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トップ
神経心理学
脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命

脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命発行年月2011年9月市川衛/著
【内容】
「発症後6か月たつと、マヒの大幅な改善は望めない」が常識だった脳卒中リハビリ。しかし、脳科学の進歩で、あきらめていたマヒが改善する人が続出しています。リハビリ最前線を取材した NHKスペシャルを書籍化!
【目次】
第1章/脳卒中の常識が変わった!
第2章/あきらめていたマヒが改善!
    「川平法」の真実
第3章/最新研究で見えてきた!
    脳の「回復メカニズム」
第4章/新技術で、重度のマヒも改善可能に
第5章/脳の回復が加速する「魔法の言葉」
第6章/「脳卒中・リハビリ革命」のこれから

牽引


脳卒中マヒが改善する!腕と指のリハビリ・ハンドブック

脳卒中マヒが改善する!腕と指のリハビリ・ハンドブック発行年月2011年9月
【内容】
上肢マヒの改善を助ける初の自主リハビリ本発症後4ヵ月を過ぎたマヒは良くならないとされるが、正しい訓練法なら改善する! 本書では、自宅ですぐにできるトレーニング法と画期的プログラムを紹介。
【目次】
1 スタート前準備編(マヒの程度―運動マヒの程度は6段階にわけられる
上肢ステージ―自分の上肢のマヒの段階を知ろう
手指ステージ―自分の手指のマヒの段階を知ろう
訓練ポイント1―自分のマヒの段階にあった訓練をしよう
訓練ポイント2―上肢と手指のステージが違うとき)
2 毎日チャレンジ実践編(腕と手の基本的な運動―上肢のステージを参考に
物をつかむ・つまむ―手指のステージを参考に
日常生活動作に応用―上肢と手指のステージを参考に)
3 リハビリを助ける最新治療編(最新治療1―磁気刺激と作業療法を組み合わせた最新治療
リハビリ体験記―慈恵式リハビリで使える手をめざして
最新治療2―ボツリヌス療法
リハビリ体験記―重いマヒでもあきらめず訓練を)

