リハビリ本オンライン書店
検索:
カテゴリー
新刊書籍
職種別分類
PT・OT・ST国家試験対策
学生向け本
理学療法本全般
作業療法本全般
言語療法本全般
ジャーナル類分類
理学療法ジャーナル
作業療法ジャーナル
臨床作業療法ジャーナル
総合リハビリテーション
メディカルリハビリテーション
福祉介護機器
TECHNO(テクノ) プラス
りんくる
JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION
【リハビリテーション医療者のための臨床誌】
認知症ケア事例ジャーナル
訓練方法、
アプローチ別分類
吸引技術
自主トレーニング関連本
リハビリテーションに
関連するテクニック関連本
(中枢神経疾患)
リハビリテーションに
関連するテクニック関連本
(整形外科疾患)
ボバースアプローチ関連本
PNF関連本
認知運動療法関連本
sst、ソーシャルス
キルトレーニング関連本
知覚のリハビリテーション
関連本
呼吸リハビリテーション
関連本
ADL訓練・介助テクニック
関連本
運動器リハビリテーション
関連本
認知症リハビリテーション
関連本
学習療法関連本
スポーツリハビリテーション関連本
末梢神経のリハビリ
テーション
心臓リハビリテーション
関連本
内部障害のリハビリ
テーション
リハビリに役立つ手工芸
関連本
リハビリに役立つレクリエー
ション関連本
コアコンディショニング
関連本
テーピング関連本
浮腫へのアプローチ
リハビリに関連する
ビデオ・DVD類
アロマセラピー関連本
物理療法
モチベーションUP
義肢装具
リハビリメイク
脳の評価、学問、
障害
リハビリに関連する
脳科学・脳神経科学本
神経心理学
(脳血管障害・外傷関連本)
リハビリテーションと
関連する心理学本
高次脳機能障害関連本
脳画像関連本
運動学習関連本
チームアプローチ
リハビリテーション
介護関連本
リハビリテーション
看護関連本
学問
解剖学・触診関連本
運動学習関連本
研究関連本
医学電子辞書
地域リハビリテーション、等
地域リハ・訪問リハ・
住宅改修関連本
復学、復職、障害受容
関連本
リハビリテーションに
関連する制度の本
リハビリ全般
急性期リハビリテーション
リハビリテーション全般本
高齢者のリハビリテーション
当事者や家族の声.
体験談
回復期リハビリテーション
リハビリテーション評価
歩行訓練・歩行分析関連本
動作分析関連本
脳画像関連本
運動学関連本
疾患別分類
癌のリハビリテーション
糖尿病のリハビリテーション
脳血管障害・外傷リハ
全般関連本
精神科リハビリテーション
関連本
発達障害のリハビリテーション
脊髄損傷の
リハビリテーション関連本
関節リウマチ関連本
パーキンソン病関連本
認知症のリハビリ
テーション関連本
筋萎縮性側策硬化症ALS
症状別分類
顔面筋マヒのリハビリ
テーション
痛みの緩和
失語症関連本
構音障害・
ディサースリア関連本
高次脳機能障害関連
えん下障害,口腔ケア、NST
視覚障害関連本
感覚障害関連本
排泄関連
心臓リハビリテーション
廃用症候群
関節部位別分類、解剖
頚部・脊椎・腰部の
リハビリテーション関連本
肩関節の
リハビリテーション関連本
肘関節のリハビリテ
ーション関連本
ハンドセラピー関連本
股関節のリハビリ
テーション関連本
膝関節のリハビリ
テーション関連本
足部のリハビリ
テーション関連本
解剖学、触診
装具、福祉用具、
自助具等
装具関連本
シーティング関連本
福祉用具・自助具関連本
予防
転倒予防関連本
介護予防
その他
その他リハビリテー
ション関連本
医学電子辞書
医学辞書
リハビリビデオ・DVD類
リスク管理関連本
管理運営
医学英語
リハビリセラピスト
理学療法士・作業療法士・
言語聴覚士関連本


トップ
脳科学、脳神経科学
脳を学ぶ 3 ~アンサンブル・グループ「ブーケ・デ・トン」との対話

脳を学ぶ 3 ~アンサンブル・グループ「ブーケ・デ・トン」との対話
発行年月2011年5月
【内容】
音楽CD付録
「脳を学ぶ~“ひと”がわかる生物学」「脳を学ぶ2~写真家,古谷千佳子さんとの対話」の著者が,奏法,楽器操作,音楽のイメージといったテーマを切り口に音楽家たち「ブーケ・デ・トン」と対話を行い,それを通して浮き彫りにされてきた脳機能の最新の理解をレビューした「脳のレクチュア」シリーズの第3弾.さらに,バロックから日本の音楽まで,幅広いレパートリーをもつ彼女たちの演奏をCD付録としてつけました.
【目次】
第1部 音楽との出会い,楽器との出会い,アンサンブルとの出会い
  [第1部のまえがき~本書のまえがきにもかえて]
  齊藤佐智江さん フルート奏者
  猿渡紀子さん ピアノ奏者 チェンバロ奏者
  飯島多恵さん ヴァイオリン奏者
  アンサンブル~結び合わせる力
第2部 アンサンブル~同じ時間と空間を生きる
    ~「音楽」経験を生み出す脳の階層的進化の仕組み
  1 脳のビッグバンとしてのリズムの発生
  2 空間はリズムによって統治される~時間と空間の結びつけ
  3 時間・空間の組織化の神経ネットワーク~大脳基底核ネットワークの生物学的構造
  4 時間・空間ネットワークによる意味作用(その1)~概念の生成
  5 時間・空間ネットワークによる意味作用(その2)~言語ネットワークの結合
  6 意味世界のイメージ化~「美」を意識するためのネットワーク
  7 音楽家の脳(その1)~メタ道具としての楽器と記譜法の発明
  8 音楽家の脳(その2)~音楽はマルチモダールな脳機能により成り立つ
  9 音楽家の脳(その3)~「楽想(イメージ)」という可塑的なツール
  10 音楽家の脳(その4)~感情作用の様式化
  11 音楽家の脳(その5)~「アンサンブル」という共感の仕組み
  12 音楽の喪失~音楽に関わる脳の病理
  13 音楽による再生(その1)~運動障害に対する音楽療法の神経科学的根拠
  14 音楽による再生(その2)~記憶・情緒障害に対する音楽療法の神経科学的根拠
  15 音楽と人の脳の未来
索引


