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理学療法全般
運動器障害理学療法学テキスト

運動器障害理学療法学テキスト発売日2011/10
【内容】
臨床をベースとした内容で構成.障害と疾患の基本的理解と,根拠に基づく介入法とその実践に必要な整形外科学・運動学など基礎学問を盛り込んでいる.障害部位別,機能障害別に理学療法アプローチ,理学療法評価,ADLについて解説.理学療法後の効果について“エビデンス”の項目を設け,二次情報を示した.
【目次】
1 運動器系障害学総論
A 運動器障害とは
 1 運動器とは
 2 運動器障害に対する理学療法の歴史
  a.Therapeutic Exercise
  b.『リハビリテーション技術全書』
  c.運動器障害に対する理学療法の変化の背景
B 運動器障害における基礎:炎症,再生,修復,癒合など
 1 炎症症状
 2 運動器の炎症
  a.浮腫
  b.癒着
  c.筋スパズム(防御的筋収縮)
  d.関節内圧の亢進
 3 運動器の修復過程
  a.筋の修復
  b.骨癒合
  c.靱帯の修復
  d.腱の修復
C 理学療法介入の目的と原則
 1 理学療法介入の目的
 2 理学療法アプローチの原則
 3 評価の目的と原則
  a.外傷性障害
  b.退行変性障害
D 理学療法の一般的介入アプローチ
 1 運動療法
  a.筋の収縮様式を考慮した運動療法の導入
  b.荷重感覚の重要性
  c.開放性運動連鎖(OKC)の運動療法
  d.閉鎖性運動連鎖(CKC)の運動療法
  e.筋力強化のポイント
 2 主な物理療法の適応と禁忌
 3 装具

関節機能障害
2 骨・軟骨障害(1)変形性関節症(総論)
A 変形性関節症の概論
 1 疫学
 2 病態
 3 臨床症状
B 整形外科的治療
 1 薬物療法
 2 手術療法
C 理学療法の目的と原則
D 理学療法の一般的アプローチ
 1 筋力増強運動
 2 関節可動域運動
 3 日常生活動作(ADL)練習
 4 装具療法
 5 物理療法
 6 患者教育

3 骨・軟骨障害(2)変形性脊椎症
A 疾患の概略
B 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.脊柱
  b.椎間板
C 理学療法評価
  a.現病歴
  b.既往歴
  c.職業
  d.X線所見
  e.疼痛
  f.関節可動域(ROM)
  g.知覚
  h.姿勢
  i.体幹の機能評価
D 理学療法プログラム
  a.安静
  b.牽引療法
  c.装具療法
  d.温熱療法
  e.治療体操
  f.日常生活

4 骨・軟骨障害(3)変形性膝関節症(保存療法)
A 疾患の概略
B 整形外科的保存治療の概略
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.立位荷重線(ミクリッツ線)と大腿脛角(FTA)
  b.姿勢
  c.内側・外側スラスト
D 理学療法評価
  a.問診による情報収集
  b.画像からの情報収集
  c.膝関節の触診
  d.関節可動域(ROM)
  e.筋力
  f.姿勢・動作分析
  g.ADL
  h.その他
E 理学療法プログラム
 1 理学療法の目的
  a.軽度-中等度膝OA(K/L分類の1,2)
  b.重度膝OA(K/L分類の3,4)
 2 関節可動域(ROM)運動
  a.目的
  b.留意点
 3 筋力増強運動
  a.目的
  b.留意点
  c.筋力増強の一例
 4 装具療法とADL練習
 5 物理療法
F 理学療法関連のエビデンス

5 骨・軟骨障害(4)変形性膝関節症(手術療法)
A 整形外科的治療の概略
 1 関節鏡視下手術
 2 高位脛骨骨切り術
 3 人工膝単顆置換術unicompartmental knee arthroplasty(UKA)
 4 人工膝関節全置換術(TKA)
B 理学療法評価
 1 術前理学療法評価
 2 術後理学療法評価
  a.手術に関する情報収集
  b.静脈血栓塞栓症
  c.感染徴候
  d.疼痛
  e.筋力
  f.関節可動域(ROM)
  g.平衡機能
  h.歩行
  i.ADL,QOL
C 術前,術後の理学療法プログラム
 1 術前理学療法プログラム
 2 術後理学療法プログラム
  a.静脈血栓塞栓症の予防
  b.感染予防
  c.浮腫軽減
  d.筋力増強運動
  e.ROM運動
  f.平衡機能
  g.歩行練習
  h.ADL
  i.物理療法
D 理学療法関連のエビデンス

6 骨・軟骨障害(5)変形性股関節症(保存療法)
A 疾患の概略
B 整形外科的保存治療の概略
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.立位荷重線(ミクリッツ線)
  b.頸体角
  c.股関節合力とパウエルの理論
  d.デュシェンヌ-トレンデレンブルグ徴候
D 理学療法評価
 1 問診による情報収集
 2 疼痛
  a.他動運動時痛
  b.触圧痛
 3 アライメント
 4 関節可動域(ROM)
  a.可動域制限の発現様式
  b.筋の短縮
 5 筋力
 6 ADL
 7 歩行観察
E 理学療法プログラム
 1 ADL(装具療法を含む)
 2 関節可動域(ROM)運動
  a.前股関節症,初期股関節症
  b.進行期股関節症,末期股関節症
 3 全期を通して注意すべきこと
 4 筋力増強運動
  a.目的
  b.留意点
F 理学療法関連のエビデンス
G 筋力トレーニング(ホームプログラム)
 1 ゴムバンドを使った筋力強化運動ほか
 2 CKC運動

7 骨・軟骨障害(6)変形性股関節症(手術療法)
A 整形外科的治療の概略
B 術前,術後の理学療法
 1 術前の理学療法
 2 術後の理学療法
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.CE角
  b.シャープ角
  c.下肢長:棘果長と転子果長
  d.二関節筋の制約作用
  e.知覚と運動の相互作用
D 理学療法評価
  a.術前の評価
  b.術中および手術結果
  c.問診による情報収集
  d.疼痛
  e.アライメント
  f.ROMと筋力:術後のポイント
  g.ADLと歩行
E 理学療法プログラム
  a.術前,術後の指導(ADL練習を含む)
  b.疼痛に対する理学療法(術後の疼痛に対して)
  c.ROM運動
  d.筋力増強運動
  e.歩行練習と水中運動療法
  f.ホームプログラムの指導(ADL上の工夫を含む)
F 理学療法関連のエビデンス

8 演習1
課題
解説

9 関節軟部組織性障害(1)靱帯損傷・半月板損傷概論
A 疾患の概略
 1 靱帯損傷,半月板の受傷機転
 2 分類
  a.靱帯損傷
  b.半月板損傷
 3 症状
  a.靱帯損傷
  b.半月板損傷
B 整形外科的治療の概略
  a.前十字靱帯
  b.後十字靱帯
  c.半月板損傷
C 運動学的理解のためのキーワード
 1 関節運動の制動機構
 2 半月板と靱帯の機能
  a.半月板
  b.十字靱帯
  c.膝関節側副靱帯
  d.足関節側副靱帯
 3 関節位置覚と関節運動覚
  a.メカノレセプターとは
  b.関節位置覚,運動覚の機能低下の原因
  c.関節位置覚,運動覚の機能低下の影響
  d.関節位置覚,運動覚の機能低下に対する理学療法の効果
D 理学療法介入の目的と原則
 1 血行の重要性と関節軟骨と滑液について
 2 関節の不動・固定での運動器への弊害
 3 早期からの関節運動の重要性
E 理学療法の一般的アプローチ
 1 救急処置(RICE処置)
 2 神経-運動器協調トレーニング法
 3 神経-運動器協調トレーニングの基本事項
 4 メカノレセプターの姿勢制御における重要性
 5 強化のためのポイント
 6 実際のトレーニング

10 関節軟部組織性障害(2)前十字靱帯・後十字靱帯損傷
A 疾患の概略
 1 前十字靱帯損傷(ACL損傷)
 2 後十字靱帯損傷(PCL損傷)
B 整形外科的治療の概略
 1 ACL損傷
  a.保存療法
  b.手術療法
 2 PCL損傷
  a.保存療法
  b.手術療法
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.4節リンク機構
  b.終末強制回旋運動
  c.膝屈曲角度の違いによる,大腿四頭筋の収縮と脛骨前方への剪断力
  d.開放性運動連鎖(OKC),閉鎖性運動連鎖(CKC)運動時のACLに加わる張力
D 理学療法評価
  a.病歴
  b.視診
  c.触診
  d.疼痛
  e.関節可動域(ROM)
  f.筋力
  g.機能のテスト
  h.特殊なテスト
  i.定量的脛骨前後移動量検査
E 理学療法プログラム
 1 ACL再建術後の理学療法プログラム
  a.ROM運動
  b.筋力強化運動
  c.物理療法
  d.バランストレーニング
  e.心肺機能トレーニング
  f.敏捷性トレーニング
 2 PCL再建術後の理学療法プログラム
  a.ROM運動
  b.筋力強化運動
F 理学療法関連のエビデンス

11 関節軟部組織性障害(3)膝内側側副靱帯,半月板および足関節外側側副靱帯損傷
A 疾患の概略
 1 膝内側側副靱帯損傷(MCL損傷)
 2 半月板損傷
 3 足関節外側側副靱帯損傷(足関節靱帯損傷)
B 整形外科的治療の概略
 1 MCL損傷
 2 半月板損傷
 3 足関節靱帯損傷
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.大腿脛骨角(FTA)とQ-angle
  b.screw-home movement(終末強制回旋運動)
  c.extension lag(伸展不全)
  d.leg-heel alignment
D 理学療法評価
  a.情報収集
  b.一般的炎症所見
  c.関節可動域(ROM)
  d.筋力
  e.アライメント
  f.荷重位での評価
E 理学療法プログラム
  a.ROM運動
  b.筋力増強運動
  c.動作指導
F 理学療法関連のエビデンス

12 関節構造に由来する障害(1)脱臼
A 疾患の概略
 1 肩関節脱臼
 2 股関節脱臼
 3 膝蓋骨脱臼
B 整形外科的保存治療の概略
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
 1 肩関節脱臼
 2 股関節脱臼
 3 膝蓋骨脱臼
  a.Q-angle
  b.膝蓋骨の安定化機構
D 理学療法評価
 1 問診による情報収集
 2 疼痛
 3 アライメント
  a.肩関節脱臼
  b.股関節脱臼
  c.膝蓋骨脱臼
 4 関節可動域(ROM)
 5 筋力
 6 ADL
 7 スポーツ動作
 8 関節不安定性テスト
E 理学療法プログラム
 1 ADL練習
 2 関節可動域(ROM)運動
  a.肩関節脱臼
  b.股関節脱臼
  c.膝蓋骨脱臼
 3 筋力増強運動
 4 動作獲得
F 理学療法関連のエビデンス
G トレーニング
  a.肩関節エクササイズ
  b.股関節エクササイズ
  c.膝蓋骨エクササイズ

13 関節構造に由来する障害(2)動揺関節,関節不安定性
A 疾患の概略
 1 肩関節
 2 股関節
 3 膝関節
 4 足関節
B 整形外科的治療の概略
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.関節安定化機構
  b.関節深層筋
  c.関節のメカノレセプター
  d.神経-筋協調性
D 理学療法評価
  a.問診による情報収集
  b.疼痛
  c.関節可動域(ROM)
  d.筋力
  e.関節不安定性検査
  f.全身関節弛緩性検査
  g.機能的不安定性の評価
E 理学療法プログラム
 1 動的安定化エクササイズ
  a.個別の筋機能改善エクササイズ
  b.神経-筋協調性改善エクササイズ
 2 装具
F 理学療法関連のエビデンス

14 演習2
課題
解説

関節外機能障害
15 骨性障害(1)骨折
A 骨折の要因
 1 外力,応力による骨折
 2 骨折の分類
  a.単純骨折simple fracture
  b.開放骨折,複雑骨折compound fracture
 3 特殊な骨折
  a.疲労骨折
  b.病的骨折
B 骨折の治癒過程
 1 骨癒合の過程
 2 骨癒合の条件
C 整形外科的治療の概略(固定法,合併症など)
 1 骨折治療の三原則
 2 症状
  a.全身症状
  b.局所症状
 3 合併症
  a.骨折の合併症
  b.骨折治癒後の合併症
  c.固定法
D 高齢者骨折の概略
E 理学療法介入の目的と原則
  a.安静・固定期
  b.回復期(仮骨形成期)
  c.骨癒合完成期(治癒)
F 理学療法評価
  a.情報収集内容
  b.形態測定
  c.感覚および知覚
  d.疼痛
  e.ROM
  f.筋力検査
  g.動作分析
  h.ADLテスト
G 理学療法の一般的アプローチ
  a.高齢者の骨折の場合
  b.小児骨折の場合
H 理学療法プログラム
  a.オリエンテーション
  b.全身調整運動
  c.ポジショニング
  d.筋力増強・維持運動
  e.ROM維持・改善運動
  f.患肢の浮腫防止
  g.物理療法
  h.装具の目的と機能的骨折治療器具の適応
  i.呼吸理学療法
  j.ADL練習(外泊・歩行練習を含む)

16 骨性障害(2)大腿骨頸部骨折,転子部骨折(術前,術後)
A 疾患の概略
B 整形外科的治療の概略
 1 大腿骨頸部骨折
 2 大腿骨転子部骨折
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
 1 人工骨頭の脱臼
  a.脱臼の発生
  b.脱臼を起こす運動方向
 2 早期荷重を実現させるための外科的工夫
  a.骨接合術
  b.人工骨頭置換術
 3 人工関節への応力
  a.SLRによる股関節への応力
  b.杖による免荷歩行
D 理学療法評価と注意点
  a.患者,家族の問診による生活・運動能力の情報収集
  b.カルテ,術者,医師による情報収集
  c.看護師より病棟での生活・運動能力情報を得る
  d.疼痛
  e.関節可動域(ROM)
  f.筋力
  g.形態測定
  h.神経-筋協調性・立位平衡機能テスト
  i.基本動作,ADL
  j.知覚
E 理学療法プログラム
 1 術前の理学療法
  a.インフォームド・コンセント
  b.理学療法のオリエンテーション
  c.理学療法の実際
 2 ベッドサイドの理学療法
  a.骨接合術
  b.人工骨頭置換術
 3 体重負荷の時期について
  a.早期荷重の場合
  b.荷重時期が遅れる場合
 4 術後免荷期の理学療法
 5 部分荷重期の理学療法
 6 全荷重期の理学療法
F 理学療法関連のエビデンス

17 骨性障害(3)大腿骨頸部骨折,転子部骨折(術後回復期)
A 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.T字杖の使用と荷重量
  b.諸動作における大腿骨骨頭部分にかかる応力(対体重比)
B 理学療法評価
  a.情報収集
  b.全身状態
  c.認知機能
  d.疼痛
  e.形態計測
  f.ROM検査
  g.筋力
  h.姿勢,バランス
  i.感覚
  j.ADL
  k.社会的因子
  l.家屋調査(家庭環境)
C 理学療法プログラム(術後回復期)
  a.ROM運動
  b.筋力増強運動
  c.バランス運動
  d.ADL練習
D 理学療法関連のエビデンス

18 骨性障害(4)下肢の骨折
A 疾患の概略
 1 大腿骨骨幹部骨折
 2 大腿骨遠位部骨折
 3 脛骨高原骨折
 4 膝蓋骨骨折
 5 下腿骨折
 6 踵骨骨折
B 整形外科的治療の概略
 1 治療
  a.牽引療法
  b.観血的骨接合術
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.伸展機能不全extension lag
  b.ウォルフ(Wolff)の法則
D 理学療法評価
  a.X線所見(医師と十分に相談)
  b.疼痛
  c.ROM
  d.筋力
  e.感覚
  f.その他
E 理学療法プログラム
  a.リラクセーション
  b.ROM運動(他動,自動介助,自動)
  c.筋力増強運動
  d.荷重練習
  e.装具療法
  f.物理療法
F 理学療法関連のエビデンス

19 骨性障害(5)上肢の骨折
A 疾患の概略
 1 上腕骨近位端骨折
 2 上腕骨骨幹部骨折
 3 上腕骨顆上骨折
 4 コーレス骨折
B 整形外科的治療の概略
 1 上腕骨近位端骨折
 2 上腕骨骨幹部骨折
 3 上腕骨顆上骨折
 4 橈骨遠位端骨折(コーレス骨折)
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.第2肩関節
  b.肩甲上腕リズム
  c.肘角
  d.橈骨遠位端の形態的特徴
  e.手関節
D 理学療法評価
  a.医師,診療記録,画像からの情報
  b.医療面接(問診)
  c.疼痛
  d.視診,触診
  e.形態学的測定
  f.感覚
  g.関節可動域(ROM),筋力
  h.ADL
E 理学療法プログラム
 1 共通事項
  a.運動療法
  b.物理療法
  c.日常生活指導
 2 各骨折の運動療法
  a.上腕骨近位端骨折
  b.上腕骨骨幹部骨折
  c.上腕骨顆上骨折
  d.コーレス骨折
F 理学療法関連のエビデンス

20 骨性障害(6)脊椎の骨折
A 疾患の概略
 1 脱臼骨折
 2 圧迫骨折
B 整形外科的治療の概要
 1 脱臼骨折
 2 圧迫骨折
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.脊柱の変形
  b.脊柱変形と姿勢異常
D 理学療法評価
 1 問診による情報収集
  a.受傷時の状況を詳細に収集する
  b.脊椎圧迫骨折に伴う合併症の有無
 2 疼痛
 3 関節可動域(ROM)
 4 筋力
 5 感覚・運動麻痺
 6 ADL
 7 姿勢およびアライメントの評価
 8 歩行の観察
E 理学療法プログラム
  a.運動療法
  b.物理療法
  c.装具療法
F 理学療法関連のエビデンス

21 実習1 下肢荷重練習
課題
解説

22 演習3
課題
解説

23 筋・軟部組織性障害(1)テニス肘,野球肘,手根管症候群
A 筋・軟部組織性障害の概論
 1 過用症候群
 2 筋・軟部組織性障害の好発部位
B 疾患の概略
 1 テニス肘
 2 野球肘
  a.内側型野球肘
  b.外側型野球肘
  c.後側型野球肘
 3 手根管症候群
C 整形外科的治療の概略
 1 テニス肘
 2 野球肘
 3 手根管症候群
D 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.carrying angle
  b.投球動作
  c.手根管内圧と横アーチ
E 理学療法評価
 1 テニス肘,野球肘
  a.問診による情報収集
  b.疼痛
  c.関節可動域(ROM)
  d.筋力
  e.ADL
 2 手根管症候群
  a.視診,触診
  b.感覚
  c.筋力
  d.電気生理学的検査
  e.その他
  f.ADL
F 理学療法プログラム
 1 テニス肘,野球肘
  a.関節可動域(ROM)運動
  b.筋力増強運動
  c.物理療法および装具療法
 2 手根管症候群
  a.保存療法の適応とアプローチ期間の目安
  b.手関節の装具固定
  c.筋力増強運動
  d.ADL練習
G 理学療法関連のエビデンス
  a.テニス肘
  b.野球肘
  c.手根管症候群

24 筋・軟部組織性障害(2)肩関節周囲炎
A 疾患の概略
B 整形外科的治療の概略
 1 薬物療法
 2 局所注射療法
 3 パンピングpumping療法,joint distension
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.広義の肩関節
  b.狭義の肩関節(肩甲上腕関節)
  c.肩甲上腕リズム
  d.三角筋と棘上筋の共同作用
  e.関節上腕靱帯,axillary pouch(dependent pouch)
  f.quadrilateral space(後方四角腔)
D 理学療法評価
  a.問診による情報収集
  b.疼痛
  c.アライメント
  d.ROM
  e.筋力
  f.ADL
  g.その他
E 理学療法プログラム
 1 freezing phase(疼痛性痙縮期)
  a.運動療法
  b.物理療法
  c.ADL練習
 2 frozen phase(拘縮期)からthawing phase(回復期)
  a.運動療法
  b.物理療法
  c.ADL練習
F 理学療法関連のエビデンス

25 筋・軟部組織性障害(3)筋断裂・アキレス腱断裂
A 疾患の概略
B 整形外科的治療の概略
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
 1 筋断裂
  a.羽状筋
  b.遠心性収縮
  c.筋腱移行部
 2 アキレス腱断裂
  a.危険領域
  b.踵骨のアライメントとアキレス腱断裂との関係
D 理学療法評価
  a.問診による情報収集
  b.視診と触診
  c.疼痛
  d.周径
  e.関節可動域(ROM)
  f.筋力
  g.トンプソンテストThompson's squeeze test
  h.後足部のアライメント計測
  i.ADL
  j.パフォーマンステスト
  k.その他
E 理学療法プログラム
  a.RICE処置
  b.ROM運動
  c.筋力増強運動
  d.歩行練習
  e.スポーツ活動
  f.再発の予防
F 理学療法関連のエビデンス
  a.筋断裂
  b.アキレス腱断裂

