首まわりへのPNF~
二の腕の引き締め・肩こり ~肩・腕へのPNF~
首こり ~肩こり~二の腕の引き締めの連動PNF
バストアップ・姿勢改善・呼吸の連動PNF

実践編2 コアパターン
コアのファースト&アフターストレッチ
背中の引き締め
肩甲骨の引き締め・姿勢・肩こり改善
お腹の横の引き締め・腰痛改善
お腹の真ん中の引き締め
お腹の斜めの引き締め・腰痛改善
背中~腹筋~お尻~バランス~腰痛改善 連動PNF

実践編3 下肢パターン

下肢のファースト&アフター ストレッチ
足首~ふくらはぎ引き締め・下肢のむくみ解消
太ももの引き締め、股関節・膝関節痛改善
太ももの表・裏(ハムストリング)の引き締め、股・膝関節痛改善

施術者の皆さんへ PNFを学ぶ。取り入れる

組み合わせて、クライアントの要望に応える

PNFの組み合わせ例:骨盤の引き締めとO脚矯正の組み合わせ

持っている技術に組み合わせ、施術効果をあげていく

新たにPNFというメニューを導入する
(PNFを学ぶには)
(PNFのメニュー例)
(重要なのはクライアントのメンタル面に配慮すること)

索引


icon icon ホメオパシー大百科事典 発行年月2010年12月アンドルー・ロッキー/著
前版をさらに見やすくアカデミックに編纂 病気を癒すホメオパシーレメディーと治療法

【内容】
写真を豊富に挿んでホメオパシーを紹介する、過去に例のない百科事典。新ビジュアル版では、新装普及版をさらに見やすくアカデミックに編纂した。ホメオパシーというユニークな医療体系の薬効性を理解したいかたのための、包括的かつ実用的で調べやすい必読の書。補完医療のひとつとして広く利用され、高い効果をあげているホメオパシー。そのおもな理論と治療法を全般的に紹介し、さらに320余のレメディーについて、綿密な研究に裏付けられた詳細な説明を加えている。家庭で使える実用ガイド。
【目次】
新ビジュアル版発刊によせて Dr.アンドルー・ロッキー はじめに 本書の見方 理論と実際  ホメオパシーの歴史/主な原理と理論/マテリア・メディカの確立/ホメオパシーの発展 マテリア・メディカ  レメディーの作り方   主な植物レメディー/主な鉱物レメディー/主な動物レメディー/比較的限られた症状に使われるレメディー 重い病気  ホメオパスの治療を受ける   神経系/呼吸器系/循環系/消化器系/皮膚と骨格/生殖器系/免疫系/心(意識)と情緒 ホメオパシーによるセルフヘルプ  レメディーの選び方   神経系/目/耳/呼吸器系/循環系/口/消化器系/皮膚/情緒の問題/子どもの健康/思春期の健康/女性の健康/男性の健康/高齢者の健康/応急処置 レメディーの一般名称によるA‐Zクイック参照ガイド  あとがき 大槻真一郎/用語表記について/参考文献/索引
牽引

icon icon

実践アレクサンダー・テクニーク 悪い姿勢の習慣を正し、健康を改善する
発行年月2010年12月ロバート・マクドナルド/共著 カロ・ネス/共著
【内容】
姿勢を改善して日常生活のクォリティを変える
アレクサンダー・テクニークとは、身体が自動的に行っている無駄な動きをやめ、正しい姿勢、自由な動きや楽な呼吸などを習得する理論のこと。信頼性の高い効果的な手法として、医療、教育、演劇、声楽、バレエなどの分野で広く認められている。コンパクト版の本書では、理論と実践を並置するというユニークな方法と明快かつ丁寧な説明で、初心者でもわかるようアレクサンダー・テクニークを紹介。アレクサンダー・テクニークの歴史と、読書から効果的な呼吸法までに至る日常行動への活用法を、カラー写真とわかりやすい図を使ってやさしく解説。
■日常生活に、アレクサンダー・テクニークを取り入れる方法を解説
■初心者でもアレクサンダー・テクニークを理解できるよう、専門用語を使わずにわかりやすいアプローチを実現
【目次】
F.M.アレクサンダー
基本編
実践編
応用編
牽引


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機能的運動療法 
クラインフォーゲルバッハのリハビリテーション ボールエクササイズ編

発行年月2010年12月S.クラインフォーゲルバッハ/著
【目次】
第4版のための序文
A ボール・エクササイズの学習と指導
第1 章 序章
B 胸椎の動的支持性と骨盤の運動準備
第2 章 「カウボーイ」 . .
第3 章 「フラフラ 前/後」
第4 章 「フラフラ 左/右」
C 脊柱の限局的な支持性訓練
第5 章 「天秤」
第6 章 「奇術師のベッド」
D 下肢の支持機能としての動的支持性訓練
第7 章 「イルカ」
第8 章 「カクテルパーティー」
E 脊椎のモビリゼーション
第9 章 「船首のフィギュア」
第10 章 「アヒル」 .
第11 章 「ロバが背中を伸ばす」
第12 章 「ウニと金魚」
第13 章 「ブランコ」
第14 章 「イモリ」
第15 章 「ギャロップ」
F 股関節のモビリゼーション
第16 章 「ハサミ」
第17 章 「噴水の銅像」
第18 章 「イースターのウサギ」
第19 章 「 ペルペトゥウム・モビレ」
第20 章 「(時計の)テンプ輪」
索引


icon icon

運動療法学テキスト
発行年月2010年12月
【内容】
運動療法は,理学療法の中でも重要な位置を占め,整形外科疾患,中枢神経疾患,内部障害等,対象は広い.本書は,運動療法を理解する上に必要な運動と身体機能に重点を置き,姿勢変化が身体機能に及ぼす影響,運動が身体に及ぼす影響,運動時の各身体機能の調節等をわかりやすく解説し,基本的な運動療法の実践については「演習課題」にまとめた.
【目次】
第I部 運動療法総論
1 運動療法とは
 A 定義・歴史・目的・対象
  1 定義
  2 歴史
  3 目的
  4 対象
 B 運動の手段,方法
  1 力源による分類
   a.筋収縮の有無による分類
   b.実施者による分類
  2 筋収縮・弛緩相による分類
 C 運動療法の分類
  1 治療訓練
   a.個別的治療訓練(機能個別訓練)
   b.複合的運動療法(治療訓練)
  2 機能(統合)訓練(複合基本動作訓練)
 D 運動療法の特性と実施主体
  1 運動療法の特性
  2 実施主体
 E 運動療法の禁忌
  1 一般的禁忌事項
  2 禁忌事項(理学療法士が招く禁忌事項)
 F インフォームドコンセント(説明と同意)
  1 インフォームドコンセントとは
  2 インフォームドコンセントの歴史
   a.始まりは米国
   b.日本では
  3 インフォームドコンセントの原則
  4 インフォームドコンセントが困難な場合
  5 インフォームドコンセントの実際
2 運動の必要性と効果
 A 運動の必要性
  1 運動が生理機能に及ぼす影響
   a.運動は筋収縮によって起こる
   b.運動と生理機能との関係
  2 生理機能面からみた運動の必要性
 B 運動の効果
  1 運動の効果
   a.自覚的効果
   b.他覚的効果
  2 二次的障害の予防
   a.二次的障害とは
   b.廃用症候群
   c.過用症候群
   d.誤用症候群
3 運動療法の順序
 A 運動療法の開始
  1 開始の基準
 B 運動療法と姿勢変換
  1 姿勢変換と循環調節
  2 姿勢・動作の選択
 C 運動療法の進め方と内容
  1 抗重力位姿勢への変換
  2 筋収縮を伴う運動
   a.筋力増強
   b.持久力・持久性向上
   c.運動の協調性改善
   d.神経筋再教育
  3 筋収縮を伴わない運動
  4 基本動作とADL
  5 補装具の検討と活用
4 実習1:リラクセーションテクニック
 A ストレスとリラクセーション
 B リラクセーションの評価
 C リラクセーションテクニック
  1 リラクセーションテクニックの共通性
  2 呼吸法
  3 漸進的弛緩法
  4 自律訓練法
  5 ストレッチング
  6 身体運動
  7 バイオフィードバック
  8 マッサージ
  9 その他
5 トレーニングの基礎的原理
 A 安全管理
  1 対象者(患者)情報の把握
  2 実施場所
   a.ベッドサイド(急性期)
   b.ベッドサイド(その他)
   c.運動療法室
 B ストレスと適応
  1 ストレス学説
  2 全身適応症候群
  3 特異的要求と特異的反応
 C トレーニングの基礎理論
  1 過負荷の原則
  2 個別性の原則
  3 漸進性の原則
  4 継続性の原則
  5 自覚性の原則
  6 超回復
 D 運動処方
第II部 運動のメカニズムと基本的運動療法
運動器系の基礎と運動療法(1)
6 関節の機能と障害
 A 骨の構造と機能
  1 骨の発生様式
   a.膜内骨化
   b.内軟骨性骨化
  2 骨の肉眼的構造
  3 骨の組織構造
  4 骨の血管
  5 骨の代謝
  6 骨の支配神経
  7 骨の細胞外基質
  8 骨膜と骨内膜
  9 骨形成
 B 骨の細胞成分
  1 骨の細胞
   a.骨芽細胞
   b.骨細胞
   c.破骨細胞
  2 骨の再構築(リモデリング)
 C 軟骨の構造と機能
  1 軟骨の構造
  2 軟骨の成長
  3 軟骨の機能
 D 骨,軟骨の障害と修復
  1 骨の維持と修復
  2 骨折の治癒過程(骨の修復)
   a.炎症期
   b.修復期
   c.再造形期(骨改変期)
  3 骨折の種類
   a.原因による分類
   b.外力の方向による分類
 E 関節の機能と障害
  1 関節の構造と機能(結合織を含む)
   a.関節の分類
  2 身体とてこ機構
  3 身体の面と運動軸
  4 関節の種類
  5 関節の動き
  6 関節の構造
   a.骨格筋の付着部
   b.靱帯
   c.関節唇
   d.関節円板と関節半月(半月板)
 F 四肢の動きと関節運動
  1 関節運動の種類
  2 凹凸の法則
   a.凹の法則
   b.凸の法則
 G 関節の障害と対策
  1 関節可動域(ROM)制限因子と最終域感
  2 関節拘縮と関節強直
  3 関節拘縮の分類
  4 障害予防の対策

