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高齢者のリハビリテーション
シニアが楽しむちょっとしたリハビリのための手あそび・指あそび

シニアが楽しむちょっとしたリハビリのための手あそび・指あそび発行年月2011年9月
【内容】
いつでもどこでも簡単にでき、楽しみながら頭の回転や血液の循環をよくする手あそびと指あそびを、昔ながらのものから新しいものまで、41種をわかりやすく紹介。本書は『ちょっとしたリハビリのための手あそび・指あそび』新装・改題したものです。

こんな方にオススメ
・高齢者介護支援スタッフの方。
・いつでもどこでも簡単にできるレクをお探しの方。
・手・指の運動を自分で楽しみたいシニアの方。
【目次】

あたらしい手あそび・指あそび
 ・だせだせ「ホイ」
 ・右手(左手)送り
 ・おみくじボール
 ・玉入れ
 ・射的
 ・鼻、耳、ドン!
 ・しりとりリレー
 ・ぐる、ぐる、パー
 ・石投げ
 ・砲丸投げ
 ・マッチ棒入れ
 ・耳持たないで鼻持って
 ・指のダンス
 ・ハンカチ相撲
 ・ちょっと変わったカルタ取り
 ・あんたがたどこさ/他
昔から伝わる手あそび・指あそび
 ・ドラねこ
 ・げんこつ山のたぬきさん
 ・らかんさんがそろったら…
 ・ペンとひきゃヒュー
 ・ごんべえさんの赤ちゃん
 ・おちたおちた
 ・弁慶さん
 ・大きな栗の木の下で

索引


高齢者リハビリテーション学大事典

高齢者リハビリテーション学大事典発行年月2011年6月
【内容】
●高齢者リハビリテーションにかかわるありとあらゆる情報を満載
老年学的概念(人口統計学、老化学説、薬物の影響、加齢に伴う心身の変化、高齢者リハビリテーションの基礎と臨床など)から臨床の実際、高齢者の人権や施設の管理・運営まで。
●根拠に基づいた医療(EBM)的介入を提示
EBMはボックスの体裁で紹介されており、より詳細な知識を求める人のために出典も明記されている。
●「ポイント」により要点をすぐにつかめる
各章の重要事項が「ポイント」として冒頭にまとめられていて、理解に役立つ。

<読者対象>
老年学・老年医学研究者、終末期医療関係者、理学・作業療法士、ソーシャルワーカー、ケアワーカーなど
医療機器関係の会社も?
【目次】

1 応用老年学概説
第1章 高齢人口に関する人口統計学
はじめに/人口の高齢化に関する研究の歴史的概観/人口統計学的処理と人口の年齢構造/高齢化する社会に見込まれる人口動態/高齢化する人口に見込まれる変化成分/少数民族高齢者の人口統計学的動向と見通し/世界の高齢化人口に見込まれる動向

第2章 老化学説の比較と相違点
はじめに/歴史的概観/老化の動物モデル/基本的な考察/老化学説/

第3章 生理学における老化関連性変化
はじめに/加齢に伴う心血管系の変化/加齢に伴う肺の変化/加齢に伴う筋骨格の変化/加齢に伴う筋の変化/加齢に伴う骨格の変化/加齢に伴う神経筋の変化/加齢に伴う中枢神経の変化/システム間のホメオスタシス/加齢に伴う末梢神経の変化/加齢に伴う感覚の変化/加齢に伴う胃腸の変化/肝、腎、泌尿生殖器の変化

第4章 老化の心理社会的側面
はじめに/心理社会的な老化学説/晩年の認知変化/対処を必要とする状況/せん妄/認知症/老化過程に関する信仰体系

第5章 老化の病的徴候
はじめに/疾患としての老化/心血管系の老化徴候/呼吸器の老化徴候/筋骨格の老化徴候/骨格の老化徴候/老化に伴う関節変化/関節リウマチ/神経・筋の老化徴候/老化の神経感覚徴候/老化でみられる胃腸疾患/直腸と膀胱の問題/腎臓の問題/内分泌疾患/癌/低体温/高体温

第6章 栄養問題の探究 
はじめに/消化器系の老化関連性変化/高齢者における慢性疾患と栄養/栄養状態の臨床的評価/高齢者に必要な栄養素/高齢者によくみられる栄養素の欠乏/栄養に及ぼす薬物の影響/栄養に及ぼすアルコールの影響/栄養に関連する老化説/運動、栄養と老化/栄養素の補完/高齢者のための栄養プログラム

第7章 高齢者における薬理学
はじめに/高齢者の薬物動態/高齢者における薬力学/高齢者の薬物に関連する問題/リハビリテーションにとっての服薬管理/リハビリテーション特有の考え方

第8章 高齢者リハビリテーションの基礎と臨床
はじめに/障害の定義/高齢者における能力障害の人口動態/虚弱:医学的に複雑な高齢者/高齢者の機能評価/介護者の機能的能力:リハビリテーション的な考察/高齢者リハビリテーションの原則/リハビリテーションの処方/身体拘束(抑制)/高齢者の転倒/
環境整備

第9章 患者評価
はじめに/準備/予測されるもの/問診/身体評価/環境評価/心理社会的評価/機能評価/

第10章 機能評価
はじめに/精神状態の測定/機能評価/高齢者用に修正された理学療法評価法

第11章 整形外科的疾患に関する考察 
はじめに/筋力/柔軟性/骨粗鬆症/骨減少症/骨軟化症/無血管性壊死/Paget病/変形性関節症/関節リウマチ/高齢者の脊椎/高齢者の脊椎疾患/上肢/上肢の末梢関節 /下肢/膝関節/足と足関節/

2 高齢者リハビリテーションの臨床
第12章 神経疾患に関する考察
はじめに/Parkinson病/脳卒中/Alzheimer病/バランスと転倒

第13章 心肺および心血管系疾患に関する考察
はじめに/心肺および心血管系疾患の頻度/運動における生理学的側面/加齢と疾患による心肺系の変化/運動による呼吸器系の反応/高齢者における運動トレーニングの利点/末梢循環に対する運動の利点/検査、評価と改訂運動テスト/運動処方/運動処方における特別な考察

第14章 皮膚に関する考察
はじめに/皮膚疾患の定義/皮膚と老化/創傷修復/創傷治癒における栄養の考察/患者と創傷の評価/創傷状態の病期分類と記録/細菌学/下肢の潰瘍/その他の創傷/創傷の管理/外科的適応/表面支持体/創傷ケア製品/代替医療と創傷治癒

第15章 地域密着型健診プログラムの確立
はじめに/予防/健康増進/高齢者の健康上の問題と症状の傾向/高齢者健診プログラムの問題点/一次予防/地域密着型健診プログラム/モデル・プロジェクト/スクリーニング・プログラムで特別に注意が必要となるもの

第16章 コミュニケーション
はじめに/コミュニケーションに影響する正常老化/チーム/診療記録/コンプライアンスとモチベーション

3 高齢者リハビリテーションの基本姿勢と管理・運営
第17章 老年学における倫理と心構え
はじめに/個人の態度/医学的意思決定/資源の配分/介護者のストレス/高齢者虐待/患者の尊厳/患者の権利/インフォームド・コンセント/死に関すること/拘束/少数民族問題と倫理/擁護:リハビリテーションチームの役割

