リハビリ本オンライン書店
検索:
カテゴリー
新刊書籍
職種別分類
PT・OT・ST国家試験対策
学生向け本
理学療法本全般
作業療法本全般
言語療法本全般
ジャーナル類分類
理学療法ジャーナル
作業療法ジャーナル
臨床作業療法ジャーナル
総合リハビリテーション
メディカルリハビリテーション
福祉介護機器
TECHNO(テクノ) プラス
りんくる
JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION
【リハビリテーション医療者のための臨床誌】
認知症ケア事例ジャーナル
訓練方法、
アプローチ別分類
吸引技術
自主トレーニング関連本
リハビリテーションに
関連するテクニック関連本
(中枢神経疾患)
リハビリテーションに
関連するテクニック関連本
(整形外科疾患)
ボバースアプローチ関連本
PNF関連本
認知運動療法関連本
sst、ソーシャルス
キルトレーニング関連本
知覚のリハビリテーション
関連本
呼吸リハビリテーション
関連本
ADL訓練・介助テクニック
関連本
運動器リハビリテーション
関連本
認知症リハビリテーション
関連本
学習療法関連本
スポーツリハビリテーション関連本
末梢神経のリハビリ
テーション
心臓リハビリテーション
関連本
内部障害のリハビリ
テーション
リハビリに役立つ手工芸
関連本
リハビリに役立つレクリエー
ション関連本
コアコンディショニング
関連本
テーピング関連本
浮腫へのアプローチ
リハビリに関連する
ビデオ・DVD類
アロマセラピー関連本
物理療法
モチベーションUP
義肢装具
リハビリメイク
脳の評価、学問、
障害
リハビリに関連する
脳科学・脳神経科学本
神経心理学
(脳血管障害・外傷関連本)
リハビリテーションと
関連する心理学本
高次脳機能障害関連本
脳画像関連本
運動学習関連本
チームアプローチ
リハビリテーション
介護関連本
リハビリテーション
看護関連本
学問
解剖学・触診関連本
運動学習関連本
研究関連本
医学電子辞書
地域リハビリテーション、等
地域リハ・訪問リハ・
住宅改修関連本
復学、復職、障害受容
関連本
リハビリテーションに
関連する制度の本
リハビリ全般
急性期リハビリテーション
リハビリテーション全般本
高齢者のリハビリテーション
当事者や家族の声.
体験談
回復期リハビリテーション
リハビリテーション評価
歩行訓練・歩行分析関連本
動作分析関連本
脳画像関連本
運動学関連本
疾患別分類
癌のリハビリテーション
糖尿病のリハビリテーション
脳血管障害・外傷リハ
全般関連本
精神科リハビリテーション
関連本
発達障害のリハビリテーション
脊髄損傷の
リハビリテーション関連本
関節リウマチ関連本
パーキンソン病関連本
認知症のリハビリ
テーション関連本
筋萎縮性側策硬化症ALS
症状別分類
顔面筋マヒのリハビリ
テーション
痛みの緩和
失語症関連本
構音障害・
ディサースリア関連本
高次脳機能障害関連
えん下障害,口腔ケア、NST
視覚障害関連本
感覚障害関連本
排泄関連
心臓リハビリテーション
廃用症候群
関節部位別分類、解剖
頚部・脊椎・腰部の
リハビリテーション関連本
肩関節の
リハビリテーション関連本
肘関節のリハビリテ
ーション関連本
ハンドセラピー関連本
股関節のリハビリ
テーション関連本
膝関節のリハビリ
テーション関連本
足部のリハビリ
テーション関連本
解剖学、触診
装具、福祉用具、
自助具等
装具関連本
シーティング関連本
福祉用具・自助具関連本
予防
転倒予防関連本
介護予防
その他
その他リハビリテー
ション関連本
医学電子辞書
医学辞書
リハビリビデオ・DVD類
リスク管理関連本
管理運営
医学英語
リハビリセラピスト
理学療法士・作業療法士・
言語聴覚士関連本