7 関節可動域訓練
 A 関節可動域訓練とは
  1 関節可動域訓練の目的と意義
  2 関節可動域訓練に用いる運動
 B 維持を目的とした関節可動域訓練
  1 維持を目的とした関節可動域訓練の種類
   a.他動的関節可動域訓練
   b.自動介助的関節可動域訓練
   c.自動的関節可動域訓練
  2 関節可動域訓練の基本
  3 関節可動域訓練の禁忌および注意点
   a.禁忌
   b.注意点
 C 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  1 関節可動域制限
   a.他動的関節可動域制限
   b.自動的関節可動域制限
  2 拘縮と強直
   a.拘縮
   b.強直
  3 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  4 関節構成体(関節包,靱帯)が原因の拘縮に対する伸張訓練
   a.関節の位置
   b.関節包内運動
   c.伸張訓練の基本
  5 関節周囲(筋,腱,皮膚など)の軟部組織が原因の拘縮に対する伸張訓練
   a.他動的伸張訓練
   b.他動的伸張訓練の基本(徒手による伸張訓練の場合)
   c.自動的伸張訓練
  6 伸張訓練の禁忌および注意点
   a.禁忌
   b.注意点
8 実習2:運動療法による関節可動域の維持と改善
 A オリエンテーション
  1 オリエンテーションの目的と意義
  2 オリエンテーションのポイント
 B 維持を目的とした関節可動域訓練の実際
  1 他動的関節可動域訓練
   a.理学療法士による他動的関節可動域訓練
   b.患者による他動的関節可動域訓練
   c.機器による他動的関節可動域訓練
 C 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  1 理学療法士による他動的伸張訓練
   a.関節構成体(関節包,靱帯)が原因の拘縮に対する伸張訓練
   b.関節周囲(筋,腱,皮膚など)の軟部組織が原因の拘縮に対する伸張訓練
   c.器械器具を用いた伸張訓練(長時間伸張法)
運動器系の基礎と運動療法(2)
9 筋の機能と障害
 A 骨格筋の構造と機能
  1 骨格筋の構造
   a.筋線維
   b.筋膜
   c.骨格筋線維タイプ
   d.興奮収縮連関
   e.筋紡錘と腱紡錘
 B 筋収縮の種類
  1 等尺性収縮
  2 等張性収縮
  3 等速性収縮
 C 筋の損傷と修復
  1 筋線維の壊死
  2 筋の修復
 D 筋萎縮
  1 定義
  2 原因
  3 構造と機能の変化
  4 運動療法の注意点
 E 筋出力と疲労
 F 神経障害分類別筋出力と維持・増強効果
  1 中枢神経障害
   a.脳損傷
   b.脊髄損傷
  2 末梢神経障害
  3 神経筋接合部障害
10 筋力増強訓練
 A 筋力増強訓練の目的
 B 筋力増強訓練の効果
  1 筋力を決定する因子
   a.形態要因(筋肥大)
   b.神経要因
  2 筋力増強のメカニズム
 C 筋力増強訓練の基本原則
  1 過負荷の原則
   a.運動の強度
   b.運動の持続時間
   c.運動の頻度
   d.運動の期間
  2 特異性の原則
 D 筋力に影響を及ぼす因子
  1 筋断面積
  2 筋形状
  3 筋線維のタイプ
  4 性差
  5 年齢
  6 筋の長さ
   a.長さ-張力曲線
  7 関節角度
  8 運動速度
  9 中枢神経系の興奮水準(覚醒状態,かけ声効果など)
11 疼痛
 E 筋力増強訓練の各種方法論
  1 等張性運動による筋力増強
   a.漸増抵抗運動
   b.漸減抵抗運動
  2 等尺性運動による方法
   a.ヘッティンガー,ミューラーらの方法
   b.ローズ法(短時間最大運動)
  3 等速性運動による方法
 F 筋力増強訓練実施上の留意事項
  1 確実な効果を得るために
  2 安全に実施するために
11 実習3:運動療法による筋力の維持と増強
 A 情報収集
  1 安全管理
  2 準備
 B 評価
  1 徒手筋力テスト
  2 視診,触診
  3 四肢周径の計測
  4 問診,動作観察
  5 筋力測定機器
 C 訓練の実施
  1 等尺性運動による筋力増強訓練の実習
  2 等張性運動による筋力増強訓練の実習
  3 等速性運動による筋力増強訓練の実習
  4 閉鎖性運動連鎖(CKC)による筋力増強訓練の実習
12 筋持久力増強訓練
 A 筋持久力とは
  1 理学療法における筋持久力
  2 瞬発力と筋持久力
  3 全身持久力と筋持久力
 B 筋持久力を決定する要因
  1 筋内の貯蔵エネルギー源
  2 筋への酸素運搬能力,筋酸素摂取量
  3 神経系の機能
 C 筋持久力に影響を与える因子
 D 筋持久力の評価
  1 パフォーマンスを用いる方法
   a.静的筋持久力
   b.動的筋持久力
  2 測定機器を用いる方法
 E 筋持久力増強訓練
  1 訓練の原則
   a.過負荷の原則
   b.特異性の原則
   c.継続性の原則
  2 訓練の実際
   a.負荷の大きさ
   b.負荷時間
   c.負荷頻度
 F 筋持久力増強訓練によって起こる骨格筋の変化
 G 病院や施設における筋持久力増強訓練
 H 健常者における筋持久力増強訓練
運動器系の基礎と運動療法(3)
13 協調性運動:神経系の機能と障害
 A 中枢神経と末梢神経
  1 中枢神経の構造と機能
   a.脳
   b.脊髄
  2 末梢神経の構造と機能
   a.体性神経系
   b.主要な脊髄神経
   c.自律神経系
 B 随意運動と不随意運動
  1 上位運動ニューロン
  2 下位運動ニューロン
  3 運動の制御中枢
 C 自律神経系の働き
  1 自律神経系の作用
  2 運動と自律神経活動
 D 運動の学習
 E 神経の損傷と修正
  1 末梢神経損傷
   a.一過性神経伝導障害
   b.軸索断裂
   c.神経断裂
  2 自律神経の障害
  3 中枢神経損傷
14 協調性訓練
 A 協調運動とは
 B 協調運動にかかわる各器官の機能と役割
  1 感覚入力
  2 運動出力と調節
 C 運動制御・学習における神経生理学的メカニズム
  1 小脳における知覚-運動学習
  2 小脳によるフィードフォワード運動制御
 D 臨床でみられる障害像の分類とその特徴
  1 協調性に影響を与える要因
   a.神経系の病理的変化
   b.求心情報の低下・欠如
   c.筋力低下,筋緊張異常
   d.関節の機械的障害
   e.疼痛,スパズム
 E 協調性訓練:理学療法による介入
  1 視覚代償による訓練
   a.フレンケル体操
  2 固有受容器を刺激する訓練
   a.弾性緊迫帯
   b.重錘負荷
   c.PNF(固有受容性神経筋促通法)
   d.動的関節制動訓練(DYJOC)
  3 運動学習を基盤とする訓練
運動の全身的影響と運動療法(1)
15 運動と呼吸
 A 呼吸器系の働き
  1 胸郭の構造
  2 呼吸筋
   a.安静時呼吸筋
   b.深呼吸,努力性呼吸筋
  3 呼吸の目的
  4 肺の呼吸機能
   a.換気(第一の要素)
   b.拡散(第二の要素)
   c.肺循環(第三の要素)
  5 呼吸器と呼吸運動
  6 肺と換気
   a.肺気量分画
   b.肺活量と残気量
   c.換気量と換気率
   d.1秒量と1秒率
   e.ガス交換のしくみ
   f.呼吸商
  7 腹式呼吸と胸式呼吸
  8 呼吸と姿勢など
 B 呼吸運動の調節
  1 呼吸の神経性調節
  2 呼吸の化学的調節(O2,CO2の影響)
  3 呼吸における訓練効果
 C 運動と呼吸調節
  1 化学的緩衝系
  2 肺による緩衝系
  3 腎による緩衝系
  4 代謝性・呼吸性アシドーシス
  5 代謝性・呼吸性アルカローシス
  6 運動の種類と換気量
 D 運動時の酸素摂取
   a.酸素消費量
   b.酸素摂取量と心拍数の関係
   c.運動時の酸素需要量と酸素摂取量
   d.酸素負債と定常状態
   e.酸素消費量と換気
 E 運動が呼吸に及ぼす影響
16 呼吸訓練
 A 基本的な呼吸機能障害と運動療法
  1 呼吸機能の障害とは?
  2 基本的な呼吸機能障害
  3 必要な運動療法
   a.換気が不十分な場合
   b.ガス交換機能が不十分な場合
 B 呼吸パターン
 C 評価の視点
17 実習4:運動療法による呼吸障害の改善
 A 腹式呼吸と口すぼめ呼吸
  1 腹式呼吸
  2 口すぼめ呼吸
 B 呼吸筋トレーニング
  1 吸気筋のトレーニング
  2 呼気筋のトレーニング
 C シルベスター法
運動の全身的影響と運動療法(2)
18 運動と循環
 A 循環器系の働き
  1 酸素の運搬と心機能
  2 加齢と不動の影響
   a.加齢の影響
   b.安静臥床の影響
  3 循環器系の調節
   a.受容体と求心性神経経路
   b.心臓中枢
   c.遠心性神経経路
   d.効果器
   e.体温
  4 心拍動とその調節
   a.心臓の自律性
   b.自律神経
   c.種々の心臓反射
   d.体液性調節
  5 血圧とその調節
 B 運動と循環調節
  1 運動と心拍数
   a.運動強度と心拍数の関係(フィックの式)
   b.運動に対する心拍数の経過
  2 運動時の循環動態
   a.心拍数の変動
   b.心拍出量の変動
   c.血流配分
   d.血圧の変動
   e.加齢と不動の影響
19 全身調整訓練(1) 運動と循環
 A 起立の意義を考える
  1 全身調整訓練
  2 心理的効果
  3 循環器系への刺激
  4 腎機能への効果
  5 呼吸機能への効果
  6 筋,骨,関節,皮膚への効果
 B 起立性低血圧の定義
  1 低血圧と起立性低血圧
  2 低血圧と起立性低血圧の分類
  3 体位変換試験
  4 起立性低血圧を引き起こす要因
   a.高血圧症
   b.糖尿病
   c.薬剤
   d.神経疾患
   e.食後
 C 起立不能な人をどうやって立位あるいは歩行させるか
  1 前処置
  2 ギャッチベッドによる座位
  3 ティルトテーブル(斜面台)
  4 装具・ハーネス使用
20 実習5:姿勢変化と生体反応の実際
 A 全身調整ティルトテーブルの使用方法と対象
  1 使用方法
  2 対象
 B ティルトテーブルによる起立負荷
  1 緊迫帯・腹帯の影響
  2 血圧と心拍数の測定
   a.器具
   b.手順
 C ギャッチアップベッドを用いた段階的座位負荷
  1 血圧と心拍数の測定
   a.器具
   b.手順
 D 長下肢装具を用いた起立・歩行訓練
   a.器具
   b.手順
運動の全身的影響と運動療法(3)
21 運動とエネルギー代謝
 A 運動とエネルギー
  1 栄養素
   a.糖質
   b.脂質
   c.蛋白質
  2 代謝経路
   a.ATP-CP経路
   b.解糖系
   c.有酸素系
  3 エネルギー代謝
   a.基礎代謝量
   b.安静時エネルギー代謝
   c.労作時エネルギー代謝,エネルギー代謝率,代謝当量
 B 運動形態とエネルギー代謝
  1 運動の種類
  2 運動時間とエネルギー供給機構
 C 持久的運動
  1 持久力の概念
  2 持久力と疲労
  3 持久力増強訓練(強さ・時間・変化[頻度])
22 運動と物質代謝
 A 水分・電解質代謝
  1 運動時の水分および電解質代謝のしくみと動態
  2 運動時の体温調節と発汗
   a.熱放散の手段
   b.運動時の体温調節
  3 運動時の脱水と水分補給
  4 運動時の腎機能
  5 発汗と自律神経機能
 B 運動と糖質・脂質・蛋白代謝
  1 運動時の糖質代謝
  2 運動時の脂質代謝
  3 運動時の蛋白代謝
23 全身調整訓練(2) 運動と代謝
 A 運動に対する生体反応
  1 心拍数
  2 心拍出量
   a.1回拍出量
   b.分時拍出量
  3 トレーニング効果(運動継続による心拍,心拍出量の変化)
  4 血圧
   a.運動が血圧に及ぼす影響
  5 呼吸
   a.換気量(VE)
   b.酸素摂取量(VO2)
   c.最大酸素摂取量(VO2 max)
  6 SpO2
 B 運動の種類による生体反応の違い
  1 静的運動
   a.静的運動(等尺性収縮)のメリット
   b.静的運動のデメリット
  2 動的運動
   a.動的運動(等張性・等速性収縮)のメリット
   b.動的運動のデメリット
 C 運動としての歩行
  1 全身調整訓練
   a.有酸素運動としての歩行
   b.心拍数を指標とした運動強度
  2 歩行を取り入れた運動療法の効果
   a.歩行の運動処方(有酸素運動として)
  3 疲労
   a.筋疲労の原因
 D 起立の意義
   a.安静(長期臥床)が及ぼす害
   b.安静の害の予防法
24 実習6:運動療法による持久力の維持と改善
 A 歩行(トレッドミル)による運動療法
  1 トレッドミル歩行の特徴
   a.メリット
   b.デメリット
  2 運動開始前のメディカルチェック
  3 運動中止基準
  4 歩行による全身持久力向上を目的とした運動処方
 B エルゴメータでの生体反応(上肢,下肢の違い)
  1 エルゴメータの特徴
  2 上肢エルゴメータと下肢エルゴメータの生体反応の相違
第III部 複合的な運動療法
25 疾患別の運動療法(治療体操)
 A 姿勢保持改善に対する体操
  1 ウィリアムス体操(腰痛)
   a.概念
   b.目的
   c.ウィリアムスの姿勢体操
   d.その他
  2 ベーラー体操(脊椎圧迫骨折)
   a.概念
   b.目的
   c.ベーラー体操
   d.その他
  3 クラップ体操(脊柱側彎症)
   a.概念
   b.目的
   c.クラップ体操
   d.その他
 B 失調改善に対する体操
  1 フレンケル体操(失調症)
   a.概念
   b.目的
   c.フレンケル体操
   d.その他
 C 末梢血管障害改善に対する体操
  1 バージャー体操(下肢末梢循環障害)
   a.概念
   b.目的
   c.バージャー体操
 D 肩障害改善に対する体操
  1 コッドマン体操(肩関節周囲炎)
   a.はじめに
   b.概念
   c.その他