第18章 教育と高齢者:学習、記憶、知能
はじめに/連想学習/情報処理/文脈学習/人間の記憶/問題解決/知能/運動学習/高齢者のための教育計画/治療環境における教育

第19章 高齢者サービスの管理 393
はじめに/管理の内容/財務と予算編成/人事、医療機器、必需品の組織化と計画立案/目標、理念、組織計画の設定/法的制約/人事:従業員関係/マーケティング

第20章 相談と研究
はじめに/医療相談の環境/相談業務の特定/相談手順/研究と加齢/加齢研究の問題点/根拠に基づいた実践/PEDroスケール

牽引


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いきいきヘルス体操 大田仁史の脳卒中発行年月2011年2月大田仁史/著
【内容】
脳卒中による片麻痺の人が、寝ていても、座っていても、椅子でも、立っていてもできる体操を組み立てたものが、この「いきいきヘルス体操」です。
【目次】
Part 1 脳卒中のリハビリテーション
 1.寝たきりの原因疾患
 2.廃用症候群とリハビリテーション
 3.寝たきり老人ゼロ作戦
 4.元気がなくなる理由
 5.障害をおうことの苦悩
 6.心の深淵で
 7.末梢性の麻痺と中枢性の麻痺
 8.基本動作と日常生活動作
 9.右麻痺と左麻痺
 10.リスクチェック
Part 2 いきいきヘルス体操
 いきいきヘルス体操―How to use
 椅子での体操1
 椅子での体操2
 床での体操1
 床での体操2
 寝てする体操1
 寝てする体操2
 起立での体操1
 起立での体操2
索引


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結果が出る!高齢者の運動機能 評価とトレーニング
発行年月2011年2月中村和志/著

【内容】
適正な介護予防トレーニングを行うのに必要な知識と、運動器機能向上を図るための安全で効果的な手順を、図やイラストを使ってやさしく解説した入門書です。リハビリテーションの専門職である理学療法士や作業療法士の数は10万人を超えましたが、リハビリ難民という言葉が聞かれるほどまだまだ環境が整っていないのが現状です。そこで本書では、リハビリテーションや介護予防トレーニングが必要な人、サポートする家族や介護士、ケアマネジャーなどを対象に、適正なトレーニングを行うために必要な運動器の仕組みなどの知識や、評価測定の行い方、具体的なトレーニング方法を解説しています。漫然としたトレーニングはもうやめて、この本で安全・効果的に進めましょう!
【目次】
第1章 意外と知らない「身体を動かすしくみ」のウソ・ホント
1―1 「運動器」って何?
1―2 運動器のトラブルって?
1―3 筋トレで全ては解決しない!
1―4 向上させやすいバランス機能
1―5 目標の設定が成功の鍵を握る!
1―6 視点を変えて別のトレーニングに
1―7 良いストレスと悪いストレス
1―8 自主トレーニングは有効か?
1―9 効果を出すには評価測定が重要
1―10 移動能力が社会参加を左右する
コラム 麻痺は「筋力低下」?
第2章 トレーニング前の重要な動きのチェック「評価測定」
2―1 そもそも評価測定って何?
2―2 どうやってすすめればいい?
2―3 まずは動きをよーくみてみる
2―4 いろいろと聞くのも大切
2―5 評価測定の項目を選択しよう
2―6 確認作業で合意形成
2―7 筋力を計る① 基本
2―8 筋力を計る② 瞬発的な筋力
2―9 筋力を計る③ 筋肉の持久力
2―10 バランスを計る① 基本
2―11 バランスを計る② 座っている時
2―12 バランスを計る③ 立っている時
2―13 バランスを計る④ 歩いている時
2―14 体力を計る① 基本
2―15 体力を計る② 持久力
2―16 関節可動域を計る① 基本
2―17 関節可動域を計る② 動かずに計る
2―18 関節可動域を計る③ 動いている状態で計る
2―19 麻痺を計る① 基本
2―20 麻痺を計る② 程度を分類する
2―21 痛みやしびれを計る① 基本
2―22 痛みやしびれを計る② 話を聞く
2―23 痛みやしびれを計る③ 道具を使う
2―24 手の機能を計る① 基本
2―25 手の機能を計る② 観察する
2―26 手の機能を計る③ 道具を使う
2―27 姿勢を計る① 基本
2―28 姿勢を計る② 姿勢から考えること
2―29 移動能力を計る① 基本
2―30 移動能力を計る② 歩行を計る
2―31 日常生活の動作を計る① 基本
2―32 日常生活の動作を計る② トイレ
2―33 日常生活の動作を計る③ 入浴
資料 代表的な関節可動域
第3章 データからみえてくること「課題分析」
3―1 課題を分析して目標を設定する
3―2 生活不活発で長距離が歩けない時
3―3 変形性膝関節症で長距離が歩けない時
3―4 生活不活発で転倒が多発している時
3―5 骨折等によりだんだん歩けなくなった時
3―6 片麻痺でだんだん歩けなくなった時
3―7 立ち上がりができなくなった時
コラム 短時間かつ効率的に対象者をみるコツ
第4章 いよいよトレーニングに突入!
4―1 トレーニング以前の注意点
4―2 最大筋力をアップさせるには
4―3 長い時間使える筋力を作るには
4―4 筋肉の使い方を変化させるには
4―5 座っている時のバランスをアップさせるには
4―6 立っている時のバランスをアップさせるには
4―7 歩行中のバランスをアップさせるには
4―8 持久力をアップさせるには
4―9 ストレッチの原則
4―10 ストレッチで動きを増やすには
4―11 関節の動きを増やすには
4―12 痛みやしびれを変化させるには
4―13 手や腕の使い方を変化させるには
4―14 姿勢を変化させるには
4―15 寝返り動作を変化させるには
4―16 立ち上がり動作を変化させるには
4―17 すり足歩行を変化させるには
4―18 トイレ動作を変化させるには
4―19 入浴動作を変化させるには
4―20 課題となる動きを変化させるには
コラム マシントレーニングのメリットデメリット
第5章 トレーニング効果を検証する
5―1 「改善する」ということ
5―2 トレーニング中にやるべきこと
5―3 期間をあけて再チェック
5―4 結果責任と説明責任
5―5 どこまで改善させるか
コラム 数値の違いは変化か誤差か
第6章 効果と人気がアップするトレーニングの進め方のコツ
6―1 目標はより具体的に
6―2 行動変容へ導くために
6―3 こだわりをしっかり把握
6―4 運動にこだわらない
6―5 結果を評価し、伝える
6―6 多彩な視点・多彩なサービス
6―7 営利の枠を越えることも必要
6―8 自主トレーニングの使い方
6―9 失敗をプラスに変える術
6―10 運動の専門家をうまく使う術
コラム 良いサービスを見極めるコツ
索引