関節内外複合障害・その他
26 Motor unit性障害
A 疾患の概略
B 整形外科的治療の概略
  a.サンダーランドのType1,2
  b.サンダーランドのType3
  c.サンダーランドのType4,5,6
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.橈骨神経麻痺
  b.尺骨神経麻痺
  c.正中神経麻痺
  d.腕神経叢麻痺
  e.腓骨神経麻痺
D 理学療法評価
  a.チネル徴候
  b.徒手筋力検査法
  c.知覚検査
  d.電気生理学的検査
  e.ROM
  f.自律神経検査
E 理学療法プログラム
  a.疼痛の軽減
  b.ROM運動
  c.筋力増強運動
  d.電気刺激療法
  e.固有知覚を利用した運動学習
  f.グライディングテクニック
  g.サポーター,テーピング,装具
  h.バイオフィードバック訓練
F 理学療法関連のエビデンス

27 脊椎性障害(1)概論,頸椎椎間板ヘルニア,頸部脊柱管狭窄症
A 疾患の概略
 1 頸椎椎間板ヘルニアcervical disc herniation
  a.症状
  b.鑑別疾患
 2 頸部脊柱症cervical spondylosis
 3 頸部後縦靱帯骨化症ossification of posterior longitudinal ligament(OPLL)
B 整形外科的治療の概略
 1 保存療法
  a.安静・固定
  b.装具療法
  c.薬物療法
 2 手術療法
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
 1 頸椎矢状面でのアライメント
 2 頸椎レベルと可動性
 3 ルシュカ(Luschka)関節
 4 頸胸椎移行部と自律神経系
D 理学療法評価
 1 問診
 2 視診
  a.前方からの視診
  b.側面からの視診
  c.後面からの視診
 3 触診
 4 関節可動域(ROM)
 5 神経学的検査
 6 神経伸張テスト
 7 その他のテスト
E 理学療法プログラム
 1 保存療法の理学療法
  a.疼痛軽減
  b.可動域改善運動
  c.筋力増強運動
  d.ADL練習
 2 手術療法前後の理学療法
  a.手術前の理学療法
  b.手術後理学療法
F 理学療法関連のエビデンス

28 脊椎性障害(2)(急性腰痛)腰椎椎間板ヘルニア,腰部脊柱管狭窄症
A 疾患の概略
 1 腰椎椎間板ヘルニア
 2 腰部脊柱管狭窄症
B 整形外科的保存治療の概略
 1 腰椎椎間板ヘルニア
 2 腰部脊柱管狭窄症
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
 1 腰椎椎間板ヘルニア
  a.姿勢と髄核
  b.各種動作による椎間板内圧
  c.椎間板の栄養
 2 腰部脊柱管狭窄症
  a.姿勢と間欠跛行
  b.腰部脊柱管狭窄症における虚血性因子
D 理学療法評価
  a.下肢筋力テストおよび神経学的検査
  b.神経学的所見
  c.運動診
  d.トレッドミルおよび自転車テスト
E 理学療法プログラム
 1 腰椎椎間板ヘルニア
  a.安静および物理療法
  b.運動療法
  c.姿勢指導
 2 腰部脊柱管狭窄症
  a.腰部超音波療法
  b.運動療法
  c.日常生活指導
 3 術後理学療法
  a.残存症状に対する理学療法
  b.日常生活動作の指導
F 理学療法関連のエビデンス

29 脊椎性障害(3)慢性腰痛症
A 疾患の概略
B 整形外科的治療の概略
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.脊柱の生理的彎曲
  b.骨盤後傾pelvic tilt
  c.椎間関節の力学的支持機構
  d.椎間板の線維輪と椎間板内圧
  e.表層筋(腹直筋,内・外腹斜筋,腸肋筋)と深層筋(腹横筋,多裂筋)
  f.屈曲と弛緩現象flexion relaxation phenomenon
D 理学療法評価
 1 問診による情報収集
  a.主訴の把握
  b.罹病期間と症状の把握
  c.職業・生活・家庭環境の把握
 2 疼痛
  a.安静時痛
  b.自動運動時痛
  c.他動運動時痛
 3 立位,座位姿勢でのアライメント
  a.位置,高さの確認
  b.動きの確認
 4 ROM
 5 筋力
  a.体幹筋力
  b.下肢の筋力
 6 神経学的所見
 7 ADL
 8 QOL
 9 歩行観察
E 理学療法プログラム
 1 運動療法
  a.治療体操
  b.ストレッチング
  c.筋力強化
  d.腰部脊柱安定化エクササイズ
 2 教育的アプローチ
  a.ADL練習
  b.腰痛教室
 3 精神医学的アプローチ
F 理学療法関連のエビデンス
  a.運動療法
  b.教育的アプローチ
  c.物理療法
  d.装具療法

30 複合障害(1)関節リウマチ(1)
A 疾患の概略
 1 概念,疫学,病因
  a.疾患の概念
  b.疫学
  c.病因
  d.自然経過
 2 臨床症状
  a.全身症状(関節外症状)
  b.関節症状
B 医学的治療の概略
 1 診断
  a.診断基準
  b.鑑別疾患
 2 評価法
  a.疾患活動性の評価
  b.病期
  c.内臓病変,合併症の有無と種類
  d.機能障害度
  e.QOLの評価
 3 治療
  a.基本的な治療方針
  b.薬物療法
  c.手術療法
  d.患者教育
C 運動学的疾患理解のためのキーワード
  a.RAにみられる変形発生の機序
  b.環椎前弓-歯突起間距離(ADI)
D 理学療法評価
  a.カルテからの情報収集
  b.問診による情報収集
  c.機能と構造
  d.活動と参加
  e.環境因子
  f.個人因子の評価

31 複合障害(2)関節リウマチ(2)
A 理学療法のための運動学・運動療法学的キーワード
  a.三分力
  b.交差運動(相反性収縮運動)
  c.他動運動passive exercise
  d.自動介助運動active assistive exercise
  e.自動運動active exercise
  f.抵抗運動resistive exercise
B 理学療法評価
 1 情報収集
 2 病状評価
 3 障害評価
  a.スタインブロッカー機能障害度分類(class分類)
  b.各種日常生活動作評価
C 理学療法プログラム
  a.鎮痛
  b.ROM維持・改善練習
  c.筋力維持・増強練習
  d.歩行練習
  e.日常生活動作指導
  f.装具療法
D 理学療法関連のエビデンス
E リウマチ体操

32 複合障害(3)スポーツ障害
A スポーツ障害の疫学
 1 スポーツ外傷の分類
 2 スポーツ外傷の発生機序と受傷機転の把握
 3 スポーツ外傷の発生要因
 4 疫学
B 理学療法評価
  a.問診による情報収集
  b.視診,触診
  c.形態測定
  d.関節可動域(ROM)
  e.筋力テスト
  f.下肢アライメントチェック
  g.整形外科的テスト
  h.柔軟性のテスト各種
C スポーツ外傷発生時の対応と応急処置
 1 RICE処置
 2 脳振盪
  a.受傷直後のチェック項目
  b.受傷から数時間後の対応
 3 熱中症
D 理学療法プログラム
 1 トレーニングの原則
 2 アスレチックリハビリテーションの概要
 3 スポーツ外傷に対するトレーニングプログラム
  a.メディカルリハビリテーションとアスレチックリハビリテーションの分類
  b.プログラム作成上の注意点
 4 トレーニングの種目による分類
  a.患部に対する運動療法の形態
  b.スポーツ復帰に向けたトレーニング
  c.再発防止に向けたトレーニングの種類
 5 テーピング
  a.テーピングとは
  b.テーピングの実際:足関節へのテーピング
  c.テーピングの実際:膝関節のテーピング
 6 物理療法
 7 スポーツマッサージ
 8 選手とのコミュニケーション
33 演習4
課題
解説
34 実習2 筋力強化運動
課題
解説
参考文献
索引



理学療法テキスト 運動器障害理学療法学 1
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理学療法テキスト 運動器障害理学療法学 1発売日2011/09
【内容】
理学療法士をめざす学生に向けた運動器障害理学療法学のテキスト(2分冊).1冊目の本書は,組織再生・修復,骨折・脱臼,変形性関節症,関節リウマチ,末梢神経損傷を解説する.それぞれのカテゴリーはまず最初の講義で病態の整形外科的な知見と理論を学習し,次の講義でその疾患・障害に固有な問題に基づいた実技の解説を行う.具体的なポイントや注意点などを豊富に盛り込んだ初学者に最適な教科書である.
【目次】
Lecture 1 組織再生・修復(1)─総論
Lecture 2 組織再生・修復(2)─実技:評価と治療
Lecture 3 骨折と脱臼(1)─総論
Lecture 4 骨折と脱臼(2)─実技:評価と治療
Lecture 5 骨折と脱臼(3)─高齢者の四大骨折:上肢骨折
Lecture 6 骨折と脱臼(4)─高齢者の四大骨折:大腿骨頸部骨折,脊椎圧迫骨折
Lecture 7 骨折と脱臼(5)─実技:高齢者の四大骨折の評価と治療
Lecture 8 変形性股・膝関節症(1)─総論
Lecture 9 変形性股・膝関節症(2)─実技:評価と治療
Lecture 10 人工股・膝関節置換術(1)─総論
Lecture 11 人工股・膝関節置換術(2)─実技:日常生活動作トレーニング
Lecture 12 関節リウマチ(1)─総論
Lecture 13 関節リウマチ(2)─実技:評価と治療
Lecture 14 末梢神経損傷(1)─総論

索引


理学療法リスク管理マニュアル

理学療法リスク管理マニュアル発売日2011/0
【内容】
本書では理学療法を開始する際に日常遭遇することが多い疾患・外傷を中心に絞って構成し、疾患の概念および特有のリスク、その管理について必要な知識や技術、さらには多臓器・他疾患との関連も加えて、最新の知見がスムーズに吸収できるよう分かりやく解説してある。また、臨床の場で容易に使えるようコンパクトサイズに心がけ、若手だけでなく中堅理学療法士にとっても確認と自己研鑽に最適な配慮がなされている。
 臨床、研究そして教育のフロントランナー的役割を担ってきた集団、その第一線で活躍中の気鋭の臨床家たちによるノウハウの蓄積が詰まった門外不出の知を、ぜひ手に入れてほしい。
【目次】
第1章 脳血管障害 / 寺尾詩子,松永優子
  A 虚血性脳血管障害
    1.虚血性脳血管障害の病型の特徴と治療
      a.脳と脳動脈の構造
      b.脳梗塞の病型と特徴
      c.治療
    2.疾患特有のリスク
      a.脳血流量と脳細胞の活動状況
      b.脳血流量の自動調節能(autoregulation)
      c.自動調節能の破綻(dysautoregulation)
      d.脳虚血が出現する部位
    3.リスク管理とモニタリング
      a.リスク管理
      b.モニタリング
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.不整脈との関連
      b.高血圧との関連
  B 出血性脳血管障害
    1.出血性脳血管障害の疾患の特徴と治療
      a.疾患の特徴
      b.治療
    2.疾患特有のリスク
      a.頭蓋内圧亢進
      b.脳虚血
      c.再出血
      d.脳血管攣縮
    3.リスク管理とモニタリング
      a.頭蓋内圧亢進
      b.正常圧水頭症
      c.脳血管攣縮
      d.痙攣
    4.多臓器・他疾患との関連
    a.高血圧による臓器障害
  
第2章 循環器疾患 / 井澤和大,笠原酉介,渡辺 敏
  A 虚血性心疾患
    1.虚血性心疾患の概念
    2.疾患特有のリスク
      a.心ポンプ機能
      b.心筋虚血
      c.不整脈
    3.リスク管理とモニタリング
      a.リスク管理
      b.モニタリング
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.二次予防に向けたリスク管理
  B 心不全
    1.心不全の概念
    2.疾患特有のリスク
      a.ポンプ機能障害および代償機構
      b.呼吸機能異常(労作時換気亢進)
      c.骨格筋機能異常
      d.血管内皮細胞機能障害
      e.不整脈
    3.リスク管理とモニタリング
      a.リスク管理
      b.モニタリングとプログラムの実際
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.心不全と腎機能
  C 大動脈解離
    1.大動脈解離の概念
    2.疾患特有のリスク
      a.再解離と大動脈瘤進展
      b.臓器虚血
      c.随伴症状
      d.手術方法の違いによるリスク
    3.リスク管理とモニタリング
      a.リスク管理
      b.リハビリテーションプログラムの実際
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.日常生活と血圧
  
第3章 糖尿病 / 平木幸治
  1.糖尿病とは
    a.糖尿病の概念
    b.成因分類
    c.臨床診断
    d.糖尿病合併症
    e.糖尿病治療の目標値
  2.疾患特有のリスク
    a.急性合併症―低血糖
    b.慢性合併症
  3.リスク管理とモニタリング
    a.低血糖のリスク管理とモニタリング
    b.糖尿病神経障害のリスク管理とモニタリング
    c.糖尿病網膜症のリスク管理とモニタリング
    d.糖尿病腎症のリスク管理とモニタリング
    e.糖尿病足病変のリスク管理とモニタリング
  4.多臓器・他疾患との関連
    a.メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)
    b.慢性腎臓病
    c.閉塞性動脈硬化症(ASO:arteriosclerosis obliterans)
  
第4章 呼吸器疾患 / 横山仁志
  A 急性呼吸不全
    1.急性呼吸不全の概念
    2.疾患特有のリスク
      a.酸素化能の障害
      b.換気能の障害
      c.呼吸療法に伴うリスク
    3.リスク管理とモニタリング
      a.リスク管理
      b.モニタリング
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.中枢神経,精神機能
      b.循環器
      c.腎機能
      d.消化器
      e.代謝,栄養
      f.感染症,炎症
      g.血液,凝固系
      h.運動器
  B 慢性呼吸不全
    1.慢性呼吸不全の概念
    2.疾患特有のリスク
      a.運動療法時のリスク
      b.慢性呼吸不全の急性増悪(acute exacerbation)
    3.リスク管理とモニタリング
      a.運動療法時のリスク管理
      b.急性増悪時のリスク管理
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.心臓(肺高血圧症,右心不全)との関連
      b.骨格筋との関連
  
第5章 整形外科疾患 / 田中彩乃,八木麻衣子
  A 外科的治療
    1.外科的治療におけるリハビリテーションの概念
      ―術後の管理と早期離床(内科的管理)
    2.外科的治療におけるリスク
      a.不良肢位の保持
      b.感染
      c.深部静脈血栓症(DVT:deep vein thrombosis)
      d.人工物挿入によるリスク
    3.リスク管理のモニタリング
      a.不良肢位の保持
      b.感染
      c.深部静脈血栓症(DVT)
      d.人工物挿入によるリスク
    4.多臓器・他疾患との関連
      a.内科疾患(心不全,糖尿病など)
      b.肺血栓塞栓症
  B 保存療法
    1.保存的治療におけるリハビリテーションの概念
    2.保存療法の実際
      a.一般的な評価項目と評価のポイント
      b.ADL,QOL に関する評価項目
      c.治療プログラムとリハビリテーションの実際
    3.保存的治療の考慮点
    a.外科的治療への移行のタイミング
      b.アドヒアランスと行動変容モデル
  
第6章 加齢と転倒 / 森尾裕志,大森圭貢
  1.転倒の概念
    a.転倒の現状
    b.転倒がもたらす弊害
  2.転倒の危険因子
    a.年齢,性別
    b.転倒歴
    c.起立性低血圧
    d.薬剤
    e.視力障害
    f.認知・心理機能
    g.関節可動域
    h.下肢筋力
    i.歩行能力
  3.高齢者の転倒予防のための主なパフォーマンステスト
    a.STRATIFY
    b.dynamic gait index
    c.performance oriented mobility assessment(POMA)
    d.Berg balance scale(BBS)
    e.timed up and go test(TUG)
    f.functional reach test(FRT)
    g.four square step test(FSST)
    h.直立検査
    i.実際の移動場面の評価
  4.外的因子
  5.現場での転倒予防策
    a.理学療法室での転倒予防
    b.在宅療養障害者の転倒の原因と対策
  
索引




パーキンソン病の理学療法

パーキンソン病の理学療法発行年月2011年5月
【内容】
●パーキンソン病治療において薬物療法とともに重要な役割を果たしている理学療法の詳細を, 第一線で活躍する医師,研究者,理学療法士が最新の知見と英知を結集し解説.
●パーキンソン病に対する理解を深め,診療技能を高めたいと願う理学療法士をはじめ,診療に携わる医療スタッフのための示唆に富むわかりやすい内容.
【目次】
監修の序
 編集の序
 目次
序論
パーキンソン病に対する理学療法のパラダイム変換(松尾善美)
 神経リハビリテーション/運動制御と運動学習における大脳基底核の知見/歩行障害と歩行制御/運動が神経可塑性に及ぼす影響/理学療法の効果に関する研究/理学療法の治療目標と運動課題に関わる構成要素
総論
1.病態と薬物療法(依藤史郎)
 パーキンソン病の症状/パーキンソン病の病態/パーキンソン病の薬物療法
2.運動症状と非薬物療法(阿部和夫)
 運動症状に対するリハビリテーション/パーキンソン病体操
3.すくみ足(大熊泰之)
 すくみ足の一般的特徴/パーキンソン病におけるすくみ足/すくみ足の病態生理/すくみ足の治療
4.運動制御異常(平岡浩一)
 中枢神経活動異常/運動制御異常/kinesioparadox/姿勢制御/すくみ足と予測的姿勢制御
5.下肢協調障害(浅井義之)
 下肢運動の協調性と中枢パターン生成器/協調的な肢間協調性の生成と崩壊
6.パーキンソン病における認知機能障害(丸山哲弘)
 認知症を伴わない要素的認知機能障害/認知機能障害の神経基盤/皮質下認知症/パーキンソン認知症とレビー小体型認知症
7.疲労(阿部和夫)
 疲労の概念および定義とパーキンソン病の疲労/パーキンソン病における疲労の発現頻度/パーキンソン病の疲労に対する評価スケール/症候学的観点からみたパーキンソン病の疲労/パーキンソン病における疲労の病態機序と治療
8.理学療法機能診断(長澤 弘)
 パーキンソン病の病態を知る/パーキンソン病患者における運動障害の特徴を機能診断する
9.理学療法のエビデンス(望月 久)
 2010年までのパーキンソン病に対する理学療法のエビデンス/理学療法の介入内容別の効果/診療ガイドラインからみた理学療法の効果/ガイドライン,エビデンスの臨床への適応
10.理学療法に関するリスクマネジメント(柴 喜崇)
 理学療法の予防的リスク管理/パーキンソン病の障害特性/パーキンソン病発症の予防的リスク管理/パーキンソン病発症後の予防的リスク管理
各論
1.姿勢異常(武岡健次・宮本 靖・松尾善美)
 姿勢異常の原因/姿勢異常の対策/パーキンソン病の四大徴候と姿勢異常/パーキンソン病の姿勢異常が動作に与える影響
2.すくみ足(鎌田理之・松尾善美)
 すくみ足を知る/すくみ足の評価/すくみ足に対する理学療法
3.歩行障害に関する最新知見(松尾善美)
 2006年/2007年/2008年/2009年/2010年
4.歩行補助具の適用法(橋田剛一)
 歩行補助杖/歩行器/シルバーカー(押し車)/その他(靴の工夫)/臨床場面での実際
5.バランス障害(岡田洋平)
 バランス障害/バランス障害の発生機序/理学療法介入
6.転倒と認知機能(鎌田理之)
 パーキンソン病患者の転倒要因と運動介入の現状/パーキンソン病患者の転倒に関連する認知機能障害について
7.運動のための外的キューと認知戦略(Samyra H.J. Keus)(監訳:松尾善美,訳:松谷綾子・小森絵美)
 理学療法の対象となる制限/キューを用いた戦略/認知運動戦略/介護者の関わり/評価指標/治療期間/アフターケア
8.体力低下(内田賢一)
 体力について/パーキンソン病患者の体力低下に関する研究
9.呼吸障害(松尾善美)
 パーキンソン病の呼吸障害と咳嗽障害/呼吸機能障害とその測定/変動する呼吸機能/呼吸運動測定とその結果/嚥下と呼吸/睡眠期呼吸障害/パーキンソン病における呼吸障害の治療
10.パーキンソン病の摂食・嚥下障害(石井光昭)
 パーキンソン病の摂食・嚥下障害の特徴/評価/リハビリテーション
11.基本動作トレーニング(歩行以外)(佐藤信一)
 基本動作とステージ別の症状/基本動作におけるパーキンソン病の身体機能特性/基本動作トレーニングの具体的戦略/文献的考察
12.生活機能トレーニング(大久保智明・野尻晋一・山永裕明)
 生活機能に関するパーキンソン病患者の声/パーキンソン病患者の生活機能障害と生活機能トレーニングの目標設定/生活機能トレーニング
13.脳深部刺激術前後の理学療法機能診断と介入(澤田優子・丸尾優子・本田憲胤)
 脳深部刺激術の概要/理学療法機能診断と介入/症例紹介
14.在宅における生活適応支援の実際(岩井信彦)
 在宅支援の考え方/在宅での評価/障害特性を考慮した生活支援,セルフケア,ADL指導,家族指導/障害の特性とその対処法/福祉用具の導入と住宅改修/ケアマネジメントにどう関わっていくか/在宅生活を支える制度