牽引


icon icon 前頭葉性認知障害をもつ人の談話分析 発行年月2011年2月 濱村真理/著
【内容】
「目に見えない障害」と呼ばれる前頭葉損傷に伴う認知障害の実態を,「対人社会的不適切性」として,その発言・行動が生じているコンテクストに根拠を求めつつ明らかにするとともに,リハビリ開始から改善に至る患者とのコミュニケーション記録を詳細に分析し,談話分析や相互行為論のパラダイムにおいて,「自己認識」や「主体性」の問題を論考.さらに,認知障害をもつ人と理解しあう上での認識・態度の在り方を提唱する.
【目次】
ま え が き
第1 章 序 論
1.1 問題意識と研究目的
1.1.1 認知障害概説
1.1.2 認知障害者の主体性、不適切性の問題
1.1.3 研究目的
1.2 先行研究の概観と課題
1.2.1 脳損傷を受けた人の談話研究
1.2.2 前頭葉性認知障害をもつ人の会話の研究
1.2.3 包括的な質的研究の必要性
1.3 本書の構成
第2 章 研究方法と枠組み
2.1 談話分析の諸理論
2.1.1 折衷的談話分析(Schiffrin 1994 )
2.1.2 テクスト言語学
2.1.3 Goffman の相互行為論
2.1.4 包括的談話分析(Labov and Fanshel 1977 )
2.1.5 相互行為の社会言語学
2.2 分析概念
2.2.1 会話のシークエンスと対人的形式に関する概念
2.2.2 テクスト性の概念
2.2.3 Goffman の相互行為と自己に関する概念
2.3 不適切性をめぐる問題
2.3.1 操作的定義と指標
2.3.2 原因認定の基準
2.3.3 談話資料および参与者の特徴
2.4 会話データ収集
2.4.1 調査協力者
2.4.2 収集・処理法
第3 章 対象者の認知障害
3.1 前頭葉症候群概説
3.1.1 解剖生理学的特徴
3.1.2 遂行機能
3.1.3 デフォールト・モードの抑制(状況適応)
3.1.4 対人社会性
3.2 機能形式の障害
3.2.1 抑制障害
3.2.2 注意焦点化・維持障害
3.2.3 固着
3.2.4 照合・写像障害
3.2.5 機能形式としてくくる意義
3.3 認知障害初期評価とプロフィール
3.3.1 現病歴と神経心理学的所見
3.3.2 医学的治療とリハビリテーション
3.3.3 個人史・プロフィール
3.3.4 認知障害初期評価
第4 章 認知障害と談話の不適切性の分析
4.1 分析法
4.1.1 分析項目
4.1.2 文字化の記号
4.2 抑制障害の影響下で
4.2.1 質問に答えず脱線する
4.3 注意障害の影響下で
4.3.1 相手に自らの咎めを負わせ、コミュニケーションを破綻させる
4.3.2 コミュニケーションを破綻させうる不適切性
4.4 固着障害の影響下で 160
4.4.1 おきまりのトピックに回帰する
4.4.2 無関連なトピックへの固執
4.4.3 ステレオタイプ的発言
4.5 照合障害の影響下で
4.5.1 フレイムの変化に合わせられない
4.5.2 間違った答で相手を誤解させたことに気付かない
4.5.3 言外の意味を察せない
4.5.4 相手の知識の想定を誤る
4.5.5 重大な自己誤認
4.5.6 自己についての時間的記憶の誤り
4.5.7 病識の低下
4.6 限定的相互行為のまとめ
4.6.1 認知機能形式障害と対応する不適切性
4.6.2 会話の規則、テクスト性に関して
4.6.3 相互行為概念、主体性の認定に関して
4.6.4 方略と対応策
4.6.5 不適切とされる要因
第5 章 認知リハビリテーション後の変化
5.1 認知機能の変化
5.1.1 認知リハビリテーションの概要と検査結果
5.1.2 認知機能と日常生活能力の総合評価
5.2 認知機能と会話の改善
5.2.1 トピックの変化やフィードバックに対応
5.2.2 補修作業と印象管理充足
5.2.3 速い展開に対応、表敬充足
5.2.4 自己の能力と相手の期待を理解
5.3 談話と行動に基づく残存障害の評価
5.3.1 残存する照合障害と自己認識ないし社会性の問題
5.3.2 時間の前後関係と現状を誤認
5.3.3 自己の統括的認識の低下(残存障害に関して)
5.3.4 自己の統括的認識の低下(将来の問題解決に関して)
5.3.5 自己の行動の帰結への配慮低下
5.3.6 社会的役割や義務への配慮低下
5.3.7 心理的解釈の扱い
5.4 まとめ
5.4.1 認知機能形式障害と対応する不適切性の変化
5.4.2 相互行為儀礼、状況への対応の改善
5.4.3 自己認識と「いまここ」を超える行動の問題
5.4.4 談話分析で説明可能となる障害の社会文化的解釈
5.4.5 コミュニケーションを破綻させうる不適切性の改善
5.4.6 主体性の認定と相互行為の拡大
第6 章 改善後の相互行為の分析
6.1 セクション1―会話から訓練フレイムへ
6.1.1 相互行為儀礼の適用
6.1.2 障害の影響が疑われる
6.1.3 直截な反論
6.1.4 主体性の理解を格下げされる
6.2 セクション2―療法士による傍受
6.2.1 療法士の驚き
6.2.2 判断力を傍受
6.3 セクション3―直截さと撞着
6.3.1 見落としを認める
6.3.2 前職への撞着
6.3.3 面目をつぶされても
6.3.4 状況誤認のまま
6.4 セクション4―自負を砕かれて
6.4.1 「働きすぎて脳卒中になった」
6.4.2 動揺と弱音
6.4.3 訓練フレイムに留まる
6.5 セクション5―柔軟な認識転換
6.5.1 自己の客観視
6.5.2 共感に基づき相互行為儀礼復活
6.6 セクション6―社会的感情に囚われる療法士
6.6.1 「元通りにはならない」
6.6.2 その場しのぎ
6.6.3 「治ると言ってほしい」
6.6.4 矛盾を突かれての保身
6.6.5 言語ゲーム的相互行為から遁走
6.7 まとめ
6.7.1 ディスコミュニケーションから発展的相互行為へ
6.7.2 主体性の理解の転換が相互行為に与える影響
6.7.3 社会的感情が喚起されないことの効果
6.7.4 認知障害者との相互行為を支えるもの
第7 章 結 論
7.1 要約
7.2 認知障害者との関わりへの示唆
7.3 今後の課題
謝 辞
参考文献
資 料
索 引