26 神経筋再教育
 A 神経筋再教育とは
  1 定義
  2 治療の主眼
  3 原理および方法
  4 神経筋再教育に必要な基本的条件
 B 神経生理学的アプローチ
  1 定義
  2 神経生理学的アプローチの共通性
  3 促通と抑制
   a.促通
   b.抑制
  4 諸家の理論
 C 固有受容性神経筋促通法
  1 基本的な考え方
  2 固有受容器とは
  3 治療手技
   a.PNF運動パターン
   b.PNF運動開始肢位
   c.筋の伸張
   d.抵抗と用手接触
   e.関節の牽引と圧縮
   f.正常なタイミング
   g.口頭指示と視覚刺激
   h.特殊テクニック
 D ボバース概念
  1 基本的な考え方について
  2 治療原則
 E 神経生理学的アプローチの理論と課題について
27 水中運動療法
 A 水の特性
  1 浮力
  2 水圧
   a.静水圧
   b.動水圧・抵抗
 B 水中運動の運動生理学
  1 安静時の身体変化
  2 運動時の身体変化
 C 水中での姿勢・運動制御
  1 姿勢制御
  2 運動制御
   a.運動感覚への影響
   b.運動単位の活動様式への影響
 D 水中運動療法の目的と効果
  1 水中運動療法とは
  2 水中運動療法の効果
  3 適した環境
   a.設備
   b.水の温度,室温
  4 運動時間と頻度
  5 適応
  6 運動処方時の注意,リスク管理
 E 水中運動療法の具体的方法論
  1 筋力トレーニング
  2 水中歩行,走行
  3 ハリヴィック法
  4 バード-ラガツ法(水中PNF)
  5 ワッツ法(WATSU:water shiatsu 法)
第IV部 機能(統合)訓練
28 機能(統合)訓練の位置づけ
 A 運動療法
  1 運動療法の機能別分類
   a.治療訓練
   b.機能(統合)訓練
  2 機能(統合)訓練の位置づけ
 B 機能(統合)訓練
  1 機能(統合)訓練
  2 機能(統合)訓練の原則
   a.基本動作における運動パターンと機能(統合)訓練の原則
   b.代償運動
  3 機能(統合)訓練の基礎的運動練習
   a.マット上での運動練習
   b.車いす(あるいは車いす駆動)運動練習
   c.歩行
   d.機能(統合)訓練の各相とADL
  5 機能(統合)訓練の実際
   a.臥位基本動作
   b.起座基本動作
   c.座位,膝立ち保持基本動作
 C 座位移動,四つ這い移動
 D 起立基本動作
  1 他動的起立
  2 介助による起立(介助)
  3 自動的起立
 E 立位保持基本動作(立位バランスの獲得)
 F 歩行基本動作
  1 平行棒内歩行
  2 平行棒外歩行
  3 階段昇降
  4 応用歩行
  5 機能(統合)訓練とADLの関係
   a.運動と動作
   b.機能(統合)訓練の運動練習項目
   c.機能(統合)訓練とADLの関係
 G ADL
  1 ADLプログラムの目的
  2 ADLの指導
29 障害別機能(統合)訓練(1) 片麻痺
 A 脳血管障害の病型
  1 脳内出血
  2 脳梗塞
  3 クモ膜下出血
 B 脳血管障害の主な症状
  1 運動障害
  2 感覚障害
  3 意識障害
  4 筋緊張の異常
  5 言語障害
  6 摂食・嚥下障害
  7 失認
  8 失行
  9 排尿・排便障害
 C 理学療法における主な評価
  1 理学療法評価前の事前情報収集
   a.処方箋から
   b.病棟カルテから
   c.患者への挨拶と情報収集から
  2 理学療法評価
   a.バイタルサイン
   b.症状の総合的評価
   c.運動機能検査
   d.感覚検査
   e.関節可動域(ROM)テスト
   f.筋緊張
   g.四肢長,周径
   h.バランス
   i.失行,失認,失語,注意,記憶,見当識などの高次脳神経検査
   j.基本的姿勢・動作の評価,ADL・APDL評価
 D 運動療法の基本的考え方
  1 発症後早期リハビリテーション中のリスクおよび注意
  2 廃用症候群の予防
   a.良肢位保持
   b.関節可動域訓練
   c.体位変換,褥瘡予防
   d.筋力トレーニング
   e.呼吸循環機能トレーニング
   f.精神活動活性化
  3 日常生活活動(ADL),日常生活関連動作(APDL)訓練
  4 基本的姿勢,動作訓練
  5 喪失した運動機能の回復(麻痺側機能回復トレーニング)
 E 片麻痺者の基本的姿勢動作訓練の考え方
  1 訓練の知識の調整
  2 訓練の難易度調整
  3 訓練結果の調整
30 実習7:片麻痺者の基本的動作訓練
 A 片麻痺者の基本的姿勢,動作訓練の実際
  1 ベッド上での移動
  2 寝返り(背臥位から側臥位へ)
   a.麻痺側への寝返り
   b.非麻痺側への寝返り
  3 起き上がり(ベッド上)
  4 ベッドでの座位
  5(ベッドやいすからの)立ち上がり
  6 床からの立ち上がり(数例のみあげる)
  7 立位
  8 移乗(車いすとベッド間の移乗)
  9 車いす駆動(普通型の車いすを使用)
□10 歩行
31 障害別機能(統合)訓練(2) 対麻痺・四肢麻痺
 A 対麻痺,四肢麻痺者の疫学
 B 随伴症状と合併症
  1 自律神経障害について
  2 随伴症状
   a.運動障害
   b.感覚障害
   c.呼吸障害
   d.循環器障害
   e.消化器障害
   f.自律神経過反射(自律神経過緊張反射)
   g.体温調節障害
   h.膀胱・直腸障害
  3 合併症
   a.褥瘡
   b.関節拘縮
   c.疼痛
 C 評価(四肢麻痺者と対麻痺者の分類)
  1 身体的評価
   a.理学療法評価
   b.フランケルの分類
   c.ザンコリーの分類
   d.ASIAの評価および機能障害スケール
   e.その他
  2 社会的評価
 D 運動療法の流れ
  1 急性期
   a.四肢麻痺者の急性期(受傷後から3ヵ月)
   b.対麻痺者の急性期(受傷から2週間)
  2 回復期
  3 慢性期
 E 対麻痺,四肢麻痺者の運動特性について
  1 髄節別運動機能の特徴
  2 慢性期以降の二次的合併症について
32 実習8:対麻痺・四肢麻痺者の基本的動作訓練
 A ベッド上動作
  1 寝返り
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  2 起き上がり
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  3 座位
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  4 プッシュアップ
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
 B 移乗動作
  1 車いすとベッド間の移乗
   a.対麻痺者の動作(側方からの移乗)
   b.四肢麻痺者の動作(正面からの移乗)
 C 車いす操作
  1 車いす駆動に必要な機能
  2 車いす駆動動作
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  3 車いす駆動の指導方法
   a.キャスター上げ(介助方法も含む)
   b.段差移動(介助方法も含む)
  4 歩行
参考文献
索引


icon icon 骨・関節疾患の理学療法発行年月2010年10月
【内容】
リハビリテーションの現場で実際に用いられている手技を,写真でわかりやすく見せる『リハ実践テクニック』シリーズのひとつとして2005年に刊行された本書であるが,読者のご好評を得てこの度,掲載内容の加筆と紙面のオールカラー化を行い改訂版として刊行することとなった。
整形外科リハビリテーションの現場で必要とされている最も重要なことは,オーダーされた整形外科疾患に対して,最先端の現場では何がなされていて,実際のリハビリテーション手技はどのようにして行うのか,またそれを行うにあたって注意しなくてはならないことは何なのかを,迅速かつリアルタイムに知ることである。
本書はこれらのニーズに答えるものであり,項目は整形外科リハビリテーション対象となる頻度が高い疾患を各部位別に並べ,すぐに対象疾患を引けるようにした。それぞれの手技をオールカラー写真でコマ送り的に解説し,複雑な動作であっても直感的に理解できるようになっている。
【目次】
1 基本的アプローチ
2 部位別、主要整形外科疾患の理学療法(肩・上腕
肘、前腕
手、手指
股、大腿
膝、下腿
足、足趾
脊椎)
牽引


icon icon エッセンシャル・キネシオロジー発行年月2010年10月
【内容】
名著“Kinesiology of the Musculoskeletal System”(日本語訳「筋骨格系のキネシオロジー」)の図を多数用いてキネシオロジーのエッセンスを凝縮した,骨・筋・関節それぞれの解剖とその生体力学とを相互に関連付けながら学べる一冊.障害と運動学との関係を示す臨床例も豊富に掲載.PT・OT・柔整師を目指す学生から臨床家まで,基礎から臨床を横断して理解できる必携の書.
【目次】
Kinesiology of the Musculoskeletal System
Paul Jackson Mansfield , Donald A.Neumann
第1章 キネシオロジーの基本原理
第2章 関節の構造と機能
第3章 骨格筋の構造と機能
第4章 肩複合体の構造と機能
第5章 肘・前腕複合体の構造と機能
第6章 手関節の構造と機能
第7章 手の構造と機能
第8章 脊柱の構造と機能
第9章 股関節の構造と機能
第10章 膝関節の構造と機能
第11章 足関節と足部の構造と機能
第12章 歩行のキネシオロジー
第13章 咀嚼と換気のキネシオロジー
牽引