索引


実践PTノート 運動器傷害の理学療法

実践PTノート 運動器傷害の理学療法発行年月2011年5月
【内容】
運動器傷害は、脊椎、末梢神経から関節疾患、筋・腱・靱帯損傷や骨折・脱臼などの外傷性疾患、スポーツ医学にいたるまで広範囲にわたる。また小児から高齢者までと、治療の必要な患者がきわめて多彩で、必要性はますます広がっている。このような時代に求められる医療者とは、運動器の総合的な知識を有し、かつその傷害に対し適切な治療および患者への指導を行うことのできる理学療法士といえる。
 本書は、運動器のスペシャリストを目指す初学者から中堅クラスまでを対象とし、多くの写真および図表を用いることで、正確な知識ならびに技術を一目で理解できるよう配慮してある。また、写真・図表だけでは理解しにくいものや、最新のテクニックについては、習得度を高めるために動画を用いて詳しく解説した。これらの技術は、常に臨床のなかで定期的に効果と検証を行ったものである。さらに今後出てくる新しい知見や技術などは、自身で書き込むことで完成形へと導くことを可能とした究極のプライベートテキストでもある。本書が書き込みで埋め尽くされたその時こそ、真の運動器スペシャリストとなっているであろう!
【目次】
第1章 総論―評価と治療
第2章 運動療法の基礎
  1.運動器とは
  2.障害の分類
  3.軟部組織の特性
  4.治療手順の原則
  5.運動療法の基礎
  6.急性炎症
第3章 肩関節と肩甲帯
  1.メカニズム
  2.mobility の評価・治療
  3.stability の評価・治療
  4.coordination の評価・治療
第4章 肘関節・前腕
  1.メカニズム
  2.肘・前腕の代表的疾患
  3.mobility の評価・治療
  4.stability の評価・治療
第5章 手関節・手指
  1.メカニズム
  2.mobility の評価・治療
  3.stability の評価・治療
  4.coordination の評価・治療
第6章 股関節
  1.メカニズム
  2.mobility の評価・治療
  3.stability の評価・治療
  4.coordination の評価・治療
第7章 膝関節
  1.メカニズム
  2.mobility の評価・治療
  3.stability の評価・治療
  4.coordination の評価・治療
第8章 足関節
  1.メカニズム
  2.mobility の評価・治療
  3.stability の評価・治療
  4.coordination の評価・治療
第9章 脊柱・骨盤
  1.メカニズム
  2.mobility の評価・治療
  3.stability の評価・治療
第10章 運動連鎖
  
索引


歩行を診る 観察から始める理学療法実践

歩行を診る 観察から始める理学療法実践発行年月2011年4月
【内容】
歩行機能の低下に対する理学療法の診断・評価とアプローチは,これまで運動学的解析および脳機能の視点からも進歩しているが,一方では運動学的に捉えても疾病による障害を有する対象者に病態を踏まえた上でどのように対象者を診断・評価し,アプローチを行うのかについて臨床的な立場で明確に整理されたわが国の著書は見当たらない.そこで,臨床に即した歩行の診かたとそれに対するアプローチを理学療法士の立場から各々の分野で研鑽されているエキスパートが本書を執筆.
本書では,まず歩行に関連する事項を整理し,次に各論では臨床に即した理学療法士による各疾患の歩行の診かたとそのアプローチ(症例データも含む)を提示.最後に,注目されているいくつかのアプローチについて紹介している.また,知っておくと役に立つことや用語解説などは「MEMO」として随所に散りばめられている.臨床症例に対する臨床実践とその背景的理論がバランスよく配置された内容で,臨床の現場で役立つ.若手理学療法士・学生にその手がかりを呈示する1冊.
【目次】
【総論ー歩行を診る】
 1.歩行をどのような観点から捉えるべきか?―歩行観察の意味ー
 2.歩行を診る,そこからどういう理学療法を実践するか?
【各論ー歩行の診かたと理学療法】
 3.関節リウマチ
 4.大腿骨頸部骨折
 5.変形性股関節症
 6.変形性膝関節症
 7.運動器不安定症
 8.膝靱帯損傷
 9.足部損傷
 10.骨・軟部腫瘍
 11.脳卒中による運動麻痺
 12.脳卒中による高次脳機能障害
 13.脳性麻痺
 14.パーキンソン病
 15.多発性硬化症
 16.筋萎縮性側策硬化症
 17.脊髄不全損傷
 18.腰痛症
 19.筋ジストロフィー症
 20.心疾患・末梢動脈疾患
 21.呼吸器疾患
 22.心臓外科手術後
 23.代謝疾患
 24.痛み
 25.高齢者
 26.義足歩行
 27.装具歩行
 28.テーピング、インソールを必要とする対象者
 29.スポーツウエアを必要とする対象者
 30.歩行補助具を必要とする対象者
 31.環境整備を必要とする対象者
 索引


高次脳機能障害ポケットマニュアル第2版

高次脳機能障害ポケットマニュアル第2版
【内容】
●高次脳機能障害診療のレベルアップと変容に伴い改訂した第2版!
●高次脳機能障害の理解からリハビリテーションのノウハウまでを,豊富な図表をもとに,懇切に紹介.
●どのようにリハビリテーションを実践・援助したら良いのか.本書では実践的内容を簡潔・丁寧に示している.
【目次】
第2版「発行に寄せて」
 「第1版」まえがき
1 高次脳機能障害とは何か
 1-基本的概念
 2-失語・失行・失認との関係
 3-今日的重要性
 4-リハビリテーション医療現場で対応する意義
2 高次脳機能障害の病態と原因
 1-原因疾患と主な症状
 2-脳血管障害による高次脳機能障害
 3-頭部外傷による高次脳機能障害
3 高次脳機能障害の評価
 1-高次脳機能障害の評価手順
 2-評価項目(検査方法)の選択の仕方
 3-なぜ神経心理検査を網羅しないといけないのか
 4-神経心理検査を実施するうえでの心得
4 高次脳機能障害に対するリハビリテーションの骨子
 1-リハビリテーションの考え方
 2-リハビリテーションストラテジーの実際
5 高次脳機能障害のリハビリテーション
 1-記憶障害のリハビリテーション
 2-遂行機能障害のリハビリテーション
 3-注意障害のリハビリテーション
 4-コミュニケーション障害のリハビリテーション
 5-失行のリハビリテーション
 6-ゲルストマン症候群のリハビリテーション
 7-半側空間無視のリハビリテーション
 8-地誌的障害のリハビリテーション
 9-失認のリハビリテーション
6 チームアプローチの実際
 1-医師の役割
 2-作業療法士の役割
 3-言語聴覚士の役割
 4-心理士の役割
 5-理学療法士の役割
 6-看護師の役割
 7-医療ソーシャルワーカーの役割
 8-在宅ケア・訪問リハビリテーションにおけるチームアプローチ
7 就労に向けたリハビリテーション
 1-医療サイドからの就労援助
 2-職業リハビリテーションの実際
 3-一般就労と福祉的就労
8 社会・家庭生活上の課題と対応
 1-社会的行動障害と適応障害
 2-社会的課題への対応方法
 3-グループ訓練による援助方法
9 社会福祉制度の利用
 1-高次脳機能障害に利用できる現行の福祉制度
 2-経済保障制度-障害年金制度など

索引


標準理学療法学 専門分野 理学療法臨床実習とケーススタディ PT

標準理学療法学 専門分野 理学療法臨床実習とケーススタディ PT
発行年月2011年3月
【内容】
実習に役立ち、リアリティのあるケーススタディができる、定評ある教科書の改訂版
臨床実習編では国試ガイドラインをもとにした解説に加え、実習中のトラブルを解決するヒントを提示し、学生に役立つ「心得」が充実。ケーススタディ編ではケースの数が2倍に。短めの症例報告を多数取り上げ、重要な疾患については期別のケースを紹介し、短い実習期間にも対応。学生のレベルに合わせたレポートに指導者のコメントを補い、リアリティのあるケーススタディができる。PTを目指す学生必携、定評ある教科書の改訂版。
【目次】
臨床実習編
 第1章 臨床実習とは
  A 臨床実習の目的
  B 臨床実習の意義
  C 臨床実習の位置づけ
  D 臨床実習の教育目標
  E 臨床実習での学生評価
 第2章 臨床実習の実際
  A 臨床実習の教育内容
  B 臨床実習のスタイル
  C 臨床実習に必要な記録と課題
 第3章 臨床実習に向けての準備
  A 学生としての態度とマナー
  B 学生として備えておくべき知識と技術
  C 実習中のストレス管理
 第4章 カリキュラムにみる臨床実習
  A 理学療法カリキュラムにおける臨床実習
  B 安全管理
  C 感染症対策
  D 個人情報保護
  E 倫理的対応

ケーススタディ編
 第5章 ケーススタディの書き方
  A ケーススタディとケースレポート
  B 理学療法評価法とケーススタディ
  C ケーススタディを書く意義
  D ケーススタディを書くための準備
  E ケーススタディの書き方
  F 発表用レジュメのまとめ方
 第6章 神経障害領域のケーススタディ
  I.脳血管障害(急性期)
  II.脳血管障害(回復期)
  III.脳血管障害(合併症)
  IV.脊髄損傷
  V.Parkinson病
  VI.脊髄小脳変性症
  VII.頸髄症(不全麻痺)
  VIII.脳性麻痺
  IX.高次脳機能障害(半側無視)
  X.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
 第7章 骨関節障害のケーススタディ
  I.大腿骨頸部骨折
  II.変形性股関節症
  III.人工股関節置換術後
  IV.関節リウマチ(全身性)
  V.人工膝関節置換術後
  VI.ロコモティブシンドロームにおける保存療法
  VII.下腿切断
  VIII.半月板損傷(縫合術後)
  IX.腱板損傷
  X.腰痛症(非特異性)
  XI.腰椎椎間板ヘルニア
  XII.下肢骨折
  XIII.末梢神経麻痺(腓骨神経麻痺)
  XIV.ACL損傷
 第8章 内部障害領域のケーススタディ
  I.慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  II.心筋梗塞
  III.糖尿病(2型糖尿病)
 第9章 地域におけるケーススタディ
  I.訪問リハビリテーションにおけるケーススタディ(脳血管障害)
  II.通所リハビリテーションにおけるケーススタディ
  III.介護老人保健施設におけるケーススタディ

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icon理学療法テキスト 装具学

理学療法テキスト 装具学
【内容】
学療法士は,装具を使用者に装着するだけではなく,治療として,ADL を改善するものとして使用者が装具を使いこなすために適合をチェックし,治療プログラムを検討するという重要な役割を担う.発症後早期から装具を処方するなど装具を治療の一環としてとらえる昨今の考え方を反映させ、本書は装具に関する基本的な知識に始まり、疾患ごとの装具療法,さらには義肢装具士の技術などを盛り込んだ.
【目次】
Lecture1 装具学総論  
Lecture2 下肢装具の部品とその機能
Lecture3 短下肢装具 
Lecture4 長下肢装具・股装具・膝装具
Lecture5 靴型装具
Lecture6 下肢装具のチェックアウト
Lecture7 下肢装具のチェックアウト-実習
Lecture8 体幹装具,側彎症装具
Lecture9 上肢装具と自助具
Lecture10 車椅子,歩行補助具
Lecture11 疾患別装具の処方(1)-脳卒中片麻痺の装具
Lecture12 疾患別装具の処方(2)-整形外科疾患の装具 
Lecture13 疾患別装具の処方(3)-関節リウマチの装具
Lecture14 疾患別装具の処方(4)-対麻痺・小児の装具
Lecture15 プラスチック短下肢装具の採型実習
付録
TEST 試験

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高齢者の理学療法発行年月2011年2月
【内容】
総人口に占める65歳以上の老年人口が増えている日本は、世界に類を見ないスピードで高齢化社会に向かっている。現在、高齢化率は21%以上であり、今後さらに高齢化は進み、40年近くにわたってこの状態が続くと言われている。超高齢社会の幕開けである。それに伴う医療費の高騰や、高齢夫婦および一人暮らしの増加によって家族介護に頼れないなど、さまざまな問題が生じている。これらの問題に対して、理学療法士はどのよう期待に応えることができるのか、今まさに問われている。
 本書では、高齢者の特性・障害(身体・精神・心理・QOL)および歴史的背景までを医学的知識だけでなく文化人類学的な視点からも解説。さらに急性期、回復期、維持期、在での宅理学療法の介入方法について、施設運営や福祉用具も含め、第一線で活躍されている方々が具体的な事例をとおして平易に述べた。高齢者を前にして悩める若い理学療法士にとって問題解決・質の向上の一助となる必携の実践書である。
【目次】
第1章 高齢社会と理学療法 / 森本  榮
第2章 高齢者の特性
  1. 高齢者の身体機能の特性 / 井手  睦
  2. 高齢者の精神機能の特性 / 先崎  章
  3. 高齢者の心理の特性 / 神定  守
  4. 日本の高齢者の特性―過去・現在・近未来 / 波平恵美子
  5. 高齢者のQOL / 小林 量作
第3章 高齢者の障害と理学療法
  1. 中枢神経障害 / 吉尾 雅春
  2. 骨関節障害 / 磯崎 弘司
  3. 呼吸障害 / 千葉 哲也
  4. 循環器障害 / 山本 周平,他
  5. 下肢切断 / 小嶋  功
  6. 内部障害 / 内山  靖
第4章 高齢者の施設内理学療法
  1. ストロークユニットにおける理学療法① / 東條友紀子,他
  2. ストロークユニットにおける理学療法② / 田村龍太郎
  3. 急性期における理学療法① / 前田 秀博
  4. 急性期における理学療法② / 吉田 久雄
  5. 回復期における理学療法① / 山中誠一郎
  6. 回復期における理学療法② / 井手 伸二
  7. 介護老人保健施設における理学療法① / 鐘江慎太朗
  8. 介護老人保健施設における理学療法② / 野尻 晋一,他
  9. 介護老人福祉施設における理学療法 / 湯元  均
  10.診療所外来における理学療法① / 大木 英明
  11.診療所外来における理学療法② / 岡田  亨
第5章 高齢者の在宅理学療法
  1. 高齢者における在宅理学療法 / 伊藤 隆夫
  2. 訪問リハビリテーションにおける理学療法① / 柳川  進
  3. 訪問リハビリテーションにおける理学療法② / 宮田 昌司
  4. 訪問リハビリテーションにおける理学療法③ / 小山  樹
  5. 訪問リハビリテーションにおける理学療法④ / 溝口 哲朗
  6. 通所リハビリテーションにおける理学療法 / 岡野 英樹
  7. 通所介護における理学療法① / 松井 一人
  8. 通所介護における理学療法② / 塩中 雅博
  9. 環境調整と理学療法①―車いす / 河添竜志郎
  10.環境調整と理学療法②―テクノエイド / 下元 佳子
  11.環境調整と理学療法③―インソール / 安倍 浩之,他
高齢者に対しての考え方
  理学療法士の先輩諸氏から,臨床経験を通じて蓄積された見識をコラムで表現した.これにより,若い理学療法士が臨床でマンネリ化せずに目標をもって働く原動力になることを期待する.
  1. 高齢者と価値を共有できるか / 島村 耕介
  2. 気づきある理学療法 / 齋藤 正美
  3. 誰のためのケアなのか / 備酒 伸彦
  4. 高齢者の理学療法における基本的な考え方と配慮点 / 小笠原 正
  5. 内なるエイジズムに気づく / 大渕 修一
  6. 臨床上で心がけていること / 田舎中真由美
  7. 全体像を捉える / 浅川 康吉
索引


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理学療法士イエロー・ノート 専門編発行年月2011年1月
【内容】
本書は2010年春の国家試験から適用された新ガイドライン「理学療法士 作業療法士 国家試験出題基準 平成22年版」に基づく改訂第2版である。「イエロー・ノート 専門編」は,理学療法士養成校の学生が学ぶ『専門分野』を網羅している。各項目ごとに平易でかつポイントのみを記述し,図表を多用するとともに,2色刷りの紙面に刷新。用語解説や補足説明も拡充することで,よりわかりやすく学習しやすい内容となっている。
同時に改訂された『ブルー・ノート 基礎編』とともに,「学生さんが各自の学習に合わせて「+α」の知識を書き込み,独自の講義ノートを作成できる」という基本コンセプトを初版から受け継いでおり,日々の学習を積み重ねながら自ずと国家試験に十分対応できる知識が身に付くテキストとなっている。講義用のサブテキストから,学内試験,国試まで対応するPT養成校学生必携の一冊である。
【目次】
1 基礎理学療法学   
   理学療法の概要
   理学療法の基礎
2 理学療法評価学   
   基礎
   基本評価法  
   各領域の評価
3 理学療法治療学
   基礎
   基本介入手段   
   各領域の治療
4 地域理学療法学   
   基礎
   評価と支援
5 臨床実習
   概要
   実施
索引


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理学療法士・作業療法士ブルー・ノート 基礎編発行年月2011年1月
【内容】
本書は2010年春の国家試験から適用された新ガイドライン「理学療法士 作業療法士 国家試験出題基準 平成22年版」に基づく改訂第2版である。「ブルー・ノート 基礎編」は,理学療法士・作業療法士養成校の学生が共通して学ぶ『専門基礎分野』を網羅している。各項目ごとに平易でかつポイントのみを記述し,図表を多用するとともに,2色刷りの紙面に刷新。用語解説や補足説明も拡充することで,よりわかりやすく学習しやすい内容となっている。
「学生さんが各自の学習に合わせて「+α」の知識を書き込み,独自の講義ノートを作成できる」という基本コンセプトを初版から受け継いでおり,日々の学習を積み重ねながら自ずと国家試験に十分対応できる知識が身に付くテキストとなっている。講義用のサブテキストから,学内試験,国試まで対応するPT・OT養成校学生必携の一冊である。
【目次】
1.人体の構造と機能および心身の発達
 解剖学
 生理学
 運動学
 人間発達学
2.疾病と障害の成り立ちおよび回復過程の促進
 医学総論
 臨床医学総論
 リハビリテーション医学
 臨床心理学
 精神障害と臨床医学
 骨関節障害と臨床医学
 神経・筋系の障害と臨床医学
 小児発達障害と臨床医学
 内部障害と臨床医学
 老年期障害と臨床医学
3.保健医療福祉とリハビリテーションの理念
 保健医療福祉
 リハビリテーション概論
索引


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理学療法テキスト発行年月2010年12月
【内容】
呼吸理学療法のニーズがますます高まるなか,理学療法士が呼吸器に対して専門的な知識を有することが求められ,教育現場においても臨床につながる生きた知識を効率よく学ぶことが必須の課題となっている.本書は呼吸に関する解剖学的,生理学的基礎知識から具体的な呼吸理学療法の手技に至るまで,臨床での活用を前提として簡潔にまとめられており,在学中はもちろん卒後も役立つ内容となっている.
【目次】
LECTURE 1 呼吸理学療法総論
LECTURE 2 呼吸器系の解剖・運動学
LECTURE 3 呼吸器系の生理学
LECTURE 4 呼吸不全の病態と呼吸器疾患
LECTURE 5 呼吸理学療法のための評価(1)
LECTURE 6 呼吸理学療法のための評価(2)
LECTURE 7 呼吸理学療法基本技術(1)
LECTURE 8 呼吸理学療法基本技術(2)
LECTURE 9 呼吸理学療法基本技術(3)
LECTURE 10 呼吸理学療法基本技術(4)
LECTURE 11 酸素療法と呼吸理学療法
LECTURE 12 人工呼吸療法と呼吸理学療法
LECTURE 13 疾患別呼吸理学療法(1)
LECTURE 14 疾患別呼吸理学療法(2)
LECTURE 15 吸引
索引