トップ
運動学習
icon icon 皮膚運動学 機能と治療の考え方発行年月2010年10月
【内容】
身体運動中の皮膚は、さまざまな部位で皺が観察され、または伸張されている。その運動時に皮膚が動く方向へ皮膚を他動的に誘導すれば、関節可動域が改善するという事実がある。また、臨床家の間では手術後の瘢痕形成は関節運動に影響することはよく知られているが、その瘢痕の影響が身体の一部にとどまっていないと多くが感じている。このような皮膚の挙動特性について疑問を解く書物はみられない。しかしながら、その動きには一定の法則があるようだ。
 本書は、皮膚の動きについて科学的な検証と長年の臨床経験をもとに、皮膚の特徴から原則までを明確に解説し、各部位への可動域アプローチの方法および症例を交えて動作障害に対する治療技術を具体的に理解しやすくまとめた類のない書である。ひとの身体に携わるすべての職種の方に一読を勧める。
【目次】
第1章 皮膚運動の理論 ・・・ 福井 勉
  第1節 皮膚運動の特徴 
    1. 皺線(wrinkle lines) 
    2. 皮膚割線(cleavage lines, Langer line) 
    3. 運動に伴う皮膚の連続性  
    4. 筋収縮との関連性 
    5. 皮膚の緊張線(skin tension lines)
  第2節 皮膚運動の基礎
    1. 肩関節屈曲・伸展中の皮膚運動
    2. 股関節屈曲運動中の皮膚運動
    3. 立位過重時の骨盤を左右に動かした場合の皮膚の動きについて
  第3節 皮膚運動の原則
    1. 皮膚と運動
    2. 原則 1
    3. 原則 2
    4. 原則 3
    5. 原則 4
    6. 原則 5
  第4節 運動器疾患への適応
    1. 関節運動の改善
    2. 筋運動の改善
    3. 姿勢の改善
    4. 運動療法への応用
    5. 皮膚の評価
第2章 運動器疾患に対する治療への応用
  第1節 関節運動の改善 ・・・ 福井 勉
    1. 肩甲帯
    2. 肘関節
    3. 前腕
    4. 手関節
    5. 上肢関節間での皮膚運動の方向について
    6. 股関節
    7. 膝関節
    8. 足部・足関節
    9. 下肢関節間での皮膚運動の方向について
    10. 頸部
    11. 体幹
    12. 姿勢や運動への応用
  第2節 症例紹介 ・・・ 山口耕平・相谷芳孝
    1. 第4〜5腰椎分離症を有する右人工膝関節全置換術後
    2. 急性筋膜性腰痛
    3. 右肩関節周囲炎①
    4. 右肩関節周囲炎②
    5. 右脛骨高原骨折および右腓骨骨折(観血的整復固定術後)
    6. 右シンスプリント
    7. 右頸骨高原骨折
    8. 右胸郭出口症候群
    9. 橈骨遠位端骨折
    10. 頸部痛(寝違え)
  第3節 今後の展望 ・・・ 福井 勉
    1. 筋緊張の改善
    2. 姿勢の改善
    3. おわりに
索引

icon icon カールソン神経科学テキスト 脳と行動発行年月2010年7月
【内容】
神経行動科学の大著である「カールソン神経科学テキスト」改訂版です。 ヒトのさまざまな行動に、脳がどのように関与しているのか? 最新の研究方法や研究結果成果について、分かりやすくまとめています。 豊富な臨床症例とともに、 解剖学・生理学・心理学・行動科学・生物学・遺伝学・生化学等の 広い分野が関わる神経科学全体を、分野の境界を越えて構成されています。 目次からわかるように、人間の行動と神経のかかわりを 総合的に学ぶことができる書籍となっています。
【目次】
1.序論
2.神経系の細胞の構造と機能
3. 神経系の構造
4. 精神薬理学
5. 研究方法・戦略
6. 視覚
7. 聴覚、身体感覚、化学感覚
8. 運動の制御
9. 睡眠と生体リズム
10. 生殖行動
11. 情動
12. 食物摂取
13. 学習と記憶
14. コミュニケーション
15. 神経障害
16. 統合失調症、感情障害
17. 不安障害、自閉性障害、注意欠陥・多動障害、ストレス障害
18. 薬物濫用
索引