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高齢者の理学療法発行年月2011年2月
【内容】
総人口に占める65歳以上の老年人口が増えている日本は、世界に類を見ないスピードで高齢化社会に向かっている。現在、高齢化率は21%以上であり、今後さらに高齢化は進み、40年近くにわたってこの状態が続くと言われている。超高齢社会の幕開けである。それに伴う医療費の高騰や、高齢夫婦および一人暮らしの増加によって家族介護に頼れないなど、さまざまな問題が生じている。これらの問題に対して、理学療法士はどのよう期待に応えることができるのか、今まさに問われている。
 本書では、高齢者の特性・障害(身体・精神・心理・QOL)および歴史的背景までを医学的知識だけでなく文化人類学的な視点からも解説。さらに急性期、回復期、維持期、在での宅理学療法の介入方法について、施設運営や福祉用具も含め、第一線で活躍されている方々が具体的な事例をとおして平易に述べた。高齢者を前にして悩める若い理学療法士にとって問題解決・質の向上の一助となる必携の実践書である。
【目次】
第1章 高齢社会と理学療法 / 森本  榮
第2章 高齢者の特性
  1. 高齢者の身体機能の特性 / 井手  睦
  2. 高齢者の精神機能の特性 / 先崎  章
  3. 高齢者の心理の特性 / 神定  守
  4. 日本の高齢者の特性―過去・現在・近未来 / 波平恵美子
  5. 高齢者のQOL / 小林 量作
第3章 高齢者の障害と理学療法
  1. 中枢神経障害 / 吉尾 雅春
  2. 骨関節障害 / 磯崎 弘司
  3. 呼吸障害 / 千葉 哲也
  4. 循環器障害 / 山本 周平,他
  5. 下肢切断 / 小嶋  功
  6. 内部障害 / 内山  靖
第4章 高齢者の施設内理学療法
  1. ストロークユニットにおける理学療法① / 東條友紀子,他
  2. ストロークユニットにおける理学療法② / 田村龍太郎
  3. 急性期における理学療法① / 前田 秀博
  4. 急性期における理学療法② / 吉田 久雄
  5. 回復期における理学療法① / 山中誠一郎
  6. 回復期における理学療法② / 井手 伸二
  7. 介護老人保健施設における理学療法① / 鐘江慎太朗
  8. 介護老人保健施設における理学療法② / 野尻 晋一,他
  9. 介護老人福祉施設における理学療法 / 湯元  均
  10.診療所外来における理学療法① / 大木 英明
  11.診療所外来における理学療法② / 岡田  亨
第5章 高齢者の在宅理学療法
  1. 高齢者における在宅理学療法 / 伊藤 隆夫
  2. 訪問リハビリテーションにおける理学療法① / 柳川  進
  3. 訪問リハビリテーションにおける理学療法② / 宮田 昌司
  4. 訪問リハビリテーションにおける理学療法③ / 小山  樹
  5. 訪問リハビリテーションにおける理学療法④ / 溝口 哲朗
  6. 通所リハビリテーションにおける理学療法 / 岡野 英樹
  7. 通所介護における理学療法① / 松井 一人
  8. 通所介護における理学療法② / 塩中 雅博
  9. 環境調整と理学療法①―車いす / 河添竜志郎
  10.環境調整と理学療法②―テクノエイド / 下元 佳子
  11.環境調整と理学療法③―インソール / 安倍 浩之,他
高齢者に対しての考え方
  理学療法士の先輩諸氏から,臨床経験を通じて蓄積された見識をコラムで表現した.これにより,若い理学療法士が臨床でマンネリ化せずに目標をもって働く原動力になることを期待する.
  1. 高齢者と価値を共有できるか / 島村 耕介
  2. 気づきある理学療法 / 齋藤 正美
  3. 誰のためのケアなのか / 備酒 伸彦
  4. 高齢者の理学療法における基本的な考え方と配慮点 / 小笠原 正
  5. 内なるエイジズムに気づく / 大渕 修一
  6. 臨床上で心がけていること / 田舎中真由美
  7. 全体像を捉える / 浅川 康吉
索引


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終末期介護への提言 「死の姿」から学ぶケア
発行年月2010年10月大田仁史/編著 鳥海房枝/著 田邊康二/著

【内容】
今日の介護の理念は自己決定、ICFに基づく生活支援、自立支援である。しかし、終末期をこの離縁だけで語るには限界がある。介護がやがて来る死を捉えるとき、その理念もまた捉え直す必要があろう。本書はこうした視点から、終末期の介護のあり方について提言する。
【目次】
第1章 「死の姿」(遺体)が語るケアのあり様(遺体の状態からケアのあり方をさかのぼる
遺体から評価する ほか)
第2章 終末期リハビリテーションの考え方(虐待から尊厳をとらえ直す
終末期リハビリテーションのとらえ方 ほか)
第3章 「死」を見据えてこその介護(ケアの本質を見失ってはいけない
「衰えがあって、その先に死がある」ということ ほか)
第4章 「終末期」を介護するということ(どのような状態を終末期とするのか
終末期体重減少時の食事を考える ほか)
第5章 身体面から終末期の生活の豊かさを支える(生活の豊かさを支える身体
終末期への関節可動域を維持する基本 ほか)
索引


icon icon 老年医学への招待発行年月2010年11月中村 重信 著 三森 康世 著
【内容】
高齢者が増え続けるわが国では「高齢者とのつき合いかた」は非常に大きな課題となっている.本書は,老年医学に関する総論から,老化がもたらす器官の変化や各種疾患,治療・ケア・リハビリテーションまで,高齢者とうまくつき合っていくための知識をやさしい視点でわかりやすく解説した.高齢者とかかわるすべての医療従事者におすすめできる.
【目次】

Ⅰ 老年医学とは ―高齢者とつきあうには老年医学が役立つ―
 1 老化とは ―歳を重ねると人はどう変わるか―
  A 歳をとれば老化するのか
  B 時間と老化
  C 平均寿命と平均余命
  D 人によって老け方が違う
  E 老化は病気か
  F 病的老化を防ぐ
  G 老化とは
  H 共 生
 2 老年病とは ―高齢者に特有な病気はあるか―
  A 老年病は老化と関係が深い
  B 老年病の特徴
  C 老年病と検査
  D 老年病に特有の病状
  E 老年病への対応
 3 老年医学的総合機能評価 ―高齢者の機能とその障害を総合的に評価する―
  A 老年医学的総合機能評価(CGA)とは
  B CGAに含まれる内容
  C CGAの適応と有用性
  D CGAの今後
 4 コメディカルと老年医学のかかわり ―高齢者のチーム医療―
  A コメディカルに老年医学が必要なわけ
  B 高齢者医療を支える人たち
  C 高齢者医療にかかわるときの原則
 5 高齢者や家族との話し合い ―病気についての情報をどう伝えるか―
  A 病態に関する情報
  B 告知ということ
  C 告知の義務
  D 自己決定権
  E 病態を上手に伝えるために