icon icon 前頭葉機能不全その先の戦略 Rusk通院プログラムと神経心理ピラミッド発行年月2010年12月立神粧子/著
【内容】
全人的アプローチによる脳損傷リハビリプログラムの詳細が明らかに
高次脳機能障害の機能回復訓練プログラムであるニューヨーク大学の「Rusk研究所脳損傷通院プログラム」。全人的アプローチを旨とする本プログラムは世界的に著名だが、これまで訓練の詳細は不透明なままであった。本書はプログラムを実体験し、劇的に症状が改善した脳損傷者の家族による治療体験を余すことなく紹介している。脳損傷リハビリテーション医療に携わる全関係者必読の書。
【目次】
Yehuda Ben-Yishay博士の序
 Daniels=Zide博士からの親書
 監修者の序
 はじめに

第1章 Rusk脳損傷通院プログラムの概要
 1 背景
 2 通院プログラムの構成
 3 各セッション
第2章 神経心理ピラミッド
 1 神経心理ピラミッドと前頭葉機能不全
 2 前頭葉機能不全による欠損の定義
 3 前頭葉機能不全への対処
 4 機能欠損への補填戦略
 5 神経心理ピラミッドと治療的介入
第3章 体験から見えた通院プログラムの詳細
 1 オリエンテーション
 2 対人セッション
 3 認知訓練の実際
 4 コミュニティ(交流)・セッション
 5 自宅で行う訓練
 6 通院プログラムから実社会へ
第4章 心のケア
 1 個人カウンセリング
 2 家族セッション
第5章 全人的プログラムの到達点
 1 自己受容と自己同一性
 2 尊厳の確立
第6章 新しい人生
 1 価値観の転換
 2 山登りのためのツール
 3 時間の経過の中で

 参考資料

 和文索引
 欧文索引


索引


icon icon 失われた空間神経心理学コレクション
【内容】
脳機能障害による空間障害や無視のメカニズムを探る
脳機能の障害によって半側の空間が見えなくなる半側空間の無視は、患者、家族にとっても大きな問題である。このような空間障害や無視はどのようなメカニズムにおいて起こるのか。その機序を豊富な症例をもつ著者がわかりやすく解説する「脳の不思議」。左右大脳機能に関する身近な症例から、ヒトの空間認知とその障害全般を知るための格好の書。
【目次】
第1章 半側空間無視の世界
 A.空間とつきあう
 B.右を向いている患者
 C.左側が見えないのか?
 D.「半側」とは?
 E.「もの」の認知-半分に見えることは決してない
 F.見ているつもり
 G.珍しくない症状-病巣の多様性
第2章 半分だけ描いてできたと思う不思議
 A.半分の花
 B.時計の絵
 C.立方体-箱の絵
 D.絵を描く半側空間無視患者
 E.字は書けるが
第3章 真ん中が見つからない-線分二等分の難しさ-
 A.左端の確認をしない線分二等分
 B.左端確認後の線分二等分
 C.真ん中に見える!
第4章 「もの」が見つからない
 A.左側の見落とし
第5章 失われた空間を取り戻す
 A.外から働きかけ意識的に左を向いてもらう
 B.改善とはなにか?
 C.半側空間無視の妙薬はないか
 D.失われた空間があっても,「生活空間」を取り戻そう
索引

iconicon

精神疾患と認知機能発行年月2009年11月
【内容】
近年、新規抗精神病薬が導入される際に、認知機能を改善する、あるいは障害することが少ないという特徴があげられている。このことを契機として精神疾患における認知機能に感心が集まった。そこで各種精神疾患における認知機能とその障害について研究し、病態の解明とともに診断、治療に結びつけることを目的に「精神疾患と認知機能研究会」が発足した。
研究者によっては、認知機能の意味内容が微妙に異なっている。そのような理由により、認知機能とはなにか、また、さまざまな精神疾患で認知機能障害その疾患や症状とどのような関連があるのか、治療が認知機能のどのような側面を改善するのかなど、包括的な立場でまとめることが必要な急務となった。
本書は、この領域の今後の発展のために、さらに最新の知識を付け加えて本邦初の精神疾患と認知機能に関するまとまったモノグラムである。
【目次】
第1章 認知機能について(山内俊雄)
第2章 認知機能の基礎
第3章 認知機能をどう捉え、評価するのか
第4章 精神・神経疾患と認知機能
第5章 認知機能とその改善