icon icon ファンクショナルトレーニング 機能向上と障害予防のためのパフォーマンストレーニング
発行年月2010年9月
【内容】
近年,注目の集まるファンクショナルトレーニングについて,これから学ぶトレーニング指導者のために,その手法をわかりやすく解説したテキスト.ファンクショナルトレーニングの基礎的な内容から,各部位ごとのアセスメントからプログラミング,トレーニングの実践が盛り込まれている.付録DVDには,本書掲載のアセスメントとトレーニングの一部を収載.文字と写真では伝わりにくい「動作」について,具体的に習得することができる.本邦のファンクショナルトレーニングの実践を牽引するトップトレーナー3名による詳細でわかりやすい実践書.
【目次】
I ファンクショナルトレーニングとは
 A 動作の重要性
 B ファンクショナルトレーニングの定義
 C ファンクショナルトレーニングの5原則
  1 重力(gravity)を利用する
  2 分離(dissociate)と協同(integrate)
  3 キネティックチェーン(kinetic chain)
  4 3面運動(3 dimension movement pattern)
  5 力の吸収(loading)と力の発揮(unloading)
 D ファンクショナルトレーニングの基礎知識—アナトミカルキネシオロジー—
  1 軟部組織(筋)の機能と働き
  2 関節運動を含めたバイオメカニクス
  3 神経系統の働き
II ファンクショナルトレーニングのプログラミング
 A プログラミングの基礎
 B ファンクショナルアセスメント
  1 オーバーヘッドスクワットテスト Overhead Squat(OH SQ) Test
  2 シングルレッグスクワットテスト Single Leg Squat(SL SQ) Test 
  3 ハードルステップテスト Hurdle Step Test 
  4 インラインランジテスト In Line Lunge Test 
  5 シングルレッグブリッジテスト SL Bridge with Abduction Test 
 C トレーニングの期分け
  1 スタビリティ・モビリティ期 
  2 ストレングス期  
  3 パワー期  
 D トレーニングの流れ
  1 フレキシビリティエクササイズ 
  2 スタビリティエクササイズ  
  3 コアエクササイズ 
  4 ストレングスエクササイズ 
 E エクササイズの難易度の漸増方法
  1 支持面(base of support)を変化させる 
  2 重心の位置(center of gravity)を変化させる 
  3 ファンクションナルトレーニングで使用する主な用具 
III 上肢のファンクショナルトレーニング
 A 上肢のファンクショナルトレーニングの基礎
  1 肩甲帯の機能的役割  
  2 肩甲帯の機能低下を引き起こす要因とそのメカニズム 
 B 上肢の解剖学的運動機能
  1 肩甲帯 
  2 肩関節 
 C 上肢のファンクショナルアセスメント
  1 ポスチャアセスメント 
  2 モビリティ&スタビリティアセスメント 
 D 上肢のファンクショナルトレーニングのプログラミング
  1 上肢筋群のフレキシビリティ改善  
  2 肩甲帯のストレングスとスタビリティ改善 
  3 肩関節のストレングスとスタビリティ改善 
 E 上肢のファンクショナルエクササイズ
  1 上肢筋群のフレキシビリティエクササイズ  
  2 肩甲帯のストレングスとスタビリティエクササイズ 
  3 肩関節のストレングスとスタビリティエクササイズ 
  4 胸部のストレングスエクササイズ  
  5 背部のストレングスエクササイズ 
  6 肩のストレングスエクササイズ  
IV 体幹のファンクショナルトレーニング
 A 体幹のファンクショナルトレーニングの基礎
 B 体幹の解剖学的運動機能
 C 体幹のファンクショナルアセスメント
  1 フロントブリッジシングルアームテスト Front Bridge(FB) Single Arm(SA)
   Test
  2 フォーポイントスクワットテスト 4Points(pt) Squat(SQ) Test 
  3 スタンディングソアステスト Standing Psoas Test  
  4 フォーポイントヒップエクステンションニーフレクションテスト 4pt Hip Extension
   (Ext)
   with Knee Flexion(Flex) Test  
 D 体幹のファンクショナルトレーニングプログラム
 E 体幹のファンクショナルエクササイズ
  1 フォーポイントトランクローテーション 4pt Trunk Rotation(Rot) 
  2 ペルビッククランチ Pelvic Crunch 
  3 ペルビックムカデ Pelvic MUKADE 
  4 体幹トレーニングの基本ポジション 
V 下肢のファンクショナルトレーニング
 A 下肢のファンクショナルトレーニングの基礎
 B 下肢の解剖学的運動機能
 C 下肢のファンクショナルアセスメント
 D 下肢のファンクショナルトレーニングのプログラミング
 E 下肢のファンクショナルエクササイズ
  1 下肢のフレキシビリティ,モビリティ,スタビリティトレーニング  
  2 下肢のストレングスエクササイズ  
  3 下肢のパワーエクササイズ 
(付録DVDについて:付録DVDには,ファンクショナルトレーニングを理解していただくために,本書に掲載されているアセスメントとエクササイズの一部を収載しております)
牽引

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オステオパシーアトラス マニュアルセラピーの理論と実践発行年月2010年8月
【内容】
アンドリュー・テイラー・スティルによって創始され、様々な手技により主に筋骨格系、頭蓋骨、内臓などにおける機能障害を治療するオステオパシー。柔道整復師、マッサージ師、理学療法士、アスレティックトレーナーなど、多くの医療関連職種が実践しているオステオパシー手技について、原理およびそれぞれの手技について系統学的に解説するとともに、わかりやすく整理されている。
本書では、カウンターストレインやマッスルエナジーテクニックなどよく知られた手技に加え、靱帯張力バランス、リンパ手技、ファシリテイティッド・ポジショナル・リリース、高速低振幅(HVLA)手技、頭蓋骨オステオパシー、スティルテクニックなどオステオパシーで用いられるほとんどすべての手技を網羅し、手技の手順は1000枚以上のカラー写真を用いて解説している。また、写真上の矢印と注釈に従えば、読者は手技を容易に理解できるよう工夫されている。骨格筋の構造検査、可動性検査、触診検査、脊柱と骨盤の分節間検査など、読者が症状の診断基準と治療手技を関連付けられるようになっている。
【目次】
オステオパシーの原理(検査、触診)
軟部組織テクニック
筋筋膜リリーステクニック
カウンターストレイン
マッスルエナジーテクニック
高速低振幅(HVLA)手技
ファシリテイティッド・ポジショナル・リリーステクニック
スティルテクニック
靱帯張力バランス・靭帯性関節ストレイン
内臓テクニック
リンパ手技
関節手技および混合手技
頭蓋骨オステオパシー
索引


icon icon 骨盤力 フランクリン・メソッド “骨盤底”をアクティブにするイメジェリー・エクササイズ
発行年月2010年6月
【内容】

本書では、“イメジェリー”と呼ぶ、脳に働きかけ、からだの習慣に変化をもたらす画期的なアプローチ法をはじめ、エクスペンシャル・アナトミー(経験解剖学)やリコンディショニング・ムーブメントを効果的に取り入れて、からだの中心にあり、すべてと繋がりのある“骨盤底”の理解と変革を促します。その実践的な教授法は(ニューヨークのジュリアードスクールやシルクドソレイユなど)ムーブメントの世界で最高権威と言われる多くの機関で採用され、熱い支持を得ています。

【目次】

-日本の読者のみなさんへ
-はじめに
骨盤底の謎を解く
-イントロダクション
骨盤底ができること
・骨盤底の進化
・骨盤底のトレーニングとイメジェリー
・柔軟な強さ、気を流す

1章 効果的な骨盤底のトレーニングとは
・情報の探求 ・コーヒーが冷めていく
・筋肉は関節を動かしたい 
・強度を高めるとはどういうことか
・からだは常にホリスティックに反応する
・アクティブに、ダイナミックにトレーニングする
・無視界での着地

2章 骨盤底の骨

3章 骨盤の関節
・骨盤に動きをもたらす ・しなやかな骨盤
・キーポジションにある仙骨
・進化と誕生のプロセス
・矢印が方向を示す ・寛骨のダンス
・骨盤にある車輪 ・すべては回転する
・骨盤は傾き、腰は反る
・パワーが集中する尾骨
・足に骨盤底は対応する
・坐骨結節

4章 骨盤底の筋肉
・扇の筋肉
・スライドする筋タンパク質
・扇の内側
・大きな三角形 ・他の三角形
・セラバンドを使って、骨盤底の筋肉を再現する
・横になってトレーニングする
・骨盤底の最も外にある層
・閉鎖筋 ・骨盤底にある流れ
・流れの方向性 ・三角形の筋肉の流れ

5章 腹部と呼吸に関連する筋肉
・筋肉の器
・時をさかのぼって横隔膜を理解する
・腹横筋 ・多彩な腸腰筋
・すべては呼吸し、すべては動く
・骨盤底のためのボディエクササイズ

6章 からだにある多くの階
・足と骨盤底 ・歩行時の足と骨盤底
・第一肋骨は胸椎の天井

7章 内蔵、骨盤底と気の流れ
・内蔵と水
・荒々しい海のような肝臓
・腎臓、膀胱と骨盤底
・腎臓と気の流れ
・積み重なった内蔵と膀胱
・膀胱と腸
・鼠径ヘルニア
・前立腺と男性の尿失禁
・前立腺はスポンジのボール
・前立腺の流れ

8章 骨盤底を支える靱帯と結合組織

9章 骨盤底の日常-座って立って座ること

索引

icon icon スポーツマッサージ 運動・フィットネス・リハビリテーションのケア
発行年月2010年7月
【内容】
・スポーツマッサージの専門的・実践的なテキスト
・パフォーマンス向上、傷害の予防・回復、リハビリテーション
・日本の実情にあわせたコンパクト版
・マッサージだけでなく、徒手両方、軟部組織へのアプローチ、リンパドレナージュ、ストレッチング、マッスルエナジーテクニック、筋膜へのアプローチなど、多様なテクニックを駆使した包括的な内容
・鍼など中国伝統医学にも言及
【目次】

1部 スポーツマッサージ:理論と適用
1章 マッサージ効果の生理学的機序 3
2章 マッサージの適応と禁忌 24
3章 スポーツマッサージとリハビリテーション適用のための評価 38
4章 マッサージ法の概略 96
5章 マッサージの適用について 133
6章 スポーツとフィットネスマッサージの基本手順 196
2部 スポーツ損傷
7章 損傷の一般的分類 265
8章 部位別外傷 298

索引

icon icon マニュアルセラピーに対するクリニカルリーズニングのすべて発行年月2010年6月
【内容】
現在の臨床において,セラピストには根拠のある治療・訓練を行うことが求められています.そのため,患者に対してセラピストが系統的な知識と確実な研究の結果から得られた仮説や手順を導入し,評価することが必須となっています.
本書は,マニュアルセラピーにおけるクリニカルリーズニングの最新理論と,世界的に著名なセラピストによる23編のケーススタディにより構成されています.読者が臨床で必要な技術と知識を融合することができ,推論と意志決定の必要性を理解し,臨床に生かすことができるようになることを目指しています.
【目次】
第 I 部 徒手療法におけるクリニカルリーズニングの原理
 第1章 クリニカルリーズニングへの導入(Mark A. Jones, Darren A. Rivett)
第 II 部 実践におけるクリニカルリーズニング
 第2章 63歳女性の腰痛と両下肢痛(Mark Bookhout)
 第3章 テニス肘と頭痛を伴った慢性的に持続する腰部,下肢,胸部の障害(David Butler)
 第4章 13年以上にわたる慢性腰痛(Dick Erhard, Brian Egloff)
 第5章 55歳主婦にみられた必要以上の恐怖回避と身体的能力障害(Louis Gifford)
 第6章 整備士の慢性肘痛(Toby Hall, Brian Mulligan)
 第7章 慢性の腰部・尾骨痛(Paul Hodges)
 第8章 14歳女性の足関節捻挫(Gary Hunt)
 第9章 熟年運動選手の頭痛(Gwendolen Jull)
 第10章 秘書業務とスポーツ活動の制限を余儀なくされた胸椎の痛み(Diane Lee)
 第11章 16歳長距離水泳選手の両肩関節痛(Mary Magarey)
 第12章 内側側副靱帯修復後のプロアイスホッケー選手(David Magee)
 第13章 プロテニスプレーヤーの膝蓋大腿関節痛(Jenny McConnell)
 第14章 方向選択と中心化をもとにした,腰部・下肢痛患者に対するセルフマネージメント(Robin McKenzie, Helen Clare)
 第15章 交通事故後の頭蓋脊椎関節機能異常(Erl Pettman)
 第16章 事故後金属固定を行った裁判官の橈骨骨折(Robert Pfund, Freddy Kaltenborn)
 第17章 慢性顔面痛を呈した大学生(Mariano Rocabado)
 第18章 成長期の股関節痛(Shirley Sahrmann)
 第19章 腰痛と坐骨神経痛を呈したスポーツ愛好家のソフトウェアプログラマー(Tom Arild Torstensen)
 第20章 鼠径部痛により「自宅に閉じ込められた」高齢女性(Patricia Trott, Geoffrey Maitland)
 第21章 慢性産褥期骨盤痛(John van der Meij, Andry Vleeming, Jan Mens)
 第22章 慢性腰痛患者に発症した急性腰痛(Richard Walsh, Stanley Paris)
 第23章 筋骨格系疾患を装う非骨格系疾患(Peter E. Wells)
 第24章 余暇活動を妨げる前腕痛(Israel Zvulun)
第 III 部 教育理論と教育開発
 第25章 クリニカルリーズニング学習に関する教育論と原理(Joy Higgs)
 第26章 徒手療法におけるクリニカルリーズニング(Darren A. Rivett, Mark A. Jones)
付録1 反省日誌
付録2 自己内省ワークシート