ヒトの動き百話 スポーツの視点からリハビリテーションの視点まで

ヒトの動き百話 スポーツの視点からリハビリテーションの視点まで
発行年月2011年2月

【内容】

あれから8年が経った。好評を頂いた「脳百話」に続いて、「ヒトの動き百話」を刊行することになった。脳百話を書きあげたときの喜びは今も記憶に新しい。研究の傍らサイエンスライティングに挑戦する楽しさは、その苦労を上回って余りあるものであった。それ以来、次は「ヒトの動き百話」を書いてみたい、という思いが膨らんでいた。
 編者の研究室は運動制御研究室である。スポーツに関心が強いので、スポーツ科学研究室と名乗ることもある。毎年、研究室に入ってくる大学院生の心の奥底には、自分が体験してきたスポーツや音楽活動のなかで感じてきた面白さ、不思議さがある。研究の原点である。この思いを中心に据えて、本人も周囲も研究活動を推進していく。このことがいつのまにか小田研究室のモットーになって、代々引き継がれていった。博士課程の先輩たちが、学部生の卒論研究や修士1年生に対していつも問いかける言葉がある。「何を研究したいの」、「何でその研究がしたいの」。この「自分の中の研究の原点」は、普段の個人的研究コミュニケーションでも、研究室全体で行う研究ミーティングや学会発表練習会においても、いつでもどこでも研究推進の原動力となった。真実は自分の中にある。それを科学という手段で表す。科学が真実ではなく、自分の感性、主観のなかに真実があって、それを誰にでもわかる普遍的、明示的な形で表す営みがとてつもなく楽しいことなのだと、それぞれが気づいていった。
 運動制御・スポーツ科学研究室である小田研究室が、京都大学大学院医学研究科の理学療法学講座の市橋則明研究室とご縁を得ることになった。2年半前のことである。二つの研究室の合同研究会の間を取り持ってくれた、当時院生で、現在カナダで歩行研究に従事している進矢正宏君(本百話の執筆にも名を連ねている)から、研究会の興奮と活気の様子が届いた。

 『今から振り返ろうとしても、勉強会をしていなかったころが想像できない。それくらい自然な集まりだったと思う。人間・環境学研究科のスポーツ科学の小田研と、医学研究科の理学療法学の市橋研から、異分野との交流を通じて研究の幅を広げようと、月に一度集まって合同勉強会をしていた。筋生理学、神経生理学からバイオメカニクス、認知心理学に至るまで、多岐にわたるテーマを月ごとにそれぞれが持ち寄り、まだ世に出ていない、時には本実験も始まってもいないようなデータを見せ合い、それぞれの立場から遠慮なくコメントを出していた。私にとってとても有意義だったのは、当然だと思って省略した背景や研究手法に対する質問やコメントで、研究における常識はしばしばかなり狭いものであるということを思い知らされたことである。出したデータが発表前には考えもしなかった意味を与えられて、全く新しいストーリーが描かれるという様子を何回も目撃した。ヒトの運動を支配している法則を追求する過程で、その実験技術がリハビリの評価に使えるかもしれないと分かった時、あるいは高齢者の治すべきだと考えていた異常な動作と一流スポーツアスリートの動作との間に共通するものを見出した時、それは日常の研究室内のゼミでは得られない興奮をもたらしてくれた。勉強会は午後6時半からスタートで8時までの予定で行われていたが、議論が白熱して9時近くになることもあった。忙しい中を参加していただいていた小田先生・市橋先生には申し訳ないと(少しだけ)感じつつ、思いつくままに自由なディスカッションを楽しんでいた。そのあと近所の中華料理屋に入って10時、11時まで研究の話が続くことがあったのだから、相当に楽しんでいたのだろう。さまざまなテーマが入り乱れる浮遊感と、それでいて妙な統一感がある。読者の方々も本書の百話の中から、そんな不思議な楽しさを少しでも感じていただけたなら光栄の限りである』

 スポーツ科学と理学療法学に関わる人間に共通して備わっている感性、それは、ヒトの動きに対するあくなき興味であった。たがいがそれぞれの執筆内容を見て、そのことに改めて気がついた。見開き2ページの中に、何を盛りつけ、どう料理するか。フルコース料理メニューのように書こうと誓い合った。最初の数行のイントロを、日常生活や、スポーツにおける身体や身体動作の不思議から始める。自分の中の原点である。イントロ、それはフルコースの料理で言えば、前菜だ。食べる人の目を楽しませ、食欲を引き出し、後に続くメインへの期待感を盛り上げる。前菜の次は、スープ。メインの論文知見を紹介する前に、イントロに掲げた内容は学術的にはどう言えるか、科学的知識のエッセンスを学術スープに煮込んでいく。さあ、いよいよメインディシュの番だ。お魚でも、お肉でもいい。イントロで書き起こした興味に関連する論文知見を噛み砕いて1,2編紹介する。最後の段落は、デザートの時間。科学の世界の面白さを探索していた読者は、気がついたら、日常や現実の世界に戻っている。筆者の小粋なウイットやユーモアの心遣いが、またこのレストランに来たくなるかどうかの最後のポイントでもある。見開き2ページの制約の中で、読み切りフルコースの作成にあたり、執筆者の院生諸君は苦労したと思う。その労をねぎらう意味でも、彼らの自分の研究の原点を世の中に問う意味でも、脳百話と同様に、百話の末尾に執筆担当者の名前を付記した。どこからでも、気にいったところからお読みいただきたい。浮遊感と統一感の食べ歩きを楽しんでいただければと思っている。
 ヒトの体の動きの研究は、実に楽しい。研究してみないと分からないことが沢山潜んでいる。スポーツコーチング現場やリハビリテーションの臨床現場にとって有益な栄養素も豊富に含まれている。何を面白いと感じているか、それがなぜ面白いのか、という「自分の中の真実」についてはいっさい編者の手を加えなかったことは言うまでもいない。料理人の喜びは、レストランに来て料理を食べていただいた方々の反応で決まる。100のメニューの味に星がいくつ着くか。その評価は、読者の皆様の舌にゆだねられている。


平成22年7月 盛夏の京都にて


編 者 小田 伸午



【目次】

はじめに

[O]運動の制御・スポーツ科学編  小田伸午研究室[Oda]

O-01 打つべきか否か バッターの迷いベンチの迷い
O-02 スポーツ選手における眼と手の反応の早さ
O-03 眼球運動は手の到達運動をガイドする
O-04 癖を見抜け なくて七癖あって四十八癖 
O-05 運動中に“周りは見えなくなる”のか?
O-06 ミスと成功を分けるもの
O-07 あなたの“利き目”はどこを見るかで変わりうる
O-08 両方の目を逆方向に動かす難しさ
O-09 キョロキョロ見る
O-10 口では言えないが体は知っている
O-11 身体活動を計る~主観・客観のずれ、客観測定間のずれ~
O-12 手を伸ばし物をつかむ時の手
O-13 変化に柔軟に対応するために
O-14 「内」に目を向けるか、「外」に目を向けるか
O-15 ボールに気持ちを込める~意識の置き所~
O-16 鍛えれば変わる神経のネットワーク
O-17 動いて覚えろ
O-18 変わらないために変わり続ける身体
O-19 主動作よりも姿勢調節が先
O-20 びっくりする話し
O-21 身体バランスの崩れによる素早い反応
O-22 見た目ではわからない動き
O-23 ムチのようにしなる身体の動き
O-24 コーチングに不可欠なデータの活用
O-25 泳ぐのは僕だ
O-26 競泳の勝敗は泳ぎで決まるって本当?!
O-27 浮いている時に体にかかっているいろいろな力
O-28 せかせか泳ぐか、スイースイーと泳ぐか
O-29 無駄なく手をかく
O-30 世界最速ドラマーの筋活動
O-31 眼で聴く音楽
O-32 音程をはずさない歌い方~音痴は克服できる~
O-33 身体の動きでリズムを感じる
O-34 右手と左手はバラバラに動かせるか?
O-35 CPG(Central Pattern Generator)
O-36 呼吸のリズムと動きのリズム、切っても切れない関係
O-37 落とし穴に落ちたとき
O-38 しなやかに歩いてみませんか
O-39 妊婦の歩き方はアヒルに似ている??
O-40 高齢者の歩き方は効率的!?
O-41 カバンと歩行
O-42 フルード数
O-43 下肢のプロポーション
O-44 なぜ陸上のトラックは左回りなのか?
O-45 ピッチとストライド
O-46 脚全体の一つ先を行く、骨盤の動き
O-47 長距離走、パフォーマンス向上のキー!?~筋線維と腱の効率的な動き~
O-48 地面を強く蹴った方が速く走れる!?~スプリンターの膝と足首の動き~
O-49 脚を素早く動かしたら一流短距離選手になれるか?
O-50 なぜ速く走るときは腕を振るの?