iconicon 認知症の「みかた」発行年月2009年11月三村将/著 山鳥重/著 河村満/著
【内容】
認知症をどう捉え、どう診るか。精神科医と神経内科医が議論する。
高齢化社会のなか、神経心理学において認知症は重要性が増し続けているテーマである。認知症について、疾患概念をどう捉えるか、臨床でどう診るか、患者とのかかわりをどう考えるか。それらの問題を、認知症に関する神経心理学的アプローチや脳機能に通じた精神科医と神経内科医のディスカッションによりみつめ直し、認知症の臨床のこれからを考える。認知症の「みかた」を変える1冊。
【目次】
第1章 疾患概念をみる
第2章 中核症状をみる
第3章 周辺症状をみる
第4章 患者へのかかわりをみる
索引

iconicon icon 認知リハビリテーション VOL.14NO.1(2009)発行年月2009年11月

icon icon 教材による認知リハビリテーション発行年月2009年11月
【内容】
1.高次機能障害とは
2.記憶の障害
3.注意の障害
4.遂行機能障害
5.社会的行動障害
6.コミュニケーションの障害
索引

iconicon icon 高次脳機能障害のグループ訓練発行年月2009年10月
【内容】
集団の中でさまざまな活動を行うグループ訓練は、参加者に安らぎや居場所を提供する、他者との相互作用(共感、他者および自己受容、普遍化、現実検討、競合、一人では得られない気づき)を引き起こす,生活のリズムを整えながら対人交流を改善させる、物事に取り組む意欲,集中力、持続力を引き出す、といった効果があることがいわれており、記憶障害、注意障害,遂行機能障害,社会的行動障害などへの直接的訓練として、また高次脳機能障害に伴うコミュニケーション障害の治療訓練として、個別療法と合わせて、集団を用いることの治療効果は大きい。
本書では、集団による治療効果を最大限に用いながら、回復に合わせて経時的に,段階的に治療標的を変えていく効果的な訓練(第一段階は発症から早い時期に行う領域特異的な機能への直接的訓練、第二段階は異なるモジュールへの認知的プロセス訓練、第三段階は代償手段を活用する代償訓練、第四段階は適応行動を増加させる、不適応行動を予防し減少させる訓練)の実践について,方法論から訓練の実際までを、わかりやすく、具体的に紹介している。
また認知行動療法的アプローチ、解決志向的アプローチ、精神療法的アプローチを紹介しながら,障害の認知とともに起こりやすい抑うつ状態や無意欲に対するグループカウンセリング、障害理解や介護による精神的疲労へのケアを目的とした家族教室までも網羅されているのも特徴である。
明日からの臨床の現場で活かしていただくために、高次脳機能障害に関わるOT,ST,心理士,看護スタッフの方に、また「グループ訓練をやってみたい」と思っている初心者の方にも、ぜひお勧めしたい1冊である。
【目次】
第1章 治療を目的としたグループ訓練
1. 脳機能回復の直接的訓練としての注意・記憶障害のグループ訓練
2. 前頭葉障害への思考シミュレーション訓練病態認識改善の試み(馬屋原 誠司)
3. 行動障害者の適応のための通院グループ訓練 (殿村 暁)
4. 軽度脳外傷者の自己認識訓練(長野 友里)
5. 復学のためのグループ訓練(四ノ宮 美恵子)
6. 就労・復職をめざす人たちのための集団訓練 (太田 令子)
第2章 精神的ケアを目的としたグループカウンセリング
1. 心理的ケアをめざしたグループカウンセリング(上田 幸彦)
2. 家族のための心理教育(山舘 圭子)
3. いきがいについてのグループカウンセリング -グループロゴセラピーによる人生の意味目的意識の醸成- (吉田 香里)
第3章 理解を目的とした家族教室
1. 前頭葉障害者の家族教室 (中島 恵子)
索引