Ⅱ 人の老化と老年病 ―老化を基礎にして老年病になる―
 6 神経系の老化と病気 ―神経が老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 神経系の老化
  B 高齢者の神経の病気
   ⅰ)脳卒中
   ⅱ)認知症
   ⅲ)パーキンソン病
   ⅳ)筋萎縮性側索硬化症(ALS)
   ⅴ)小脳変性症
   ⅵ)髄膜脳炎
   ⅶ)免疫性神経疾患
   ⅷ)末梢神経障害
   ⅸ)脳腫瘍
   ⅹ)頭部外傷
 7 循環器系の老化と病気 ―心臓や血管が老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 高血圧
B 動脈硬化
C 老化に伴う心臓の変化
D 心筋梗塞
  E 高齢者のその他の循環器病
 8 呼吸器系の老化と病気 ―呼吸器の老化が老年病を起こす―
  A 老化による呼吸器の変化
  B 高齢者の呼吸器の病気
 9 代謝・内分泌系の老化と病気 ―ホルモンや代謝は高齢者でどう変わり,病気になるか―
A 代謝回転と老化
  B 糖代謝
  C 脂質代謝
  D 甲状腺
  E その他のホルモンや物質の老化による変化と病気
10 消化器系の老化と病気 ―胃や腸などが老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 老化による消化器の変化
  B 高齢者の消化器病
11 皮膚・感覚器系の老化と病気 ―眼,耳,鼻,皮膚が老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 眼の老化による変化
  B 眼の老化による機能変化
  C 眼の病気
  D 難聴の分類
  E 聴覚機能の評価
  F 聴覚の病的状態
  G 老化による嗅覚の変化
  H 老化による皮膚の変化
  I 皮膚の病気
12 骨・運動器の老化とその病気 ―骨,関節,筋肉が老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 老化による骨の変化
  B 老化による運動器の変化
  C 高齢者の骨・運動器の病気
13 腎泌尿器・生殖器系の老化と病気 ―腎臓,膀胱,生殖器が老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 老化による腎臓の変化
  B 高齢者の腎臓の病気
  C 加齢による尿路・生殖器の変化
  D 高齢者の尿路・生殖器の病気
  E 高齢者と性
14 免疫・血液系の老化と病気 ―身体の防御が老化によりどう変わり,病気になるか―
  A 血液の老化による変化
  B 高齢者における血液の病気
  C 老化と生体防御機構の変化
  D 高齢者の膠原病
15 高齢者の感染症 ―感染症は老化により,どう変わるか―
  A 高齢者の感染症
  B 高齢者に多い感染症

Ⅲ 老年病の治療,ケア,リハビリテーション,福祉 ―高齢者が楽しく暮らせるようなマネジメント―
16 老年病の予防と治療 ―老年病を予防・治療するとき注意すべき点―
  A 老年病の予防
  B 薬物療法の問題点
  C 高齢者の栄養治療
  D 外科治療とその問題点
17 高齢者のリハビリテーション ―年齢によるリハビリテーションの仕方の違い―
  A リハビリテーションとは
  B 障害の評価
  C 高齢者のリハビリテーションの問題点
  D 高齢者のリハビリテーションの実際
  E 高齢者のリハビリテーションはチームリハビリテーションである
18 リスク管理 ―高齢者の安全を守るために何をすべきか―
  A 転 倒
  B 誤 嚥
  C 褥 瘡
  D 脱 水
  E 意識障害・失神・てんかん
19 老年病に対する社会的対応 ―社会と高齢者のかかわり合い―
  A 介護保険制度
  B 老人施設
  C 在宅サービス
  D 地域密着型サービス
  E 介護保険以外のサービス
  F 介護保険制度の問題点と対策
  G 成年後見制度
  H 運転免許
20 終末期医療・ケア ―高齢者が死をどう迎え,どうケアするか―
  A 高齢者の死の現況
  B 高齢者の終末期の定義とその特徴
  C 高齢者終末期医療・ケアの目標
  D 摂食障害に対する対応
  E 事前指定書
21 老年医学が目指すもの ―これからの老年医学―
  A 高齢者の多様性
  B 高齢者の尊厳
  C 医療の役割
  D コメディカルの役割
  E これからの老年医学
おわりに
索引

icon icon 完全図解 介護予防リハビリ体操大全集発行年月2010年10月
【内容】
リハビリ・介護予防の第一人者による決定版!
寝たきりを防ぐ、寝たきりから脱出する実践ノウハウ満載!
ベストセラー『完全図解 新しい介護』『実用介護事典』『完全図解 
高齢者介護 急変時対応マニュアル』に続く、待望の第4弾!
長年の臨床経験とリハビリテーション医学にも基づいて考案した全343の体操を完全網羅。
障害者から高齢者まで幅広い層に役立つ実践書
「短時間でもからだを動かすだけで、寝たきりを予防したり、寝たきりからの脱出が期待できます」
  茨城県立医療大学名誉教授
  茨城県立健康プラザ管理者 大田仁史
「(大田)先生が提案された体操は、リハビリテーション医学に裏打ちされた、
深く納得できるものなのである」
  生活とリハビリ研究所代表
           理学療法士 三好春樹
索引

icon icon
高齢者のためのかんたん・楽しいレクリエーション 発行年月2010年10月
【内容】
介護施設やデイサービス等の福祉施設で行う、簡単なレクリエーションともの作りを紹介した本です。高齢者になると体を動かすのがおっくうになったり、他人と共同で何かをするということが減ってきたりします。そんな時に役立つのがレクリエーションです。レクリエーションを行うことによって、体を動かし、楽しく笑い、仲間と触れ合うことで、心と体が健康になっていきます。本書では、レクリエーションの手順をわかりやすく解説するのはもちろんのこと、盛り上がるためのポイント、アレンジを加えてより楽しくするポイント等を紹介しています。また、手先を使った簡単な「もの作り」も紹介しています。実際に形になる「もの作り」は、ものだけが残るのではなく、思い出として心に残ります。介護に携わる方にぜひおすすめの一冊です。
【目次】
レクリエーションを盛り上げる5つの秘策
盛り上がりレクリエーション?テクニック
お年寄りもスタッフも一緒に盛り上がろう!
レクリエーションゲーム
1 いけにえドッヂボール
2 風船バレー
3 風風(ふうふう)バレー
4 ふわらふわら
5 ミサイル総攻撃
6 ベンチホッケー
7 渚のバレー
8 パンチボール
9 風船送り
10 かぼちゃ
11 たまたま玉入れ
12 サイコロマッサージ
13 いけいけリング
14 うちわ卓球
15 動く輪投げ
16 ベンチサッカー
17 デカベンチ
18 ハラハラボール
19 一反木綿
20 ファイトオー!
21 ロシアンルーレット
22 ネコの便所
23 ジャンケンマッサージ
24 似合うかしら
25 お金持ちゲーム
26 輪くぐり
27 缶積みゲーム
28 指出し
29 歌で肩たたき
30 メートルゲーム
31 一貫目
32 一足して完成!
33 記憶力体操
34 イケ面・ゲーム
35 犯人は誰だ?
36 神経衰弱
37 県名ビンゴ
日常の暮らしに役立つ「小物」たちを作ってみよう!
1 素敵な箸袋
2 鍋敷き
3 菓子皿
4 独楽
5 和紙でつくる絵手紙
6 紋切り(切り紙)
7 ネームプレート
8 野菜のマグネット
9 紙バンドの籠
牽引