[I]姿勢制御・筋科学編 市橋則明研究室[Ichihashi]

I-01 解剖学書にかかれている筋の作用は本当に正しい?
I-02 関節深層筋は何をしているのか?
I-03 縁の下の力持ち~骨盤底筋群の構造と役割~
I-04 奥深い筋肉~ローカル筋システムとグローバル筋システム~
I-05 注目を集める大腰筋~大腰筋の機能は万能?~
I-06 なぜ筋バランスが重要なのか?
I-07 思うように力が発揮できない~筋力発揮時の同時筋活動~
I-08 意外なところに力がはいってしまう~脳卒中後遺症者の病的共同運動~
I-09 まずは体幹の固定が大事!
I-10 筋力発揮はスピード勝負?
I-11 筋力をつけたい~その前に・・・
I-12 関節を思いやろう~関節にかかる負荷~
I-13 肩甲帯の知られざる重要性~上肢運動を可能にする土台としての役割~
I-14 人体最大の可動域をもつ肩関節とその安定化機構
I-15 脊柱の動きにおける機能的リンケージ
I-16 猫背の落とし穴~脊柱回旋に対する体幹アライメントの影響~
I-17 良い姿勢をとり続けることは良いこと?
I-18 姿勢は口ほどにものをいう~腰痛になりやすい姿勢とは?~
I-19 ヒトの姿勢の老化について~変わるものと変わらないもの~
I-20 曲がると困るのは腰?それとも背中?
I-21 止まっているエスカレーターで転ぶのはなぜか?
I-22 できると思っていたのにできない!?~またげると思ったハードルがまたげない~
I-23 ブランコはなぜこげるのか?~理屈は知らなくても体は動く~
I-24 実は安定していない 歩行周期
I-25 デコボコ道でも頭の位置は安定している!
I-26 障害物 見るのは2歩前まで
I-27 『歩行+α』は転倒のリスクを反映する
I-28 足首のパワーをつけても速く歩けない高齢者
I-29 自然な歩行~お手本はマサイ族!?ー~
I-30 「歩く」と「走る」はどこで切り替わる?
I-31 ハイハイで世界観が変わる赤ちゃん
I-32 低強度でトレーニングするなら超ゆっくり!
I-33 筋肉の質に対するアンチエイジング
I-34 振動刺激でカラダが鍛えられる?
I-35 固有感覚は運動で改善するのか?
I-36 バランス能力は遺伝的なもの? 環境因子によるもの?
I-37 いかにバランスを崩せるか!それがバランスの決め手
I-38 高齢者が苦手なバランスと得意なバランス
I-39 転倒を防ぐ「とっさの一歩」
I-40 筋力をつけると転びにくくなる?
I-41 加齢とともに運動がイメージしにくくなる
I-42 腕が痛いイメージもしにくい
I-43 できないことをできるようにする-繰り返すことの重要性-
I-44 寝る子は育つ-睡眠依存性運動学習-
I-45 年をとれば筋肉痛は遅れて出る?
I-46 疲労の原因は乳酸?
I-47 前十字靱帯損傷~予防への道~
I-48 足関節捻挫~予防への道~
I-49 ハムストリングスの肉離れ,なぜ大腿二頭筋に生じやすいのか?
I-50 運動により尿漏れの予防と治療は可能か?



索引






icon icon ブレインナーシング 第26巻12号
アセスメントができる!食べさせられる!早期からの摂食・嚥下リハビリテーション

発行年月2010年12月
【特集】
アセスメントができる!食べさせられる!早期からの摂食・嚥下リハビリテーション
【目次】
◆なぜ必要?を理解!早期からの摂食・嚥下リハビリテーションの重要性~
・QOL を重視した食べることへの看護支援
静岡県立大学大学院 紙屋 克子
◆なぜ誤嚥が起こる?を納得!嚥下のメカニズム
大阪大学大学院/一般社団法人TOUCH 舘村 卓
◆どこまで食べられる?を把握!摂食・嚥下機能のアセスメントと評価
筑波大学 日高 紀久江
◆なぜ行う?を認識!嚥下訓練の実際(1)
村田歯科医院 黒岩 恭子
◆なぜ行う?を認識!嚥下訓練の実際(2)
村田歯科医院 黒岩 恭子
◆何を食べられる?を把握!適切な栄養摂取から考える食事形態の選択
筑波大学 日高 紀久江
[第2特集]脳神経疾患病棟での痛みのケア
北海道大学大学院 林 裕子
◆脳神経疾患患者における痛みの種類
北海道大学大学院 林 裕子
◆痛みに対する治療
北見クリニック 北見 公一
◆看護師が行うケア
梅花女子大学 登喜 和江 ほか
■巻頭カラー
●いのちの輝き~脳腫瘍の子どもたち~
・あみ・はる・うふふ
岡野 亜美
●短い時間で楽しく読める・じっくりわかる神経解剖ナビゲーション
・被殻出血の手術(2)
藤元早鈴病院 馬見塚 勝郎
●拝見!ちょいわざくふうモノ
・ぬいぐるみミトン型手袋
長崎森の木脳神経外科
●忘れ得ぬナース&ドクター
・朝刊配達と競った帰宅
京都大学大学院 宮本 享
■連載
[お勉強]
●病棟薬剤師に聞く 脳神経疾患ナースのためのくすりの知識
・プレガバリン……末梢性神経障害疼痛治療薬
熊本市民病院 山室 蕗子 ほか
●グルメナースの雨夜の症例検討会
・SAH解離性動脈瘤(3)
馬場記念病院 魏 秀復
●スッキリ解決!Q&A
・くも膜下出血の術後の複視の出現
千葉大学大学院 堀口 健太郎
●看護に生かせる海外文献 この1 本!
・脳卒中後の入院患者のリハビリテーションで活動程度を探究する症例報告
広島文化学園大学 前信 由美
[エッセイ・読みもの]
●脳をくすぐる一冊
・がけっぷちナース がんとともに生きる
岩手医科大学附属病院 橘 寿江
●晴れのちくも膜下出血,そしてその後
・広がる、広がる
有田 直子
[全国施設情報]
●おしえて!全国脳神経疾患病棟看護のくふう
・摂食・嚥下障害におけるフィジカルアセスメント能力向上に向けての試み
山口大学医学部附属病院 佐藤 恵美子 ほか
■その他
●SPOT
・第13回 東北脳神経看護研究会
●読者からのおたより
●NEWS TOPICS
●Medica BOOK Selection
●ニューロクロスワード
●学会Information
●総目次
●BRAIN NURSING 論文投稿規定
●次号予告
索引