牽引


icon icon リハビリテーション身体論 認知運動療法の臨床×哲学宮本省三/著 発行年月2010年6月
【内容】
運動とは知ることである
脳が損傷し、体性感覚が変容し、動かなくなった身体・・・・・・。その失われた世界にふたたび意味を与えるためにできることは、無理やり身体を動かすことではなく、脳の認知過程を適切に活性化させ、感じ、思考することなのである。運動麻痺に苦しむ人々が私自身という主体を取り戻すために、リハビリテーションを 「見える身体」 から 「見えない身体」 の治療へと変える、脳と身体をめぐる思考の結晶としての認知運動療法の挑戦!
【目次】
プロローグ
第1章  私が身体であり、身体が私である リハビリテーション身体論・序章
      希望の旋律
      わたくしといふ現象
       身体の存在
       私自身
       身体図式
       身体意識
       自己意識
       身体化された心
       現象的身体
       心身二元論
       肉体を与えられた私
      リハビリテーション身体論へ
第2章  世界に意味を与える身体 ペルフェッティの身体思想
      二つの文化
      裏切られた期待
      手を触覚器官と捉える
      手の運動性、触覚、注意
      身体を使って世界に意味を与える
       運動を組織化する身体
       情報の受容表面としての身体
       物体に複数の意味を与える身体
      触覚から空間へ
      世界と対話する身体
      思想と理論と治療の調和
      具体的事象への昇華
      哲学とリハビリテーションの運命的な出会い
第3章  ベイトソンとリハビリテーション 情報を構築する脳
      「苺」 の情報性
      身体と環境との相互作用
      情報はどこに存在するのか?
      情報とリハビリテーション治療
      ベイトソンの認識論
       無から有は生じない
       差異の知らせ
       精神の相互作用の引き金は差異によって引かれる
       意味の宇宙
       汝自身を知れ
      「物理的な差異」 を 「認知的な差異」 に変換する
      「情報を構築する脳」 に働きかける
第4章  メルロ=ポンティとリハビリテーション 知覚する身体
      指しゃぶり
      思考の羅針盤
      人間機械論批判
      生命の演ずる人形劇――デカルトの反射
      反射のメカニズム
      メルロ=ポンティの反射批判
      「異常な反射」 という概念の確立――姿勢反射、共同運動、連合反応の発見
      反射とリハビリテーション治療
      認知運動療法の誕生
      「脳のなかの身体」 を治療する
      認知を生きる
第5章  サルトルとリハビリテーション 運動イメージの想起
      あるものの代わりにある何か
      運動学習における運動イメージの重要性
      ジェームズの運動イメージ論
      サルトルの運動イメージ論
       イメージは一つの意識である
       アナロゴンとしての運動イメージ
       運動軌道の運動イメージ
      行為のシミュレーション
       運動感覚イメージと視覚イメージ
       運動イメージの脳科学
       運動イメージが想起できない患者たち
      脳のなかの訓練室
      脳の鏡
第6章  ルリアとリハビリテーション ロシア学派の運動制御理論
      七人の天才
      ルリア、その思想の足跡
      遠心性インパルスだけでは運動を制御することは不可能である
      ベルンシュタインの運動制御理論
       ベルンシュタイン問題
       運動の知覚調節
      アノーキンの機能系の概念
       機能システム
       運動学習のメカニズム
      高次脳機能障害に対する神経心理学的アプローチ
      運動麻痺に対する神経心理学的アプローチ
      認知問題を与えて認知過程を活性化する
      痙性麻痺の回復への挑戦
      ルリアの遺産
第7章  ヴィゴツキーとリハビリテーション 運動発達の道具
      カンディンスキーの絵画
      ヴィゴツキーの思想
       心理的道具
       三角形の図式
       発達の最近接領域
      認知運動療法の道具
       心理的道具として活用する物体
       三角形の図式を再解釈する
       発達の最近接領域を知覚の難易度として設定する
      現実世界を単純化して抽出した物体
第8章  ジャクソンとリハビリテーション 片麻痺の臨床神経学
      臨床神経学の誕生
       神経疾患の診断学
       脳卒中片麻痺
       ウェルニッケ・マン姿勢
       バビンスキー反射
       診断のための観察と回復のための観察
       私の尊敬するジャクソン
      ジャクソンの思想
       神経系の進化と解体
       中枢神経系の階層性――進化
       陽性徴候と陰性徴候――解体
      ジャクソニズムの影響
      不十分なジャクソニズムの解釈
       中枢神経系の階層性における最高位は運動野ではない
       最高位運動中枢が中位と最下位レベルを制御する
      運動麻痺の回復のための観察
第9章  リープマンとリハビリテーション 失行症の治療
      マイブリッジの写真
      失行症とは何か
      リープマンの発見
      複合された行為、複雑な動作、単純な運動
      失行症患者に対する認知運動療法
       失行症の再定義
      行為のエラー
       失行症の新しい病態解釈
       行為の解離と錯行為
       感覚情報変換の障害
      認知運動療法の実際
      大きな壁
      共感システムの部分的な崩壊
第10章 フッサールとリハビリテーション キネステーゼの神経哲学
      意識の志向性
      脳卒中による身体意識の変容
       片麻痺の否認
       ベッドから落ちた男
       肩から生えた手
      キネステーゼとは何か
       キネステーゼ
       深部感覚
      「意識にのぼる深部感覚」 と 「意識にのぼらない深部感覚」
       筋感覚
       努力感覚
       重さの感覚
       身体空間、身体図式、身体イメージ、運動イメージ
       ニューロン人間
      「脳のなかの身体」 へ志向性を向ける
       身体の志向性という考え方
       病態失認の出現仮説
       認知運動療法の治療場面
第11章 ヴァレラとリハビリテーション オートポイエーシス人間
      心身二元論の超克へ
       オートポイエーシス
       脳の反射――運動は外部刺激で始まる
      ヴァレラとマトゥラーナの問い
       自己とは何か――ヴァレラの問い
       生命とは何か、認知とは何か――マトゥラーナの問い
      第三のまなざし
       外部観察者と内部観察者の視点を越える
       リハビリテーションの臨床における観察者の視点
      神経システムの作動原理
       作動的閉鎖性――入力も出力もない
       手とリンゴの区別
       情報は身体と環境との接点で生じる
       身体化された認知
      行為と認知の二重作動
       デカルト主義の不安
       行為からの産出
       二重作動
      共‐創発
       心身二元論の超克
       情報化された心
第12章 ポパーとリハビリテーション 科学的で芸術的な治療であるために
      科学と芸術における創造的自己批判
      ポパーの反証主義
       反証可能性
       裏切られた期待
      認知運動療法の手続き(プロトコール)
       観察から訓練まで
      経験主義から科学的な技術へ
第13章 身体の自由を求めて リハビリテーション身体論・終章
      受難
      疎外
      虚偽
      牢獄
      経験
      回復
      刹那
      希望
エピローグ
参考文献
索引

icon icon 運動器リハビリテーションシラバス セラピストのための実践マニュアル発行年月2010年6月
【内容】
認定「運動器リハビリテーションセラピスト」を目指す人のための必携書.セラピスト講習会に沿った教科書的内容と臨床実地で直ぐに役立つ実際書の性格を併せ持った学会公認テキスト.今改訂では,実践に役立つパスを充実させるとともに,最近の話題に密着したロコモティブシンドローム,運動器不安定症,アスレックチックリハビリテーションの項目を追加.
【目次】
I章 運動器リハビリテーションとは
 1.運動器リハビリテーションとは
 2.高齢社会における運動器疾患-健康寿命の延伸に寄与する運動器リハビリテーション
 3.運動器リハビリテーションにおける診断と評価
 4.運動器疾患における生活機能への影響
 5.運動器リハビリテーションのプロセスと診療チーム
 6.運動器リハビリテーションにおけるリスク管理
II章 運動器リハビリテーションのプロセス
 1.医療安全対策および事故防止(リスク管理)
 2.リハビリテーション治療の流れ(リハビリテーションマネジメント)
 3.介護保険の仕組みと医療と介護の連携
III章 運動の仕組み
 1.解剖
 2.生理
 3.病態
IV章 運動機能と生活の評価
 1.神経機能の評価
 2.痛みの測定
 3.筋・骨格系機能の評価
 4.運動動作の測定
 5.認知症の評価
 6.生活活動の評価
 7.生活の質の測定
V章 物理療法の実施法および適応と禁忌
 1.温熱療法
 2.寒冷療法
 3.超音波療法
 4.低出力レーザー療法
 5.電磁波療法
 6.電気療法
 7.牽引療法
 8.水治療法
VI章 運動器疾患と神経疾患の運動療法
 1.運動処方の原則
 2.関節可動域訓練(ROMエクササイズ)
 3.筋力増強訓練
 4.バランス訓練
 5.歩行訓練
 6.運動器疾患の運動療法
VII章 ロコモティブシンドロームと運動器不安定症
 1.なぜ,ロコモティブシンドロームか?
 2.ロコモティブシンドロームと運動器不安定症
 3.運動器不安定症の定義と診断基準および測定法
 4.ロコモティブシンドロームと運動器不安定症の治療
VIII章 アスレティックリハビリテーション
 1.アスレティックリハビリテーションとは
 2.医学チームの役割
 3.総論
 4.各論
IX章 上肢のリハビリテーション
 1.肩関節
 2.肘関節
 3.手,手関節
X章 下肢のリハビリテーション
 1.股関節
 2.膝関節
 3.足部
 4.切断,装具,杖,車いすについて
XI章 脊椎のリハビリテーション
 1.頚椎
 2.胸椎
 3.腰椎
付録
 1.関節可動域計測法
 2.徒手筋力検査(MMT)
 3.運動器リハビリテーション実技プログラム(3カ月)
 4.ロコモティブシンドローム/ロコチェックとロコトレ
 5.足腰指数25
 6.内科的併存症の管理と運動器リハビリテーション
 7.日本整形外科学会による治療成績判定基準
 8.SF-36
 9.JKOM
 10.JLEQ
 11.RDQ
 12.医療者の倫理
 13.医療安全
索引

icon icon 退行変性疾患の理学療法発行年月2010年6月
【内容】
●外来整形外科疾患に対する重要な治療方法である理学療法のうち,運動連鎖に注目し四肢・体幹全体のalignmentを改善することで治療する理学療法技術について記述.中でも変形性関節症・変形性脊椎症・肩関節周囲炎などの退行変性疾患への治療についてわかりやすく解説.
●これらの疾患は,わが国では骨粗鬆症とともに増加傾向にあり.病気が進行していくと日常生活に重大な支障をもたらため,四肢のalignmentに改善ができれば,日常生活に支障をきたすことは少なくなる.四肢のalignmentは体幹の支持機能に影響されるため四肢・体幹全体の良好なalignmentを形成する必要がある.このような考え方で行われる運動療法の技術の,機能解剖学を礎として運動連鎖に注目し,この応用技術について解説.
【目次】
第1章 変形性関節症
第2章 変形性脊椎症
第3章 肩関節周囲炎
第4章 骨粗鬆症
第5章 運動器不安定症(関口 剛)
 
索引


icon 理学療法士のためのコンディショニング入門 運動療法の効果を引き出すためのアプローチ発行年月2010年6月

【内容】

結果の出せる理学療法士は、患者の状態を的確に把握し、運動療法を行うための適切なコンディショニングを実施することによって,運動療法の効果をより高めることができる.しかし,これまでコンディショニングは運動療法の前処置的な扱いにとどまり,その具体的な方法はもちろん,定義すら明確ではなかった.経験の浅い理学療法士や学生が「コンディショニング」を理解し,つかいこなしていくための初の入門書.