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運動療法学テキスト
発行年月2010年12月
【内容】
運動療法は,理学療法の中でも重要な位置を占め,整形外科疾患,中枢神経疾患,内部障害等,対象は広い.本書は,運動療法を理解する上に必要な運動と身体機能に重点を置き,姿勢変化が身体機能に及ぼす影響,運動が身体に及ぼす影響,運動時の各身体機能の調節等をわかりやすく解説し,基本的な運動療法の実践については「演習課題」にまとめた.
【目次】
第I部 運動療法総論
1 運動療法とは
 A 定義・歴史・目的・対象
  1 定義
  2 歴史
  3 目的
  4 対象
 B 運動の手段,方法
  1 力源による分類
   a.筋収縮の有無による分類
   b.実施者による分類
  2 筋収縮・弛緩相による分類
 C 運動療法の分類
  1 治療訓練
   a.個別的治療訓練(機能個別訓練)
   b.複合的運動療法(治療訓練)
  2 機能(統合)訓練(複合基本動作訓練)
 D 運動療法の特性と実施主体
  1 運動療法の特性
  2 実施主体
 E 運動療法の禁忌
  1 一般的禁忌事項
  2 禁忌事項(理学療法士が招く禁忌事項)
 F インフォームドコンセント(説明と同意)
  1 インフォームドコンセントとは
  2 インフォームドコンセントの歴史
   a.始まりは米国
   b.日本では
  3 インフォームドコンセントの原則
  4 インフォームドコンセントが困難な場合
  5 インフォームドコンセントの実際
2 運動の必要性と効果
 A 運動の必要性
  1 運動が生理機能に及ぼす影響
   a.運動は筋収縮によって起こる
   b.運動と生理機能との関係
  2 生理機能面からみた運動の必要性
 B 運動の効果
  1 運動の効果
   a.自覚的効果
   b.他覚的効果
  2 二次的障害の予防
   a.二次的障害とは
   b.廃用症候群
   c.過用症候群
   d.誤用症候群
3 運動療法の順序
 A 運動療法の開始
  1 開始の基準
 B 運動療法と姿勢変換
  1 姿勢変換と循環調節
  2 姿勢・動作の選択
 C 運動療法の進め方と内容
  1 抗重力位姿勢への変換
  2 筋収縮を伴う運動
   a.筋力増強
   b.持久力・持久性向上
   c.運動の協調性改善
   d.神経筋再教育
  3 筋収縮を伴わない運動
  4 基本動作とADL
  5 補装具の検討と活用
4 実習1:リラクセーションテクニック
 A ストレスとリラクセーション
 B リラクセーションの評価
 C リラクセーションテクニック
  1 リラクセーションテクニックの共通性
  2 呼吸法
  3 漸進的弛緩法
  4 自律訓練法
  5 ストレッチング
  6 身体運動
  7 バイオフィードバック
  8 マッサージ
  9 その他
5 トレーニングの基礎的原理
 A 安全管理
  1 対象者(患者)情報の把握
  2 実施場所
   a.ベッドサイド(急性期)
   b.ベッドサイド(その他)
   c.運動療法室
 B ストレスと適応
  1 ストレス学説
  2 全身適応症候群
  3 特異的要求と特異的反応
 C トレーニングの基礎理論
  1 過負荷の原則
  2 個別性の原則
  3 漸進性の原則
  4 継続性の原則
  5 自覚性の原則
  6 超回復
 D 運動処方
第II部 運動のメカニズムと基本的運動療法
運動器系の基礎と運動療法(1)
6 関節の機能と障害
 A 骨の構造と機能
  1 骨の発生様式
   a.膜内骨化
   b.内軟骨性骨化
  2 骨の肉眼的構造
  3 骨の組織構造
  4 骨の血管
  5 骨の代謝
  6 骨の支配神経
  7 骨の細胞外基質
  8 骨膜と骨内膜
  9 骨形成
 B 骨の細胞成分
  1 骨の細胞
   a.骨芽細胞
   b.骨細胞
   c.破骨細胞
  2 骨の再構築(リモデリング)
 C 軟骨の構造と機能
  1 軟骨の構造
  2 軟骨の成長
  3 軟骨の機能
 D 骨,軟骨の障害と修復
  1 骨の維持と修復
  2 骨折の治癒過程(骨の修復)
   a.炎症期
   b.修復期
   c.再造形期(骨改変期)
  3 骨折の種類
   a.原因による分類
   b.外力の方向による分類
 E 関節の機能と障害
  1 関節の構造と機能(結合織を含む)
   a.関節の分類
  2 身体とてこ機構
  3 身体の面と運動軸
  4 関節の種類
  5 関節の動き
  6 関節の構造
   a.骨格筋の付着部
   b.靱帯
   c.関節唇
   d.関節円板と関節半月(半月板)
 F 四肢の動きと関節運動
  1 関節運動の種類
  2 凹凸の法則
   a.凹の法則
   b.凸の法則
 G 関節の障害と対策
  1 関節可動域(ROM)制限因子と最終域感
  2 関節拘縮と関節強直
  3 関節拘縮の分類
  4 障害予防の対策

7 関節可動域訓練
 A 関節可動域訓練とは
  1 関節可動域訓練の目的と意義
  2 関節可動域訓練に用いる運動
 B 維持を目的とした関節可動域訓練
  1 維持を目的とした関節可動域訓練の種類
   a.他動的関節可動域訓練
   b.自動介助的関節可動域訓練
   c.自動的関節可動域訓練
  2 関節可動域訓練の基本
  3 関節可動域訓練の禁忌および注意点
   a.禁忌
   b.注意点
 C 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  1 関節可動域制限
   a.他動的関節可動域制限
   b.自動的関節可動域制限
  2 拘縮と強直
   a.拘縮
   b.強直
  3 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  4 関節構成体(関節包,靱帯)が原因の拘縮に対する伸張訓練
   a.関節の位置
   b.関節包内運動
   c.伸張訓練の基本
  5 関節周囲(筋,腱,皮膚など)の軟部組織が原因の拘縮に対する伸張訓練
   a.他動的伸張訓練
   b.他動的伸張訓練の基本(徒手による伸張訓練の場合)
   c.自動的伸張訓練
  6 伸張訓練の禁忌および注意点
   a.禁忌
   b.注意点
8 実習2:運動療法による関節可動域の維持と改善
 A オリエンテーション
  1 オリエンテーションの目的と意義
  2 オリエンテーションのポイント
 B 維持を目的とした関節可動域訓練の実際
  1 他動的関節可動域訓練
   a.理学療法士による他動的関節可動域訓練
   b.患者による他動的関節可動域訓練
   c.機器による他動的関節可動域訓練
 C 改善を目的とした関節可動域訓練(伸張訓練)
  1 理学療法士による他動的伸張訓練
   a.関節構成体(関節包,靱帯)が原因の拘縮に対する伸張訓練
   b.関節周囲(筋,腱,皮膚など)の軟部組織が原因の拘縮に対する伸張訓練
   c.器械器具を用いた伸張訓練(長時間伸張法)
運動器系の基礎と運動療法(2)
9 筋の機能と障害
 A 骨格筋の構造と機能
  1 骨格筋の構造
   a.筋線維
   b.筋膜
   c.骨格筋線維タイプ
   d.興奮収縮連関
   e.筋紡錘と腱紡錘
 B 筋収縮の種類
  1 等尺性収縮
  2 等張性収縮
  3 等速性収縮
 C 筋の損傷と修復
  1 筋線維の壊死
  2 筋の修復
 D 筋萎縮
  1 定義
  2 原因
  3 構造と機能の変化
  4 運動療法の注意点
 E 筋出力と疲労
 F 神経障害分類別筋出力と維持・増強効果
  1 中枢神経障害
   a.脳損傷
   b.脊髄損傷
  2 末梢神経障害
  3 神経筋接合部障害
10 筋力増強訓練
 A 筋力増強訓練の目的
 B 筋力増強訓練の効果
  1 筋力を決定する因子
   a.形態要因(筋肥大)
   b.神経要因
  2 筋力増強のメカニズム
 C 筋力増強訓練の基本原則
  1 過負荷の原則
   a.運動の強度
   b.運動の持続時間
   c.運動の頻度
   d.運動の期間
  2 特異性の原則
 D 筋力に影響を及ぼす因子
  1 筋断面積
  2 筋形状
  3 筋線維のタイプ
  4 性差
  5 年齢
  6 筋の長さ
   a.長さ-張力曲線
  7 関節角度
  8 運動速度
  9 中枢神経系の興奮水準(覚醒状態,かけ声効果など)
11 疼痛
 E 筋力増強訓練の各種方法論
  1 等張性運動による筋力増強
   a.漸増抵抗運動
   b.漸減抵抗運動
  2 等尺性運動による方法
   a.ヘッティンガー,ミューラーらの方法
   b.ローズ法(短時間最大運動)
  3 等速性運動による方法
 F 筋力増強訓練実施上の留意事項
  1 確実な効果を得るために
  2 安全に実施するために
11 実習3:運動療法による筋力の維持と増強
 A 情報収集
  1 安全管理
  2 準備
 B 評価
  1 徒手筋力テスト
  2 視診,触診
  3 四肢周径の計測
  4 問診,動作観察
  5 筋力測定機器
 C 訓練の実施
  1 等尺性運動による筋力増強訓練の実習
  2 等張性運動による筋力増強訓練の実習
  3 等速性運動による筋力増強訓練の実習
  4 閉鎖性運動連鎖(CKC)による筋力増強訓練の実習
12 筋持久力増強訓練
 A 筋持久力とは
  1 理学療法における筋持久力
  2 瞬発力と筋持久力
  3 全身持久力と筋持久力
 B 筋持久力を決定する要因
  1 筋内の貯蔵エネルギー源
  2 筋への酸素運搬能力,筋酸素摂取量
  3 神経系の機能
 C 筋持久力に影響を与える因子
 D 筋持久力の評価
  1 パフォーマンスを用いる方法
   a.静的筋持久力
   b.動的筋持久力
  2 測定機器を用いる方法
 E 筋持久力増強訓練
  1 訓練の原則
   a.過負荷の原則
   b.特異性の原則
   c.継続性の原則
  2 訓練の実際
   a.負荷の大きさ
   b.負荷時間
   c.負荷頻度
 F 筋持久力増強訓練によって起こる骨格筋の変化
 G 病院や施設における筋持久力増強訓練
 H 健常者における筋持久力増強訓練
運動器系の基礎と運動療法(3)
13 協調性運動:神経系の機能と障害
 A 中枢神経と末梢神経
  1 中枢神経の構造と機能
   a.脳
   b.脊髄
  2 末梢神経の構造と機能
   a.体性神経系
   b.主要な脊髄神経
   c.自律神経系
 B 随意運動と不随意運動
  1 上位運動ニューロン
  2 下位運動ニューロン
  3 運動の制御中枢
 C 自律神経系の働き
  1 自律神経系の作用
  2 運動と自律神経活動
 D 運動の学習
 E 神経の損傷と修正
  1 末梢神経損傷
   a.一過性神経伝導障害
   b.軸索断裂
   c.神経断裂
  2 自律神経の障害
  3 中枢神経損傷
14 協調性訓練
 A 協調運動とは
 B 協調運動にかかわる各器官の機能と役割
  1 感覚入力
  2 運動出力と調節
 C 運動制御・学習における神経生理学的メカニズム
  1 小脳における知覚-運動学習
  2 小脳によるフィードフォワード運動制御
 D 臨床でみられる障害像の分類とその特徴
  1 協調性に影響を与える要因
   a.神経系の病理的変化
   b.求心情報の低下・欠如
   c.筋力低下,筋緊張異常
   d.関節の機械的障害
   e.疼痛,スパズム
 E 協調性訓練:理学療法による介入
  1 視覚代償による訓練
   a.フレンケル体操
  2 固有受容器を刺激する訓練
   a.弾性緊迫帯
   b.重錘負荷
   c.PNF(固有受容性神経筋促通法)
   d.動的関節制動訓練(DYJOC)
  3 運動学習を基盤とする訓練
運動の全身的影響と運動療法(1)
15 運動と呼吸
 A 呼吸器系の働き
  1 胸郭の構造
  2 呼吸筋
   a.安静時呼吸筋
   b.深呼吸,努力性呼吸筋
  3 呼吸の目的
  4 肺の呼吸機能
   a.換気(第一の要素)
   b.拡散(第二の要素)
   c.肺循環(第三の要素)
  5 呼吸器と呼吸運動
  6 肺と換気
   a.肺気量分画
   b.肺活量と残気量
   c.換気量と換気率
   d.1秒量と1秒率
   e.ガス交換のしくみ
   f.呼吸商
  7 腹式呼吸と胸式呼吸
  8 呼吸と姿勢など
 B 呼吸運動の調節
  1 呼吸の神経性調節
  2 呼吸の化学的調節(O2,CO2の影響)
  3 呼吸における訓練効果
 C 運動と呼吸調節
  1 化学的緩衝系
  2 肺による緩衝系
  3 腎による緩衝系
  4 代謝性・呼吸性アシドーシス
  5 代謝性・呼吸性アルカローシス
  6 運動の種類と換気量
 D 運動時の酸素摂取
   a.酸素消費量
   b.酸素摂取量と心拍数の関係
   c.運動時の酸素需要量と酸素摂取量
   d.酸素負債と定常状態
   e.酸素消費量と換気
 E 運動が呼吸に及ぼす影響
16 呼吸訓練
 A 基本的な呼吸機能障害と運動療法
  1 呼吸機能の障害とは?
  2 基本的な呼吸機能障害
  3 必要な運動療法
   a.換気が不十分な場合
   b.ガス交換機能が不十分な場合
 B 呼吸パターン
 C 評価の視点
17 実習4:運動療法による呼吸障害の改善
 A 腹式呼吸と口すぼめ呼吸
  1 腹式呼吸
  2 口すぼめ呼吸
 B 呼吸筋トレーニング
  1 吸気筋のトレーニング
  2 呼気筋のトレーニング
 C シルベスター法
運動の全身的影響と運動療法(2)
18 運動と循環
 A 循環器系の働き
  1 酸素の運搬と心機能
  2 加齢と不動の影響
   a.加齢の影響
   b.安静臥床の影響
  3 循環器系の調節
   a.受容体と求心性神経経路
   b.心臓中枢
   c.遠心性神経経路
   d.効果器
   e.体温
  4 心拍動とその調節
   a.心臓の自律性
   b.自律神経
   c.種々の心臓反射
   d.体液性調節
  5 血圧とその調節
 B 運動と循環調節
  1 運動と心拍数
   a.運動強度と心拍数の関係(フィックの式)
   b.運動に対する心拍数の経過
  2 運動時の循環動態
   a.心拍数の変動
   b.心拍出量の変動
   c.血流配分
   d.血圧の変動
   e.加齢と不動の影響
19 全身調整訓練(1) 運動と循環
 A 起立の意義を考える
  1 全身調整訓練
  2 心理的効果
  3 循環器系への刺激
  4 腎機能への効果
  5 呼吸機能への効果
  6 筋,骨,関節,皮膚への効果
 B 起立性低血圧の定義
  1 低血圧と起立性低血圧
  2 低血圧と起立性低血圧の分類
  3 体位変換試験
  4 起立性低血圧を引き起こす要因
   a.高血圧症
   b.糖尿病
   c.薬剤
   d.神経疾患
   e.食後
 C 起立不能な人をどうやって立位あるいは歩行させるか
  1 前処置
  2 ギャッチベッドによる座位
  3 ティルトテーブル(斜面台)
  4 装具・ハーネス使用
20 実習5:姿勢変化と生体反応の実際
 A 全身調整ティルトテーブルの使用方法と対象
  1 使用方法
  2 対象
 B ティルトテーブルによる起立負荷
  1 緊迫帯・腹帯の影響
  2 血圧と心拍数の測定
   a.器具
   b.手順
 C ギャッチアップベッドを用いた段階的座位負荷
  1 血圧と心拍数の測定
   a.器具
   b.手順
 D 長下肢装具を用いた起立・歩行訓練
   a.器具
   b.手順
運動の全身的影響と運動療法(3)
21 運動とエネルギー代謝
 A 運動とエネルギー
  1 栄養素
   a.糖質
   b.脂質
   c.蛋白質
  2 代謝経路
   a.ATP-CP経路
   b.解糖系
   c.有酸素系
  3 エネルギー代謝
   a.基礎代謝量
   b.安静時エネルギー代謝
   c.労作時エネルギー代謝,エネルギー代謝率,代謝当量
 B 運動形態とエネルギー代謝
  1 運動の種類
  2 運動時間とエネルギー供給機構
 C 持久的運動
  1 持久力の概念
  2 持久力と疲労
  3 持久力増強訓練(強さ・時間・変化[頻度])
22 運動と物質代謝
 A 水分・電解質代謝
  1 運動時の水分および電解質代謝のしくみと動態
  2 運動時の体温調節と発汗
   a.熱放散の手段
   b.運動時の体温調節
  3 運動時の脱水と水分補給
  4 運動時の腎機能
  5 発汗と自律神経機能
 B 運動と糖質・脂質・蛋白代謝
  1 運動時の糖質代謝
  2 運動時の脂質代謝
  3 運動時の蛋白代謝
23 全身調整訓練(2) 運動と代謝
 A 運動に対する生体反応
  1 心拍数
  2 心拍出量
   a.1回拍出量
   b.分時拍出量
  3 トレーニング効果(運動継続による心拍,心拍出量の変化)
  4 血圧
   a.運動が血圧に及ぼす影響
  5 呼吸
   a.換気量(VE)
   b.酸素摂取量(VO2)
   c.最大酸素摂取量(VO2 max)
  6 SpO2
 B 運動の種類による生体反応の違い
  1 静的運動
   a.静的運動(等尺性収縮)のメリット
   b.静的運動のデメリット
  2 動的運動
   a.動的運動(等張性・等速性収縮)のメリット
   b.動的運動のデメリット
 C 運動としての歩行
  1 全身調整訓練
   a.有酸素運動としての歩行
   b.心拍数を指標とした運動強度
  2 歩行を取り入れた運動療法の効果
   a.歩行の運動処方(有酸素運動として)
  3 疲労
   a.筋疲労の原因
 D 起立の意義
   a.安静(長期臥床)が及ぼす害
   b.安静の害の予防法
24 実習6:運動療法による持久力の維持と改善
 A 歩行(トレッドミル)による運動療法
  1 トレッドミル歩行の特徴
   a.メリット
   b.デメリット
  2 運動開始前のメディカルチェック
  3 運動中止基準
  4 歩行による全身持久力向上を目的とした運動処方
 B エルゴメータでの生体反応(上肢,下肢の違い)
  1 エルゴメータの特徴
  2 上肢エルゴメータと下肢エルゴメータの生体反応の相違
第III部 複合的な運動療法
25 疾患別の運動療法(治療体操)
 A 姿勢保持改善に対する体操
  1 ウィリアムス体操(腰痛)
   a.概念
   b.目的
   c.ウィリアムスの姿勢体操
   d.その他
  2 ベーラー体操(脊椎圧迫骨折)
   a.概念
   b.目的
   c.ベーラー体操
   d.その他
  3 クラップ体操(脊柱側彎症)
   a.概念
   b.目的
   c.クラップ体操
   d.その他
 B 失調改善に対する体操
  1 フレンケル体操(失調症)
   a.概念
   b.目的
   c.フレンケル体操
   d.その他
 C 末梢血管障害改善に対する体操
  1 バージャー体操(下肢末梢循環障害)
   a.概念
   b.目的
   c.バージャー体操
 D 肩障害改善に対する体操
  1 コッドマン体操(肩関節周囲炎)
   a.はじめに
   b.概念
   c.その他