icon



icon icon それでも脳は学習する 発行年月2011年2月25日山田規畝子/著
【内容】
瀕死の出血から5年。苦しい後遺症にもめげず、「日々の暮らしこそ最高のリハビリ!」と語る著者。高次脳機能障害者の暮らしと、回復を続ける脳の驚くべき力とは? ベストセラー『壊れた脳 生存する知』、姉妹編!

索引


icon icon

CD‐ROMでレッスン脳画像の読み方 発行年月2010年11月
【内容】
●脳疾患のリハビリテーションに関わる医療スタッフのために,脳画像の基本的な見かたと読影法を理解できるようにわかりやすくまとめている.
●CD-ROMには,部位ごと・症例ごとに,読影の手順に従って画像を収録している.パソコンの画面上でクリックする度に,必要な情報が画面に付加されていき,手順を踏んだダイナミックな読影法がレッスンできるようになっている.
●また,書籍だけに目を通しても読影のプロセスを踏めるように,CD-ROMに収録した画像と同一のものを順番に並べ,必要最低限の解説を加えた.さらに,余白には,本文の関連頁に「臨床メモ」や「解剖のミニ知識」などのコラムを設けて,高次脳機能障害について学ぶうえで有用な知識を簡単に解説.
【目次】
序文
 本CD-ROMのご使用にあたって
 総論
 コラム 脳溝を追跡する
正常編
水平断
 1 大脳縦裂(大脳半球間裂)
 2 シルビウス裂
 3 側脳室
 4 側脳室下角
 5 脳梁
 6 中心溝の同定
 7 前頭葉
 8 前頭葉の細分
 9 ブローカ野(下前頭回弁蓋部・三角部)
 10 側頭葉
 11 側頭葉の細分
 12 上側頭回(ウェルニッケ野を含む)
 13 海馬
 14 後頭側頭回
 15 頭頂葉
 16 後頭葉
 17 代表的な断面(症例呈示の際に頻用される断面)
 18 大脳白質
冠状断
 1 大脳縦裂・脳梁
 2 シルビウス裂
 3 前頭葉
 4 側頭葉
 5 側脳室下角
 6 扁桃体
 7 海馬・海馬傍回
 8 海馬傍回~舌状回・紡錘状回
 9 帯状回
 10 島回(島葉)
 11 後頭葉の脳溝
矢状断
 1 脳梁
 2 帯状回・帯状溝
 3 後頭葉内側面の脳溝
 4 大脳半球の細分
 5 シルビウス裂
 6 ブローカ野
 7 ウェルニッケ野
症例編
 intro 症例呈示の前に―画像の読影にあたって注意すべき点を列挙する
 1 症例1 使用行為,全般的認知機能低下を呈した症例
 2 症例2 左中枢性顔面神経麻痺を呈した症例
 3 症例3 発語失行を呈した症例
 4 症例4 ウェルニッケ失語を呈した症例
 5 症例5 純粋語聾を呈した症例
 6 症例6 言語性記憶障害を呈した症例
 7 症例7 感覚性失語,失読失書,計算障害を呈した症例
 8 症例8 右手の肢節運動失行を呈した症例
 9 症例9 急性期に漢字の読み書き障害を呈した症例
 10 症例10 純粋失読,右上四半盲を呈した症例
参考文献
索引


icon icon

カールソン神経科学テキスト 脳と行動発行年月2010年7月
【内容】
神経行動科学の大著である「カールソン神経科学テキスト」改訂版です。 ヒトのさまざまな行動に、脳がどのように関与しているのか? 最新の研究方法や研究結果成果について、分かりやすくまとめています。 豊富な臨床症例とともに、 解剖学・生理学・心理学・行動科学・生物学・遺伝学・生化学等の 広い分野が関わる神経科学全体を、分野の境界を越えて構成されています。 目次からわかるように、人間の行動と神経のかかわりを 総合的に学ぶことができる書籍となっています。
【目次】
1.序論
2.神経系の細胞の構造と機能
3. 神経系の構造
4. 精神薬理学
5. 研究方法・戦略
6. 視覚
7. 聴覚、身体感覚、化学感覚
8. 運動の制御
9. 睡眠と生体リズム
10. 生殖行動
11. 情動
12. 食物摂取
13. 学習と記憶
14. コミュニケーション
15. 神経障害
16. 統合失調症、感情障害
17. 不安障害、自閉性障害、注意欠陥・多動障害、ストレス障害
18. 薬物濫用
索引


icon icon

イラストでわかるPT・OT・STのための神経内科学
安徳恭演/著 発行年月2010年8月
【内容】
神経内科専門医が神経内科学をわかりやすく解説した必携テキストの改訂版。改訂にあたり、新たに「高次脳機能障害」の章を追加。イラストを豊富に掲載しており、疾患や神経支配のメカニズムなどがやさしく理解できる。復習用の小問題と国家試験模擬問題も収載し、国家試験対策にも最適な一冊。
神経内科専門医 安德 恭演 著
【目次】
●序文
■第1章 総論
●第1節 神経内科とは?
●第2節 精神・高次脳機能検査
●第3節 脳神経とその検査法
●第4節 運動
●第5節 感覚
●第6節 反射
●第7節 神経内科領域の検査
■第2章 多発性硬化症など
●多発性硬化症(MS)および類縁疾患
■第3章 感染症
●感染症など
■第4章 脳血管障害
●第1節 脳血管障害概論
●第2節 脳血管障害各論
●第3節 脳梗塞の治療
■第5章 脳・脊髄腫瘍
●脳・脊髄腫瘍など
■第6章 中毒
●中毒
■第7章 外傷
●外傷など
■第8章 変性疾患
●第1節 変性疾患(1)
●第2節 変性疾患(2)
●第3節 変性疾患(3)
■第9章 遺伝性代謝性疾患
●第1節 遺伝性代謝性疾患(1)
●第2節 遺伝性代謝性疾患(2)
■第10章 後天性代謝性疾患
●第1節 後天性代謝性疾患の分類
●第2節 低酸素性脳症
■第11章 機能性疾患
●機能性疾患など
■第12章 神経筋接合部疾患
●重症筋無力症と筋無力症候群
■第13章 骨格筋疾患
●第1節 筋ジストロフィーと先天性ミオパチー
●第2節 炎症性筋疾患とその他のミオパチー
■第14章 末梢神経疾患
●ニューロパチー
■第15章 高次脳機能障害
●高次脳機能障害
●国家試験対策用演習問題
●INDEX
●執筆者および執筆協力者紹介
牽引