icon icon 運動学 イラスト・ふりがな付き発行年月2010年8月
【内容】
●初学者が運動学の基礎から学ぶためのハンディな参考書.運動学用語の漢字にルビをつけて,わかりやすい2色刷りイラストで簡潔に解説.
●医療スタッフを目指す学生の,運動学の授業で扱う項目を,新書判のページ単位にわかりやすい図表とシェーマを提示.講義や試験に必須の覚えておくべきポイント項目を的確に解説.無理なく運動学の基礎学力が身につくだけでなく,知っておかなければならない国試準備段階での知識を要約した必携参考書.
【目次】
第1章 運動学総論
 1.運動力学の基礎
  1 生体力学とは
  2 力学の構成
  3 力学の単位
 2.身体運動の面と軸
  1 基本的肢位
  2 運動の面と軸
 3.運動の表し方
  1 運動の表し方
  2 力の合成と分解
 4.運動の法則
  1 運動の3つの法則
  2 重力加速度
  3 落下運動
  4 質量・重量・力の単位
 5.仕事と力学的エネルギー
  1 仕事と力学的エネルギー
 6.剛体に働く力
  1 モーメント(トルク)
  2 てこの種類
  3 関節角度と力の関係
  4 滑車と輪軸
 7.骨の構造と機能
  1 骨の構造
  2 骨の形状分類
  3 骨の機能
 8.関節の構造と機能
  1 骨の連結
  2 関節の構造
 9.骨格筋の構造と機能
  1 骨格筋の構造
  2 筋収縮のメカニズム
  3 骨格筋線維の生理学的特徴
 10.筋の収縮(1)
  1 筋収縮の様態
  2 筋の働きによる分類
 11.筋の収縮(2)
  1 単収縮と強縮
  2 筋張力
  3 筋の短縮速度
 12.運動単位
  1 運動単位(MU:motor unit)
  2 神経支配比
  3 運動単位からの筋の分類
第2章 上肢の運動学
 1.上肢の解剖学
  1 上肢の骨格(右上肢前面)
  2 上肢骨のまとめ
  3 肩部の骨(右手背面)
  4 上肢の神経
  5 上肢の血管
  6 上肢の神経と筋支配
 2.上肢帯の運動学
  1 胸鎖関節
  2 鎖骨の可動域
  3 肩鎖関節(右前面)
  4 肩甲・胸郭関節(肩甲帯の動き)
  5 上肢帯の運動と筋
 3.肩関節の運動学
  1 肩関節の靱帯(右前面)
  2 回旋筋腱板(rotator cuff)
  3 肩関節の運動と筋
 4.肘関節の運動学
  1 肘関節の構造
  2 肘関節の運動と筋
  3 肘関節の運動に関与する筋
 5.手の運動学(1)
  1 手の骨と指の関節
  2 手根管の内部構造
  3 手関節の靱帯
 6.手の運動学(2)
  1 手関節の運動と筋
  2 手関節の運動に働く筋
  3 手指の運動と筋
  4 手関節の運動に働く筋
  5 手指の運動に働く筋(右手部掌側面)
  6 手掌腱膜と指間靱帯(右手掌面)
  7 指の屈曲機構
  8 指の伸展機構
 7.手の運動学(3)
  1 手の肢位
  2 手の変形
第3章 下肢の運動学
 1.下肢の解剖学
  1 下肢の骨格
  2 下肢骨のまとめ
  3 骨盤帯の骨
  4 大腿骨
  5 下腿骨
  6 足部の骨
  7 下肢の神経と動脈
  8 下肢の神経と筋支配(右大腿前面)
  9 下肢の皮膚感覚
 2.股関節の運動学(1)
  1 股関節の構造(右股関節横断面前方から観察)
  2 股関節の靱帯
 3.股関節の運動学(2)
  1 股関節に働く筋
  2 股関節の運動と筋
 4.膝関節の運動学(1)
  1 膝関節の構造
  2 膝関節の特徴
  3 膝の靱帯と半月板
 5.膝関節の運動学(2)
  1 膝関節に働く筋
  2 膝関節の運動と筋
  3 膝関節角度の発育による変化
 6.足関節・足部の運動学(1)
  1 足部の骨(右足部背面から)
  2 足根間関節(右足部外側面から)
  3 足関節の特徴
 7.足関節・足部の運動学(2)
  1 足関節部の靱帯
  2 足底の靱帯と腱膜
 8.足関節・足部の運動学(3)
  1 足のアーチの構造(右足部内側面)
  2 足のアーチの特徴
 9.足関節・足部の運動学(4)
  1 足関節の運動に働く筋
  2 足関節の運動と筋
  3 足部の運動に働く筋
  4 足指の運動と筋
第4章 体幹の運動学
 1.体幹の解剖学
  1 体幹を構成する骨格
  2 脊柱
  3 椎骨
  4 椎間円板
  5 椎間関節の関節面の方向
 2.顔面・頭部の運動学
  1 頭蓋骨
  2 表情筋
  3 咀嚼筋
 3.頸椎の運動学
  1 脊椎と頭部の連結(後面)
  2 脊椎の連結
  3 頸部の筋
  4 頭・頸部の運動と筋
 4.胸椎・胸郭の運動学
  1 胸郭
  2 胸郭呼吸運動
  3 呼吸に関与する筋
 5.腰椎・骨盤の運動学
  1 骨盤の関節と靱帯
  2 腰部前面の筋
第5章 姿勢
 1.重心と重心線
  1 重心
  2 重心の位置
  3 立位姿勢の安定のための影響因子
 2.立位姿勢と姿勢保持
  1 立位保持に必要な筋(抗重力筋)
  2 重心動揺
  3 姿勢の型
第6章 歩行
 1.歩行周期
  1 歩行周期
 2.運動学的歩行分析
  1 重心移動
  2 体幹・下肢の動き
  3 歩行の決定要因
 3.運動力学的歩行分析
  1 床反力
 4.歩行時筋活動
  1 歩行時筋活動の特徴
 5.小児の歩行
  1 小児の起立・歩行の発達段階
  2 小児歩行の特徴
 6.走行
  1 走行と歩行の比較
 7.異常歩行
  1 異常歩行の分折(評価時の着眼点)
  2 疾患・障害別異常歩行
  3 異常歩行の例
第7章 運動学習
 1.運動学習
  1 学習の定義
  2 学習の種類
  3 運動学習
  4 運動技能
  5 条件づけ
  6 運動技能学習の過程
  7 練習と訓練
付録 筋の作用と神経支配
 筋の作用と神経支配
  1 肩甲骨の動き
  2 肩関節の動き
  3 肘関節の動き
  4 手関節の動き
  5 手の指の動き
  6 股関節の動き
  7 膝関節の動き
  8 足関節の動き
  9 足の指の動き
  10 体幹の動き
  11 骨盤の動き
 