26 神経筋再教育
 A 神経筋再教育とは
  1 定義
  2 治療の主眼
  3 原理および方法
  4 神経筋再教育に必要な基本的条件
 B 神経生理学的アプローチ
  1 定義
  2 神経生理学的アプローチの共通性
  3 促通と抑制
   a.促通
   b.抑制
  4 諸家の理論
 C 固有受容性神経筋促通法
  1 基本的な考え方
  2 固有受容器とは
  3 治療手技
   a.PNF運動パターン
   b.PNF運動開始肢位
   c.筋の伸張
   d.抵抗と用手接触
   e.関節の牽引と圧縮
   f.正常なタイミング
   g.口頭指示と視覚刺激
   h.特殊テクニック
 D ボバース概念
  1 基本的な考え方について
  2 治療原則
 E 神経生理学的アプローチの理論と課題について
27 水中運動療法
 A 水の特性
  1 浮力
  2 水圧
   a.静水圧
   b.動水圧・抵抗
 B 水中運動の運動生理学
  1 安静時の身体変化
  2 運動時の身体変化
 C 水中での姿勢・運動制御
  1 姿勢制御
  2 運動制御
   a.運動感覚への影響
   b.運動単位の活動様式への影響
 D 水中運動療法の目的と効果
  1 水中運動療法とは
  2 水中運動療法の効果
  3 適した環境
   a.設備
   b.水の温度,室温
  4 運動時間と頻度
  5 適応
  6 運動処方時の注意,リスク管理
 E 水中運動療法の具体的方法論
  1 筋力トレーニング
  2 水中歩行,走行
  3 ハリヴィック法
  4 バード-ラガツ法(水中PNF)
  5 ワッツ法(WATSU:water shiatsu 法)
第IV部 機能(統合)訓練
28 機能(統合)訓練の位置づけ
 A 運動療法
  1 運動療法の機能別分類
   a.治療訓練
   b.機能(統合)訓練
  2 機能(統合)訓練の位置づけ
 B 機能(統合)訓練
  1 機能(統合)訓練
  2 機能(統合)訓練の原則
   a.基本動作における運動パターンと機能(統合)訓練の原則
   b.代償運動
  3 機能(統合)訓練の基礎的運動練習
   a.マット上での運動練習
   b.車いす(あるいは車いす駆動)運動練習
   c.歩行
   d.機能(統合)訓練の各相とADL
  5 機能(統合)訓練の実際
   a.臥位基本動作
   b.起座基本動作
   c.座位,膝立ち保持基本動作
 C 座位移動,四つ這い移動
 D 起立基本動作
  1 他動的起立
  2 介助による起立(介助)
  3 自動的起立
 E 立位保持基本動作(立位バランスの獲得)
 F 歩行基本動作
  1 平行棒内歩行
  2 平行棒外歩行
  3 階段昇降
  4 応用歩行
  5 機能(統合)訓練とADLの関係
   a.運動と動作
   b.機能(統合)訓練の運動練習項目
   c.機能(統合)訓練とADLの関係
 G ADL
  1 ADLプログラムの目的
  2 ADLの指導
29 障害別機能(統合)訓練(1) 片麻痺
 A 脳血管障害の病型
  1 脳内出血
  2 脳梗塞
  3 クモ膜下出血
 B 脳血管障害の主な症状
  1 運動障害
  2 感覚障害
  3 意識障害
  4 筋緊張の異常
  5 言語障害
  6 摂食・嚥下障害
  7 失認
  8 失行
  9 排尿・排便障害
 C 理学療法における主な評価
  1 理学療法評価前の事前情報収集
   a.処方箋から
   b.病棟カルテから
   c.患者への挨拶と情報収集から
  2 理学療法評価
   a.バイタルサイン
   b.症状の総合的評価
   c.運動機能検査
   d.感覚検査
   e.関節可動域(ROM)テスト
   f.筋緊張
   g.四肢長,周径
   h.バランス
   i.失行,失認,失語,注意,記憶,見当識などの高次脳神経検査
   j.基本的姿勢・動作の評価,ADL・APDL評価
 D 運動療法の基本的考え方
  1 発症後早期リハビリテーション中のリスクおよび注意
  2 廃用症候群の予防
   a.良肢位保持
   b.関節可動域訓練
   c.体位変換,褥瘡予防
   d.筋力トレーニング
   e.呼吸循環機能トレーニング
   f.精神活動活性化
  3 日常生活活動(ADL),日常生活関連動作(APDL)訓練
  4 基本的姿勢,動作訓練
  5 喪失した運動機能の回復(麻痺側機能回復トレーニング)
 E 片麻痺者の基本的姿勢動作訓練の考え方
  1 訓練の知識の調整
  2 訓練の難易度調整
  3 訓練結果の調整
30 実習7:片麻痺者の基本的動作訓練
 A 片麻痺者の基本的姿勢,動作訓練の実際
  1 ベッド上での移動
  2 寝返り(背臥位から側臥位へ)
   a.麻痺側への寝返り
   b.非麻痺側への寝返り
  3 起き上がり(ベッド上)
  4 ベッドでの座位
  5(ベッドやいすからの)立ち上がり
  6 床からの立ち上がり(数例のみあげる)
  7 立位
  8 移乗(車いすとベッド間の移乗)
  9 車いす駆動(普通型の車いすを使用)
□10 歩行
31 障害別機能(統合)訓練(2) 対麻痺・四肢麻痺
 A 対麻痺,四肢麻痺者の疫学
 B 随伴症状と合併症
  1 自律神経障害について
  2 随伴症状
   a.運動障害
   b.感覚障害
   c.呼吸障害
   d.循環器障害
   e.消化器障害
   f.自律神経過反射(自律神経過緊張反射)
   g.体温調節障害
   h.膀胱・直腸障害
  3 合併症
   a.褥瘡
   b.関節拘縮
   c.疼痛
 C 評価(四肢麻痺者と対麻痺者の分類)
  1 身体的評価
   a.理学療法評価
   b.フランケルの分類
   c.ザンコリーの分類
   d.ASIAの評価および機能障害スケール
   e.その他
  2 社会的評価
 D 運動療法の流れ
  1 急性期
   a.四肢麻痺者の急性期(受傷後から3ヵ月)
   b.対麻痺者の急性期(受傷から2週間)
  2 回復期
  3 慢性期
 E 対麻痺,四肢麻痺者の運動特性について
  1 髄節別運動機能の特徴
  2 慢性期以降の二次的合併症について
32 実習8:対麻痺・四肢麻痺者の基本的動作訓練
 A ベッド上動作
  1 寝返り
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  2 起き上がり
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  3 座位
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  4 プッシュアップ
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
 B 移乗動作
  1 車いすとベッド間の移乗
   a.対麻痺者の動作(側方からの移乗)
   b.四肢麻痺者の動作(正面からの移乗)
 C 車いす操作
  1 車いす駆動に必要な機能
  2 車いす駆動動作
   a.対麻痺者の動作
   b.四肢麻痺者の動作
  3 車いす駆動の指導方法
   a.キャスター上げ(介助方法も含む)
   b.段差移動(介助方法も含む)
  4 歩行
参考文献
索引


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内部障害理学療法学 循環・代謝15レクチャーシリーズ発行年月2010年11月
【内容】
循環・代謝機能障害患者に対する理学療法介入の際は,病態や治療に対する知識が必要であり,さらに,運動中の監視や治療効果の判定に用いる指標は他職種と共有しなければならない.本書は,卒前教育でおさえておきたい循環と代謝の生理学から,病態に応じた診断(検査)・評価・治療をまとめた.理学療法介入の中心となる運動療法の要点とその理論的背景や,リスク管理についても学ぶ.
【目次】
1 エネルギー代謝と栄養
2 循環器系の解剖と生理
3 運動耐容能とその評価
4 心電図の診かた
5 虚血性心疾患の病態・検査と治療
6 心臓弁膜症と大動脈疾患の病態・検査と治療
7 慢性心不全の病態・検査と治療
8 心臓リハビリテーション総論
9 循環器理学療法の評価
10 循環器理学療法の実際
11 糖尿病の病態・検査と治療
12 糖尿病の合併症と治療
13 糖尿病に対する理学療法の実際
14 末梢動脈疾患の病態・検査と治療
15 循環・代謝機能障害患者に対する教育
索引


icon icon 骨・関節疾患の理学療法発行年月2010年10月
【内容】
リハビリテーションの現場で実際に用いられている手技を,写真でわかりやすく見せる『リハ実践テクニック』シリーズのひとつとして2005年に刊行された本書であるが,読者のご好評を得てこの度,掲載内容の加筆と紙面のオールカラー化を行い改訂版として刊行することとなった。
整形外科リハビリテーションの現場で必要とされている最も重要なことは,オーダーされた整形外科疾患に対して,最先端の現場では何がなされていて,実際のリハビリテーション手技はどのようにして行うのか,またそれを行うにあたって注意しなくてはならないことは何なのかを,迅速かつリアルタイムに知ることである。
本書はこれらのニーズに答えるものであり,項目は整形外科リハビリテーション対象となる頻度が高い疾患を各部位別に並べ,すぐに対象疾患を引けるようにした。それぞれの手技をオールカラー写真でコマ送り的に解説し,複雑な動作であっても直感的に理解できるようになっている。
【目次】
1 基本的アプローチ
2 部位別、主要整形外科疾患の理学療法(肩・上腕
肘、前腕
手、手指
股、大腿
膝、下腿
足、足趾
脊椎)
牽引


icon icon 急性期呼吸理学療法 臨床アプローチ発行年月2010年10月
【内容】
呼吸障害は呼吸器疾患だけでなく広範な疾患で起こりうる。呼吸障害を未然に防ぎ,また早期離床を目指すため,呼吸理学療法は急性期の人工呼吸管理下でも行うようになってきており,その重要性は高まる一方である。
ICUや病棟の急性期など特にリスクの高い状況でも,呼吸機能の回復を図るため,できるだけ早期に呼吸理学療法を開始するべきである。しかし術直後は麻酔の影響,不安定な全身状態,痛み,手術創,チューブ,ドレーンなど数多くの要因により,単なる体位排痰法や呼吸練習だけでは対応できない状況が多い。
本書はこの急性期呼吸理学療法について,臨床で活用できる知識と手技を網羅した。多職種との連携も視野に入れ,各項の冒頭には要点をまとめたほか,囲み記事「今すぐできる」「注意しよう」「ステップアップしよう」を設け,初学者でも注意すべき点やコツがわかる紙面となっている。
一部手技など,重要度の高い内容については写真をカラー掲載した。
【目次】
1章 急性期の問題点と呼吸理学療法の基本的考え方
2章 急性期呼吸理学療法に関連する基礎知識:ミニマム・エッセンス
3章 患者のアセスメント
4章 適用される呼吸理学療法の基本的手技
5章 人工呼吸器と呼吸理学療法
6章 多職種との連携
7章 代表的疾患へのアプローチ
8章 付録
牽引

icon icon 高齢者の機能障害に対する運動療法 運動療法学各論発行年月2010年5月
【内容】
わが国の「高齢者の機能障害」に対する運動療法学の今日的到達点をこの分野の初学者にもわかるように簡潔,平易に記してある.理学療法臨床家として,遭遇するであろう「高齢者の機能障害」に対する運動療法をもこなすに足る,必要十分な知識と実践技術を記載.
「I.高齢者の運動機能」では,疫学的視点から高齢者の運動機能の特性や運動機能と健康寿命や介護予防との関連について述べた.「II.高齢者の運動療法に関するエビデンス」では,システマティックレビューを中心に高齢者の運動効果に関するエビデンスを詳細に記載した.「III.高齢者の運動機能評価」では,高齢者に対して行う評価をほぼすべて網羅し,その基準値もできるだけ記載した.「IV.高齢者に対する運動療法」では.高齢者に対する運動療法の理論と実際について詳細に述べた.「V.高齢者の転倒予防に対する運動介入」では,高齢者の転倒の実態と評価方法,介入の実際に関して述べた.「VI.高齢者の認知的側面からみた運動介入」では,dual taskでの評価や運動介入を中心に最新の知見と共に述べた.「VII.高齢者の姿勢アライメント障害に対する運動介入」では,高齢者に特徴的な姿勢アライメントの評価や運動介入の実際に関して記載した.「VIII.地域での介護予防事業」では,地域での介護予防事業,特にトレーニング事業を中心に述べた.
【目次】
I.高齢者の運動機能
 1.高齢者の特性─老年症候群─
 2.加齢による運動機能の変化
 3.小売り絵社の運動機能と健康増進・介護予防との関連
II.高齢者の運動療法に関するエビデンス
 1.高齢者の筋力トレーニング効果に関するエビデンス
 2.高齢者のバランストレーニング効果に関するエビデンス
 3.高齢者の持久力トレーニング効果に関するエビデンス
 4.高齢者のADL・QOL向上のための運動療法のエビデンス
 5.高齢者の転倒・骨折予防のための運動療法のエビデンス
 6.高齢者の身体活動促進のためのエビデンス
 おわりに
III.高齢者の運動機能評価
 1.高齢者の筋機能の評価
 2.高齢者の持久力の評価
 3.高齢者のバランス能力の評価
 4.高齢者の敏捷能力・筋パワーの評価
 5.高齢者の移動能力の評価
IV.高齢者に対する運動療法
 1.高齢者に対する運動療法の基礎理論
 2.高齢者に対する運動療法の実際
 おわりに
V.高齢者の転倒予防に対する運動介入
 1.高齢者の転倒の実態
 2.転倒リスクの評価
 3.転倒予防に対する介入の実際
VI.高齢者の認知的側面からみた運動介入
 1.複数課題条件下での運動機能
 2.身体機能の認識
 3.障害物回避のための運動介入
VII.高齢者の姿勢アライメント障害に対する運動介入
 1.高齢者の姿勢アライメント
 2.高齢者の姿勢アライメントの評価
 3.高齢者の姿勢アライメントん障害に対する介入の実際
 4.車椅子坐位での姿勢改善に対する介入の実際
VIII.地域での介護予防事業─特にトレーニング事業
 1.介護予防事業とは
 2.地域でのトレーニング事業の意義とは
 3.地域でのトレーニング事業の理論的背景は
 4.地域でのトレーニング事業を成功させるには
 5.トレーニング事業の実際─住民主導型介護予防「鬼石モデル」を例に─
 6.地域でのトレーニング事業の側面
索引

icon icon リスク管理―その解釈と統合積極的な理学療法を目指して 発行年月2010年5月
【内容】
「リスク管理」を患者の安全確保を目的としたあらゆる個人的,組織的取り組みとして捉え,「押えるべきリスクはしっかり押えた上で,積極的な理学療法を展開する」ための具体的方法を探った1冊.
パート1では,加齢による全身機能の低下に加え,心疾患や高血圧,骨粗鬆症等の種々の合併症を有する高齢患者を取り上げ,リスク因子を探し出すための具体的な方法やその対策,さらには,消極的対応による弊害としての廃用症候群を取り上げた.
パート2と3では,各論として脳血管疾患や心疾患,呼吸器疾患,神経筋疾患などの主要な疾患や理学療法士の関与する医療事故として多い転倒や運動療法などの実際の治療場面におけるリスク対策について解説.
パート4では,病院や介護老人保健施設,訪問リハビリテーションなど種々の施設,領域において実践されているリスク管理システムを紹介する.最後に,理学療法に関連した医療事故やインシデント事例を提示し,その対策方法を紹介することで,より具体的にリスク管理を捉えることをねらいとしている.
【本シリーズの特色】
実践MOOK・理学療法プラクティスは,卒後間もない新人・若手理学療法士が臨床現場で知るべき臨床思考,知識,技術,手技,ノウハウを若い人向けに工夫された紙面,目次構成でわかりやすく伝達するシリーズ.今後,定期的に有益なテーマと多彩なアプローチで続々と刊行予定.
【目次】
巻頭論文 リスク管理のとらえ方・考え方
パート1:多くのリスク因子を有する高齢患者を受け持ったらどうするか.
  1.カルテや検査所見からリスク管理に必要な医療情報の集め方と解釈
  2.理学療法評価場面でのリスク因子を探し出すポイント
  3.高齢者の運動負荷の決定方法とリスク管理
  4.「廃用症候群」というリスク
  【ミニレクチャー】理学療法場面で必要なバイタルチェック
  【ミニレクチャー】理学療法士に必要な臨床検査データ値の診かた
  【ミニレクチャー】理学療法に必要な薬の副作用
パート2:ICFから見た理学療法介入のポイント
 I.機能障害に対して
  1.脳血管疾患の理学療法におけるリスク管理
  2.心疾患の理学療法におけるリスク管理
  3.呼吸器疾患の理学療法におけるリスク管理
  4.神経筋疾患の理学療法におけるリスク管理
  5.糖尿病患者の理学療法におけるリスク管理
  6.集中治療を必要とする小児におけるリスク管理
  7.下肢の人工関節置換術の術前術後理学療法におけるリスク管理
  8.人工透析患者の理学療法におけるリスク管理
  【ミニレクチャー】静脈血栓塞栓症(VTE)の発生状況と予防対策
  【ミニレクチャー】高齢者の骨代謝とその異常(骨粗鬆症)
  【ミニレクチャー】理学療法士が知っておくべき人工呼吸器に関する基礎知識
  【ミニレクチャー】理学療法士が知っておくべき心電図に関する基礎知識
 II.活動制限・参加制約に対して
  1.ADL指導におけるリスク管理
  2.転倒予防としてのリスク管理
  3.福祉用具のリスク管理
パート3:理学療法治療場面におけるリスク対策
  1.筋力トレーニングにおけるリスク対策
  2.関節可動域運動におけるリスク対策
  3.物理療法におけるリスク対策
  【ミニレクチャー】移植靱帯・移植骨のリモデリングと強度の回復
パート4:システムとしてのリスク管理
  1.急性期病院におけるリスク管理システム
  2.回復期病棟におけるリスク管理システム
  3.介護老人保健施設におけるリスク管理システム
  4.肢体不自由児施設におけるリスク管理システム
  5.訪問リハビリテーションにおけるリスク管理
  6.病院における医療事故防止対策
  7.理学療法に関連する事故事例と対策
  【ミニレクチャー】理学療法部門における感染対策
  【ミニレクチャー】急変事の対応:一次救命処置(BLS)
索引


icon 退行変性疾患の理学療法発行年月2010年6月
【内容】
●外来整形外科疾患に対する重要な治療方法である理学療法のうち,運動連鎖に注目し四肢・体幹全体のalignmentを改善することで治療する理学療法技術について記述.中でも変形性関節症・変形性脊椎症・肩関節周囲炎などの退行変性疾患への治療についてわかりやすく解説.
●これらの疾患は,わが国では骨粗鬆症とともに増加傾向にあり.病気が進行していくと日常生活に重大な支障をもたらため,四肢のalignmentに改善ができれば,日常生活に支障をきたすことは少なくなる.四肢のalignmentは体幹の支持機能に影響されるため四肢・体幹全体の良好なalignmentを形成する必要がある.このような考え方で行われる運動療法の技術の,機能解剖学を礎として運動連鎖に注目し,この応用技術について解説.
【目次】
第1章 変形性関節症
第2章 変形性脊椎症
第3章 肩関節周囲炎
第4章 骨粗鬆症
第5章 運動器不安定症(関口 剛)
 
索引


icon icon 理学療法評価学テキスト発行年月2010年6月
【内容】
専門科目の中でも主要な科目である評価学を,臨床的意義の解釈のもとに習得できるテキスト.基本技術の各項目に関して,養成校の教員と臨床家の各々の立場から解説.DVD動画には動作分析・歩行分析を収載し,学生が自主的に学習できるよう工夫した.さらに,代表的疾患に関して,評価から問題点の把握までの思考過程を解説.養成課程にとどまらず,卒後の学生指導や臨床での評価の客観性向上,問題点の把握に至るまでの思考過程構築にまで使用できる一冊.
【目次】
理学療法評価総論
評価の基本(1)情報収集・医療面接
評価の基本(2)ICFとICIDH
基本技術(1)形態測定
基本技術(2)関節可動域(ROM)検査:運動器系疾患
基本技術(3)関節可動域(ROM)検査:中枢神経系疾患
基本技術(4)徒手筋力検査(MMT):運動器系疾患
基本技術(5)筋力評価:中枢神経疾患
基本技術(6)反射・反応検査
基本技術(7)感覚検査〔ほか〕

索引


icon icon 理学療法士のためのコンディショニング入門 運動療法の効果を引き出すためのアプローチ発行年月2010年6月

【内容】

結果の出せる理学療法士は、患者の状態を的確に把握し、運動療法を行うための適切なコンディショニングを実施することによって,運動療法の効果をより高めることができる.しかし,これまでコンディショニングは運動療法の前処置的な扱いにとどまり,その具体的な方法はもちろん,定義すら明確ではなかった.経験の浅い理学療法士や学生が「コンディショニング」を理解し,つかいこなしていくための初の入門書.

【目次】

1章 理学療法におけるコンディショニング
2章 コンディショニングの評価に必要な基礎知識
3章 理学療法とコンディショニング
4章 代表的な疾患とコンディショニング

索引

icon icon はじめての臨床脳血管障害 理学療法スタートライン発行年月2010年6月
【内容】
若手理学療法士,臨床実習生が誰もが遭遇する疑問やつまずきに対処する力を養うための最初の入門書.臨床データの診方やリスク管理など必須の基本的知識に加え,脳血管障害患者に実際に理学療法を行うにあたって知っておくべき知識を時系列に沿ってわかりやすく解説.理学療法の流れを理解するためにも,知識の確認にも使える座右の書.

【目次】
第1章 新人理学療法士激闘の3ヵ月
第2章 道標となる大切な項目(臨床を行ううえでの基本事項
First Step―基礎編
Second Step―脳血管障害)
第3章 スーパーバイザーからのメッセージ

索引


icon icon

神経筋骨格系の検査と評価発行年月2010年5月
【内容】
●神経・筋・骨格系の整形外科的疾患を治療する場合の,問診・検査・測定・評価のプロセスについて生理学的・解剖学的・病理学的背景を示しながら,写真とイラストを提示してわかりやすく解説.一連の評価過程が追えるように工夫され臨床場面で実際に役立つ方法を示し,徒手療法の初学者や,理学療法士,カイロプラクターなどの技術を学ぶための秀逸したテキスト.
●また,検査・評価手技の一部は,治療手技として応用できるので,臨床家も本書から多くの治療上のヒントを得ることができる.