【目次】

1章 理学療法におけるコンディショニング
2章 コンディショニングの評価に必要な基礎知識
3章 理学療法とコンディショニング
4章 代表的な疾患とコンディショニング

索引

icon icon エンドレス・ウェブ 身体の動きをつくり出す筋膜の構造とつながり発行年月2010年5月
【訳者序文】
私たちセラピストは、日々の臨床を実践していると、実に様々な症例に出会います。症例は個人特有の課題を抱えており、その課題に合わせて評価・治療を進める必要があります。症例の表情や何気ない会話から課題を確認します。症例の臨床像がどのような経過であるのか、機能的な課題を遂行する際、体幹の腹部の筋群の弱さ(weakness)を、どこで代償的に筋肉を過剰収縮させて姿勢や運動を制御しているのかといった全身を評価しながら治療の手掛かりを見つけていきます。これはクリニカル・リーズングと呼ばれ、最初に考えた仮説が正しいのかどうかを検証する仮説検証作業になります。機能的な課題に対して、予測的に姿勢や運動がどのように調整しているか(フィードフォワード)、そして課題の遂行中の変化にたいしてどのように姿勢や運動を修正するか(フィードバック)といった身体の一部分だけではなく、全身から評価します。この姿勢・運動の制御は、感覚‐運動を制御する中枢神経系の状態を反映しており、筋・骨格系の評価にも中枢神経系が関わっています。
エンドレス・ウェブという書名は、全身がくもの巣のようにつながっていることを表現しています。身体の一部分が動くと、全身が反応しますが、そのような反応を調整するのが結合組織です。筋・骨格系の評価に際し、筋膜/結合組織の解釈を含めることで、症例の全体像に対しさらに詳しい情報を提供するものです。この本と出合いは、約3年ほど前です。当時私は、大槻利夫先生(諏訪赤十字病院、理学療法士)から、脳卒中や整形疾患、神経難病という様々な症例を通して、評価やハンドリングの臨床指導を受けていました。指導を繰り返し受けることで、全身の相互の関係が少しずつ理解できるようになりました。このようなハンドリングの指導を受けながら、今までの解剖学や運動学とは、違う全身の関連性について書かれている、わかりやすい本がないものかと探している時に、大槻先生から紹介を受けたのがこの本です。この本が出版されたのは、1996年でやや古い本のため、参考文献もほとんどなく今のEBMの時代には、似つかわしくないかもしれません。ただ、普段の治療で身体のある部分に運動障害や痛みがあるときは、その部分だけでなく全身の姿勢や運動を評価することは多々あり、全身はくもの巣のようにつながっている(エンドレス・ウェブ)ことは非常に納得できます。姿勢や運動制御に関わる身体の構造が、心理的側面からも説明されており、また母体内からの発達過程の影響についても書かれています。このような内容ですので、成人の分野だけでなく小児に従事している理学療法士、作業療法士、言語聴覚士やボディワークに取り組まれている方々には、一人一人違う個人の状態に対応した評価と治療の援助になればと思っております。
2010.3.
特定医療法人 大道会 ボバース記念病院
リハビリテーション部 部長
人間環境情報博士 作業療法士
鈴木 三央
【目次】
はじめに
PART Ⅰ 出生前後の早期の発達
PART Ⅱ 身体の結合組織
PART Ⅲ 身体の支帯(バンド /ストラップ)
PART Ⅳ 身体の構造と機能
PART Ⅴ 実際的な応用
評価—膝の痛みの例
最初の介入—慢性的な頚の痛みの例
深層への介入についてー長期にわたる坐骨神経痛の例
触れ方—手根管症候群の例
継続のために
牽引


icon icon 骨・関節系理学療法クイックリファレンス発行年月2010年4月
【内容】
高齢者人口の増加に伴い,増え続ける骨・関節疾患に迅速・適切に対応するための好評クイックリファレンスの最新版.第一線で活躍するベテラン執筆陣が,熟練した治療技術の実際を,多数のイラストと図表を駆使してわかりやすく解説.理学療法技術に熟達するために必要な知識(根拠)と臨床に役立つ考え方もふんだんに盛り込まれており,日常臨床の疑問に答える内容.最近話題の理学療法手技もまとめて解説されており,骨・関節系理学療法に熟達するための最適の実践書.
今回の第2版では,「熟練した理学療法」を構築していくための知識,技術の伝授という初版以来のコンセプトに加えて,「熟練した理学療法」の根幹をなす基本的スキルのレベルアップにも重点をおいた.そのための板場英行氏に「運動機能障害に対する理学療法の方向性」を提言していただき,理学療法の根源ともいうべき「腰痛の評価と治療」をその具体例として,理学療法士のいわゆる臨床力としての知識,診かた,考え方,臨床推論などの基本的スキルを教授していただいた.また最近の理学療法手技として小牧順道氏に「筋・筋膜を含めた結合組織に対する治療の展開」を教授していただいた.
【目次】
第1章 骨・関節系理学療法実践のとらえかた
  1.PTは何を評価し,何を治療するのか?─どうしたら効果的な治療が行えるか?─
  2.運動機能障害に対する理学療法の方向性─21世紀型治療の実践を目指して─
  3.腰椎機能障害の評価と治療のありかた
第2章 機能障害(拘縮)の評価と治療技術
  1.肩関節拘縮
  2.肘関節拘縮
  3.股関節拘縮
  4.膝関節拘縮
  5.足関節・足部拘縮,変形
  6.脊椎の機能障害
  7.下肢筋力低下と姿勢・歩行との関連
第3章 疾患別の評価と治療技術
 I.骨折(上肢・下肢)
  1.上腕骨近位端骨折
  2.上腕骨顆上骨折
  3.橈骨遠位端骨折
  4.複合性局所疼痛症候群(CRPS)
  5.大腿骨頸部骨折─転倒予防─
  6.大腿骨骨幹部骨折
  7.大腿骨果部,果上骨折
  8.膝蓋骨骨折
  9.下腿骨骨折─保存療法(PTB装具療法)と手術療法─
  10.足関節部の骨折と脱臼
  11.踵骨骨折
 II.身体部位別(肩甲上腕,体幹,下肢)
  1.肩関節周囲炎
  2.肩腱板損傷
  3.反復性肩関節脱臼
  4.頸椎捻挫
  5.頸椎後縦靱帯骨化(症)
  6.椎間板症・椎間板ヘルニア
  7.腰部脊柱菅狭窄(症)
  8.側彎症
  9.変形性股関節症
  10.変形性膝関節症
  11.膝靱帯損傷
  12.半月板損傷
  13.習慣性膝蓋骨脱臼
  14.アキレス腱損傷
 III.全身性疾患
  1.関節リウマチ
  2.骨粗鬆症
 IV.その他の疾患と理学療法
  1.骨軟部腫瘍の下肢温存手術後の理学療法
  2.末梢循環障害の理学療法
  3.末梢神経麻痺の理学療法(バイオフィードバック療法)
第4章 最近の理学療法手技
  1.痛みに対する理学療法
  2.固有受容器を利用した運動療法
  3.認知運動療法
  4.整形外科疾患の臨床動作分析と治療技術
  5.OKCとCKCにおける運動療法
  6.筋・筋膜を含めた
索引

icon icon メイトランド四肢関節マニピュレーション発行年月2010年4月
【内容】
先行販売している「メイトランド・脊椎のマニピュレーション(原著第7版・エルゼビアジャパン社刊行)」の姉妹本です。この2冊で全身のマニピュレーションが理解できます。「徒手的理学療法」の分野において、世界で最も読まれている理学療法テキストです。理学療法士が実践の場で学ぶ基礎から応用までの多くの手技について、多数の写真と分かりやすい表現により理解が深まるよう構成しました。リハビリテーションに関係する方々(理学療法士・作業療法士・整形外科医・研修医・学生など)必携の書籍です。
【目次】
1章  メイトランドコンセプト
2章  モビライゼーションとマニピュレーション
3章  コミュニケーションとセラピスト・患者関係
4章  理学療法実践の現代的視点
5章  評価の原則
6章  検査の原則
7章  モビライゼーション/ マニピュレーション手技の原理と方法
8章  モビライゼーション/ マニピュレーション手技の選択と進行の原則
9章  記録
10章  四肢の神経筋骨格系疾患
11章  肩関節および肩関節複合体
12章  肘関節複合体
13章  手関節および手複合体
14章  股関節領域
15章  膝関節複合体
16章  足関節および足複合体
17章  顎関節, 咽頭, 舌骨( 頭蓋下顎複合体)
付録1  ムーブメントダイアグラムの理論と作成方法
付録2  自己管理法: コンプライアンスと行動変容
索引

icon icon レッドコード・ニューラック・マニュアル スリング・エクササイズ・セラピーからの進化
発行年月2010年3月
【内容】
脳血管障害や慢性腰痛症などを治療する、レッドコード・ニューラック・トリートメントのテキスト。基本治療理論から、理学療法診断法、最新の治療技術までを紹介する。実践しているケーススタディも数多く掲載。
【目次】
第1章 レッドコード・ニューラック・トリートメントとは
 1.日本におけるレッドコード・ニューラック
 2.レッドコード・セオリー
 3.レッドコード・ニューラック1
 4.レッドコード・ニューラック2
 5.機器の進化と変遷
 6.ウィーク・リンク・テストの標準化
 7.段階的負荷法
 8.ローカル・マッスルとグローバル・マッスル
 9.超音波エコーによるローカル・マッスル・チェック
 ほか
第2章 ケーススタディー
 1.脳血管障害
 2.頸部障害
 3.肩関節障害
 4.腰部障害
 5.股関節障害
 6.膝関節障害
 7.アスリートに対するアプローチ(1)
 8.アスリートに対するアプローチ(2)
 9.介護老人保健施設におけるグループ・アプローチ
 ほか
索引

icon icon

誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 筋の基礎からセルフトリートメントまで
発行年月2010年3月
【内容】
「痛み」に関する問題は、多くの人に直結する分野であり、これからますます研究が進められる分野です。
なかでも、トリガーポイントは西洋医療とは異なる痛みの捉え方をする、非常に画期的な治療法です。
本書はトリガーポイント理論の基礎知識から各部位での治療方法の実践まで、多数の図解を交えて解説した入門書です。
これからトリガーポイントを実践しようとする専門家だけでなく、痛みに耐える患者さんにとっても役立つ1冊です。
【目次】
序文(第1版のための)――ディヴィッド・G・サイモンズ、M.D.
謝辞
はじめに
第1章 新しい人生
第2章 トリガーポイントの全容
第3章 マッサージのガイドライン
第4章 頭部と首の痛み
第5章 肩、上背部、上腕の痛み
第6章 肘、前腕、手の痛み
第7章 胸部、腹部、性器の痛み
第8章 中背部、腰部、殿部の痛み
第9章 股関節、大腿、膝の痛み
第10章 下肢、足首、足の痛み
第11章 トリガーポイントの臨床的マッサージ
第12章 筋肉の緊張と慢性痛
エピローグ
資料

索引


icon icon ストレスと筋疼痛障害 慢性作業関連性筋痛症発行年月2010年3月
【内容】
職場環境や心理社会的要因から生じる筋肉・骨・関節等の慢性的な痛みや不快感について、病態メカニズムを明らかにしつつ、疫学・生理学・病理学など各分野の研究成果に基づき、臨床・治療に不可欠な知見を集約。医師やリハビリテーション医学・東洋医学・ストレス治療関係者のために。
【目次】
序 章 日本と世界各国における作業関連性筋骨格系障害の現状
1 序論
2 慢性作業関連性筋痛症の神経筋メカニズム
3 作業関連性上肢障害
4 ストレス
5 ストレス、環境適応不全症と筋骨格系症状
6 作業関連性筋痛症の発症における課題関連性生体力学的制約の寄与
7 筋痛と筋過負荷に関連する形態学的特徴
8 頸肩部痛
9 低強度作業中の代謝的・機械的変化と作業関連性疼痛との関係
10 シンデレラ仮説
11 運動単位動員と筋肉痛発症との関係
12 筋肉痛と運動制御との間の相互作用
13 作業関連性筋痛症の神経生理学的メカニズム
14 実験的筋肉痛が H 反射と伸張反射に及ぼす影響
15 固有感覚に対する身体作業負荷の影響
16 めまいの発症メカニズムとヒトの頸部が頭位方向性を決めるのに果たす役割
17 筋求心性グループIII-IV神経線維が脊髄ニューロンのバイアスとゲインに及 ぼす短期的影響
18 神経可塑性と慢性疼痛の調節
19 痛み関連性の大脳皮質活動変化と可塑性
20 作業関連性筋痛症発症における筋交感神経活動の役割
21 交感神経系と筋機能との相互作用,および交感神経系の運動制御への関与
22 交感神経系による感覚制御と慢性痛への関与
23 交感神経による骨格筋への長期間栄養的影響
24 反射性交感神経性ジストロフィー
終 章 慢性作業関連性筋痛症の統合モデル
索引