icon メタ認知 学習力を支える高次認知機能2008年10月
【内容】
現在,メタ認知概念の実用的価値への期待が先行し,研究における概念の位置づけがやや不明確となっている。本書は特に学習に関するメタ認知研究の現状と可能性を論じ,メタ認知の理論研究から応用研究までを幅広く網羅。読者の正確な理解を助けるとともに,日常の学習場面におけるメタ認知活用の足がかりとなることを目指す。
【目次】
メタ認知研究の背景と意義
学習におけるメタ認知と知能
知識の獲得・利用とメタ認知
学習方略とメタ認知
学習における動機づけとメタ認知
文章の理解におけるメタ認知
数学的問題解決におけるメタ認知
科学的思考と科学理論の形成におけるメタ認知
談話の産出・理解におけるメタ認知
学習の障害とメタ認知
認知行動療法とメタ認知
メタ認知の神経科学的基礎

icon 知リハビリテーション 20082008年09月
特別寄稿 道具使用の学習と脳活動の変化―リハビリテーションへの応用の可能性
第17回認知リハビリテーション研究会―プロシーディング(社会参加(就労)に影響する外傷性脳損傷者の認知機能―特に注意力障害について
脳血管障害による高次脳機能障害者に対する就労支援とその効果―医療機関での外来訓練結果より
高次脳機能障害を持つ患者の社会復帰支援―グループ療法を通して
失語症者への遠隔言語聴覚療法の試み
注意障害を呈する外傷性脳損傷患者に対する自宅学習指導の試み
重篤な健忘例における自伝的記憶の検討)

iconicon
脳卒中リハビリガイド 生活の質を高める100のコツ2008年10月
【内容】
脳血管障害患者が日常生活をおくるうえで必要なリハビリテーションの具体的な内容について,イラストや写真を用いて解説する.Q&A形式で1項目1頁,100項目を掲載する.その他,医学的根拠をコラムとして適宜掲載する.



icon icon 言葉と認知のメカニズム 山梨正明教授還暦記念論文集2008年09月
【内容】
本書は、京都大学大学院教授、山梨正明氏が2008年5月に還暦を迎えられたことを祝し、京都大学において氏の指導を受けた教え子を中心とする43名が寄稿し、編集された記念論文集である。本書の特徴は、そのタイトルが示す通り、言葉の世界を認知のメカニズムによって解き明かそうとする壮大なテーマに向かい、言語学の関連分野をも視野に入れた学際的な視点からの論考によって構成されていることにある。認知文法、認知意味論、構文文法等、認知言語学のパラダイムを背景とする論考から語用論、談話分析、コミュニケーション論に至るまで、実に多彩な内容が、近年の言語研究の動向を踏まえて理論的、実証的に論じられている点で大変示唆的な1冊である。
【目次】
フランス語のprendreタイプの動詞がとる場所補語について—非線状的事態認知モデル
痕跡的認知と言語表現
同族目的語構文の認知構造—軽動詞構文との比較を通じて
二重目的語構文に現れる二面性に関する意味的考察
日本語の介在使役構文をめぐって—認知言語学と語用論の接点
Logic and the Ever‐Elusive Pursuit of Meaning:Language Specificity as a Cognitive Linguistic Constraint upon Analytic Philosophy
移動動詞に対する実験的分析
アマルガム構文としての『「全然」+肯定』に関する語用論的分析
日本語壁塗り交替の分析—構文文法の観点から
Transferred epithets:an MSFA apporoach〔ほか〕

icon icon 臨床認知心理学2008年09月
【内容】
基礎研究と臨床実践のインターフェースは,いま,認知行動療法,精神分析療法,森田療法などの機序を実証的に明らかにし,療育などにおける認知心理学研究の実践性を同時に切り拓いている.本書は,臨床に携わる人の絶好のヒント集であり,実証的な認知心理学研究の実践性を確かに示す書である.
【目次】
はじめに:臨床心理学と認知心理学のインターフェース(丹野・小川・小谷津)
I 心理療法の認知心理学
1章 認知療法と認知心理学(丹野)
2章 問題解決療法と認知心理学(伊藤絵美)
3章 リハビリテーションと神経心理学(梅田聡)
4章 精神分析療法と認知心理学(岩崎徹也)
5章 森田理論と認知心理学(辻平治郎)
・臨床認知心理学をめぐって――臨床認知心理学とライフサイクル(小谷津)
II 精神病理の認知心理学
6章 病理学的方法と心理学(小川)
7章 視覚――先天盲開眼者への心理学的援助から(鳥居修晃)
8章 聴覚――聴覚障害児に学ぶ世界(斎藤佐和)
9章 自己――自我漏洩感から(佐々木淳)
10章 言語――言語障害児の療育から(鹿取廣人)
あとがき(丹野・小川・小谷津)
引用