icon icon

高齢者の口腔機能評価NAVI発行年月2010年7月
【内容】
●高齢化社会を迎え,歯科医療従事者の間にも口腔機能のリハビリテーションに対する考えが浸透しつつありますが,口腔機能に対する評価が十分ではないこともあるようです.
●本書では,高齢者の口腔の運動機能の低下の評価について,「評価のポイント」「評価の仕方」「評価結果に基づく対処法」までを動画とともにイラストや写真を多数用いてやさしく解説しました.
●患者さんの声の“質”に耳を傾けること──これは,口腔機能を評価する時に最も有効な手掛かりとなります.付属のDVDビデオ(約15分)には,「評価時の基準となるよう,機能障害のある咽喉頭部あるいは対処後の当該領域の様子,障害によって変性した患者の声等」を収録しています.
●患者さんを診断する医師・歯科医師はもとより,患者さんの生活習慣指導に携わる機会の多い,歯科衛生士,看護師,言語聴覚士,リハビリテーションスタッフの方々にも理解しやすいよう解説した,日常臨床に密接したガイドブックです.
【目次】
序文
 付録DVD使用にあたって
I編 何をみて何を評価するの?
 1章 全身の運動障害をみる―初診時に目でみてわかること(西脇恵子)
  ・運動障害把握のポイント
   1)歩行 2)体幹・姿勢 3)上肢の機能 4)不随意運動 5)顔面全体の観察
  ・おもな運動障害の特徴
   1)上位運動ニューロン障害 2)下位運動ニューロン障害 3)錐体外路系運動障害 4)運動失調
 2章 認知レベルを知る―高次脳機能と食べること(西脇恵子)
  ・認知機能の解説と評価
   1)認知機能とは 2)認知機能の食べることへの影響 3)認知機能低下による機能検査への影響 4)認知機能のスクリーニング検査
 3章 服用薬を知る―高齢者が服用している薬剤の副作用等(田村文誉)
  ・服用薬の影響
   1)口腔機能(摂食・嚥下機能)に影響を与えるおもな薬剤 2)口腔乾燥を生じる薬剤
 4章 患者の声質からわかること―口腔・咽喉頭の機能低下(西脇恵子,菊谷 武)
  ・声の変化
   1)口腔機能低下を疑う声や構音の変化 2)咽頭機能の低下を疑う声の変化 3)喉頭機能の低下を疑う声の変化 4)「鼻咽腔閉鎖機能不全に伴う声の異常」─いいなまし??─ 5)舌の運動機能不全を疑う声の異常─ひふさにさへし?─
 5章 食機能支援のために医療面接で確認すること―適切な口腔,身体状況の把握(菊谷 武)
  ・医療面接の確認事項
   1)既往歴の把握 2)現病歴の把握 3)現症の把握
II編 口腔機能の評価
 1章 口腔運動機能の評価―摂食・嚥下,発声発語における口腔の意義(菊谷 武)
  ・口唇,頬(顔面)の機能評価
   1)神経・生理 2)機能評価 3)機能障害時の臨床症状
  ・舌の機能評価
   1)神経解剖 2)機能評価 3)舌に認められる異常な動き 4)機能障害時の臨床症状
  ・鼻咽腔の機能評価
   1)神経解剖 2)咀嚼,嚥下,発声・発語における意義 3)機能評価
 2章 構音機能のみかた―声が出るしくみと構音の評価(西脇恵子)
  ・声が出るしくみと構音の評価
   1)発声発語のメカニズム 2)声が出るしくみ 3)構音とは 4)母音と子音 5)母音 6)子音 7)共鳴について 8)声について 9)構音について 10)プロソディーについて 11)会話明瞭度の評価 12)おもな障害の構音の特徴
III編 咀嚼機能の概要とその評価法
 1章 咀嚼とは 中枢からの考察(菊谷 武)
  ・咀嚼のしくみ
   1)咀嚼のしくみ 2)咀嚼障害の考え方
 2章 咀嚼とは 発達過程からの考察(田村文誉)
  ・咀嚼の発達
   1)栄養摂取方法 2)哺乳期能 3)哺乳行動 4)摂食機能の発達
 3章 咀嚼の評価方法 食事場面の観察
  ・観察のポイント(田村文誉)
   1)基礎情報 2)口腔内の状態 3)食事環境 4)口腔周囲の観察―口唇・口角・顎・頬の協調運動をみる
  ・咀嚼の評価(菊谷 武)
   1)テストフードを用いて観察する 2)咀嚼運動に影響を与える高齢者の原始反射
IV編 歯科補綴的対応
 1章 嚥下機能補助装置による対応(菊谷武,田村文誉)
  ・嚥下機能補助装置
   1)舌接触補助床(PAP:palatal augmentation prosthesis)
   2)軟口蓋挙上装置(PLP:palatal lift prosthesis)
   3)Swalloaid
 文献
索引


icon icon 転倒予防のためのバランス運動の理論と実際発行年月2010年7月
【内容】
■わが国の平均寿命は世界一であるが,寿命が延伸することはよいことばかりでなく,機能的障害や支援を要するような疾患も増加する。
■また,高齢者のみの世帯や独居生活の高齢者が増えており,支援を必要とせず,一人で生活できる能力や機能を維持しておくことが大きな課題となっている。
■高齢者の自立を損なう大きな要因の1つとして転倒があげられており,転倒により寝たきりの状態になったり,場合によっては死にいたる危険性もある。
■しかし,最近の研究では,トレーニングによって転倒は予防することができるといわれており,現在,さまざまな取り組みがなされている。
■本書では,この転倒にかかわりが大きいといわれるバラン能を改善すべく,そのトレーニング方法について,多くの図や写真を用いて具体的に示した。
【目次】
第1章 健康づくりのための運動とは?
第2章 転倒の内的要因および外的要因
 I. 転倒の要因
 II. 転倒の内的要因と外的要因
 III. 転倒に関する心理的要因
第3章 転倒とバランス能
 I. バランス能に影響する要因 視覚系/前庭系/体性感覚系/筋機能(筋力)
 II. 転倒とバランス能 バランス能の分類/静的バランス能と転倒の関連/動的バランス能と転倒   の関連
第4章 バランス能の測定と評価
 I. 主観的評価 Guralnikテスト/Bergバランススケール/Tinettiのバランスと歩行評価
 II. パフォーマンス評価 静的バランス/動的バランス/歩行速度と移動能力
 III. 筋力評価
第5章 加齢に伴うバランス能の変化
 I. 静的バランス能の加齢変化
 II. 動的バランス能の加齢変化
第6章 加齢に伴う筋量,筋力の変化
 I. 加齢に伴う骨格筋量の変化
 II. 加齢に伴う筋力の変化
 III. 筋力の低下と転倒のリスク
第7章 バランス運動の効果
 I. 身体運動の生理的効果 転倒予防に対する運動の効果/健常者に対するバランス運動の効果   /虚弱高齢者に対するバランス運動の効果
 II. 転倒予防に対する心理的影響と介入効果 転倒と心理的特質/転倒不安を軽減するための介   入と評価/運動介入による心理的効果
第8章 バランス運動の実際
 I. 健常者に対する運動の実際と指導法 静的バランス運動/動的バランス運動/バランス運動の   実際/筋力アップ(レジスタンス運動)の指導/歩行とトレーニングの工夫
 II. 虚弱者に対する運動・リハビリテーションの実際と指導法 虚弱者に対する運動指導/バランス   能が著しく低下している人に対する運動指導/脳卒中やパーキンソン病患者に対するリハビリ    テーション指導/立位バランス障害をきたす代表的な疾患/脳卒中患者に対するリハビリテー   ション指導/パーキンソン病患者に対するリハビリテーション指導/リハビリテーション指導の注   意点
第9章 運動指導(支援)の心得