icon icon 歩行のニューロリハビリテーション 歩行の再獲得をめざした理論と臨床
発行年月2010年8月 中澤公孝/著
【内容】
●本書は,歩行機能の再獲得をめざしたニューロリハビリテーションの理論的基盤,すなわち中枢神経の可塑性とヒトの直立二足歩行に関する神経科学,その最新の知見をまとめた理論書です.
●本書で取り上げているトレッドミルや装具を用いた歩行トレーニングも,神経科学領域で明らかとなった新たな事実を基に組み上げられた理論に立脚しています.
●神経疾患や傷害に起因する歩行障害のリハビリテーションにかかわる臨床家やこの新しい分野に興味をもつ研究者,学生を主たる読者対象としています.
●第4章では,歩行機能と生活習慣病との関連を浮き彫りにしています.
●自立歩行が困難となった多くの方の歩行再獲得に貢献できることを願っております.
【目次】
第1章 直立二足歩行のバイオメカニクス的特徴と神経制御
    1.直立二足歩行の発祥
    2.直立二足歩行のバイオメカニクス
    3.歩行の神経制御
第2章 歩行ニューロリハビリテーションの基礎
    1.運動の制御機構
    2.運動学習の理論
第3章 歩行トレーニングの実際
    1.免荷式トレッドミル歩行トレーニングの理論と実際
    2.歩行装具を用いた歩行トレーニング
    3.水中歩行トレーニングの理論と臨床
第4章 高齢者・障害者の健康・体力の保持増進と運動
    1.加齢と歩行の変化
    2.障害者の健康維持の問題
索引

icon icon 脳の情報を読み解く BMIが開く未来川人光男/著 発行年月2010年6月
【内容】
BMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)=脳と外部機械を直結する技術。周波数を電気刺激に変え音にする人工内耳、うり二つの分身・ジェミノイド、見つめるだけで操作が可能なパソコン――。医療用・介護用として実用段階にある様々なBMI。MRI・脳波などで脳情報をどう捉えるか、行動、感覚、心など脳はどこまでわかったか、今後の課題は?脳神経研究の世界的第一人者が描く、機械と人間をつなぐ技術の明日。
【目次】
序章 20XX年
1章 BMIが開く未来
2章 脳の働きと人工感覚器
3章 BMIを実現させた技術
4章 神経科学が変わる
5章 超能力とBMI
6章 倫理4原則
7章 BMIにつながるまでの道のり

索引

icon icon 末梢神経学ケース・スタディ発行年月2010年7月
【内容】
米国神経内科界における基本書の改定新版。特に電気診断医学では必須の1冊といえる。実際の症例を病歴・診察・電気診断学的検査結果を具体的に提示しながら、設問-解答形式で紹介。一般的なものから珍しいケースまでを網羅した、圧倒的に豊富かつ詳細な症例集である。
●読者対象
 リハビリテーション科・神経内科・整形外科に従事する医師,および関連する検査技師・理学療法士・作業療法士・などの実務者・研究者
【目次】
第1部 基本概念
1. 電気診断学データの解釈
2. 広汎性病変
3. 限局性病変

第2部 ケース・スタディ
1 両側手のしびれ 55
2 Horner徴候と上腕内側しびれ 59
3 足の放散痛 64
4 大腿の挫滅創 67
5 気をつけて,ドクター! 70
6 偶然 73
7 クーマディン投与中の突然の大腿痛 77
8 放散する肩の痛み 80
9 「分割」指所見 83
10 顔面筋力低下と回復 87
11 近位部筋力低下と複視 92
12 下垂手 96
13 下垂足 100
14 下肢筋力低下と筋攣縮 104
15 肩脱臼と筋力低下 108
16 ピンチの異常 111
17 放散痛と膝蓋腱反射低下 115
18 頸部への銃弾創 118
19 50歳代の近位筋の筋力低下と痛み 121
20 警告,もう1度! 124
21 手関節の偏位と筋力低下 128
22 人工関節置換術後の下垂足 132
23 トンネルとそれ以上 135
24 再発性筋力低下としびれ感 139
25 サドル状感覚障害 143
26 無痛性肩甲帯筋萎縮 146
27 放散性大腿痛としびれ 150
28 踵骨骨折と足のしびれ感 153
29 母指のしびれ感と遠位部筋力低下 156
30 21歳女性の進行性複視 160
31 非対称性下肢筋力低下と糖尿病 163
32 10歳男児の急速な近位筋の筋力低下 166
33 Mees線と遠位部しびれ感169
34 仙骨部突出と失禁 172
35 上肢前方挙上による翼状肩甲の増強 176
36 手握り弛緩障害と眼瞼下垂 180 
37 Valsalva手技による上腕症状の増悪 183
38 筋痙攣と線維束収縮 186
39 椎弓切除術後の疼痛再発 190
40 ステープル作業に関連した手内在筋の筋力低下 194
41 多発骨盤骨折 198 
42 前腕シャントと手の筋力低下 202
43 筋力低下,口内乾燥,反射消失 206
44 医師に起こった局所性線維束収縮 210
45 松葉杖と下垂手 214
46 痛みのある発疹と股関節筋力低下 217
47 陽性「上肢下垂テスト」 220
48 頸部腫瘤切除後の翼状肩甲 223
49 緩徐進行性の近位筋の筋力低下 226 
50 四辺形間隙病変 229
51 ミオキミアと線維束収縮 233
52 緩徐に進展する近位筋の筋力低下 237
53 「再発性」胸郭出口症候群 240 
54 歩行後の下垂足 244
55 つまみと回内の筋力低下 248
56 殿部注射と放散痛 251
57 鎖骨骨折と筋力低下 254 
58 腹部臓器病変のない腹痛 258
59 非対称性筋力低下を伴ったDM患者 261
60 手錠としびれ感 265
61 肩の痛みと筋力低下 268
62 30ヵ月女児の立位障害 272
63 舌の半側萎縮 275
64 骨盤位分娩後の上肢筋力低下 279
65 3ヵ月のぐにゃぐにゃ男児 281
66 下腿の銃弾創 284
67 足間接骨折と限局性筋萎縮 287
68 増悪,再発性筋力低下と失調症 290
69 開胸術後の上腕筋力低下 294
70 耳痛,嗄声,顔面神経麻痺 297
71 膝骨折と謎の所見 300
72 手握り弛緩障害 303
73 弛緩性四肢麻痺を合併した熱傷患者 306
74 チャーリー・チャップリン歩行と失調症 309
75 HIVと進行性筋力低下 313
76 陳旧性ポリオ患者の進行性上腕の筋力低下 316
77 一過性嚥下障害 319
78 放散痛とPott病 323
79 上位および下位運動ニューロン混合性障害 326
80 C1-C2骨折の合併症 330
81 椎骨圧潰と近位筋の筋力低下 333
82 近位筋の筋力低下と頻回の肺炎 336
83 暗闇での歩行障害 339
84 家族内の二人の心配停止死亡 343
85 先天性両側第6,7脳神経麻痺 347
86 ぶらぶらの無感覚の外傷後上肢 350
87 上腕骨骨折と筋力低下 354
88 30歳代の緩徐進行性の近位筋の筋力低下 357
89 単核球症と両側上腕筋力低下 360
90 頸骨骨切り術と足のしびれ 363
91 HMNSⅠとHSANⅢの合併 366
92 外傷性男性機能不全 370
93 大腿外側のしびれ 374
94 突然発症した弛緩性完全片麻痺 377
95 「絶え間なく」進行する筋力低下 380
96 複数関節置換術 384
97 外科治療に反応しない足根管症候群 388
98 肩脱臼と手のしびれ 391
99 暴行後の顔面のぴくつき 394
100 まばらなしびれ感と好酸球増加症 397
101 大腿痛と殿部圧痛 400
102 聴神経腫瘍摘出後の顔面神経麻痺 403
103 高CPK血症と筋痛 406
104 コンパートメント症候群と前腕しびれ感 409
105 視神経炎と運動伝道ブロック 412
106 脊髄係留症候群術後の対麻痺 416
107 出産後上腕の筋力低下 419
108 ベーカー嚢腫切除後の足のしびれ 422
109 下肢不穏restless legs(むずむず脚)症候群 425
110 進行性後頭膜出血 428
111 胃バイパス術後の重症疾患 432
112 頭部下垂症候群 435
113 内反足の術前評価 438
114 自転車事故後の顔面神経麻痺と聴覚障害 441
115 大脳石灰化と片麻痺 445
116 脊髄空洞症シャント術後の評価 447