 引用文献
 
牽引

iconicon icon 回復する身体と脳 脳卒中の麻痺を治療する脳のリハビリテーション2009年09月出江紳一/著
【内容】
脳卒中の片麻痺の治療の最前線
脳卒中による麻痺などの身体障害に対し、脳を直接刺激し治療するリハビリテーションの研究が進められている。その研究過程で、脳に回復する可塑性があることや「身体と脳」の仕組みも解明されてきた。本書では、脳のリハビリテーションの最先端を解説する。
【目次】
第1章 脳の病気で起こる運動障害
   ―その評価と治療―
第2章 脳の動きの基本
   ―神経と筋肉は電気信号で会話をする―
第3章 反射
   ―運動をコントロールする基本単位―
第4章 脳と運動
   ―運動技能向上のメカニズム
第5章 脳への刺激法とリハビリテーション
   ―神経系に可塑的変化をもたらす方法―
索引

icon モーターコントロール 運動制御の理論から臨床実践へ2009年06月
【内容】
●正常な運動制御,生涯にわたる運動発達,理学療法と作業療法の領域におけるリハビリテーション,そして運動学と運動練習に関する科学的かつ実験的な基礎と,その科学性をいかにして臨床実践に応用するかを解説したリハビリテーション関係者の必読書.新装改訂版では,判型が大きくなり,2色刷りとなってさらに読みやすくなっている.
●原著第3版では,章の編成を変更し,新しい運動制御理論に基づき,まず姿勢やバランスの制御、移動性,上肢機能に関連する運動制御問題への基礎を分かりやすく解説.各章に学習目標を加え,実習の利用を強化し,回答のヒントを各章の終わりに加えた.また最後の,臨床に関わる3つの各章には,アセスメントと治療処置での有効性に関する研究を,レビューを拡張するものとして加えている.
【目次】
第1部 理論的枠組み(運動制御:論点と理論運動学習と機能回復 ほか)
第2部 姿勢制御(姿勢とバランス制御姿勢制御の発達 ほか)
第3部 移動機能(移動性の正常な制御一生の間の移動性の変化 ほか)
第4部 リーチ、把握、物品操作(正常なリーチ、把握、物品操作リーチ、把握、
物品操作:生涯をとおした変化 ほか)