索引

icon icon 高齢者橈骨遠位端骨折の治療 早期ADL回復をめざして発行年月2010年8月
【内容】
高齢者の増加に伴い高齢者橈骨遠位端骨折の件数も増加している。高齢者においては骨密度やADLを踏まえた治療方針を立てる必要があり,手術の適応・術式もまた変わる。本書では高齢者橈骨遠位端骨折の治療法の選択とその手技を,多数のカラーイラストとDVDに収録した動画で詳細に説明している。本文中では,手術手技の基本的な流れの解説のほか,「手術のコツ,注意点」「トラブルシューティング」を随所に掲載し,術中トラブルや合併症への対処法なども解説している。
【序文】
「OS NOW Instruction No.15:高齢者橈骨遠位骨折の治療」の企画を担当させて頂きました。橈骨遠位骨折は四肢で最も多い骨折であり、中でも頻度の高い伸展型関節外骨折はコーレス骨折、関節外・関節内骨折の両者を含む場合は橈骨遠位端骨折Fracture of the distal end of the radiusと呼ばれ、近年では橈骨遠位骨折 Fracture of the distal radius, Distal radius fractureも用いられます。
 日本はかって例を見ない超高齢社会を迎えており、骨粗鬆症の増加に伴い骨折が急増しています。骨粗鬆症性骨折のうち、大腿骨頚部・転子部骨折と椎体骨折は生命予後を悪くしますが、最も発生数の多い橈骨遠位骨折は生命予後に影響を及ぼさないことが報告されています(Cauley JA: Risk of mortality following clinical fractures. Osteoporosis Int, 11:556-561, 2000.)。一方、核家族化により一人暮らしの高齢者(独居老人)が増加していることからも、高齢者の橈骨遠位骨折では早期機能回復がADL, QOLの観点から重要になります。
 高齢者の橈骨遠位骨折は合併する骨粗鬆症により、受傷時に転位の少ない例でも転位が進行し、さらに徒手整復により良好な整復が得られた例でも再転位を生ずる傾向があります。骨粗鬆症が高度な例は従来の手術法では、強固な固定を得る事は困難でした。近年、ロッキングプレートやロッキングネイルが開発され軟骨下骨の支持(subchondral support)による強固な固定が可能になったことに伴い手術例が飛躍的に増加しています。一方、高齢者では軽度の変形が残存しても機能障害は少ないことから保存療法も重要な位置を占めています。現在は保存療法を含めた治療体系にロッキングプレート・ネイルが加わったことにより手術適応が広がり、各治療法の適応も変化してきたと考えています。
 「OS NOW Instruction No.15」では、経験豊かなその分野の第一人者に「高齢者橈骨遠位骨折」の治療法とその「手術適応」を記載してもらいました。術前準備に必要な項目は「術前再チェック」として漏れなく述べられています。「手術のアウトライン」と「手術手技」が順序立てて記述されていることが術前のイメージトレーニングを可能にしています。また、術中に必要となる「コツと注意点」、「トラブルシューティング」、さらに「術後合併症とその対策」、「後療法」も詳述されています。本特集では豊富なイラストと動画(DVD)により手術手技とコツを詳述して頂きました。手術適応を理解し、その手技を身につけて臨床に役立てて頂けることを願っております。
2010年7月
金谷文則
索引

icon icon 大田仁史講演集 6
地域リハビリテーションの本質 地域をネットワークで変える

大田仁史/著 発行年月2010年6月
【内容】
この講演は、茨城県地域リハ支援センター(県立医療大学付属病院)が主催して行われた、茨城県地域リハビリテーション・アドバイザー養成事業カリキュラムの番外の講演会記録である。 
【目次】
第一章 限りなく生まれるニーズを汲みとる
 1 地域リハに関連する主な要因
 2 地域のリハ・ニーズ
第二章 活力あるネットワークを求めて
 1 地域リハ活動の推進のために
 2 「連携」とは何か
 3 連携のための条件
 4 地域リハにおける連携を進めるために
 5 地域リハ活動はシステムづくりが重要
第三章 リハ力のある地域へ
    ―住民のリハ・リテラシーを高めるのが基本
 1 地域社会のリハ力の向上
 2 活動の基本と専門職
 3 専門職能の仕事
第四章 障害で崩れゆく地域生活の縁

索引

icon icon 高齢者の機能障害に対する運動療法 運動療法学各論発行年月2010年5月
【内容】
わが国の「高齢者の機能障害」に対する運動療法学の今日的到達点をこの分野の初学者にもわかるように簡潔,平易に記してある.理学療法臨床家として,遭遇するであろう「高齢者の機能障害」に対する運動療法をもこなすに足る,必要十分な知識と実践技術を記載.
「I.高齢者の運動機能」では,疫学的視点から高齢者の運動機能の特性や運動機能と健康寿命や介護予防との関連について述べた.「II.高齢者の運動療法に関するエビデンス」では,システマティックレビューを中心に高齢者の運動効果に関するエビデンスを詳細に記載した.「III.高齢者の運動機能評価」では,高齢者に対して行う評価をほぼすべて網羅し,その基準値もできるだけ記載した.「IV.高齢者に対する運動療法」では.高齢者に対する運動療法の理論と実際について詳細に述べた.「V.高齢者の転倒予防に対する運動介入」では,高齢者の転倒の実態と評価方法,介入の実際に関して述べた.「VI.高齢者の認知的側面からみた運動介入」では,dual taskでの評価や運動介入を中心に最新の知見と共に述べた.「VII.高齢者の姿勢アライメント障害に対する運動介入」では,高齢者に特徴的な姿勢アライメントの評価や運動介入の実際に関して記載した.「VIII.地域での介護予防事業」では,地域での介護予防事業,特にトレーニング事業を中心に述べた.
【目次】
I.高齢者の運動機能
 1.高齢者の特性─老年症候群─
 2.加齢による運動機能の変化
 3.小売り絵社の運動機能と健康増進・介護予防との関連
II.高齢者の運動療法に関するエビデンス
 1.高齢者の筋力トレーニング効果に関するエビデンス
 2.高齢者のバランストレーニング効果に関するエビデンス
 3.高齢者の持久力トレーニング効果に関するエビデンス
 4.高齢者のADL・QOL向上のための運動療法のエビデンス
 5.高齢者の転倒・骨折予防のための運動療法のエビデンス
 6.高齢者の身体活動促進のためのエビデンス
 おわりに
III.高齢者の運動機能評価
 1.高齢者の筋機能の評価
 2.高齢者の持久力の評価
 3.高齢者のバランス能力の評価
 4.高齢者の敏捷能力・筋パワーの評価
 5.高齢者の移動能力の評価
IV.高齢者に対する運動療法
 1.高齢者に対する運動療法の基礎理論
 2.高齢者に対する運動療法の実際
 おわりに
V.高齢者の転倒予防に対する運動介入
 1.高齢者の転倒の実態
 2.転倒リスクの評価
 3.転倒予防に対する介入の実際
VI.高齢者の認知的側面からみた運動介入
 1.複数課題条件下での運動機能
 2.身体機能の認識
 3.障害物回避のための運動介入
VII.高齢者の姿勢アライメント障害に対する運動介入
 1.高齢者の姿勢アライメント
 2.高齢者の姿勢アライメントの評価
 3.高齢者の姿勢アライメントん障害に対する介入の実際
 4.車椅子坐位での姿勢改善に対する介入の実際
VIII.地域での介護予防事業─特にトレーニング事業
 1.介護予防事業とは
 2.地域でのトレーニング事業の意義とは
 3.地域でのトレーニング事業の理論的背景は
 4.地域でのトレーニング事業を成功させるには
 5.トレーニング事業の実際─住民主導型介護予防「鬼石モデル」を例に─
 6.地域でのトレーニング事業の側面
索引