付録A 症例の最終診断 451
付録B 症例の概要 453
付録C 診断名と症例番号(アルファベット順)455
付録D 診断名と症例番号(50音順) 461
  
索引

icon icon

脳再生への道大宅宗一/著発行年月2010年7月
【内容】
いったん壊れたら「治らない」と言われてきた脳にも、ダイナミックな損傷修復の力が存在する。
第一線の臨床医が、脳卒中の予防法から「脳ドック」の利用法、最新の治療法、家族の対処法、そしてリハビリの方法に至るまで、患者や家族の立場に立って、わかりやすく解説する。
「脳の病」について、新進気鋭の臨床医が最新医療の内容をあまねく紹介する。
【目次】
第1章 脳の神秘
第2章 脳卒中の治療につながることを期待して
第3章 脳に影響を及ぼす生活の変化
第4章 一の予防は百の治療に優る
第5章 この症状はもしかして脳卒中―そのときの対応は
第6章 退院、転院後の生活で大切なこと
最後に―良い医師とは

索引


icon icon 機能障害科学入門発行年月2010年5月
千住秀明/監修 沖田実/編集 松原貴子/編集 森岡周/編集

【内容】
●リハビリテーション医療の治療ターゲットである機能障害を、セラピストの視点から再考
●各種機能障害の病態や発生メカニズムを、最新の研究知見から解説
●各種機能障害を理解するうえで必要となる機能解剖学的知識を、各章に網羅
●リハビリテーション医療に限らず、現在行われている医学的な治療戦略を紹介
●シンプルな単文と豊富な図表(カラー口絵あり)で、学生の理解をサポート
【目次】
1.炎症
2.急性痛
3.慢性痛
4.創傷
5.靱帯損傷
6.腱損傷
7.骨折
8.筋損傷
9.末梢神経損傷
10.筋委縮
11.関節可動域制限
12.麻痺
13.筋トーヌス異常
14.強調運動障害
15.意識障害
16.高次脳機能障害

索引

icon icon 脳を学ぶ 写真家、古谷千佳子さんとの対話 2森岡周/著 古谷千佳子/著・写真
発行年月2010年4月

【内容】
森岡 周の「脳」レクチャー・シリーズの第2弾。
沖縄の海人と海の暮らしに魅せられて漁師、そして写真家となった古谷千佳子さんの作品世界をめぐる対談の中から、脳のコミュニケーションの仕組みとその意味について解説。人と人、人と自然との繋がりについて深く考えたい方々、そして人と関わる仕事に携わる方々に役立つ脳の知識を提供します。
【目次】
第1部 「たからのうみの,たからもの」を語る
   古谷千佳子 -聞き手 森岡 周
第2部 「人が人らしくあるために」
  脳の社会性~世界とのきずなを生み出す仕組み
   森岡 周
 1 大脳新皮質が駆使する情報処理の循環
 2 皮質前部(前頭連合野)の仕組みと連合線維のネットワーク
 3 皮質前部(高次運動野)の仕組みと連合線維のネットワーク
 4 皮質後部(感覚野)の仕組みと連合線維のネットワーク
 5 皮質側部(言語野)の仕組みと連合線維のネットワーク
 6 左右皮質の仕組みと交連線維のネットワーク
 7 「経験」のつくられ方(その1)「五感によって自然と結びつく脳」
 8 「経験」のつくられ方(その2)「文明によって傷つく五感とコミュニケーション」
 9 「経験」のつくられ方(その3)「学習は失敗から?それとも成功から?」
 10 「経験」のつくられ方(その4)「記憶は経験を定着させる」
 11 「経験」のつくられ方(その5)「記憶は情動によって彩られる」
 12 「経験」のつくられ方(その6)「記憶は他者と経験を共有させる」
 13 「経験」を人に伝える(その1)「何を伝えるか?」
 14 「経験」を人に伝える(その2)「何によって伝えるか?」
 15 経験を育てるために脳のことを知る
牽引