icon icon ストレッチングセラピー発行年月2010年2月
【内容】
怪我の予防、また筋緊張の緩和にと手技療法家にとって欠かせないストレッチング。やさしく簡単な方法だと思われがちだが、身体のタイプ、年齢、性別、遺伝要素、行うスポーツ、またストレッチングをする時間帯によって、適切な方法も予防効果も様々である。本書では、そんなストレッチングに関する理論から実践まであますことなく解説されている。
第1部の「理論編」では解剖学、生理学から方法論、安全性、研究のエビデンスまでストレッチングに関連するあらゆる知識が包括的に網羅。そして、第2部の「テクニック編」ではビジュアル的に優れた各筋のイラストとテクニックの写真が収録されている。
第1部の理論を踏まえたうえで、実際はどのようにストレッチングをするのが正しいのか、またどんなリスクがあるかについて、わかりやすく丁寧に書かれているので、明日からでもすぐに取り入れることができる。ストレッチングを行う、またはこれから取り入れようとする、すべての施術家にとって必須のマニュアル本が誕生!
【目次】
■第1部
ストレッチングセラピー 理論編
関節のモビリティーに影響する要因
固定時のストレッチング
ストレッチングを行う前の理学療法治療
冷却治療
スポーツにおけるストレッチング
筋力トレーニングによる筋硬度への影響
加齢とモビリティー
捻挫と肉離れ
骨折のリスク
様々なストレッチングテクニックの紹介 など
■第2部
ストレッチングセラピー テクニック編

icon icon 理学療法士のための運動処方マニュアル発行年月2009年12月
【内容】
本書は序・実地編・基本編から構成され,序では運動の功罪,実地編では健康の維持・増進のための運動処方とその対象となる各種疾患,そして基本編では運動生理学的基礎と運動処方に関連した基本的知識を紹介している.今回の第2版を出版するにあたり,実地編に「介護予防の運動処方」と「メタボリックシンドローム」を新たに追加,また,全般的に臨床データを刷新し,一部の専門用語を最新のものに改めている.理学療法士必読の1冊.
☆図版108点,表組100点,写真1点
【目次】
序 運動の功罪
  I.生活習慣病と医療費の増大
  II.生活習慣病に対する運動の効果
  III.中高年の運動中の事故とその対処
実地編─各種疾患,障害者に対する運動処方
 第1章 健康維持・増進のための運動処方
 第2章 各種疾患の運動処方
 する全身持久力改善を目的とした理学療法の効果
基本編
 第1章 運動処方の運動生理学的基礎
 第2章 運動処方総論

牽引

icon icon らくらく運動でこりと痛みをとる本 ワンポーズ、ワンアクションで効く! 
首や肩のこり、腰痛、膝の痛み…がみるみる解消
発行年月2009年12月
【内容】
肩こり、腰痛、膝痛など不快症状に効く簡単な動作、体操を、写真とイラストでわかりやすく紹介。中高年や運動不足の人でも、特別な道具なしで自分で無理なく楽にできる!
“こり”や“痛み”は、筋肉が縮んだままかたくなることがきっかけで起こります。そんな筋肉の収縮を解消するのにいちばんいいのは、筋肉を鍛えること。つまり、運動によって筋肉に刺激を与えて、こわばった筋肉をほぐし、血行をよくすることです。本書は、肩こり、腰痛、膝痛などの症状別に、“こり”や“痛み”に効く運動法をたくさん集めました。また、頭痛、冷え、便秘などの不快な症状を改善する運動法も紹介しました。運動とはいっても、ワンポーズ、ワンアクションでできる簡単で安全な体操や動作ばかり。中高年や、ふだん運動不足の人でも無理なく楽に行え、特別な道具なしで自分で手軽にできます。やり方も、写真やイラストを見ながらやさしく行えるよう工夫しました。まずは、自分にあったもの、できそうなものを選び、日常生活のなかにとり入れてみてください。気がついたときには、こりや痛み、不快症状がやわらぎ、改善し、解消していることでしょう。
【目次】
1 これが効く!こり・痛み別らくらく運動(肩や首のこり 五十肩 腰痛 股関節痛・坐骨神経痛 ほか)
2 不快な症状をとるらくらく運動のコツ(頭痛 生理痛・生理不順 便秘 冷え症 ほか)
索引

icon icon

パリス・アプローチ 評価と適応 腰,骨盤編 発行年月2009年10月 佐藤友紀/著
【内容】
パリス・アプローチは,Stanley Paris博士により設立された徒手療法で,解剖学,運動学を重視し,そこから可能であれば病態を推測し,手技自体より解剖学・運動学を基礎とした評価,病態推測を重視する.結果,徒手療法を特殊な手技として強引に患者にあてはめることなく,必要な治療手技を選択できる.障害の改善だけでなく管理することもおこなう.
パリスは弟子である著者・佐藤に次のように説いている.「解剖・運動学を基礎として患者の機能不全(異常)を治療することを強調しているのが私の考えです.」「病気・機能不全(異常)の原因を治療することが,病気・疼痛を治療するより重要なことです.それが私の考えです.徒手療法は単独で使用するよりも,運動・患者教育と組み合わせることで効果が出るものです.その結果,患者の生活の質を再獲得・維持・向上させることができると考えています.」(Stanley Paris博士より本書刊行に際しての著者,佐藤友紀へのメッセージより.本書に収載)
本書は,全3編からなる『パリス・アプローチ』の第1弾となる「腰,骨盤編」.パリスの徒手療法を,著者であるパリスの愛弟子が解説した本邦初のテキスト.手技を中心にするパリスの徒手療法は本邦にも紹介されているが,本書では,パリス・アプローチは運動学,解剖学を基礎とした評価があり,それに基づく手技の適応があることを説いた実践書.理学療法士必読の1冊.
☆図版152点,表組83点,写真85点
【目次】
第I章 パリス・アプローチではこう診療を進める
第II章 症候群と管理
第III章 仙腸関節・疼痛と徒手療法 
第IV章 徒手療法(マニュアルセラピー)の歴史
索引


iconicon モビライゼーションPNF発行年月2009年10月新井光男/著
【目次】
1 モビライゼーションPNF手技
2 モビライゼーションPNF手技の効果の仮説と検証
3 モビライゼーションPNF手技を理解するためのPNFの基礎
4 共同回旋促通手技(CRF手技)の具体的アプローチ
5 連結パターン促通手技(CPF手技)
6 PNF運動パターンの中間域での静止性収縮促通手技(SCF手技)
7 痛みに対するモビライゼーションPNF手技の意義
8 腰痛とモビライゼーションPNF手技
9 上肢帯機能障害に対するモビライゼーションPNF手技
10 痙縮(脳卒中後片麻痺)・固縮(パーキンソン病)に対するモビライゼーションPNF手技
11 モビライゼーションPNF手技による背臥位への促通法
索引


icon icon PNFハンドブック発行年月2009年10月
【内容】
2006年に出版された第2版からの改訂版であり、PNFの実践的で包括的な指導書である。WHOのICF(国際機能分類)の概念に沿ってPNFによる運動学習や運動調節を詳しく解説する。レイアウトもより見やすく刷新され、豊富な写真と丁寧な解説でPNFの基本手順や治療パターンの実際を紹介。PNFの技術を身につけたい理学療法士、作業療法士に必携の1冊。
【目次】
1 固有受容性神経筋促通法
2 促通の基本手順
3 テクニック
4 患者の治療
5 促通パターン
6 肩甲骨および骨盤パターン
7 上肢パターン
8 下肢パターン
9 頭頸部パターン
10 体幹パターン
11 マット上動作
12 歩 行
13 生命機能
14 日常生活活動
索引

icon icon 関節可動制限 発展途上の理学療法‐その可能性発行年月2009年09月
【内容】
理学療法の初歩の初歩である関節可動域制限の治療は,基本であるのに実はわかっていないことも非常に多いのが現状.本書では,その関節可動域制限について基本的な知識・技術の習得について指南した.「関節可動域制限の病態を考えよう!」「関節可動域制限患者を受け持ったらどうするか?」「ICFから見た理学療法介入のポイント」「関節可動域制限は治療よりも予防が大切:チーム医療の重要性」「私はこうして関節可動域制限をとらえ,治療している」という5つのパートから構成されている.
「予防的関節可動域訓練はどのくらいの頻度で,どのくらいの時間行えばよいのだろう?」「関節可動域制限を改善するためにはどのような治療を,どのくらいの頻度で,どのくらいの時間行えばよいのだろう?」という疑問は多いだろう.理学療法も,医学そのものもすべて発展途中の科学であり,明確な答えは出ないが,それでも理学療法士が自身の力で一歩一歩,歩みを進めていくことを願い,今回のこの本ではそれぞれの分野で活躍している理学療法士を集め,その知見を形にすることができた.
【目次】
I.関節可動域制限の病態を考えよう!
II.関節可動域制限患者を受け持ったらどうするか?
III.ICFからみた理学療法介入のポイント
IV.関節可動域制限は治療よりも予防が大切:チーム医療の重要性
 V.私はこうして関節可動域制限をとらえ,治療している

icon icon 徒手的理学療法藤縄理/著2009年09月
【目次】
第1章 徒手的理学療法の基本理念
第2章 評価の原理
第3章 徒手的理学療法における治療の原理
第4章 脊柱の評価と治療
第5章 上肢の評価と治療
第6章 下肢の評価と治療
索引

icon icon クリニカルマッサージ ひと目でわかる筋解剖学と触診・治療の基本テクニック2009年07月
【内容】
大好評書籍「クリニカルマッサージ」が長編DVD付で改訂!
初学者でも複雑な筋肉構造を正確にとらえることができ、どこをどうマッサージすればいいのかがひと目でわかる――。生体モデル写真に筋組織などの内部構造のイラストを重ねという新しい手法で「わかりやすい!」と多くの読者に支持されたベストセラーがこのたび改訂される。ページ数こそ前版からほぼ変わらないものの、各筋肉に「触診(パルペーション)」の項目が加わり、さらにDVD(約160分)が付録として付いてくる。人体解剖学とマッサージテクニックを同時に学べる画期的な1冊が、長編動画付でさらにわかりやすくなって生まれ変わる!
【目次】
Part1 クリニカルマッサージの基礎
1.クリニカルマッサージとは
2.評価へのアプローチ
Part2 クリニカルマッサージによる治療法 
3.頭部、顔面部、頚部の治療法
4.肩部、胸部、上背部の治療法
5.上腕部、前腕部、手部の治療法
6.脊椎の治療法
7.腰部、腹部の治療法
8.骨盤部の治療法
9.大腿部の治療法
10.下腿部、足部の治療法
索引

icon icon 機能的運動療法 クラインフォーゲルバッハのリハビリテーション 基礎編2009年07月
【目次】
第1 章 一般的な基礎
第2 章 動作分析
第3 章 ICF の基本的な検査
第4 章 治療計画
第5 章 運動学習
第6 章 指導方法
第7 章 治療的訓練
第8 章 治療テクニック
第9 章 ケース・スタディ:腰椎・坐骨神経痛
第10 章 ケース・スタディ:坐骨神経痛
第11 章 ケース・スタディ:肩関節
索引

icon icon スポーツ医学実践ナビ スポーツ外傷・障害の予防とその対応武藤芳照/編著2009年08月
【内容】
第34回日本整形外科スポーツ医学会学術集会で行われた講演をもとに、最新の情報を加え、スポーツの障害予防・外傷への対応を数多くの写真・図表等を用いてわかりやすく解説します。スポーツ選手・愛好家にかかわる整形外科医、学校医、PT、アスレチックトレーナー、運動健康指導士の方々の活動を網羅しました。スポーツ医学の醍醐味はこの1冊でわかります。スポーツにより生じた外傷や障害には、適切な対応を!
【目次】
総論(スポーツ医学のめざすもの—スポーツ外傷・障害の予防への対応スポーツ医学の現場とは
スポーツ現場での医療行為の現状と課題)
各論(スポーツ外傷・障害のメカニズムと予防のポイント競技種目などとスポーツ医の関わり
スポーツ外傷・障害の診療最前線スポーツ外傷・障害のリハビリテーションと再発予防
スポーツ医学の連携分野資料)