icon icon 高齢期障害領域の作業療法発行年月2010年4月
【内容】
「評価からプログラム立案まで」、作業療法の臨床で役立つシリーズ。本書は、高齢者に対する作業療法について、実践現場ごとの特性もふまえて解説。疾患・障害別、場面別の豊富な事例も収載し、医療から福祉・地域へ広がる「地域に根ざした作業療法」の理論と実践を提示する。
【目次】
第I部 総論 高齢者に対する作業療法
A わが国の高齢者の現状
B 高齢者に対する作業療法の知識
C 高齢者に対する作業療法の過程
D 高齢期作業療法の評価ツール
E 場の特性と高齢者の作業療法
第II部 各論 高齢者に対する作業療法の実践事例
A 疾患・障害別作業療法の展開
  重度の麻痺と失語症/低栄養に伴う廃用症候群と意欲の低下
  /骨折による廃用症候群/認知症
B 活動参加に焦点をあてた高齢者への作業療法の展開
  虚弱高齢者/閉じこもり高齢者/作業の成功体験/意味ある
  作業への参加
C 場面別作業療法の展開
  予防的作業療法/重度寝たきりから自宅復帰/通所リハビリ
  テーション/社会参加/訪問作業療法/終末期
索引

icon icon
新老年学発行年月2010年1月
【内容】
基礎生物学、老年医学、老年社会学、福祉工学を総合した最新老年学のエンサイクロぺディア
老年学における多方面の基礎研究者、臨床家、社会学者、広範の医療従事者のための教育指導書としての必読の書。
【本書の特色】
・この10年の研究の進歩をふまえ高齢社会のさまざまな課題とその対策を網羅した。
・第2版の項目を見直し、242名の執筆者がその研究成果を盛り込み、全面的に書き下ろした。
・百寿者研究や老年医学の項目、高齢者支援機器・技術の新規追加などにより第2版より600ページ増。
【本書の内容】
日本における「老年学」の英知を結集した定評ある大事典、待望の全面改訂第3版。医学的にみて多くの点で成人と異なる高齢者の診療や介護、支援を行うための基礎となる知識を網羅する。研究者、臨床の医師やコメディカル、民間事業者など多くの関係者にとっての必携の一冊となる。全人口の22%を65歳以上が占める超高齢化社会である現在の日本で最も必要とされる基本図書。
【目次】
I 老化の生物学
第1章 老化の理論および機構
第2章 生体調節機構と老化
第3章 環境因子と老化
第4章 老化遺伝子
索引


icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 整形外科学 PT OT発行年月2010年2月
【序文】
運動器疾患とは,一般的に整形外科で対象とする疾患を指し,骨,関節,靱帯などの骨格系器官や神経・筋に関する疾患や外傷による疾患である.整形外科は検査法および外科的方法の画期的進歩を遂げる一方で,術後という立場からリハビリテーション医療(以下,「リハ医療」と略す)は後療法といわれてきた.
 リハ医療の対象となる運動器疾患に特徴的な障害は,関節拘縮,筋力低下・持久力低下,疼痛,歩行障害,日常生活活動(ADL)障害である.また,リハ医学とは,「従来の臓器別の生命維持のための臨床医学とは次元を異にし,人間に備わった二本足歩行,手の使用という知的・創造的な機能(津山直一),さらに言語を媒介としての意思の疎通をはかる人間独特な機能を対象とする医学」であり,人間らしさを求める医学であると考える.
 リハ医療のなかで,理学療法士(PT)は運動療法および物理療法を駆使し治療するスペシャリストであり,作業療法士(OT)は作業という媒介を使い治療するスペシャリストである.運動器疾患を学ぶことは,運動器の基礎知識をもっていれば,それほど難しいものではない.しかしながら,近年になり疾患の詳細な分類,高度な手術法,および材料によりきめ細かな対応が求められてきているため,PT・OTにおいてもそれに順じ応ずべきである.
 改訂第3版では,本書のオリジナルな特徴を生かしながら,さらに学習しやすいように図表を多く取り入れ整理している.また,「Advanced Studies」「NOTE」の充実,セルフアセスメントの追加も行った.目次こそ変更はないが,本文も細部にわたり確認・見直しを行い,PT・OTを目指す学生諸君にとって必要かつ十分な内容になったと自負している.
 「リハにおいてはその人が何を喪ったかが問題ではなく,その人に何が残されているかが問題なのである」(Rusk, H.A.),「患者自身が自分を治すこと,それこそまさに理学療法の奥義である」(Cotlon, F.J.,津山直一訳)という名言がある.最大限に学んだ知識を駆使し,しかしおごらず,謙虚な態度で温かく診療にあたっていただくことを願っている次第である.
2009年12月  立野 勝彦
【目次】
序説 PT・OTと整形外科のかかわり
 1 整形外科基礎知識
 2 運動器の評価および検査法
 3 整形外科的治療法
整形外科疾病論
 4 炎症性疾患
 5 代謝・内分泌性疾患,退行性疾患
 6 先天性骨・関節疾患
 7 循環障害と壊死性疾患
 8 骨・軟部腫瘍
 9 神経・筋疾患
 10 脊椎の疾患
外傷性疾患
 11 骨折
 12 脊髄損傷
 13 関節における外傷性疾患
 14 末梢神経における外傷性疾患
 15 腱・靱帯における外傷性疾患
 16 スポーツ傷害
 17 熱傷
 18 切断および離断
セルフアセスメント
  索引

icon icon 標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 老年学 PT OT発行年月2009年12月

iconicon シダーの挑戦 リハビリテーションを通じて高齢者の自立をサポート
発行年月2009年11月鶴蒔靖夫/著
【内容】
リハビリテーションに特化した介護サービスを展開する株式会社シダー。零細企業が多くを占める介護業界において、大規模経営を標榜するシダーの事業を紹介するとともに、経営理念・哲学について検証する。
【目次】
第1章 急速に進む高齢化と介護サービスの現状―高齢者の自立をサポートするために
第2章 リハビリ重視の介護サービスを展開するシダー―目的は自立した高齢者の生活
第3章 いきいきと暮らしていけるステージを提供―自立をサポートするシダーの事業
第4章 地域社会を支える人材の育成
第5章 リハビリ現場の経営理念と人生哲学
第6章 この先のリハビリテーションを展望
索引

iconicon icon 維持期リハビリテーション 生活を支えるリハビリテーションの展開発行年月2009年10月
【内容】
急速に高齢化が進む社会で、いま、リハビリテーション医療サービスのあり方が問われている。
高齢者・障害者は急性期(救急)から早期離床、回復期で集中的にリハビリテーションを行った後、長い地域での生活が待っている。障害を持ちながら地域で安心して生き生きと、自立して暮らすためには、地域づくりも含めた維持期でのリハビリテーションシステムの構築が不可欠である。サービス提供体制や人的資源など、まだまだ十分に整備されているとはいえないが、誰もが迎える最期の刻まで寄り添い、豊かな人生を送れるよう支援することが、維持期リハビリテーションの実践といえる。
本書は具体的な維持期リハビリテーションサービスの活用事例の紹介、各職種との連携の実際、そして統合的なリハビリテーションサービスが実施できる体制や将来のあるべき姿を提言している。
目まぐるしく変わる制度の中で、地域や利用者のことを第一に考え、熱意と愛情を持って維持期リハビリテーションに取り組んでいるすべての人への支援となる一冊。
【目次】
第I章 維持期リハビリテーション
第II章 維持期リハビリテーションの現状と課題
第III章 地域につなぐためのリハビリテーション・システム
第IV章 やすらかな最期を迎えるために