icon icon シリーズ移動知 第2巻発行年月2010年3月
【内容】
歩行運動の実行・調節に作用する「知」の発現のしくみを解明!
ヒトや動物,ロボットなどの適応的な運動機能の形成には,「身体」を介して,環境・他者・社会との多様な相互作用を生み出す「移動」という行為が重要です。
本シリーズは,「移動知」という新たな視点から適応的運動機能の発現メカニズムと,その背後にある共通原理を記述した4巻より構成される専門書で,かつ大学院生向けテキストです。
本巻(第2巻)では,歩行運動に焦点を当て,歩行運動がいかに実行・調節されているか,その障害の様態について解説し,それらをシミュレーション解析します。さらに,人工筋二足ロボットや四足歩行ロボットの開発について解説します。
★このような方におすすめ
知能システム,ロボティクス,制御システム工学,認知科学,脳神経科学分野の技術者,研究者,大学院生
【目次】
第1章 運動機能の神経機構
1.1  環境─身体─脳の相互作用と歩行
1.2  脳の進化と運動機能の発達
1.3  脳(中枢神経)の構造と機能
1.4  運動機能総論
1.5  参考文献
第2章 歩行の神経機構─実行系─
2.1  大脳皮質─脳幹─脊髄系
2.2  歩行運動における随意的側面と自動的側面
2.3  参考文献
第3章 歩行の神経機構─調節系─
3.1  適応的歩行における小脳の役割
3.2  基底核皮質系と歩行調節
3.3  調節系異常と歩行障害
3.4  参考文献
第4章 歩行の神経機構─高次機能─
4.1  大脳皮質の解剖
4.2  歩行制御に関与する大脳皮質領域
4.3  大脳皮質と歩行障害
4.4  ヒト二足歩行の理解に向けて
4.5  参考文献
第5章 歩行運動のシステムシミュレーション
5.1  歩行運動の基本メカニクス
5.2  筋骨格系の構造とモデル
5.3  身体運動のモデル解析とシミュレーション
5.4  ニホンザル二足歩行運動のシステムシミュレーション
5.5  参考文献
第6章 歩行障害のシステムシミュレーション
6.1  はじめに
6.2  多形回路における多様なパターン発現
6.3  自律分散的に歩行パターンを生成する六足歩行システム
6.4  即時的に環境適応する二足歩行システム
6.5  参考文献
第7章 受動的動歩行
7.1  なぜ受動的ロコモーションに着目するのか
7.2  受動的動歩行現象のからくり
7.3  受動的ロコモーションが示す適応機能
7.4  参考文献
第8章 歩行の工学的実現(I)─人工筋二足ロボット
8.1  空気圧人工筋
8.2  空気圧人工筋を利用した適応的二足歩行
8.3  筋拮抗構造と歩行速度
8.4  床を「感じ」速度を変える人工筋二足ロボット
8.5  さまざまなロコモーションの実現
8.6  二関節筋による関節の運動
8.7  「移動知」的二足ロコモーションの実現
8.8  参考文献
第9章 歩行の工学的実現(II)─四足歩行ロボット
9.1  工学的実現に向けて
9.2  脚負荷に基づく位相調節
9.3  脚負荷に基づく歩容と姿勢の安定化
9.4  さらなる発展に向けて
9.5  参考文献
索引

iconicon 脳神経ケアと早期離床ポケットマニュアル発行年月2009年10月
【内容】
PT/OTをはじめリハビリ関連領域の医療従事者が、臨床において患者さんと接する際に必要となる評価や対処の方法など最低限押さえておくべき情報を凝縮したコンパクトガイド。各種評価法や検査法の紹介にはじまり、循環器系や筋骨格系の解剖、生理など臨床医学に関する情報が網羅されている。箇条書きの記述に、図表、イラストをおり混ぜ、ポイントが簡潔で分かりやすくまとめられている。
【目次】
評価(島谷康司)
心肺(田坂厚志)
筋骨格(坂口 顕)
神経筋(長谷川正哉)
皮膚(島谷康司)
検査(長谷川正哉)
薬剤(坂口 顕)
参考資料(田坂厚志)
索引

icon icon 回復する身体と脳 脳卒中の麻痺を治療する脳のリハビリテーション2009年09月出江紳一/著
【内容】
脳卒中の片麻痺の治療の最前線
脳卒中による麻痺などの身体障害に対し、脳を直接刺激し治療するリハビリテーションの研究が進められている。その研究過程で、脳に回復する可塑性があることや「身体と脳」の仕組みも解明されてきた。本書では、脳のリハビリテーションの最先端を解説する。
【目次】
第1章 脳の病気で起こる運動障害
   ―その評価と治療―
第2章 脳の動きの基本
   ―神経と筋肉は電気信号で会話をする―
第3章 反射
   ―運動をコントロールする基本単位―
第4章 脳と運動
   ―運動技能向上のメカニズム
第5章 脳への刺激法とリハビリテーション
   ―神経系に可塑的変化をもたらす方法―
索引

icon icon 自立生活を回復させるニューロリハビリ看護 フローチャートで今必要な援助がわかる 決定版
2009年08月

【内容】
脳神経リハビリテーション看護の決定版。脳神経疾患によって起こる「起きる」「食べる」「排泄する」「話す」などの日常生活行動の困難を克服するために必要な看護技術とエビデンスを解説する。超急性期から維持期まで目の前の患者に必要な援助がわかる脳神経ナース必携の書。
【目次】
第1章 リハビリテーションに直結している脳卒中の看護
第2章 リハビリの視点でみる脳卒中の病態と看護ポイント
第3章 アウトカム別フローチャートでわかる今すべき看護援助
・・・他
索引

icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 神経内科学 PT OT2009年03月
【目次】
1 序論
2 神経学的診断法
3 神経症候学
4 神経疾患各論
5 神経疾患に多い合併症
6 付録


icon
医療のための脳・神経解剖学の基礎2009年04月
【目次】
総論(神経系の区分
神経系の構成
神経系の通常用語)
中枢神経系(脊髄脳)
末梢神経系(脳神経
脊髄神経
自律神経
脳と脊髄の被膜、脈管及び脳室)




icon
脳疾患最新治療&予防全国名医109人2009年04月
【内容】
実力本位で、全国の名医を厳選。名医一人ひとりの詳しい治療内容がわかる。気になる最新治療、検査&予防を解説。この1冊で気になる症状・検査・標準治療・治療トピックがわかる。
【目次】
特別企画/脳疾患—気になる最新治療、検査&予防(巻頭提言 メスではなくペン先で治す名医も大切
脳卒中—“寝たきり”を生む3大脳血管疾患の総称
脳腫瘍—良性から悪性まで様々な種類、予後も様々
神経難病—治療が確立していない難病が多い
認知症—認知症は加齢現象ではなく、病気
小児の脳・脊髄疾患(脳神経外科治療)—水頭症はシャント手術のほかに内視鏡手術も
注目される疾患の最新情報—高次脳機能障害の増加
注目される疾患の最新情報—脳脊髄液減少症に対するブラッド・パッチ療法の現状)
脳疾患—実力医師109人(北海道・東北ブロック—実力医師10人
関東ブロック—実力医師42人
中部・北陸・信越ブロック—実力医師15人
近畿ブロック—実力医師18人
中国・四国ブロック—実力医師9人
九州ブロック—実力医師15人)
脳疾患—定評のある専門医