icon icon リハビリテーション効果を最大限に引き出すコツ 応用行動分析で運動療法とADL訓練は変わる
2008年04月
【内容】
●せっかく考えた訓練なのにやってくれない!!
●思うように訓練効果が上がらない!!
●患者さんにやる気がないから仕方がない・・・!?
・・・こんな悩みに遭遇したとき、あなたは諦めていませんか?
本書では、患者さんの病態・障害だけでなく、患者さんを取り巻く環境も含めて捉えることで、これらの悩みを解決します。運動療法やADL訓練への具体的な介入方法や事例集、具体的な目標設定に不可欠である筋力やバランス能力などの基準値データも掲載しており、すぐに臨床での実践・応用が可能です。
運動療法やADL訓練は患者さんの協力なしでは成立しません。応用行動分析の視点から「患者力」を引き出す秘訣が満載の本書は、臨床で悩むセラピストにとって、目からウロコの一冊です。
【目次】
第I章 なぜ、運動療法・ADL訓練に行動分析が必要なのか…山崎裕司
第II章 応用行動分析…山本淳一・山崎裕司
第III章 理学療法、作業療法現場における応用行動分析の活用…山崎裕司
第IV章 事例集
第V章 今後の展望…山崎裕司
第VI章 見通しを与える基準値…大森圭貢・山崎裕司


icon icon 医療心理学実践の手引き 出会いと心理臨床乾吉佑/著2007年10月
【内容】
本書は、幅広い臨床経験と豊富な知識をもつ著者による、医療心理学の現場における、長年の臨床実践の知見が惜しみなく盛り込まれた論集である。著者は、コンサルテーションやリエゾン・カンファレンスに携わってきた経験から、医療現場に力動的心理療法の視点を導入することにより、クライエントとその家族へのよりよい支援のための新たな視点を示している。リエゾン・カンファレンスの様子が、多くの事例を用い具体的に示されることにより、臨床実践の実際のみならず、その理論をも深く理解させられる。現場で働く心理専門家のみならず、医師、看護師、事業療法士、理学療法士、ソーシャルワーカーなど、医療現場にかかわるすべての人に必読の一冊。
【目次】
出会いと医療心理学的アプローチ—各臨床場面における応用と工夫
患者の心理の理解のために—医療人としての視点
精神分析と医療心理学
病院スタッフへのコンサルテーション
リハビリテーション科とのリエゾン・コンサルテーション
形成外科とのリエゾン・コンサルテーション
神経内科とのリエゾン・コンサルテーション—難病患者を持つ家族の心理的な問題
職員の精神力動がクライエントに及ぼす影響
メンタルヘルス・カウンセリングの実際からみた職場不適応の問題
職場カウンセリングに影響する企業内の構造特性
“対象喪失”を通して小此木先生と出会う

icon icon 認知リハビリテーション 20072007年09月
【目次】
特別寄稿 Information Technologyを用いた認知リハビリテーション—記憶障害や認知症などに対して
第16回認知リハビリテーション研究会プログラム
第16回認知リハビリテーション研究会—プロシーディング(前頭葉損傷者に対する社会適応に向けたリハビリテーションの検討
脳外傷後遺症認知リハビリテーションにおける“遊び”・“笑い”とその脳機能賦活効果に関する実証的研究
右頭頂葉皮質下出血による認知機能障害に対する復職までの援助
高次脳機能障害を持つ患者に対する調理訓練の経験
一酸化炭素中毒による重度認知機能障害例に対するリハビリテーション
頭部外傷後重度認知障害例に対するリハビリテーションアプローチ
失語の言語能力の改善についてその1—Z得点化したSLTAの効用とその限界
被験者実演課題がアルツハイマー病患者の記憶に及ぼす影響)

icon icon icon 知的機能の簡易評価実施マニュアル2006年10月
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