索引

iconicon icon そろそろ、能天気 リハビリ医が考えたからだもこころも元気に老いるための10か条
発行年月2009年10月大田仁史/著
【目次】
第1章 能天気流自分史を書こう 
第2章 堪忍袋の緒を太くする 
第3章 ため息が小さい
第4章 好奇高齢者のススメ
第5章 遺言状を書いた
第6章 能天気で行こう

索引

icon 目からウロコ!三好春樹のまちがいだらけの片まひリハビリ2009年07月01日三好春樹/著
【内容】
介護が必要となる原因で最も多いのは、脳卒中の後遺症などによる片マヒ。三好春樹先生が「寝たきりにならずに、日常生活が自分でできる」ための具体的な介護法を伝授します。―――介護が必要となる原因で最も多いのは、脳卒中の後遺症などによる片マヒです。しかしその実態や介護の方法については、誤解が少なくありません。この本では「病院にまかせきりの介護はまちがいだらけ」「生活に根ざした、持続的なリハビリこそが効果的」という観点から、「寝たきりにならずに、日常生活が自分でできる」ための方法を具体的に伝授します。著者はまず「状態の悪い人ほど、外へ出さなければならない」などの言葉で、片マヒについてのまちがった常識をくつがえします。そのうえで、片マヒの実態、実生活に役立つ介護の方法、自分で日常生活をするための方法を、具体的に説明します。寝返り・起き上がり・立ち上がりなど基本的な動作、食事・排泄・入浴・着替えなどの毎日の生活、介護用具の選び方や使い方などについて、分かりやすい文章と豊富なイラストで解説。三好春樹先生は、介護の現場での長年の体験で得た知恵と理論で、実際に介護にかかわる家族や専門家たちから大きな支持を集めている理学療法士です。

索引

icon 高齢者障害の理学療法2009年06月
【内容】
運動障害モデルを基本に、高齢者障害の自立度について、臨床での著者自身の経験と運動・生活・心理・社会的変数による分析とで解説した高齢者障害の理学療法の入門テキスト。
索引


icon
大田仁史講演集 32009年05月
【あとがき】
最近,「介護予防」 と 「終末期リハビリテーション」 について,依頼される講演が多い。多いということは1つのトレンドなのだろう。しかし,よく考えると双方ともまだ確立された概念とは言いがたく,議論は尽きない。
介護予防について,議論を深めていくと,どうしても人の死まで言及しなければならなくなり,そうなると,「終末期リハビリテーション」 とセットになってしまう。筆者のなかでは,明確なのであるが,なかなか世間さまは認めにくいらしい。しかし,ともかくこの問題は避けては通れない。
最近,介護関係の方々に呼ばれることが多いのは,終末期医療の議論が多いことと,もう1つは,介護の現場がその活動の拠り所を見失っているからではないか,と思うのである。後の課題は,まことに深刻で,何とか介護をする人たちに仕事に自信をもってもらいたいと思って,繰り返しになっても,講演を引き受けることにしている。
したがって,講演集にまとめると同じような内容になるのであるが,それはやむを得ないことであるからご容赦願いたいのである。ことに,超高齢社会の 「死に場所」 については行政をも巻き込み,真剣に議論する必要があると思っている。今ならまだ間に合うと思う。
一連の論旨は変わらないが,話の組み立てに多少の変化があるかもしれないので,繰り返し読んでいただけるとありがたい。
平成二十一年一月吉日 大田仁史
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iconicon icon MEDICAL REHABILITATION Monthly Book No.104(2009.4)2009年04月




iconicon icon 老年期の作業療法2009年03月

iconicon icon エビデンスに基づく高齢者の理想的な運動プログラム2008年08月
【内容】
老年期における身体活動の有効性についてエビデンスを提示さまざまな障害を持った高齢者の問題、最適な治療方法についても解説した、運動療法トレーニングの手引き
【目次】
高齢化する人々に必要な身体活動、運動そして健康
高齢者にとっての身体活動の健康上の利点—エビデンスへの疫学的アプローチ
活動的なおばあちゃん:高齢女性における身体活動の利点と障害、そして最善の改善方法
医療専門職が高齢者の身体活動や運動練習を促進するには
高齢化する労働者の運動と健康
活動的生活様式を維持するうえでの生体力学的および神経筋的な考慮点
骨粗鬆症のリスクを減じるための運動と食事の方法
高齢者のための筋力強化
高齢者における筋機能の減退—運動による損失の修復
高齢者の骨折後リハビリテーションのための運動療法ガイドライン
変形性関節症患者の身体活動と運動
高齢者において通常の身体活動や運動練習を阻害する一般的な足部障害:予防と治療
身体活動と転倒予防
健常高齢者と動作障害を伴う高齢者の姿勢コントロール、動作、身体活動に対する二重課題干渉の影響
呼吸循環器系や筋骨格系の症状をもつ高齢者が運動練習を行う際の注意と禁忌
高齢2型糖尿病患者に対する運動トレーニング

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iconicon icon 高齢者のための転倒予防10種運動2008年08月
【内容】
誰でも気軽に取り組めて、無理なく続けられる10種の運動を考案。この運動を続ければ、筋力のアップだけでなく、柔軟性やバランス感覚も向上することができる。また、10種運動の解説の他、転倒の基本的な知識、転ばないための住環境整備など転倒予防のヒントが満載。10種運動ポスターも付いている。
【目次】
第1章 高齢者と転倒(閉じこもりは寝たきりの始まり
高齢者と転倒
転倒の原因
転倒の発生頻度
転倒予防の重要性)
第2章 転倒予防10種運動の実践(転ばない身体をつくろう
運動の負荷量
転倒予防10種運動
転倒予防10種運動/立位
転倒予防10種運動/座位)
第3章 10種運動にプラス(みんなで取り組む転倒予防
リズム運動と歩行運動
転倒予防に役立つレクリエーション
運動機能の測定
転ばないための環境調整)

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iconicon icon リハビリ忍法帖2008年08月大田仁史/著

iconicon icon 拘縮の予防と治療2008年07月
【目次】
拘縮の実態
関節のしくみと拘縮の発生
関節構成体による拘縮の病理と病態
筋による拘縮の病理と病態
拘縮の評価
拘縮の予防
拘縮に対する装具療法・運動機器を用いた理学療法
拘縮に対する物理療法
拘縮に対する徒手療法
拘縮の外科治療

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iconicon icon 高齢者リハビリテーションと介護 決定の自立を支える100のヒント We will try!備酒伸彦/著2008年06月
【内容】
本書は、“高齢者リハビリテーション”と“高齢者介護”の知恵を、「100のヒント」としてまとめたものです。高齢者リハビリテーション、高齢者介護に関わる方々に読みやすいように、一話完結で100項目について整理してあります。
【目次】
第1章 「治す」のか「支える」のか
第2章 思いこみ
第3章 人を動かすもの
第4章 チームワーク
第5章 技術が大切
第6章 北欧のケア現場から自立について考える
第7章 福祉用具・住宅改修について考える
第8章 人の生活習慣・行動が変わる

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