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整形外科臨床パサージュ 4骨粗鬆症のトータルマネジメント 発行年月2010年9月
【内容】 深刻なADL,QOL低下を招くこともまれでない骨粗鬆症.また,第一の愁訴として受診されるのみならず,種々の疾患,障害により続発する例も多く見受けられる.このため高齢者の運動器を診察する医師は,最新・正確な骨粗鬆症の知識をもたなくてはならない.本書は骨粗鬆症について,疾患の概念,診察・検査の進め方から,骨粗鬆症・骨折の危険因子,さらには治療の目標と進め方について,よりよいプラクティスを目指して編まれた実用書である. 【目次】 1.骨粗鬆症はどのような疾患か 定義と概念 骨粗鬆症,骨折の疫学 病態生理と分類 2.診察・検査の手順と評価,原発性骨粗鬆症の診断 病歴の取り方 身体診察の進め方,身体所見のとり方 診断の進め方,診断基準 骨量,骨密度測定法の進め方とその評価 画像検査の進め方 脊椎骨折の新旧の鑑別:身体所見および画像所見 血液,尿検査,骨代謝マーカーの進め方 3.骨粗鬆症の危険因子を知る 血液中ビタミンDレベル 血液中ビタミンK,ucOC ビタミンB12,ホモシステインなど 骨構造の評価脊椎,大腿骨頚部 転倒リスクとは 4.治療の目標と進め方 治療目標と治療方針の立て方 骨粗鬆症患者における疼痛とその治療の進め方 骨折予防,骨密度増加をめざしての薬物療法について 運動の進め方,指導の進め方 腰背筋力維持・向上のための訓練 転倒防止のための片足立ち訓練 栄養面での指導の進め方 骨粗鬆症患者の心理的側面の評価とその改善への治療 骨粗鬆症患者のQOL評価とその改善のために 5.骨粗鬆症のスクリーニングのために FRAXについて 二次性骨粗鬆症とはどのようなものか 6.骨粗鬆症性骨折に対する治療 脊椎骨折 大腿近位部骨折 大腿骨近位部骨折:地域連携パスを用いての連携した治療,リハビリテーションと介護 橈骨遠位端骨折 上腕骨近位端部の骨折 付録 FRAX画面,WEB クリニカルパス例 JOQOL 疼痛評価表
牽引
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