icon 個別機能訓練指導マニュアル 
厚生労働省老人保健健康増進等事業研究報告のガイドラインに基づく
2009年06月
【内容】
介護保険法の目的に適い明るい地域社会の礎を拓く機能訓練指導員としての柔道整復師の新たな役割!
要介護高齢者の自立支援と社会参加の促進を目標に開始された介護保険制度に,新たに機能訓練指導の役割が明記。その目的は自立支援を主体とした「介護予防」にあるとの認識から,(社)日本柔道整復師会では,実施にあたっての基本理念であるICF(WHO国際生活機能分類)の概念を踏まえ,介護保険における効果的な機能訓練指導に関するガイドラインを策定。リスクマネジメント,効果の評価法,他職種との意思疎通法などのノウハウを余すところなく明らかにした。
【目次】
第1章 介護保険と機能訓練指導
第2章 個別機能訓練ガイドライン
第3章 個別機能訓練指導
第4章 地域支援事業
第5章 個別機能訓練の有効性
第6章 個別機能訓練の実態
【資料 生活体力機能訓練運動】
索引

icon 手技療法とオステオパシーにおけるトリガーポイントと筋肉連鎖2009年05月
【内容】
痛みを訴える患者に効果的な療法トリガーポイントを見つけ出し、刺激を与え、リリースする!
筋肉連鎖のさまざまなコンセプトを紹介。
歪みの発生を分析、評価。
それぞれのコンセプトがオステオパシーの手技療法を日常行う上でどのぐらい有用か、その答えは本書にある。 よく見落とされる、痛みの原因となっている筋肉組織。多くある、筋肉組織とトリガーポイントの存在が原因の運動器の痛み。たくさんの写真を掲載して解剖学的な概要を説明、トリガーポイントとその痛みの領域の正確な位置が簡単にわかる。
【目次】
はじめに vi
第I部 筋肉連鎖 1 序 論2筋筋膜連鎖モデル3生理学4頭蓋仙骨モデル
5ジョン・マーチン・リトルジョンのバイオメカニクス・モデル脊柱の力学
6姿勢筋、相性筋とクロスシンドロームに関連する姿勢パターン、ウラジミール・ヤンダの筋筋膜治療法への貢献
7ジンク・パターン8筋筋膜の連鎖1つのモデル9平衡状態10診 断11療 法
第II部 トリガーポイントとその治療12定 義13トリガーポイントの分類14トリガーポイントの病態生理学15診 断
16トリガーポイント療法17トリガーポイントを保持する因子18促通された分節 19トリガーポイント 20参考文献


icon icon ストレッチングと筋の解剖2009年04月
【内容】
全身114種におよぶストレッチ手技を紹介する実際書。一冊を通じて,ストレッチングを行う上で必要な,筋・腱の解剖・生理をやさしく学べる構成とした,分かりやすいイラストで,個別の筋骨格系の動き・働きを視覚的に理解できる。筋と運動器傷害の関係,傷害予防を理解・応用するのに役立つ。フィットネス,スポーツ指導やリハビリテーションに携わる人々への必携書。
【目次】
1.生理学と柔軟性2.ストレッチングのメリット3.ストレッチングの種類4.安全なストレッチングのための
原則5.適切なストレッチの方法6.頚部と肩のストレッチ7.腕と胸部のストレッチ8.腹部のストレッチ
9.背部と側部のストレッチ(上部,中部,下部)10.股関節と殿部のストレッチ
11.大腿四頭筋のストレッチ12.ハムストリングスのストレッチ13.内転筋群のストレッチ
14.外転筋群のストレッチ15.ふくらはぎのストレッチ16.脛,足首,足部のストレッチ


iconicon 動画でわかる関節運動療法2009年03月
【内容】
動画と写真解説により、ベッドサイドで可能な効率性の高い関節運動療法が実施できる。上肢機能ではリーチ動作、下肢機能では歩行動作の改善を目的とした療法をわかりやすく解説。理学療法士の臨床実習、訪問リハの際にも役立つ一冊。
【目次】
第1部 総論
1.はじめに2.関節運動療法の治療目標3.関節運動療法のポイント
4.リーチパターン,歩行パターンが促通される背景5.関節運動治療手技の解説
第2部 関節運動療法各論
第1章 ポジショニング
1.ポジショニング
第2章 背臥位での上肢アプローチ
1.肩甲帯の準備2.上腕の筋アライメント調整3.肩甲上腕関節運動4.肩関節運動
5.前腕の筋アライメント調整6.前腕回内外運動7.肘関節最終伸展感覚導入
8.手関節アライメント調整9.手関節運動10.肘関節屈伸運動
第3章 背臥位での手指アプローチ
1.手指対立2.MP・IP関節複合運動3.中手骨副運動4.MP・IP選択的運動
第4章 背臥位での下肢アプローチ
1.骨盤と下部体幹の準備2.大腿の筋アライメント調整3.股関節屈曲運動
4.膝関節運動5.下腿の筋アライメント調整6.足関節運動7.足部関節運動
8.下肢運動アプローチ

icon 身体トレーニング 運動生理学からみた身体機能の維持・向上2009年03月
【内容】
運動生理学、トレーニング科学、体力科学、健康科学の研究者、各種競技・スポーツ指導者が、自らの指導するトレーニングの効果を検証・裏付けるための科学的知識を満載した1冊!
【目次】
Section1 トレーニングと中枢神経 Section2 トレーニングと視覚
Section3 トレーニングと感覚 Section4 トレーニングと末梢神経
Section5 トレーニングと骨格 Section6 トレーニングと筋
Section7 トレーニングと緩衡能 Section8 トレーニングと免疫
Section9 トレーニングと呼吸 Section10 トレーニングと循環
Section11 トレーニングと代謝 Section12 トレーニングと体温
Section13 トレーニングと体液 Section14 トレーニングと内分泌

icon 結果の出せる整形外科理学療法 運動連鎖から全身をみる2009年02月
【内容】
理学療法のなかで「ヒトの動き,運動連鎖をどうとらえ,また分析するか,それに基づきどのように理学療法を進めていくか」について,著者らが日頃より実践している,独自の障害・痛みに対するアプローチ法,理学療法のノウ・ハウを解説する一冊。
・人間の全身の動きと役割を理解し(とらえ方)
・患者の動きを分析し(考え方)       
・理学療法で効果を上げているか(結果の出し方) 
を主泣として写真や図を多用しながら,どのようにすれば良い結果(構造structureと機能function,特に機能の維持・回復)が出せるのか(結果の出し方),著者らの今までの豊富な臨床経験に基づき,理学療法の進め方について解説する。
【目次】
I. 上肢からみた動きと理学療法の展開
 上肢帯の機能解剖 身体活動における上肢帯 上肢帯の理学療法評価と対応(1)
 上肢帯の理学療法評価と対応(2) 上肢帯障害の結果の出し方
  II. 体幹からみた動きと理学療法の展開
 体幹、上下肢の運動連鎖 体幹から全身へ 、姿勢・動作の捉え方、 姿勢・動作改善を目的とした結果の
 出し方
II. 体幹からみた動きと理学療法の展開
 足の機能解剖 、足(下肢)から全身へ 、立位における足の補償機能 、歩行時の正常な足部と下肢の
 動き 
 歩行時の足部の筋機能 、歩行分析のポイントと捉え方、考え方
 下肢の障害に対する理学療法の結果の出し方(1)入谷式足底板
 下肢の障害に対する理学療法の結果の出し方(2)テーピング
 下肢の障害に対する理学療法の結果の出し方(3)運動療法

icon アナトミー・トレイン 徒手運動療法のための筋筋膜経線2009年01月
アナトミー・トレイン(解剖列車)の意味については,本文に詳しい説明があるのでここでは触れない.用語のMyofascia(筋筋膜)は,Myo(筋)とFascia(筋膜)との合成語である.“筋膜”はラテン語のFascia(帯)に由来するが,その定義は必ずしも一定していない.前腕筋膜,大腿筋膜,胸腰筋膜などのような筋系全体を包む結合組織被膜(浅筋膜)や筋上膜,筋周膜(深筋膜)を指す見方から,さらに内臓器官を被覆する結合組織のすべてを含む見方まである.原著のfasciaは運動の力や張力を伝達するすべての結合組織性の構造物を指している.したがって,‘Myofascia'の訳には,‘筋'と,上述の結合組織の層や被膜の意味での‘筋膜'とを合わせた‘筋筋膜'をあてた.
 本書における触診や治療の手技は,著者マイヤース氏の長年にわたる豊富な経験から得られたものである.著者の筋筋膜の構造や連結に関する見方や解釈については,異論のある読者もあるかと思うが,解剖学的観察に基づく触診手技の手引として利用すれば有益であろう.筋膜とは,また筋筋膜の連結とはどのようなものかは,実物を目にせずに,はっきりとしたイメージを持つことや触診で実感することは難しい.しかし,多くの人はそのような機会に接することなく,診療に従事して行かざるを得ない状況にある.本書では,触診法の説明とそれに関連する図が,理解しやすいように配置されている.良い解剖学の図譜を参考にしながら,本書の筋筋膜連結の見方に従って触診の経験を積めば,筋筋膜の動的実体を把握するのに役立つであろう.この見方は,いろいろな面に応用できるので,リハビリテーションあるいはボディーワーク関連の分野に従事している医師,理学・作業療法士,看護師,スポーツトレーナー,整体師,また,現在この分野の道に進みつつある人たちにとって,非常に有用であると思う.


icon SJF関節ファシリテーション2008年11月
【内容】
関節運動学と関節潤滑機構に基づく技術を取り入れた、関節機能障害のための新しい治療技術。X線写真とは違い、3DCT写真というより鮮明な写真を使用している。
【目次】
1章 概説(関節ファシリテーションの名称について運動学とSJF ほか)
第2章 運動学とSJF(関節について運動学における関節運動学(arthrokinematics) ほか)
第3章 部位別検査治療技術(上肢(肩複合体肘部手部)下肢(股関節膝部足部) ほか)
第4章 運動療法とSJF(運動療法の定義運動療法の目的 ほか)
第5章 関節機能障害とSJF(関節機能障害(あるいは関節機能異常)の定義
関節内運動を用いた治療によって反応した症候 ほか)


icon 運動機能の回復促通テクニック とらえかたからアプローチまで2008年10月
【内容】
本書では運動機能障害に対するアプローチとして中枢神経系障害、筋骨格系障害、内部系障害の治療アプローチについて論じている。
【目次】
1 運動機能障害の病態はどのようなものか?
(マクロでの変化を見てみよう!ミクロでの変化を見てみよう!)
2 運動機能障害の及ぼす影響とは?
(機能構造レベルでの影響は?活動参加レベルでの影響は? ほか)
3 運動機能障害を原因別にどのように捉えるか?(神経系では筋骨格系では ほか)
4 運動機能障害の回復を探る!(脳の可塑性から回復の可能性を探る!筋の質・量の変化 ほか)
5 運動機能障害に対する理学療法アプローチ—治療テクニックの理論背景・適用・限界
(中枢神経系に対するアプローチ筋骨格系に対するアプローチ ほか)

icon Post Isometric Relaxation 等尺性収縮後の筋伸張法2008年10月
【目次】
第1章 Post lsometric Relaxation
第2章 頭部・頸部のPIR
第3章 肩関節のPIR
第4章 肘関節のPIR
第5章 前腕のPIR
第6章 手関節のPIR
第7章 手指のPIR
第8章 体幹(腰部)の評価
第9章 体幹(腰部)のPIR
第10章 股関節のPIR
第11章 膝関節のPIR
第12章 足関節のPIR

icon 整形外科的理学療法 基礎と実践2008年09月
【内容】
●理学療法士に求められる整形外科的疾患のリハビリテーションについて,筋骨格系の障害を中心に,基本的な考え方から総括的にマネジメントを詳解したテキスト.
●各章末には「復習問題」が掲載されており,問題を解くことによって章の内容をさらに理解できるようになっている.
●巻末には付録として「整形外科で一般的に使用される薬剤」「一般的検査の参考標準値」「身体の主要な運動と運動が起きる関節に作用する筋群」などが掲載されており,日々の臨床をバックアップするデータとして有用である.
【目次】
第I部 整形外科的マネジメントの基本的考え方
第II部 組織の治癒に関する総括
第III部 整形外科領域の一般的薬剤
第IV部 歩行と関節モビライゼーション
第V部 運動の生体力学的基礎
第VI部 整形外科疾患のマネジメント

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