【目次】
第1章 序論
第2章 問診
第3章 理学的検査
第4章 顎の検査
第5章 上部頸椎の検査
第6章 頸胸椎の検査
第7章 胸椎の検査
第8章 肩の検査
第9章 肘の検査
第10章 手関節と手指の検査
第11章 腰椎の検査
第12章 骨盤の検査
第13章 股関節の検査
第14章 膝の検査
第15章 足部と足関節の検査
第16章 エピローグ


牽引


icon 理学療法スーパーバイズマニュアル 臨床実習生・新人理学療法士指導のために発行年月2010年6月
【内容】
臨床実習生・新人理学療法士の指導法を実際の流れに即して示し,経験の浅い施設・指導者が計画を作成するのにすぐに役立つ.また,指導に関わる個別のテーマを網羅し解説しており,通して読んでも必要に応じて参照してもよい.さらに,受け入れ経験の豊富な施設の臨床教育の実例報告を収めている.充実した実習・研修指導に役立つ一冊.
【目次】
第1章 臨床実習生・新人理学療法士受入れの流れ
 A. 評価実習4週間の流れ
 B. 総合実習8週間の流れ
 C. 新人理学療法士教育1年間の流れ
第2章 指導の要点
 第1節 基礎
  A. 学習の基本
  B. 学習指導
  C. 指導者とは
  D. 学習者の心理とカウンセリング
  E. 理学療法士教育への展開
第2節 応用
  A. 教育的視点で臨床指導を見てみよう
  B. 何事もコミュニケーションから始まります
  C. 心理的なサポートは重要です
  D. 様々な施設の特徴を指導に活かそう
  E. まず完全な安全管理を指導しよう
  F. いよいよ具体的な指導です
  G. 情報収集もしっかり指導
  H. 記録の重要性を指導しよう
  I. フィードバックは実習生と向かい合う場です
  J. 文献の読み方・調べ方を指導しよう
  K. 指揮者として気をつけておきたいこと
第3章 施設ごとの臨床教育の展開
 A.大学病院
 B. 一般病院
 C. リハビリテーション病院
 D. クリニック
 E. 小児福祉施設
牽引

icon icon 標準理学療法学 専門分野 運動療法学総論 PT発行年月2010年2月
【目次】
第1章 運動療法の概念
第2章 運動療法の基礎
第3章 組織の病態生理と修復
第4章 運動の種類
第5章 基本的な運動療法
第6章 発達と運動療法

牽引

icon icon 骨・関節系理学療法クイックリファレンス発行年月2010年4月
【内容】
高齢者人口の増加に伴い,増え続ける骨・関節疾患に迅速・適切に対応するための好評クイックリファレンスの最新版.第一線で活躍するベテラン執筆陣が,熟練した治療技術の実際を,多数のイラストと図表を駆使してわかりやすく解説.理学療法技術に熟達するために必要な知識(根拠)と臨床に役立つ考え方もふんだんに盛り込まれており,日常臨床の疑問に答える内容.最近話題の理学療法手技もまとめて解説されており,骨・関節系理学療法に熟達するための最適の実践書.
今回の第2版では,「熟練した理学療法」を構築していくための知識,技術の伝授という初版以来のコンセプトに加えて,「熟練した理学療法」の根幹をなす基本的スキルのレベルアップにも重点をおいた.そのための板場英行氏に「運動機能障害に対する理学療法の方向性」を提言していただき,理学療法の根源ともいうべき「腰痛の評価と治療」をその具体例として,理学療法士のいわゆる臨床力としての知識,診かた,考え方,臨床推論などの基本的スキルを教授していただいた.また最近の理学療法手技として小牧順道氏に「筋・筋膜を含めた結合組織に対する治療の展開」を教授していただいた.
【目次】
第1章 骨・関節系理学療法実践のとらえかた
  1.PTは何を評価し,何を治療するのか?─どうしたら効果的な治療が行えるか?─
  2.運動機能障害に対する理学療法の方向性─21世紀型治療の実践を目指して─
  3.腰椎機能障害の評価と治療のありかた
第2章 機能障害(拘縮)の評価と治療技術
  1.肩関節拘縮
  2.肘関節拘縮
  3.股関節拘縮
  4.膝関節拘縮
  5.足関節・足部拘縮,変形
  6.脊椎の機能障害
  7.下肢筋力低下と姿勢・歩行との関連
第3章 疾患別の評価と治療技術
 I.骨折(上肢・下肢)
  1.上腕骨近位端骨折
  2.上腕骨顆上骨折
  3.橈骨遠位端骨折
  4.複合性局所疼痛症候群(CRPS)
  5.大腿骨頸部骨折─転倒予防─
  6.大腿骨骨幹部骨折
  7.大腿骨果部,果上骨折
  8.膝蓋骨骨折
  9.下腿骨骨折─保存療法(PTB装具療法)と手術療法─
  10.足関節部の骨折と脱臼
  11.踵骨骨折
 II.身体部位別(肩甲上腕,体幹,下肢)
  1.肩関節周囲炎
  2.肩腱板損傷
  3.反復性肩関節脱臼
  4.頸椎捻挫
  5.頸椎後縦靱帯骨化(症)
  6.椎間板症・椎間板ヘルニア
  7.腰部脊柱菅狭窄(症)
  8.側彎症
  9.変形性股関節症
  10.変形性膝関節症
  11.膝靱帯損傷
  12.半月板損傷
  13.習慣性膝蓋骨脱臼
  14.アキレス腱損傷
 III.全身性疾患
  1.関節リウマチ
  2.骨粗鬆症
 IV.その他の疾患と理学療法
  1.骨軟部腫瘍の下肢温存手術後の理学療法
  2.末梢循環障害の理学療法
  3.末梢神経麻痺の理学療法(バイオフィードバック療法)
第4章 最近の理学療法手技
  1.痛みに対する理学療法
  2.固有受容器を利用した運動療法
  3.認知運動療法
  4.整形外科疾患の臨床動作分析と治療技術
  5.OKCとCKCにおける運動療法
  6.筋・筋膜を含めた
索引

icon icon 6ステップ式理学療法士のための臨床動作分析マニュアル発行年月2010年4月
【内容】
新人・若手の理学療法士にとって評価で最も苦労する姿勢・動作分析.本書は,熟練した理学療法士が行っている動作分析の方法を6ステップに分けて,段階的にその分析過程とポイントをわかりやすく解説した好評マニュアルの最新版.
第1章では動作分析を行うためにそのとらえかたと流れを説明.第2章では疾患障害別の動作分析を提示.今回の第2版では2疾患を追加した.第3章では生体を定量的に解析することで強力な武器となる機器について簡潔に解説した.イラストや写真を用いながら基本的な疾患を中心に動作 分析の方法が把握できる内容で,執筆者らの長年の経験で積み重ねてきた洞察力を伝授.
新人・若手PTや学生が動作分析の過程を身につけ,今後の治療開始までに分析能力の向上に役立つ1冊.
【目次】
第I章 動作分析の流れ
 動作分析を行うにあたって
第II章 疾患・障害別動作分析
 1.変形性股関節症(股関節障害)
 2.変形性膝関節症(膝関節障害)
 3.足部障害
 4.足関節捻挫(足関節障害)
 5.アキレス腱炎(足関節障害)
 6.肩関節周囲炎(肩関節障害)
 7.腰痛症(腰部障害)
 8.頸椎症性脊髄症(頸部障害)
 9.片麻痺:感覚障害(中枢神経疾患)
 10.片麻痺:運動障害(中枢神経疾患)
 11.対麻痺(脊髄損傷)
 12.四肢麻痺(中枢神経疾患)
 13.パーキンソン病(中枢神経疾患)
 14.運動失調(中枢神経疾患)
 15.脳性麻痺(中枢神経疾患)
 16.二分脊椎(小児整形疾患)
 17.投球障害肩(スポーツ障害)
 18.筋ジストロフィー症(神経・筋疾患)
第III章 解析機器を用いた動作分析
 1.筋電計
 2.床反力計
 3.モーションキャプチャ装置
牽引

icon icon DVDで学ぶ脳血管障害の理学療法テクニック 病巣病型別アプローチがわかる動画73発行年月2010年5月
【内容】
脳血管障害による「病態」「病因」「障害像」の評価,治療(手技)を「病巣部位」と結びつけて具体的に解説.120分に及ぶDVDは,出血(梗塞)の部位により複数の障害が出現するなどの特徴をとらえ,治療について視覚的,具体的に理解できる.病態評価・機能評価,リハの計画と実行,効果の評価にいたる流れを示した実際書.






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理学療法臨床診断学への志向 ARIMAの問題解決モデル発行年月2010年4月
【内容】
理学療法の対象者が有する問題の解決のヒントとなる多くの情報を分類・整理し,解決のための思考を円滑にする著者提案の“問題解決モデル”を用いて理学療法診断能力を高める1冊.
1章では理学療法における臨床問題構造について捉え,2章では問題構造を分析するための問題解決モデルを提案し,理学療法の臨床および教育という観点から点検を行った.3章ではこのモデルを用いた理学療法診断の方法について提案し,4章では円滑な理学療法診断を促すために疾患別で問題解決構造を提案した.5章では理学療法診断能力の向上を目的に,演習問題としての症例とその症例の問題解決構造を収録した.
対象者の“目標・問題点・治療プラン”がおもしろいように分かる新しい思考ツール.学内教育において理学療法診断能力を高める学習教材として用いることができ,臨床実習における理学療法診断の思考サポートとして活用することもできる.
【目次】
1章 問題解決の思考モデルと理学療法診断
2章 理学療法診断のための問題解決モデル
3章 問題解決モデルを用いた理学療法診断
4章 疾患別 問題解決構造
5章 理学療法診断 演習問題
牽引


icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 人間発達学 PT OT
発行年月2010年3月
【内容】
人間発達学は人間を「発達」という視点から捉え、整理した知識体系。本書は人間発達の基本的な捉え方を示す教科書です。
【目次】
第1部 人間発達学総論(人間発達学の概要
発達の概念 ほか)
第2部 人間発達における各機能の発達(身体、姿勢・移動動作の発達
目と手の協調の発達 ほか)
第3部 社会生活活動の発達(日常生活における諸活動の発達
食事動作の発達 ほか)
第4部 発達の諸段階と発達課題(胎児期(受精~40週)
乳児期 ほか)
牽引


icon icon ROM測定発行年月2010年3月
【内容】
「PT ・ OTのための測定評価シリーズ」で一番の好評書、「ROM測定」の改訂第2版。従来の「上肢」「下肢」に加えて、新たに「頭部 ・ 頸部 ・ 体幹」の項目を加筆し、写真画像と付属DVDの映像をすべてリニューアル。さらに見やすい構成となった。
 測定評価において、正しく、再現性の高い技術はセラピストの必須条件。評価にはじまり評価に終わるとされる臨床の場で、実践的に使用できる全セラピスト必携テキスト。
【目次】
第 1 章 総論
第 2 章 頸部 ・ 体幹
第 3 章 上肢
第 4 章 下肢
付録
・関節可動域測定結果 
索引

icon icon 地域理学療法にこだわる発行年月2010年3月
【内容】
高齢者急増の今日,高齢者の介護問題はますます大きな課題となってくる.
本書は,今から15年後,団塊の世代が後期高齢者となる超高齢化社会の到来を見据えて,介護領域で理学療法士の果たす役割について,現状のみならず,理想をも含めて論じた1冊.今から取り組んでおきたいこと,そのこだわりの要点,方向性とは何か,さらに地域で生活する方を対象としたときに理学療法士が何をなすべきか,そのために必要な知識は何か,などについて徹底解説.制度論的説明に終始している類書が多い中で、近未来社会の地域理学療法の理念,マインド,行動を解明せんとする新しい理学療法=地域理学療法黎明の書.
【目次】
第1部 背景
第2部 時間軸
第3部 場面軸
第4部 技術軸
第5部 対象軸
第6部 政策軸

索引


icon icon 小児理学療法学テキスト発行年月2010年4月
【内容】
小児理学療法に欠かせない正常運動発達と姿勢反射などの基本知識から,脳性麻痺と二分脊椎症・進行性筋ジストロフィーなど運動機能発達障害を呈する代表的な疾患の理学療法の実際まで,講義と演習,ケーススタディを通じて効果的に学べるよう構成.理学療法エビデンスから,療育に関連する法律,医療・保健・福祉制度,指導体系も幅広く学習できる.

索引


icon icon ICUのための呼吸理学療法―早期離床を目指す理論と実践発行年月2010年3月
【内容】
ICUでの効果的な呼吸理学療法を多角的なアプローチで解説。人工呼吸管理のポイントや呼吸器疾患、術後管理や新生児・乳児に対する方法などを網羅した呼吸理学療法のスタンダードとなる一冊。基礎知識や手技のみならず呼吸器関連の解剖、病態生理、アセスメントなどより深い医学的知識もおさえている。
【目次】
第1章 呼吸理学療法の考え方
第2章 呼吸理学療法の基礎知識
第3章 呼吸理学療法の実際
第4章 より深い知識を求める人のために

索引

icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 人間発達学 PT O発行年月2010年3月
【内容】
人間の生涯は常に発達の途上 臨床で必ず役に立つ人間発達の基本的な捉え方を示す
人間発達学は文字どおり人間を「発達」という視点から捉え、整理した知識体系といえる。人間は誕生から死までの全生涯をとおして常に発達の途上にあるといえ、各段階に応じた状態像と発達の課題を知ることは、臨床で子どもを対象とする職業のみならず、成人や老人を対象とする医療者にとっても不可欠である。本書は人間発達の基本的な捉え方を示す教科書。
【目次】
第I部 人間発達学総論
第II部 人間発達における各機能の発達
第III部 社会生活活動の発達
第IV部 発達の諸段階と発達課題
索引

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EBM物理療法 第3版 発行年月2010年3月
【内容】
●最新の物理療法に関する膨大な原著論文から,現在解明されている作用機序・適応を正確に提供,さらに臨床適応上の処方や注意点などを具体的に解説.物理療法を単独で用いるのではなく,リハビリ治療の一環であることを理念として強調.介入前後にリハビリ評価による短期ゴールの設定と,予後を見据えた長期ゴールの設定と治療というスタイルを,診療録の具体的記入法や症例検討を通して提示.多数の引用文献に加え,ウェブサイトや教科書・参考書,物理療法機器製造元など,データベースを列挙,ネットワークにもアクセスできる記述.
●また,生理学・病理学・生化学・分子生物学など最新の基礎医学分野の記載を更新,システマティックレビューやメタアナリシスなどを記載し,臨床ガイドラインとしての体系が整備され,物理療法の専門書としての完成度をさらに高めている.
【目次】
第1章 物理療法と使用法の紹介
第2章 炎症と組織修復
第3章 疼痛
第4章 筋トーヌス異常
第5章 運動制限
第6章 温熱療法:寒冷と温熱
第7章 超音波
第8章 電気治療
第9章 水治療法
第10章 牽引
第11章 圧迫
第12章 電磁波照射療法:レーザーと光線療法
第13章 紫外線療法
第14章 ジアテルミー
索引


icon icon 理学療法学ゴールド・マスター・テキスト 6 内部障害系理学療法学発行年月2010年3月
【内容】
本シリーズは,理学療法について知識のない学生の方々でもわかりやすいように,読みやすく解説した理学療法学専門分野のテキストである。「6 内部障害系理学療法学」については,内部障害に関する一般的な知識より始まり,内部障害系の各疾患のメカニズム,またその治療を根拠と共に示した。適宜,症例や身近なエピソードも盛り込んである。講義で使うだけでなく,ひとりでも学びやすいようイラストを多く配置し,囲み記事や図表を多用して理解しやすくした。「Introduction」や「全体の流れ図」を設けて,ある疾患の理学療法との関わりやその項目にて何を学ぶのか把握しやすいように示してある。また,随所に実際の臨床の場での例を挙げた「Case・Study」や重要ポイントを解説した「Check・Point」,用語説明,補足説明,日常生活に基づくエピソードなどを入れることにより,理解の促進を図っている。
是非,イラストとともに読み進めて,臨床・応用にも役立つような理学療法の知識を身につけて欲しい!
【序文】
理学療法専門分野をすべて網羅したテキスト「ゴールド・マスター・テキスト」が上梓されました。本テキストシリーズは「理学療法評価学」・「運動療法学」・「物理療法学」・「整形外科系理学療法学」・「中枢神経系理学療法学」・「内部障害系理学療法学」・「地域理学療法学」の全7巻から構成されています。
 本シリーズの特色は,“臨床知識につながる高度な内容を,レベルを落とさず一読で理解できる内容”にこだわったことにあります。いままでの理学療法の教科書や参考書・テキストは学問的に優れた内容ではありますが,その内容が実際のところ臨床とどのようにリンクされているかがあまりにも不明瞭・不親切な記載が数多くみられます。本シリーズでは,このような不適切なことのないような配慮のもとに編集されました。
 「Introduction」では,これを一読するだけで「これから何を学ぶのか」ということを理解できるような内容を全巻それぞれに盛り込んであります。「各論」では“基礎・原理”に続き「よって,どのような治療法・対処法が必要になるのか」ということにストーリー性を持たせた構成で,論理的に理解できる工夫が施されています。執筆者には「どうすれば短期間に効率よく確実に理解できるか」を絶えず念頭に置いての執筆に心がけて頂きました。また勉強の流れを妨げる“唐突な専門用語”は「用語解説」として欄外に示すなどの工夫を加えました。
 本書は理学療法学科・専攻の学生を対象にした内容に特化することで,理学療法学科・専攻の教員にも納得できる内容かつ教えやすい編集にこだわりました。このため,効率よく学生に教授することが可能ならしめると確信しています。
 本書の不備な点などがあれば,読者諸氏のご教示をお願いします。

2009年7月 
首都大学東京 柳澤 健
索引

icon icon 理学療法学ゴールド・マスター・テキスト 2 運動療法学発行年月2010年3月
【内容】
本シリーズは,理学療法について知識のない学生の方々でもわかりやすいように,読みやすく解説した理学療法学専門分野のテキストである。
「2 運動療法学」については,運動療法に関する理論と基本技術を臨床とリンクさせて丁寧に解説し,それに併せて整形外科疾患,中枢神経疾患,内部障害の各疾患別運動療法の概要についても示した。また,適宜,症例や身近なエピソードも盛り込んである。講義で使うだけでなく,ひとりでも学びやすいようイラストを多く配置し,囲み記事や図表を多用して理解しやすく構成した。「Introduction」や「全体の流れ図」を示して,ある疾患の理学療法との関わりやその項目にて何を学ぶのか把握しやすいようにしている。また,随所に実際の臨床の場での例を挙げた「Case・Study」や重要ポイントを解説した「Check・Point」その他,用語説明,補足説明,日常生活に基づくエピソードなどを入れることにより,理解の促進を図っている。
是非,イラストとともに読み進めて,臨床・応用にも役立つような理学療法の知識を身につけて欲しい!
【序文】
理学療法専門分野をすべて網羅したテキスト「ゴールド・マスター・テキスト」が上梓されました。本テキストシリーズは「理学療法評価学」・「運動療法学」・「物理療法学」・「整形外科系理学療法学」・「中枢神経系理学療法学」・「内部障害系理学療法学」・「地域理学療法学」の全7巻から構成されています。
 本シリーズの特色は,“臨床知識につながる高度な内容を,レベルを落とさず一読で理解できる内容”にこだわったことにあります。いままでの理学療法の教科書や参考書・テキストは学問的に優れた内容ではありますが,その内容が実際のところ臨床とどのようにリンクされているかがあまりにも不明瞭・不親切な記載が数多くみられます。本シリーズでは,このような不適切なことのないような配慮のもとに編集されました。
 「Introduction」では,これを一読するだけで「これから何を学ぶのか」ということを理解できるような内容を全巻それぞれに盛り込んであります。「各論」では“基礎・原理”に続き「よって,どのような治療法・対処法が必要になるのか」ということにストーリー性を持たせた構成で,論理的に理解できる工夫が施されています。執筆者には「どうすれば短期間に効率よく確実に理解できるか」を絶えず念頭に置いての執筆に心がけて頂きました。また勉強の流れを妨げる“唐突な専門用語”は「用語解説」として欄外に示すなどの工夫を加えました。
 本書は理学療法学科・専攻の学生を対象にした内容に特化することで,理学療法学科・専攻の教員にも納得できる内容かつ教えやすい編集にこだわりました。このため,効率よく学生に教授することが可能ならしめると確信しています。
 本書の不備な点などがあれば,読者諸氏のご教示をお願いします。
2009年7月 
首都大学東京 柳澤 健
索引

icon icon 理学療法ハンドブック 第1巻理学療法の基礎と評価改訂第4版 発行年月2010年2月
【内容】
本書は,初版刊行時より,日進月歩している理学療法領域の知識を貪欲にあまねく吸収し,理学療法学の理論と実践に役立てていただきたいと願って編集・刊行を続け,確固たる評価を得てまいりました.
今回の改訂では,第7部「疾患別・理学療法の臨床思考」としてシングルケーススタディを紹介する第4巻を新たに加え,全4巻として,最新の知見を盛り込んだ,基礎から臨床までを一望できるエンサイクロペディアとしてのクオリティをさらに高めました.

第1巻では,理学療法士が知っておくべき基本的な知識や考え方,ならびに,理学療法士が病態について理解・説明していく際に必要な医学知識がまとめられています.