icon 運動学習理論に基づくリハビリテーションの実践2008年12月
【目次】
理論編(学習理論に基づくリハビリテーション医療の重要性
運動学習を支える神経機構
運動療法で展開される運動学習の戦略 ほか)
実践編1 理学療法編(脳卒中:座位保持—Pusher症例群、左半側空間無視(左片麻痺)
脳卒中:移乗動作(右片麻痺)
脳卒中:立位(左片麻痺) ほか)
実践編2 作業療法編(脳卒中:起き上がり動作(右片麻痺)
脳卒中:リーチと把持動作(右片麻痺)
脳卒中:調理動作・麻痺手不使用(右片麻痺) ほか)


icon
リハビリテーション・ルネサンス 心と脳と身体の回復 認知運動療法の挑戦宮本省三/著2006年01月
【内容】
思うように動かない手足。しかし損傷しているのが脳の神経回路網であるなら、治療のターゲットは「中枢神経系の再生」である—。脳科学、身体の哲学、神経現象学、認知心理学、芸術、オートポイエーシスなど人間の知的・身体的・文化的創造力のすべてを総動員し、運動麻痺を被った心身の回復に挑む、イタリア発「脳を使うリハビリ=認知運動療法」の驚くべき世界。
【目次】
身体の声を聴け
第1部 思想から理論へ(リハビリテーション思想からの覚醒
運動療法のパラダイム転換
認知運動療法とは何か)
第2部 脳の機構と病理(随意運動のメカニズム
脳の病理をどのように捉えるか)
第3部 脳の中の身体を治療する(ホムンクルスの機能回復
脳損傷により失われる身体表象
運動のシミュレーション ほか)
リハビリテーションの未来のために

iconicon 運動と高次神経機能 運動の脳内機能を探検する2005年08月
【内容】
近年,人間の脳の情報処理過程の研究に有効なもののひとつして事象関連電位が測定可能となり,人間の脳内機能の解明を大きく進歩させることになりました.事象関連電位とは脳内の情報処理過程を非侵襲的に検討する指標であり,感覚刺激の入力,あるいは刺激を手がかりに被験者に課題を遂行させた際に頭皮上から誘発される電位成分の総称であります.本書ではこの事象関連電位を中心に解説しています.
そのほかに,運動準備と発現という基礎的な研究から運動における感覚系の重要性,脊髄運動神経機構,そして運動学習と運動制御系研究にとって重要かつ最新な研究成果,手法を網羅的に紹介してあります.本書が体育・健康・スポーツ科学分野やリハビリテーション分野の運動制御研究に従事している若い研究者や大学院性の研究遂行の指針ともなれば望外の幸せです.
【目次】
1章 運動の準備と発現
2章 運動と事象関連電位
3章 運動における感覚系の重要性
4章 随意運動に伴う反射活動の調節
5章 身体運動と脊髄運動神経機構
6章 運動学習と脳

iconicon 運動の生物学 32004年01月
【内容】
なぜ経験は脳を改変するのか…。主観と客観、自己と他者、これまで対立の構図の中でとらえられてきた人間観が現在の意識研究の中でとらえなおされている。リハビリテーションの臨床は人間理解に関わる知識が生まれる領域となりつつある。『運動の生物学』シリーズの完結。
【目次】
第1章 スーパー・ニューラルネットワーク(ニューラルネットワーク研究からリハビリテーションへ
運動機能障害を情報統合の障害ととらえる視点 ほか)
第2章 シンボル・システムとしてのスーパー・ニューラルネットワーク(意識の神経機構
イメージ、言語—記憶の表象 ほか)
第3章 意識へと向かう臨床のビジョン(切断の臨床からみえてきたこと
脳卒中片麻痺の臨床からみえてきたこと ほか)
第4章 「心の理論」とリハビリテーションの臨床(「心の理論」が示唆すること
「心の理論」からこれまでの記述を整理する ほか)