icon icon 脳科学と理学療法2009年03月
【内容】
私たちが見る、考える、動くといった動作には脳の働きが必要である。最近、この脳について話題が絶えない。なぜなら、いままで未知なる部分が多いとされた脳についての研究が飛躍的に進み、少しずつ謎が解明されてきているからである。このような時代背景のなか、動作パフォーマンスの向上を目的とする理学療法にとっても、脳組織がリハビリによってどのような影響を及ぼされるのか、検証する時代へと突入してきている。
本書では、脳科学の進歩と理学療法の関わりを概説し、特に接点が強い「記憶」「学習」「可塑性」「運動」に関する重要なトピックスや、近年普及している脳機能イメージング装置の特徴や研究、さらに臨床での病態の捉え方、介入成果などを最新の科学的知見をもとに平易に解説。臨床と脳科学の架橋・融合をめざした理学療法がこの一冊で分る。
【目次】
■第1章 脳科学の進歩と理学療法 /
1.脳科学の進歩に期待するもの /
2.脳科学の進歩と理学療法の接点―過去から現在 /
3.脳科学の進歩と理学療法の接点―現在から未来
■第2章 脳科学の進歩 : 基礎編 /
1.学習と記憶の神経科学 /
2.運動が脳に引き起こす生理生化学的反応 /
3.脳の可塑性/
4.神経回路網の再編成 /
5.大脳皮質における感覚情報処理と運動制御の神経基盤 /
6.身体像の生成と運動学習の脳内機構 /
7.歩行における中枢神経機構
■第3章 脳科学の進歩 : 研究編 /
1.fNIRS /
2.fMRI /
3.PET /
4.MEG /
5.TMS
■第4章 脳科学の進歩 : 臨床編 /
1.臨床導入としての認知理論 /
2.臨床導入としての運動学習理論 /
3.臨床導入としての運動イメージ /
4.片麻痺の脳科学と臨床 /
5.失調症の脳科学と臨床 /
6.失行症の脳科学と臨床 /
7.半側空間無視の脳科学と臨床 /
8.パーキンソン病の脳科学と臨床 /
9.痛みの脳科学と臨床

icon icon 新世紀の精神科治療 62009年03月
【内容】
認知機能は、脳科学がその解明を目的としているものであるが、精神医学が最も重要視する脳機能でもある。本巻では、精神疾患における認知のメカニズムとその障害についての研究が進んでいるこれまでの知見を概説するとともに、脳科学や神経科学の知見をふまえたうえでの精神疾患への対策の進め方を考察していく。
【目次】
■認知の神経科学
1.認知の分子遺伝学的基盤
2.認知の神経病理学的基盤
3.認知の神経化学的基盤
4.認知の神経生理学的基盤
5.認知の神経心理学的基盤
6.認知の神経回路基盤
7.脳機能画像からみた認知機能
■精神疾患と認知機能
1.痴呆症における認知障害
2.統合失調症における認知障害
3.感情障害における認知機能
4.PTSDにおける認知障害
5.注意欠陥/多動性障害における認知障害
■医薬品と認知障害
1.マイナートランキライザー
2.メジャートランキライザー
3.感情調整薬 小
4.アルコールによる認知障害
5.向中枢神経作用を有する薬物
■認知リハビリテーションの基礎科学
1.神経幹細胞と神経再生
2.神経突起の可塑性
3.神経回路の可塑性
4.神経組織移植と機能回復
5.霊長類の神経発達と可塑性 治
6.大脳皮質の感覚機能における可塑性─視覚障害と機能回復を中心に
■認知リハビリテーションの臨床
1.発達障害児への教育的訓練─自閉症の認知発達治療を中心に
2.精神療法
3.認知行動療法
4.言語機能リハビリテーション
5.運動機能リハビリテーション
6.高次機能リハビリテーション
7.電気刺激と磁気刺激

icon icon 絵でみる脳と神経 しくみと障害のメカニズム馬場元毅/著2009年02月
【内容】
脳と神経を学ぶ学生必携のベスト&ロングセラー待望の第3版。研究と実践で近年著しい発展がみられる「認知症」「摂食・嚥下障害」の項を新たに追加。また脳梗塞の内科治療、頭痛、脳卒中・言語障害のリハビリテーションの記述も更新するなど、最新の知見をもとに全体を見直した。不動の名著がさらに内容を充実して登場!
【目次】
I.中枢神経系のしくみ
中枢神経系を取り巻く環境
中枢神経系と末梢神経系
大脳
小脳
脳幹
脊髄
脳循環
脳脊髄液循環
 
II.障害のメカニズム
意識障害
脳ヘルニア
言語障害
認知症 知的神経機能障害
運動麻痺
知覚障害
脳神経障害
摂食・嚥下障害
小脳の障害
排尿障害
脳血管障害
髄液循環障害

icon icon 身体運動学 知覚・認知からのメッセージ2008年11月

icon icon リープマン神経解剖学2008年12月
【内容】
膨大で難解とされる神経解剖学の知識の根幹を、学生の限られた学習時間において、最も効果的に学べるように工夫されたテキスト。読みやすく簡潔な解説と、独自の要を得た模式図により、初学者にもとっつきやすくわかりやすい。改訂は全体のアップデートにとどまらず、脆弱X症候群、自閉、注意欠陥/多動性障害に関する章、および臨床症例や心肺蘇生と頭部外傷についての付録を追加し、より臨床に即応した内容になった。神経解剖学の定番テキストとして、その完成度は高い。
【目次】
ミクロ神経解剖学の基礎的事項
マクロ神経解剖学の基礎的事項
四肢・体幹からの温痛覚伝導路
四肢・体幹からの圧覚、粗触覚伝導路
四肢・体幹からの固有覚、識別性触覚、振動覚伝導路
顔からの感覚を伝える伝導路
随意運動のための神経伝導路
頭顔部随意運動のための神経伝導路
大脳皮質下の運動中枢
前庭系〔ほか〕

icon icon PT・OT基礎から学ぶ神経内科学ノート2008年10月
【目次】
第1章 神経症候
第2章 脳血管障害
第3章 中枢神経変性疾患
第4章 中枢神経脱髄疾患
第5章 脳腫瘍
第6章 末梢神経障害
第7章 筋原性筋萎縮疾患
第8章 神経感染性疾患
第9章 小児神経疾患
第10章 神経疾患合併症

icon icon こころと脳の対話2008年07月
第1回 こころと脳の不思議(ユングは人間の何を見ようとしたか
学生時代の箱庭体験
安易に「言語化」することの怖さ ほか)
第2回 箱庭と夢と無意識(箱庭のなかの「生」と「死」
「わからない」ことを大事にする
ニワトリが牛耳る不思議な世界 ほか)
第3回 「魂」を救う対話(脳治療の倫理的課題
脳科学に限界はあるか
夢のなかで「意味」がつながるとき ほか)

icon icon 脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める2008年04月
【内容】
現代人に求められる「逆境に打ち勝ち、人生を開拓する力」。それを支える技術を脳から考えるとどうなるか。意欲・実行力を高め、前向きに問題解決に向かっていくには?やらなければいけないことがありすぎるとき、思考を上手く整理するには?良いアイデアを生み出したいとき、どうすればいいか?ベストセラー『脳が冴える15の習慣』の著者が伝授する正しい脳の使い方。
【目次】
第1章 前向きな自分をつくる(意欲を高めるための基本原則
「やる気が出ない」ときの対処法 ほか)
第2章 思考の整理術—計画・実行力を高める(「見えない敵」が脳を混乱させる
「気になっていることリスト」をつくろう ほか)
第3章 記憶を強化する技術(情報を覚えるためには努力が要る
「脳の中の小さな机」を意識しよう ほか)
第4章 アイデアを生み出す技術(創造力を高める生き方、考え方
「ひらめきの連鎖」を生み出そう ほか)
第5章 気持ちの整理術(脳を安定させる「感情のリスク・コントロール」
解釈を変え、不快をやわらげる方法 ほか)
inserted by FC2 system