索引


icon icon 理学療法ハンドブック 第2巻 治療アプローチ改訂第4版発行年月2010年2月
【内容】
本書は、初版刊行時より、日進月歩している理学療法領域の知識を貪欲にあまねく吸収し、理学療法学の理論と実践に役立てていただきたいと願って編集・刊行を続け、確固たる評価を得てまいりました。

今回の改訂では、第7部「疾患別・理学療法の臨床思考」としてシングルケーススタディを紹介する第4巻を新たに加え、全4巻として、最新の知見を盛り込んだ、基礎から臨床までを一望できるエンサイクロペディアとしてのクオリティをさらに高めました。

第2巻では、臨床的意義から治療の実際まで、最新知見を交えつつ、その全貌が示されています。

索引

icon icon 理学療法ハンドブック 第3巻 疾患別・理学療法基本プログラム改訂第4版発行年月2010年2月
【内容】
本書は、初版刊行時より、日進月歩している理学療法領域の知識を貪欲にあまねく吸収し、理学療法学の理論と実践に役立てていただきたいと願って編集・刊行を続け、確固たる評価を得てまいりました。

今回の改訂では、第7部「疾患別・理学療法の臨床思考」としてシングルケーススタディを紹介する第4巻を新たに加え、全4巻として、最新の知見を盛り込んだ、基礎から臨床までを一望できるエンサイクロペディアとしてのクオリティをさらに高めました。

第3巻は、代表的な疾患に関して、最新知見を反映しつつ、基本的なプログラムの紹介を中心に簡潔に整理されています。
索引


icon icon 理学療法ハンドブック 第4巻 疾患別・理学療法の臨床思考改訂第4版発行年月2010年2月
【内容】
本書は、初版刊行時より、日進月歩している理学療法領域の知識を貪欲にあまねく吸収し、理学療法学の理論と実践に役立てていただきたいと願って編集・刊行を続け、確固たる評価を得てまいりました。

今回の改訂では、第7部「疾患別・理学療法の臨床思考」としてシングルケーススタディを紹介する第4巻を新たに加え、全4巻として、最新の知見を盛り込んだ、基礎から臨床までを一望できるエンサイクロペディアとしてのクオリティをさらに高めました。


第4巻は、症例紹介、情報収集、評価(検査・測定)、実施計画・ゴール設定、治療・訓練、再評価、フォローアップ、考察、といった大まかな流れを踏まえた、充実したシングルケーススタディが紹介され、在宅、通院、他施設など、多様な勤務形態で働く理学療法士にとっても役立つ内容になっています。また、病院での治療期間が短縮化されつつある現状で、障害およびその推移についての理解、また理学療法プログラムの効果の持続について、ますます意識していかなければならないという視点から、理学療法士として知っておくべき、退院後に考えられる障害像の変化や二次障害の予防といった観点もいっそう充実させた内容になっています。

索引

icon icon 理学療法ハンドブック 改訂第4版 全4巻発行年月2010年2月
【内容】
本書は、初版刊行時より、日進月歩している理学療法領域の知識を貪欲にあまねく吸収し、理学療法学の理論と実践に役立てていただきたいと願って編集・刊行を続け、確固たる評価を得てまいりました。
今回の改訂では、第7部「疾患別・理学療法の臨床思考」としてシングルケーススタディを紹介する第4巻を新たに加え、全4巻として、最新の知見を盛り込んだ、基礎から臨床までを一望できるエンサイクロペディアとしてのクオリティをさらに高めました。

第1巻 理学療法の基礎と評価
第2巻 治療アプローチ
第3巻 疾患別・理学療法プログラム
第4巻 疾患別・理学療法の臨床思考

旧版が全3巻(各巻定価8,400円)で定価21,000円だったところ、全4巻となり質・量ともにボリュームアップしながらも、大変お求めやすい価格になっております。

索引

icon icon 初学者の為の呼吸理学療法テキスト発行年月2010年02月
【内容】
養成校の教科書としても多数採用されている、学生・新人理学療法士を対象にした呼吸理学療法に関する臨床テキスト。臨床に即した最新の呼吸理学療法のテクニックはもちろん、運動生理・検査・代表的な病態についても、図表を多用して詳しく解説。この一冊で呼吸理学療法の実践方法がわかる。





icon icon 理学療法学ゴールド・マスター・テキスト 1発行年月2010年2月
【内容】
本シリーズは,理学療法について知識のない学生の方々でもわかりやすいように,読みやすく解説した理学療法学専門分野のテキストである。「1 理学療法評価学」については,学生が身につけるべき基本的な評価法を丁寧に解説し,そのうえで障害領域ごとの評価法を掲載した。
本書巻頭には「Introduction」を設けており,「理学療法評価」の考え方や全体像を把握しやすいようにしてある。さらに,重要ポイントを解説した「Check・Point」,用語・補足説明の「用語アラカルト」や「MEMO」,日常生活に基づく「エピソード」などを随所に入れており,理解の促進を図った。豊富なイラスト・図表・囲み記事を盛り込んでおり,講義で使うだけでなく,ひとりでも着実に学べるテキストとした。
是非,イラストとともに読み進めて,臨床・応用にも役立つような理学療法の知識を身につけて欲しい!
【目次】
0 Introduction
1 理学療法評価の基本的理解
2 基本的評価法
3 障害別評価法
索引

icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 整形外科学 PT OT発行年月2010年2月
【序文】
運動器疾患とは,一般的に整形外科で対象とする疾患を指し,骨,関節,靱帯などの骨格系器官や神経・筋に関する疾患や外傷による疾患である.整形外科は検査法および外科的方法の画期的進歩を遂げる一方で,術後という立場からリハビリテーション医療(以下,「リハ医療」と略す)は後療法といわれてきた.
 リハ医療の対象となる運動器疾患に特徴的な障害は,関節拘縮,筋力低下・持久力低下,疼痛,歩行障害,日常生活活動(ADL)障害である.また,リハ医学とは,「従来の臓器別の生命維持のための臨床医学とは次元を異にし,人間に備わった二本足歩行,手の使用という知的・創造的な機能(津山直一),さらに言語を媒介としての意思の疎通をはかる人間独特な機能を対象とする医学」であり,人間らしさを求める医学であると考える.
 リハ医療のなかで,理学療法士(PT)は運動療法および物理療法を駆使し治療するスペシャリストであり,作業療法士(OT)は作業という媒介を使い治療するスペシャリストである.運動器疾患を学ぶことは,運動器の基礎知識をもっていれば,それほど難しいものではない.しかしながら,近年になり疾患の詳細な分類,高度な手術法,および材料によりきめ細かな対応が求められてきているため,PT・OTにおいてもそれに順じ応ずべきである.
 改訂第3版では,本書のオリジナルな特徴を生かしながら,さらに学習しやすいように図表を多く取り入れ整理している.また,「Advanced Studies」「NOTE」の充実,セルフアセスメントの追加も行った.目次こそ変更はないが,本文も細部にわたり確認・見直しを行い,PT・OTを目指す学生諸君にとって必要かつ十分な内容になったと自負している.
 「リハにおいてはその人が何を喪ったかが問題ではなく,その人に何が残されているかが問題なのである」(Rusk, H.A.),「患者自身が自分を治すこと,それこそまさに理学療法の奥義である」(Cotlon, F.J.,津山直一訳)という名言がある.最大限に学んだ知識を駆使し,しかしおごらず,謙虚な態度で温かく診療にあたっていただくことを願っている次第である.
2009年12月  立野 勝彦
【目次】
序説 PT・OTと整形外科のかかわり
 1 整形外科基礎知識
 2 運動器の評価および検査法
 3 整形外科的治療法
整形外科疾病論
 4 炎症性疾患
 5 代謝・内分泌性疾患,退行性疾患
 6 先天性骨・関節疾患
 7 循環障害と壊死性疾患
 8 骨・軟部腫瘍
 9 神経・筋疾患
 10 脊椎の疾患
外傷性疾患
 11 骨折
 12 脊髄損傷
 13 関節における外傷性疾患
 14 末梢神経における外傷性疾患
 15 腱・靱帯における外傷性疾患
 16 スポーツ傷害
 17 熱傷
 18 切断および離断
セルフアセスメント
  索引

icon icon

呼吸器ケア 呼吸ケアの臨床・教育専門誌 第8巻2号(2010‐2)
特集ズームアップ!写真でわかる急性期呼吸理学療法
発行年月2010年2月
【目次】
◆Theme1 呼吸アセスメントのための手技
◆Theme2 呼吸練習
◆Theme3 徒手的呼吸介助手技
◆Theme4 気道クリアランスのための手技
◆Theme5 胸郭可動域練習
◆Theme6 体位呼吸療法
[第二特集]対応がチャートでわかる!結核治療のUp-To-Date
◆Theme1 結核とは? 結核治療の“いま”
◆Theme2 人工呼吸センターにおける結核対策 ― 早期発見への取り組み
◆Theme3 結核患者への対応(1) 結核病棟を有する病院での対応
◆Theme4 結核患者への対応(2) 結核病棟がない病院での対応
■連載
●FRONT ESSAY
・小児アレルギー認定エデュケーター制度
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 亀田誠
●決定版!Q&Aでわかる長期人工呼吸器装着患者のケア
・長期人工呼吸管理中の栄養管理
聖路加看護大学 四本竜一
●マンガで解説!RSTと実践するコラボレーションケア
・舌苔が付着している人工呼吸器装着患者の口腔ケアについて
兵庫医科大学病院 ICU RST(呼吸ケアチーム)
●アメリカの呼吸ケアの今がわかる Pick Up Topics from AARC Times
・NICU における人工呼吸器関連肺炎(VAP)の予防
NPO 法人日本呼吸ケアネットワーク
●合格しました!呼吸療法認定士 -3 学会合同呼吸療法認定士 受験体験記-
独立行政法人国立病院機構 盛岡病院 室岡惠子
●解きながらマスター!呼吸ケア基本知識チェックテスト 2010
・呼吸機能検査について
滋賀県立成人病センター 松本修一
●Quiz 呼吸ケアのための画像診断
名古屋大学医学部附属病院 今井直幸 今泉和良 長谷川好規
●研究会Report 呼吸ケアがつなぐ 地域連携の道しるべ
・沖縄で花開く呼吸ケアへの情熱
沖縄呼吸ケア研究会
●看護の現場のあんなこと・こんなこと 認定看護師の呼吸ケアないしょ話
・気管吸引は何を吸引しているの?
聖マリアンナ医科大学病院 渡邊真貴
●はびきのの丘の上から 呼吸器看護専門外来より
・人とのふれあいは元気の源!
地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター 竹川幸恵
■その他
●呼吸器ケア情報掲示板
●呼吸器ケア読者のページ
●投稿論文募集
●Information
索引


icon icon 理学療法データブック発行年月2009年12月
【内容】
理学療法士の使命であるクライエントが抱える問題を解決するその過程においては,必要とされる知識の量は膨大となり,記憶しきれない知識(データ)は非常に多い.あやふやな記憶(知識)によるあいまいな意思決定を行うのではなく,確かなデータを活用して質の高い理学療法を提供しなければならない.
本書は,理学療法士に必要な知識と膨大な情報量を,携帯に便利なコンパクトなサイズに集約.臨床現場では白衣のポケットに常備して診療や臨床実習における思考を支え,また,教育現場では学生の「活用力」を育成する教材となることを目指した.
本書の内容は大きく2編で構成され,共通編では主に臨床検査,運動機能検査,生理・精神機能,ADLおよび補装具のデータを,疾患別編では神経,筋,精神,骨関節,循環器,呼吸器,代謝の疾患・外傷データを掲載した.
☆図版94点,表組423点,写真132点
【目次】
索引
I.共通編
 1.基本データ
 2.臨床検査データ
 3.運動機能検査
 4.生理・精神機能
 5.ADLおよび補装具
 6.関連法規
II.疾患別編
 1.中枢神経疾患・外傷
 2.末梢神経疾患・外傷
 3.自律神経障害
 4.筋疾患
 5.精神疾患(認知症 demetia)
 6.上肢の骨関節疾患・外傷
 7.下肢の骨関節疾患・外傷
  8.体幹の骨関節疾患・外傷
 9.全身性の骨関節疾患・外傷
 10.心疾患・循環器疾患
 11.呼吸器疾患
 12.代謝疾患
索引

icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 老年学 PT OT発行年月2009年12月

iconicon 図解理学療法検査・測定ガイド発行年月2009年11月
【内容】
理学療法の重要な項目となる検査・測定/評価に関わる基本的臨床技能と実践能力を高めることに力点を置いて編集した好評書の第2版.本書の最大の特徴は,検査・測定の実際で情報収集の過程を臨床での思考・実践過程に沿って臨場感の高い記述をした点.特に検査・測定手順については,セラピストの実際の言動例をセリフ形式で臨場感あふれる記述にしたり,適切な方法と誤っている方法を図示することで効率的に学習できるように配慮.さらに,検査・測定の概要とコツを示し,検査の流れやポイント,状況に応じた検査の展開や治療への応用も記述.個々の基本技能の正確な習得と,臨床での思考・実践過程が自然と身につくように構成が工夫されている.臨床の現場で活躍するPTはもとより,理学療法を学ぶ学生の必携書.
【目次】
I部 理学療法における検査・測定
II部 検査・測定の実際
III部 情報の集めかた
IV部 動作のみかた
V部 活動・参加の調査
クリニカル・ビュー
付表
索引

iconicon 理学療法学ゴールド・マスター・テキスト 5発行年月2010年1月
【内容】
本シリーズは,理学療法について知識のない学生さんでもわかりやすいように,読みやすく解説した理学療法学専門分野のテキストである。「5 中枢神経系理学療法学」については,中枢神経に関する一般的な知識より始まり,中枢神経系の各疾患のメカニズム,またその治療を根拠と共に示した。適宜,症例や身近なエピソードも盛り込んである。
是非,イラストとともに読み進めて,臨床・応用にも役立つような理学療法の知識を身につけて欲しい!
【目次】
0 Introduction
1 中枢神経系理学療法学総論
2 脳卒中の理学療法
3 失語症の理学療法
4 進行性疾患における理学療法
5 小児中枢神経障害の理学療法

索引

iconicon

理学療法学ゴールド・マスター・テキスト 7発行年月2009年12月
【内容】
本シリーズは,理学療法について知識のない学生さんでもわかりやすいように,読みやすく解説した理学療法学専門分野のテキストである。「7 地域理学療法学」では,地域理学療法学とは何か,に始まり,医療施設内だけに留まらない理学療法士のありかたについて,適宜,症例や身近なエピソードも盛り込んである。講義で使うだけでなく,ひとりでも学びやすいようイラストを多く配置し,囲み記事や図表を多用して理解しやすくした。「Introduction」や「全体の流れ図」を設けて,地域という実際の場における理学療法の考え方が把握しやすいようにしてある。また,随所に実際の臨床の場での例をあげた「Case・Study」,用語説明・補足説明の「用語アラカルト」や「MEMO」,日常生活に基づく「エピソード」などを入れることにより,理解の促進を図っている。
ぜひ,イラストとともに読み進めて,臨床・応用にも役立つような理学療法の知識を身につけて欲しい!
【序文】
理学療法専門分野をすべて網羅したテキスト「ゴールド・マスター・テキスト」が上梓されました。本テキストシリーズは「理学療法評価学」・「運動療法学」・「物理療法学」・「整形外科系理学療法学」・「中枢神経系理学療法学」・「内部障害系理学療法学」・「地域理学療法学」の全7巻から構成されています。
 本シリーズの特色は,“臨床知識につながる高度な内容を,レベルを落とさず一読で理解できる内容”にこだわったことにあります。いままでの理学療法の教科書や参考書・テキストは学問的に優れた内容ではありますが,その内容が実際のところ臨床とどのようにリンクされているかがあまりにも不明瞭・不親切な記載が数多くみられます。本シリーズでは,このような不適切なことのないような配慮のもとに編集されました。
 「Introduction」では,これを一読するだけで「これから何を学ぶのか」ということを理解できるような内容を全巻それぞれに盛り込んであります。「各論」では“基礎・原理”に続き「よって,どのような治療法・対処法が必要になるのか」ということにストーリー性を持たせた構成で,論理的に理解できる工夫が施されています。執筆者には「どうすれば短期間に効率よく確実に理解できるか」を絶えず念頭に置いての執筆に心がけて頂きました。また勉強の流れを妨げる“唐突な専門用語”は「用語解説」として欄外に示すなどの工夫を加えました。
 本書は理学療法学科・専攻の学生を対象にした内容に特化することで,理学療法学科・専攻の教員にも納得できる内容かつ教えやすい編集にこだわりました。このため,効率よく学生に教授することが可能ならしめると確信しています。
 本書の不備な点などがあれば,読者諸氏のご教示をお願いします。
2009年7月 
首都大学東京 柳澤 健
索引


iconicon icon スポーツ傷害の理学療法発行年月2009年11月
【内容】
スポーツにおいて理学療法技術の果たす役割、競技復帰や再発予防なども視野に入れた傷害への対応、スポーツ傷害の広い領域に有効なコンディショニングについて解説。新章を設けるなどした第2版。
【目次】
第1章 スポーツと理学療法
第2章 スポーツ傷害の機能解剖と評価
第3章 四肢と体幹の障害に対する理学療法
第4章 スポーツ障害と理学療法
第5章 スポーツ障害とコンディショニング
第6章 スポーツ傷害への地域支援
索引

iconicon icon 理学療法学ゴールド・マスター・テキスト 32009年09月
【内容】
本シリーズは,理学療法について知識のない学生の方々でもわかりやすいように,読みやすく解説した理学療法学専門分野のテキストである。「3 物理療法学」では,物理療法に関する一般的な知識より始まり,各物理療法の原理,またその治療法を根拠と共に示した。適宜,症例や身近なエピソードも盛り込んである。講義で使うだけでなく,ひとりでも学びやすいようイラストを多く配置し,囲み記事や図表を多用して理解しやすくした。「Introduction」や「全体の流れ図」を設けて,ある疾患の理学療法との関わりやその項目にて何を学ぶのか把握しやすいようにしてある。また,随所に実際の臨床の場での例を挙げた「Case・Study」や重要ポイントを解説した「Check・Point」,用語説明,補足説明の「用語アラカルト」や「MEMO」,日常生活に基づく「エピソード」などを入れることにより,理解の促進を図っている。
是非,イラストとともに読み進めて,臨床・応用にも役立つような理学療法の知識を身につけて欲しい!
【目次】
0 Introduction(物理療法学)
1 基礎物理学
2 物理療法学(温熱療法
寒冷療法
光線療法
電気刺激療法
電磁波療法
超音波療法
水治療法
牽引療法)

iconicon icon 整形外科術後理学療法プログラム2009年08月
【内容】
本書は,臨床で最も多く遭遇する整形外科疾患の,特に術後理学療法に必要な解剖・疾患の知識,手術の知識,術後理学療法の進め方とそのプログラムを一冊にまとめたものである。毎年多くの新人理学療法士・作業療法士が誕生する現状を踏まえ,若手であってもベテランと同様の対応がとれるよう,現場で遭遇する頻度の高い疾患を中心にポイントを押さえて記載されている。
時間のないときには各「理学療法プログラム」の表をもとに対応でき,また「解剖・疾患・手術の知識」を読むことでより深い理解が得られる。整形外科疾患の術後理学療法に携わるセラピストの,手元にいつも置いて活用してもらえる書籍とした。
【序文】
わが国は世界一の高齢社会を迎え,健康寿命の重要性が声高に叫ばれている。それには,従来の薬物療法,手術療法のみでは対処不可能なことが多く,リハビリテーション医学の意義が大きいことが広く認識されている。リハビリテーション医学は,あらゆる疾患を対象とするが,なかでも運動疾患は,患者数の多さ,年齢層の広さ,疾病の多様性からいっても主領域といえる。また,メタボリックシンドロームに対する関心が高まっているが,運動器の障害によるロコモティブシンドロームは,これから対策を要する最も重要な疾患群であることは明白である。このようななかで,運動器疾患を扱う整形外科は,その予防,保存療法,手術療法を一貫して行う専門領域である。そのため,整形外科医は古くから治療の一環としてリハビリテーション医学を担ってきた。欧米のリハビリテーション医学と異なる点であるが,もっぱら手術療法を担当し,その後はリハビリテーション医に丸投げする欧米の整形外科医に比べて,わが国の整形外科の優位性を示す,誇れる一面である。
 整形外科分野の手術療法は,人工関節,脊椎インストルメンテーション,人工骨補填材料,骨接合機器,創外固定などの進歩により日々進歩しており,術後リハビリテーションは大きく変化している。また,早期復帰をめざすスポーツ疾患,寝たきりを防いで自立をめざす高齢者のリハビリテーションもまた発展している。これまで,整形外科手術に対する術後リハビリテーションに関する書籍は種々みられるが,その内容はさまざまである。現場のリハビリテーション臨床に携わる者にとって,最も便利で有用なのは,すぐに使える整形外科手術に対する詳細な説明,リハビリテーションプログラムが一冊に凝縮された書籍である。それにより,迅速に対象疾患に最適な対処が可能になる。この点を強く考慮して,本書は作成された。脊椎,関節,四肢などで日々遭遇する頻度の高い整形外科手術について,各部位別に並べ,すぐに引用できるようにした。項目は,従来の専門書と異なり,「理学療法に必要な解剖・疾患の知識」で基礎知識を十分に理解し,ついで「手術の知識」で手術法を,「理学療法の進め方」では前記の知識を動員して,より明確で適切なリハビリテーションの実際を学ぶことができるようにした。最後にリハビリテーションプログラムの時系列と項目を一枚の図にまとめ,直感的に,またリアルタイムに理解,応用できるように工夫した。
 本書が,運動器疾患に携わる医師,理学療法士,作業療法士,看護師,学生にとって最新の整形外科術後理学療法プログラムを理解するのに役立ち,さらなる発展に寄与できれば幸いである。なお,本書の出版にあたっては,メジカルビュー社の安原範生氏,間宮卓治氏の多大なご尽力をいただき,深甚なる謝意を表する。