iconicon 運動の生物学 22003年01月
【目次】
第1章 時間と空間はニューラルネットワークでどのように成立するか…(生物進化の中の相互作用
情報化の能力がヒト進化の飛躍を生んだ ほか)
第2章 情報統合システムは運動行動や意識をどのようにして生みだすか…(運動行動と意識
意識と学習 ほか)
第3章 発達期における行為としての運動…(行為から体験へ行為としての「視覚探索」 ほか)
第4章 臨床を生きる(臨床の知「臨床応用」が生まれる場)


iconicon ヒトの動きの神経科学2002年04月

iconicon 運動神経生理学講義 細胞レベルからリハビリまで2002年04月
【内容】
本書は、大学で「運動神経生理学入門」を講義するために著したものである。基礎知識の概要を示すと同時に、それが運動の発現に関わるシステムの解析においてどのようなレベルの問題に応用できるかを示す。
【目次】
第1部 細胞(細胞膜、微粒子および膜電位活動電位 ほか)
第2部 結合(脊髄における興奮と抑制単シナプス反射 ほか)
第3部 構造(脳研究の方法と脳の解剖学的構成要素大脳皮質 ほか)
第4部 行動(姿勢制御移動(ロコモーション) ほか)
第5部 障害(痙縮パーキンソン病 ほか)

iconicon 運動の神経科学 基礎から応用まで2000年11月
【内容】
本書では、運動が発現される基礎的なメカニズム、運動の認知過程における脳での情報処理のメカニズム、ニューロンレベル・分子レベルにおける基礎的なメカニズムについてまとめ、リハビリテーション・老人医療・ロボット工学・教育への研究成果の応用とその貢献例を紹介している。
【目次】
第1章 運動発現の脳内機構(脊髄脳幹 ほか)
第2章 運動認知における感覚情報処理(視覚による運動の認知前庭感覚による運動の認知 ほか)
第3章 運動の適応制御・学習とシナプス可塑性(大脳皮質運動野のシナプス可塑性
小脳のシナプス可塑性 ほか)
第4章 関連諸科学への応用・貢献(神経移植による運動機能の再建
リハビリテーションによる運動機能回復 ほか)

iconicon icon 最新運動と脳 体を動かす脳のメカニズム2000年03月
【内容】

「ヨーイ、ドン」で走り出す瞬間、私たちの脳ではどのようなことが起こっているのでしょうか?本書では、ヒトとサルの行動(運動)のメカニズムをニューロンの活動から理解することを目的としています。PETやfMRIを使った最新の研究成果もまじえ、科学における最後の秘境といわれる脳と運動の関係を気鋭の著者がわかりやすく解説します。

【目次】
1 ニューロン
2 大脳
3 補足運動野
4 運動前野
5 頭頂葉
6 前頭前野
7 小脳
8 大脳基底核
9 視床
10 脳幹:歩行中枢
11 脊髄
12 ヒトの脳機能の研究:イメージング技術(PET,fMRI)
13 イメージング技術の成果
おわりに 脳の運動研究小史

iconicon icon 大脳皮質運動領野1995年10月
【内容】
大脳皮質運動領野の基礎から臨床までを著名な先生方が記した『神経科学の基礎と臨床シリーズ』第3弾。若手神経科学研究者、神経内科医、神経科医、脳神経外科医必携の書。
【目次】
1 前帯状回の運動機能にかかわる神経回路
2 大脳運動関連領野の機能
3 頭皮上電位及びPETを用いた大脳運動関連領域の検討
4 磁気共鳴法による脳機能画像
5 大脳皮質の局所的磁気刺激
6 大脳磁気刺激法を用いた運動ニューロン機構の研究—筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病態解明をめざして
7 中枢性疼痛における知覚領野ならびに運動領野の機能—脳刺激療法の経験から
8 運動領野病変の症候学
9 運動領野病変の外科手術

icon


inserted by FC2 system