2009年6月
島田洋一,高橋仁美
索引

iconicon icon理学療法フィールドノート 3呼吸・循環・代謝疾患  2009年08月
【内容】
好評書『臨床実習フィールドガイド』のアドバンス版『理学療法フィールドノート』第3巻.実習から臨床まで接することが多い疾患と,主要な合併障害を幅広くとりあげ,「臨床思考過程」に沿って統一的な記述スタイルで解説した実践的な理学療法ノート.各疾患の解説を,合併症,病期など,実際の症例に即した理学療法の流れに沿って展開.全4巻で標準的な知識・技術を学ぶことができる.本巻では,急性期,周術期,維持期,再発による入院など,様々な場合での内部障害に対する理学療法の実際を学ぶことができる.
索引


iconicon icon icon理学療法臨床実習サブノート2009年07月
【内容】
臨床実習に赴く実習生に必要な理学療法の全般をまとめたサブノート.実習生は,実習にあたって本書を読むことで,凝縮された理学療法知識をわがものにすることが充分に可能となる.理学療法臨床実習生の必携書.
【目次】
1.PT的評価手順の覚え方
2.ベッドサイドにおける評価
3.徒手筋力テスト
4.関節可動域テスト
5.呼吸・循環の評価
6.脊髄損傷の評価
7.関節リウマチの評価
8.高齢者(加齢)に対する評価
9.褥瘡の評価
10.ADL評価
11.機能面における問題点の評価
12.臨床における動作分析法
13.脳血管障害による摂食・嚥下障害の評価
14.集団療法の実際と評価
15.骨折・脱臼の評価と理学療法
16.疼痛の評価と理学療法
17.熱傷の評価と理学療法
18.片麻痺に対する理学療法
19.痙性を軽減するための理学療法
20.脳卒中片麻痺の下肢装具
21.弛緩性片麻痺患者へのSwab法─眼瞼結膜刺激療法
22.ファシリテーションコンセプト
23.徒手療法(マニュアルセラピー)
24.コンディショニング・ケア-クライミングを例として
25.物理療法(温熱療法)
26.物理療法(電気刺激療法)
27.物理療法(牽引療法)
28.情報収集
29.血液検査のみかた
30.介護保険サービスと理学療法からみた評価
  ─高齢者の在宅生活を支援する介護保険サービスの仕組みとその評価
31.実習の心得81ヵ条
32.実習時,学生がつまづきやすい質問
33.治療対象疾患と一次・二次障害および各障害についての試験問題集
付録 臨床実習までに知っておきたいリハビリ用語集
索引

iconicon icon 義肢装具学テキスト2009年07月
【内容】
義肢装具学は,リハビリテーション医学の臨床で重要な位置を占める治療手段であり,医療実践のために修得必須の科目である.臨床的視点を養うシリーズ方針に基づき,装具・義肢の種類別に章を構成,さらに義肢編では部位別に疾患から切断に至るまで,切断の具体的な方法・手術などを詳説.各編にケーススタディ・演習の章を設け,実習としての効果的学習もサポート.
【目次】
1装具とは 2装具を理解するための運動学 3装具に使用される部品
4 長下肢装具 5 短下肢装具 6 靴型装具 7 下肢装具のチェックアウト
8 下肢装具の対象疾患・適応症 1(ケーススタディ1)
9 下肢装具の対象疾患・適応症 2(ケーススタディ2)
10 上肢装具の詳細 11 上肢装具のチェックアウト
12 上肢装具の対象疾患,適応症(ケーススタディ)
13 頸部体幹装具の詳細 14 頸部体幹装具のチェックアウト
15 義肢総論 16 切断の原因と治療 17 切断部位と切断術
18 切断者の評価(1)全体的評価 19 切断者の評価(2)断端評価
20 断端管理法 21 大腿義足ソケット 22 膝継手
23 足継手 24 下腿義足ソケット25 膝・足部義足,股義足,サイム義足
26 義足歩行の特徴,立位歩行練習 27 異常歩行分析と指導,アライメント
28 義手 29 義肢の処方と理学療法 30 障害者スポーツ
31 義肢装具の給付制度
付録
参考文献
学習到達度自己評価問題の解答
索引
 和文索引
 欧文索引

iconicon icon 高齢者障害の理学療法2009年06月
【内容】
運動障害モデルを基本に、高齢者障害の自立度について、臨床での著者自身の経験と運動・生活・心理・社会的変数による分析とで解説した高齢者障害の理学療法の入門テキスト。


icon icon icon 理学療法フィールドノート 42009年06月
【内容】
実習から臨床まで接することが多い疾患と,主要な合併障害を幅広くとりあげ,「臨床思考過程」に沿って統一的な記述スタイルで解説した『理学療法フィールドノート』第4巻.各疾患の解説を,合併症,病期など,実際の症例に即した理学療法の流れに沿って展開.本巻では,通所・外来の際に担当することが多い疾患・障害を中心に臨床思考過程に基づいて基本的な考え方・とらえ方と実践的なモデル症例20に対する理学療法の実際を紹介する.また,外来や通所での理学療法に加え,介護予防サービスでの訪問理学療法や介護予防,健康増進のための理学療法も収載した.
【目次】
第1部 総論
第2部 各論
第2章 訪問
第3章 介護予防
第4章 健康増進

iconicon icon 頚部障害の理学療法マネージメント2009年06月
【内容】
頸部障害に対する理学療法は日本においても知られています。しかし詳細な理論と技術を理解するものはまだ少数です。腰痛と同様に障害の好発部位であるのに、頸部障害の理学療法が一般的でないのは、理論と技術の複雑さがあります。本書ではこの点について基本から解説しています。
【目次】
第1部 序論
第2部 臨床科学の応用
第3部 むち打ち関連障害、頭痛、頸腕痛
第4部 頸部障害に対する治療法
第5部 結論

iconicon icon 呼吸理学療法2009年05月

iconicon icon 理学療法プログラムデザイン 2009年05月
【内容】
全体は「片麻痺」「パーキンソン病」「体幹」「肩関節」「股関節」「膝関節」「下腿・足関節」に分けて構成.それぞれ具体的な問題を抱えたケースが合計119列挙されている.
ケースごとに「解説」「理学療法のポイント」「理学療法の実際」に分け,疾患の説明や評価の方法などの詳細を省き,理学療法そのもののみを記してある.取り上げたケースについては,患者に起こっていることの具体的な問題点に対して,どのように考え,どのような理学療法を行えばいいのかに徹底してこだわった.エビデンスの重要性は重々承知している.エビデンスは大事である.だが,くどいようだが,どのように考え,どのような理学療法を行えばいいかはエビデンスでは教えてくれない.本書は,理学療法技術の実質を記した真の意味での実技書である.
【目次】
第1章 片麻痺
第2章 パーキンソン病
第3章 体幹
第4章 肩関節
第5章 股関節
第6章 膝関節
第7章 下腿・足関節

iconicon icon 障害別・ケースで学ぶ理学療法臨床思考 続 (2) 2009年05月
【内容】
本書の目的は,既刊書『障害別・ケースで学ぶ理学療法臨床思考』で充分には網羅しきれなかった「痛み」「可動制限」「筋力低下」「バランス障害」等の機能障害別のケースを補完することで,CBL(Case-Based Learning:症例基盤型学習)の教育目的・効果を完遂・高めることにある.それによって,既刊書と同様,関連する基礎知識の有無を確かめながら系統的に各疾患について診断・評価・治療プログラムの立案といった理学療法の重要なプロセスを学習できるように編集してある.なお,本書でも運動機能障害の理論根拠を運動学に求め病態運動学の必要性を強調していることが特徴である.
【目次】
1.痛み
 症例1-1 関節リウマチによる痛みで離床困難となった69歳男性
 症例1-2 腱板損傷により肩に痛みを生じた67歳男性
 症例1-3 肩関節周囲炎による痛みでセルフケアおよび就業困難となった49歳女性
 症例1-4 テニスプレイ開始後,肘の疼痛のため主婦業困難となった40歳女性
 症例1-6 利き手の疼痛を主訴とした手根管症候群の58歳女性
2.可動域制限
 症例2-1 発症後15年経過して反張膝をきたした68歳脳卒中片麻痺の男性
 症例2-2 第5頸椎脱臼骨折(第5頸髄損傷:完全四肢麻痺),右上腕骨骨折を呈し
      可動域制限がある30歳男性
 症例2-3 パーキンソン病により可動域制限をきたした70歳女性
3.筋力低下
 症例3-1 動揺性歩行を呈するDuchenne型筋ジストロフィーの8歳の男児
 症例3-2 回復期のギラン-バレー症候群45歳,男性
 症例3-3 独居生活により徐々に活動量が軽減し,下肢の筋力低下をきたした93歳の
      虚弱高齢女性
 症例3-4 気管切開・侵襲的人工呼吸器を装着した61歳ALS男性
4.バランス・協調性障害
 症例4-1 立位バランス能力の低下を認めた80歳ぼ虚弱高齢女性
 症例4-2 四肢の運動失調と強調運動障害を呈する73歳男性
 症例4-3 不全片麻痺と運動失調を呈した33歳女性
5.運動耐用能障害
 症例5-1 肺癌により右下葉の切除術を受け,無気肺を発症した63歳男性
 症例5-2 急性心筋梗塞発症時にうっ血性心不全を合併し,長期安静によりADLの低下を
      きたした73歳女性
 症例5-3 脳出血後左片麻痺により易疲労性が問題となり,自宅復帰困難をきたした53歳女性
 症例5-4 1ヵ月の入院にて活動量が減少し,その結果,運動耐容能の低下した90歳女性
6.高次脳機能障害
 症例6-1 左半側空間無視を認め,日常生活が全介助,退院困難な右脳出血50歳男性
 症例6-2 頭部外傷により注意障害が活動制限をもたらした38歳男性
7.筋トーヌス異常
 症例7-1 麻痺側の筋トーヌス異常が活動範囲を抑制した左片麻痺の54歳男性
 症例7-2 余暇活動時に易疲労性を訴えるパーキンソン病の65歳男性
 症例7-3 脊髄小脳変性症により筋トーヌス異常・歩行障害をきたした65歳男性
索引

iconicon icon 理学療法士臨床判断フローチャート2009年05月
【内容】
臨床判断は,理学療法において,評価や治療における理学療法技術とともに根幹をなしている.的確な判断を伴わない技術は医療(理学療法)技術とはとても言えない.また臨床判断は,医学の情報だけでは成り立たず,理学療法士自身の臨床経験を必要とする.
そこで,専門領域で毎日の臨床業務に没頭している実地の理学療法士あるいは臨床を絶えず意識し,研鑽している教育現場の理学療法士に,必要な知識や評価・治療をフローチャートで提示し,模擬症例を示して読者の理解を助けるのが本書.
総論では臨床判断の重要性をいろいろな角度からまとめた.各論では,「運動器疾患・外傷」「脳・脊髄・神経疾患」「内部障害,外科術後,集中治療」に分けて,A.必要な知識,B.評価と治療(診療ガイドラインなどにおける効果への言及)を説明し,C.フローチャートとその解説(どのように診てどのように介入するかを可視化し,かつ説明を加えたもの),D.模擬症例呈示(模擬症例を提示し,その評価,解釈・問題点・介入を新たな模擬症例のフローチャートも加えて解説したもの)した.
【目次】
総論■臨床経験と臨床判断のインターアクション
 1.臨床経験と臨床判断のインターアクション2.臨床判断とEBM3.理学療法士に求められる臨床判断
 4.臨床介入過程─何を評価し,どう治療介入するのか
各論I■運動器疾患・外傷
 1.肩関節周囲炎の運動障害2.膝前十字靱帯再建術後の運動療法3.関節リウマチの歩行障害
 4.変形性関節症の歩行障害5.腰痛6.CRPS7.義肢・装具による歩行改善
各論II■脳・脊髄・神経疾患
 1.脳卒中急性期の離床2.脳卒中回復期の歩行障害3.高次脳機能障害4.パーキンソン病の歩行障害
 5.頸髄損傷の基本動作6.筋萎縮性側索硬化症の基本動作
各論III■内部障害・外科術後・集中治療
 1.心臓血管外科後の離床2.肺切除術後の離床3.急性心筋梗塞症の回復期運動療法
 4.心不全の運動耐容能改善5.急性呼吸不全の換気改善6.慢性呼吸不全の運動耐容能改善
牽引

iconicon icon 狭心症・心筋梗塞のリハビリテーション 心不全・血管疾患の運動療法を含めて

iconicon icon 循環器理学療法の理論と技術2009年04月
【内容】

循環器疾患に対する理学療法の基礎となる解剖学・生理学の知識から,病態生理,臨床的意義,評価・治療技術までを解説。循環器理学療法を組み立てるための応用力が身につく一冊。

【目次】
解剖学の知識 ■心臓の構造と機能 増田 卓 ■血管の構造と機能 青山直善 II. 生理学の知識 佐藤清貴 III. 循環器疾患の病態と治療 ■虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞) 黒澤利郎 ■弁膜症 池田泰子 ■高血圧性心疾患 東條美奈子 ■心不全 猪又孝元 ■大血管疾患 野田千春 ■末梢動脈疾患 青山直善 IV. 理学療法のための患者評価 ■全身状態の観察とバイタルサインの診方 木村雅彦,忽那俊樹 ■心電図の診方 増田 卓 ■心肺運動負荷試験 横山有里 ■身体機能評価の測定方法,判定法 森尾裕志 ■ADL評価 神谷健太郎,山本周平,米澤隆介 ■健康関連QOLの評価 井澤和大,岡 浩一朗 ■抑うつと不安の評価 岡 浩一朗,柴田 愛,井澤和大 V. 運動療法(総論) ■運動療法 松本卓也,堀田一樹,松永篤彦 ■運動中の生体反応のモニタリング 忽那俊樹,木村雅彦 ■疾患管理のための教育・指導方法 (1)運動指導の理論と実際 平木幸治 ■疾患管理のための教育・指導方法 (2)栄養管理指導の理論と実際 近藤閲子 ■疾患管理のための教育・指導方法 (3)服薬管理指導の理論と実際 藤木清江 ■疾患管理のための教育・指導方法 (4)復職指導の理論と実際 米澤隆介 VI. 理学療法(各論) ■虚血性心疾患(心筋梗塞) 笠原酉介 ■心臓弁膜症 木村雅彦,齋藤正和 ■高血圧性心疾患 齊藤正和 ■慢性心不全 神谷健太郎,松永篤彦 ■大血管疾患 渡辺 敏 ■末梢動脈疾患 山本志保,白石裕一 VII. 心肺蘇生法 田畑 稔

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icon icon 脳科学と理学療法発売日2009年03月大西 秀明 (著), 森岡 周 (著)

【内容】

]私たちが見る、考える、動くといった動作には脳の働きが必要である。最近、この脳について話題が絶えない。なぜなら、いままで未知なる部分が多いとされた脳についての研究が飛躍的に進み、少しずつ謎が解明されてきているからである。このような時代背景のなか、動作パフォーマンスの向上を目的とする理学療法にとっても、脳組織がリハビリによってどのような影響を及ぼされるのか、検証する時代へと突入してきている。
本書では、脳科学の進歩と理学療法の関わりを概説し、特に接点が強い「記憶」「学習」「可塑性」「運動」に関する重要なトピックスや、近年普及している脳機能イメージング装置の特徴や研究、さらに臨床での病態の捉え方、介入成果などを最新の科学的知見をもとに平易に解説。臨床と脳科学の架橋・融合をめざした理学療法がこの一冊で分る。

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icon icon
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リハビリ力アップに役立つセラピストのための疾患の知識2009年03月
【内容】
リハビリテーションを行う医療従事者に必要な疾患の知識をわかりやすく解説。各疾患について、診断、鑑別疾患、治療、リハビリ処方、リハビリを行ううえでの注意点を示すとともに、セラピストが知っておくべき情報、リハビリ診療録への記載事項についても述べている。

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iconicon icon PT・OT必携ポケットノート 障害・疾患別のリハビリポイントがわかる!2009年03月

iconicon icon CPX・運動療法ハンドブック 心臓リハビリテーションのリアルワールド2009年03月
【内容】
本書では、CPXを行う場合に、どのような準備が必要かを、具体的に記載。臨床の場で、時に犯してしまう過ちを再現し、
その時のパラメータを記録。

【目次】
1 心肺運動負荷試験(準備
負荷中の各パラメータ
パラメータの総合的解釈法)
2 運動処方(AT処方
その他の処方
運度処方レベルの確認法)
3 運動療法 教科書的効果と実際(急性心筋梗塞・狭心症
開心術後
心不全
埋め込み型徐細動器(ICD)、心臓再同期療法(CRT‐D)植込み術後
糖尿病合併患者)
4 運動負荷心エコー(虚血性心疾患の負荷心エコー検査
僧帽弁閉鎖不全(機能的)の負荷心エコー検査
拡張機能障害の負荷心エコー検査)

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iconicon icon 結果の出せる整形外科理学療法 運動連鎖から全身をみる2009年02月山口 光國 (著)
【内容】
理学療法のなかで「ヒトの動き,運動連鎖をどうとらえ,また分析するか,それに基づきどのように理学療法を進めていくか」について,著者らが日頃より実践している,独自の障害・痛みに対するアプローチ法,理学療法のノウ・ハウを解説する一冊。
・人間の全身の動きと役割を理解し(とらえ方)
・患者の動きを分析し(考え方)       
・理学療法で効果を上げているか(結果の出し方) 
を主泣として写真や図を多用しながら,どのようにすれば良い結果(構造structureと機能function,特に機能の維持・回復)が出せるのか(結果の出し方),著者らの今までの豊富な臨床経験に基づき,理学療法の進め方について解説する。


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iconicon icon 作業療法士・理学療法士臨床実習ガイドブック 発売日2009年02月 京極 真 (著), 鈴木 憲雄 (著)
【内容】
養成全課程の約2割を占める単位数が必須の臨床実習。本書は、この避けて通れない実習の全体像を時系列に並べ、Q&A方式で解説。80項目にわたるQは,実習に関する学生の悩みや疑問のなかでも,特に多く寄せられるものを厳選。また,実習指導者のあり方にも言及されており,実習生はもちろん受け入れ施設にも参考となる,臨床実習のすべてがわかるガイドブック。


【目次】
第1章 臨床実習前(臨床実習の基礎知識
臨床実習前の「実習」
臨床実習前の呪縛を克服する方法)
第2章 臨床実習中(初日の迎え方
臨床実習の実際
患者さんとの関わり方
実習指導者との関わり方
レポートの書き方
ハラスメントへの対応)
第3章 臨床実習後(臨床実習後に臨床実習地と関わるコツ
反省と展望)


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iconicon icon アナトミー・トレイン徒手運動療法のための筋筋膜経線
【内容】
アナトミー・トレイン(解剖列車)の意味については,本文に詳しい説明があるのでここでは触れない.用語のMyofascia(筋筋膜)は,Myo(筋)とFascia(筋膜)との合成語である.“筋膜”はラテン語のFascia(帯)に由来するが,その定義は必ずしも一定していない.前腕筋膜,大腿筋膜,胸腰筋膜などのような筋系全体を包む結合組織被膜(浅筋膜)や筋上膜,筋周膜(深筋膜)を指す見方から,さらに内臓器官を被覆する結合組織のすべてを含む見方まである.原著のfasciaは運動の力や張力を伝達するすべての結合組織性の構造物を指している.したがって,‘Myofascia'の訳には,‘筋'と,上述の結合組織の層や被膜の意味での‘筋膜'とを合わせた‘筋筋膜'をあてた.
 本書における触診や治療の手技は,著者マイヤース氏の長年にわたる豊富な経験から得られたものである.著者の筋筋膜の構造や連結に関する見方や解釈については,異論のある読者もあるかと思うが,解剖学的観察に基づく触診手技の手引として利用すれば有益であろう.筋膜とは,また筋筋膜の連結とはどのようなものかは,実物を目にせずに,はっきりとしたイメージを持つことや触診で実感することは難しい.しかし,多くの人はそのような機会に接することなく,診療に従事して行かざるを得ない状況にある.本書では,触診法の説明とそれに関連する図が,理解しやすいように配置されている.良い解剖学の図譜を参考にしながら,本書の筋筋膜連結の見方に従って触診の経験を積めば,筋筋膜の動的実体を把握するのに役立つであろう.この見方は,いろいろな面に応用できるので,リハビリテーションあるいはボディーワーク関連の分野に従事している医師,理学・作業療法士,看護師,スポーツトレーナー,整体師,また,現在この分野の道に進みつつある人たちにとって,非常に有用であると思う.


【目次】
入門:鉄道路床の敷設
1.筋膜から見た世界
2.ゲームの規則
 1.軌道は,断線することなく一定方向に進行する
 2.軌道は骨の“駅”(付着)で停止する
 3.軌道は“スイッチ”,時には“転車台”で合流して,分岐する
 4.“急行列車”と“普通列車”
3.浅後線
4.浅前線
5.外側線
6.ラセン線
7.腕線
8.機能線
9.深前線
10.運行中のアナトミー・トレイン
11.構造解析


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iconicon icon 評価から治療手技の選択 考える理学療法 内部障害編 発売日2008年12月
【内容】
本書では、内部障害系理学療法を行う過程で患者の呈する症状と徴候などの変化を的確に捉え、それに臨機応変に対処しつつ、clinical reasoningを重視した評価から治療への橋渡し的な考えかたとはどういうものかを症例を通して提示する。まず、総論で内部障害を理解するための基礎的な知識を再確認し、理学療法実践に必要な知識を概説する。続く各論では、日頃、理学療法士が遭遇しやすい内部障害の症状と徴候を挙げ、評価項目選択の意義と臨床場面で実際にあったケースを取り上げて評価を基に選択した治療について提示した。
☆図版205点、表組131点、写真120点
【目次】

総論(内部障害ってどんな障害?—定義と種類、そしてリハビリテーションエビデンスまで
何歳になっても運動は必要?—虚弱高齢者に対する理学療法 ほか)
各論(呼吸)(胸郭がかたくて何が悪いのか?—COPDの理学療法
血液ガスを読むということは?—動脈血液ガスの基本と臨床応用 ほか)
各論(循環)(冠動脈治療はどこまで進歩したか?—虚血性心疾患についての最新の治療と実際
心臓が弱い=心不全?—心不全の理学療法—評価から再発予防まで ほか)
ワンポイントアドバイス


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